スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿 決勝レポート

 スーパー耐久シリーズ2005第2戦 スーパー耐久・鈴鹿300マイルの決勝が5月15日、鈴鹿サーキットで行われ、#25ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)がポール・トゥ・ウィンを達成した。ST2クラスは#11オーリンズランサーEVO IX(中谷明彦/木下隆之組)、ST3クラスは#23C-WEST ORC アドバンZ、ST4クラスは#10edge-channel ADVANTAGE HV東海YH(渡辺明/小林敬一組)、ST5クラスは#37ARTA F.O.Sアルテッツァがそれぞれ優勝した。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:14,500人)

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 レースは序盤から#25アドバン ドナーゲGT3と#1ファルケン☆ポルシェの2台が後続を突き放し、完全なマッチレースの様相を呈した。最初のピットインまでは両者ほぼ互角のペースで周回を重ね、24周終わりで同時ピットイン。この時点での両者の差は6.5秒余りであったが、織戸からバトンを渡された谷口がアウトラップで一気に8秒差に広げ、その後も着実に荒聖治との差を広げていった。その結果、53周終わりで2度目のピットストップを行った時点では両者の差は38秒にまで達した。このスティントで築き上げたリードを織戸はガッチリ守りきり、開幕戦の雪辱を果たした。

 ST2クラスも予選トップの#11オーリンズランサーが#2FUJITSUBO hpi IMPREZAの追撃をものともせずに逃げ切った。

050515_ST06 ST3クラスは、最後尾からスタートした#48フィールズT&GアドバンZを駆る星野一樹が激しい追い上げで一時はクラストップ、総合10位にまで上り詰め、場内を大いに沸かせたが、#33イーストオーシャンingsZ、#23C-WEST ORCアドバンZ、#83BP ADVAN NSXらも一歩も引かない走りで盛り返してきた。このため、星野からステアリングを委ねられたヒロミはクラス4位でレースを終えることになった。優勝は#23C-WEST。序盤クラストップを快走していた#33イーストオーシャンZはピットでの作業違反による10秒ストップペナルティを受け、3位に後退した。

 ST4クラスは、#10edge-channelインテグラが一度もトップを譲らず優勝。ST5クラスも
#37ARTAアルテッツァの圧勝劇に終わった。



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