ダブルエントリーの疲れなど微塵も感じさせない圧倒的な速さ(Photo:K.Takeshita)
全日本F3選手権の最終戦、第20戦の決勝が10月19日午前11時より行われ、昨日に続いて #7ジェームス・コートニーが磐石の走りで今季の勝利数を13に伸ばした。 コートニーは序盤から順調に飛ばし、2位の#4ロニ・クインタレッリとの間隔をどんどん 広げていき、最終的には8秒133と、ほぼストレート一本分のギャップを築き上げて見せた。 その後方ではスタートでジャンプアップに成功した#12パオロ・モンティンが#1山西康司 の追撃を振り切り、3位でフィニッシュ。 今回3番手スタートの#36片岡龍也はスタートに失敗して5位に落ち、そこから懸命に山西 に挑みかかるが、いまひとつ決め手を欠いて5位のままでレースを終えた。 追い抜きの難しいコースということもあり、4周目の90度コーナーで#19柴田裕吉がダート にはみ出して順位を落としたほかは、全く順位変動のない膠着状態の続いたレースだった。
2003年10月19日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Lap----Gap--- 1 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE 20 - 2 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 20 8.133 3 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE 20 5.861 4 1 山西康司 L-D F106 MUGEN MF204C 20 1.473 5 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE 20 0.855 6 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 20 2.300 7 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 20 20.390 8 10 ロブ・オースティン L-D F106 MUGEN MF204B 20 0.450 9 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 20 5.559 10 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 20 0.730 11 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 20 0.903 12 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 20 3.780 -----------------以上完走----------------------------------------------- ファステストラップ No.7 ジェームス・コートニー 1'47.968(12Lap)