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2018年11月

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フォトギャラリー

練習走行: 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING ) 練習走行: ニック・キャシディ(KONDO RACING) 練習走行: 山下健太(KONDO RACING) 練習走行: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
練習走行: 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) 練習走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN) 練習走行: 石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING) 練習走行: 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
練習走行: 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG) フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: 山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14) フリー走行: ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)
フリー走行: ジェームス・ロシター(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) フリー走行: 千代勝正(B-Max Racing SF14) フリー走行: 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14) フリー走行: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
フリー走行: 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14) フリー走行: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) フリー走行: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14) ピットウォーク: 来年デビューするニューマシンのダラーラSF19
ピットウォーク: 来年デビューするニューマシンのダラーラSF19 ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
ピットウォーク: 石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)
ピットウォーク: 石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
公式予選: 福住仁嶺(TEAM MUGEN) 公式予選: 石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING) 公式予選: 国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING) 公式予選: 山本尚貴(TEAM MUGEN)
公式予選: 福住仁嶺(TEAM MUGEN) 公式予選: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 公式予選: ニック・キャシディ(KONDO RACING) 公式予選: 山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)
公式予選: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) 公式予選: トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14) 公式予選: 千代勝正(B-Max Racing SF14) 公式予選: 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14)
公式予選: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) 公式予選: 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14) 公式予選: ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING SF14) 公式予選: ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)
公式予選: 塚越広大組(REAL SF14) 塚越広大(REAL SF14) 公式予選: ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN) 公式予選: ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN) キッズピットウォーク: 来年デビューするニューマシンのダラーラSF19
キッズピットウォーク: 来年デビューするニューマシンのダラーラSF19 キッズピットウォーク: トヨタくま吉他とこども キッズピットウォーク: ジェームス・ロシターと中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) キッズピットウォーク: 山下健太(KONDO RACING)
フリー走行: 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14) フリー走行: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) フリー走行: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)
フリー走行: 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS) フリー走行: 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14) フリー走行: 松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14) ピットウォーク: 多くのファンでにぎわった
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG) ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS) ピットウォーク: 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 山下健太とニック・キャシディ(KONDO RACING) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ニック・キャシディと山下健太(KONDO RACING)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン スタート進行: ピットロードに並ぶSF14
スタート進行: ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14) スタート進行: 近藤真彦監督(KONDO RACING) スタート進行: 近藤真彦監督と山下健太(KONDO RACING) スタート進行: 山本尚貴(TEAM MUGEN)
決勝レース: 43周のレースがスタートした 決勝レース: 晩秋の鈴鹿は好天に恵まれた 決勝レース: 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14) 決勝レース: 山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)
決勝レース: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) 決勝レース: 松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14) 決勝レース: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) 決勝レース: 山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)
決勝レース: ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14) 決勝レース: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) 決勝レース: ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14) 決勝レース: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)
決勝レース: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 決勝レース: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) 決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 決勝レース: ジェームス・ロシター(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
決勝レース: 塚越広大(REAL SF14) 決勝レース: トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14) 決勝レース: ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING SF14) 決勝レース: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
決勝レース: ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14) 決勝レース: フィニッシュ後に戻ってきたSF14 決勝レース: 優勝してチャンピオンになった山本尚貴と2位のニック・キャシディ 決勝レース: 山本尚貴(TEAM MUGEN)
決勝レース: 落胆のニック・キャシディ(KONDO RACING) 決勝レース: 山本尚貴(TEAM MUGEN) 表彰式: トップ3のドライバーとチーム監督 表彰式: 山本尚貴と手塚長孝監督(TEAM MUGEN)
表彰式: チームチャンピオンを獲得したコンドーレーシングの近藤真彦監督 表彰式: コンドーレーシングの面々 表彰式: ドライバーズチャンピオンを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN) ドライバーズチャンピオンを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1決勝 S耐卒業のスリーボンド日産自動車大学校が有終の美。ST-2クラスは2位に入ったDAMD MOTULが、ST-3クラスは優勝したmuta Racing ADVICS IS 350 TWSがチャンピオンを決める

 ピレリスーパー耐久シリーズ第6戦は4日、岡山国際サーキットでグループ1の決勝を行い、ST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が115周・3時間1分4秒569で総合優勝を飾った。

グループ1、3時間レースの決勝がスタートした

ST-Xクラス優勝は内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)

ST-Zクラス優勝はRYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)

ST-TCRクラス優勝は植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)

ST-1クラス優勝はT.スターク/影山正美/富田竜一郎組(Porsche 991GT3 Cup)

ST-2クラス優勝は冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)

ST-3クラス優勝は堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-3クラスの表彰式

 グループ1の決勝は気温もぐんぐん上がり暑いほどの天候となってきた午後1時35分、グループ1のローリングラップが始まった。

 スタートではポールポジション、リム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組(Phoenix Racing Asia R8)のキョンウィーが出遅れ6位まで順位を落とすと、代わって予選3位からジェフリー・リー/アンドレ・クート/アレッシオ・ピカリエッロ組(J-Fly Racing R8)のクートが上がってきた。しかしクートはスタート違反でドライビングスルーペナルティーを受け後退。代わってトップに立ったのは木村武史/ケイ・コッツォリーノ/Afiq Yazid組(CARGUY HURACAN GT3)のコッツォリーノ、2位には内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の藤井が、3位にはユーク・タニグチ/山内英輝/銘苅翼組(ENDLESS GT-R)の山内と続く。

 上位3人のコッツォリーノ、藤井、山内は互いに接近したり離れたりで決め手が無く、44周目にコッツォリーノがYazidに、45周目に藤井が内田に、同周に山内が銘苅に交代すると、トップには内田が立ち、2位に銘苅、3位にYazidとオーダーが代わった。

 トップの内田はジェントルマンドライバーながら2位の銘苅を押さえて70周目に平峰に交代。88周目に銘苅が、89周目にYazidが木村に交代すると、平峰が2位のタニグチを30秒以上離してトップに立った。

 3位の木村はペースが上がらず徐々に後退。2位のタニグチもすでにチャンピオンを決めている浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)の藤波、田中徹/田中哲也/佐藤公哉/土屋武士組(MAX Racing RC-F)の田中哲也にかわされる。

 3位に上がった田中哲也だったが、終盤104周目の1コーナーでタニグチをかわして4位に上がってきたピカリエッロと接触。田中はスピンして、ピカリエッロはこの接触でドライビングスルーペナルティーを受け後退。

 平峰は後方の混乱を尻目にトップを快走、115周を走って今季2勝目。このレースでスーパー耐久を卒業し、スーパーGTにステップアップするスリーボンド日産自動車大学校が有終の美を飾った。

 2位には浜野/星野/藤波組が、3位には前を走る2台の接触で浮上したキョンウィー/ベシェ/モー/川端組が入った。

 1台参加のST-Zクラス・RYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)は101周で、ST-1クラスのT.スターク/影山正美/富田竜一郎組(Porsche 991GT3 Cup)は109周でそれぞれ完走。クラス優勝を飾った。

 ST-TCRクラスは、ヒロボン/松本武士/篠原拓朗/YOSSY組(BRP★Audi Mie RS3 LMS)がトップに立ちレースが進行。中盤には竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)がトップに浮上するも、後方から追い上げてきたすでにチャンピオンを決めている植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)がトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。2位には竹田/白坂/田ヶ原組が、3位にはヒロボン/松本/篠原/YOSSY組が入った。

 4台参加のST-2クラスは序盤に谷川達也/野上達也組(DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D)がストップ。表彰台の場所を賭けた争いは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)がレースをリード。3ストップ作戦で追い上げた大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)を振り切り優勝した。3位には八巻渉/朝日ターボ/成澤正人組(Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX)が入った。2位に入った大澤組は今シーズンも戴冠。6年連続のチャンピオンに輝いた。

 ST-3クラスは、服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)の脇阪、堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)の阪口、長島正明/小松一臣組(岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34)の小松、嵯峨宏紀/山下健太/宮田莉朋組(DENSO Le Beausset RC350)の山下の四つどもえの戦いで幕を開けた。

 この中から山下が徐々に順位を2位まで上げて45周目に宮田に交代。トップの脇阪が49周目に平沼に交代し、ピットアウトすると宮田が4秒7後方まで迫ってきた。宮田は毎周、平沼との差を縮め、ついに56周目にトップに立った。

 宮田は77周目に最終ドライバーの嵯峨に交代。トップのままコースに復帰する。しかしタイヤ無交換のため嵯峨のペースが上がらない。2位に浮上していた堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)の阪口にトップを明け渡すと、チェッカー直前には長島正明/小松一臣組(岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34)の小松にもかわされ3位に落ちてしまった。

 優勝は、堀田/阪口組で今シーズンのチャンピンを逆転で決めた。2位には長島/小松組が、3位には嵯峨/山下/宮田組が入った。嵯峨組は2位のままゴールすればチャンピオンだったため悔しい最終戦となった。

 来シーズンのスーパー耐久は3月24日に鈴鹿サーキットで開幕。6月1日には第3戦として富士スピードウェイで今年好評だった24時間レースが開催される。ますます盛り上がるスーパー耐久に期待したい。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/04) Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhLapTotal_Time
Behind
124ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301153:01'04.569
299ST-X2浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
6011532.293
383ST-X3リム・キョンウィー
マティアス・ベシェ
メルビン・モー
川端 伸太朗
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
4011548.842
4*81ST-X4ジェフリー・リー
アンドレ・クート
アレッシオ・ピカリエッロ
J-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
1011549.306
53ST-X5ユーク・タニグチ
山内 英輝
銘苅 翼
ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301151'02.365
6999ST-X6木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
Afiq Yazid
CARGUY HURACAN GT3
Lamborghini HURACAN GT3
1151'23.378
7244ST-X7田中 徹
田中 哲也
佐藤 公哉
土屋 武士
MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
1151'23.836
8112ST-X8佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1132Laps
931ST-11T.スターク
影山 正美
富田 竜一郎
Porsche 991GT3 Cup
Porsche 991GT3 Cup
301096Laps
1097ST-TCR1植松 忠雄
中野 信治
大津 弘樹
小林 崇志
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
451069Laps
1145ST-TCR2竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
1069Laps
1219ST-TCR3ヒロボン
松本 武士
篠原 拓朗
YOSSY
BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
201069Laps
1365ST-TCR4今村 大輔
加藤 正将
石澤 浩紀
L&JR Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1069Laps
1498ST-TCR5飯田 太陽
加藤 寛規
DRAGON
FLORAL CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
501069Laps
1575ST-TCR6塚田 利郎
蘇武 喜和
清瀧 雄二
m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2510510Laps
1610ST-TCR7フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
1010510Laps
1738ST-31堀田 誠
阪口 良平
muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS IS 350
2510510Laps
1815ST-32長島 正明
小松 一臣
岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
10510Laps
1962ST-33嵯峨 宏紀
山下 健太
宮田 莉朋
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
4010510Laps
2068ST-34服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
4510510Laps
2134ST-35加納 政樹
大草 りき
松原 怜史
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
1510411Laps
2239ST-36手塚 祐弥
下垣 和也
前嶋 秀司
近藤 説秀
ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS
TOYOTA LEXUS RC 350
2510411Laps
2314ST-37甲野 将哉
市森 友明
大原 学
岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
10411Laps
246ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
4510213Laps
2559ST-22大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
5010213Laps
26550ST-Z1RYO
安田 裕信
廣田 秀機
モノコレGINETTA KAP CUSPA
GINETTA G55 GT4
10114Laps
2796ST-TCR8
吉田 基良
高木 真一
B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
9817Laps
287ST-23八巻 渉
朝日 ターボ
成澤 正人
Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
259223Laps
299ST-38JOE SHINDO
柴田 優作
井上 恵一
MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
8530Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-X:80Laps ST-Z:70Laps ST-TCR:74Laps ST-1:76Laps ST-2:71Laps ST-3 73Laps)完走 ----
-17ST-2-谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
304075Laps
  • Fastest Lap: CarNo.81 アンドレ・クート(J-Fly Racing R8) 1'30.758 (2/115) 146.885km/h
  • CarNo.81は、S耐スポーツ規則第16条(11)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.81は、S耐スポーツ規則付則3 8.(接触によりコースアウトを強いるもの)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2決勝 ST-4クラスは小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組が今季初優勝。ST-5クラスは筒井克彦/山西康司/山下潤一郎/上村優太組が優勝し逆転チャンピオン

 ピレリスーパー耐久シリーズ第6戦は4日、岡山国際サーキットでグループ2の決勝を行い、ST-4クラスは小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組(ENDLESS 86)が、ST-5クラスは筒井克彦/山西康司/山下潤一郎/上村優太組(TEAM221ロードスター)が優勝した。ST-5クラスは優勝した筒井組が今シーズンのチャンピオンを決めた。

岡山に現れたトヨタ自動車の豊田章男社長

3時間の決勝レースがスタートした

ST-4クラス優勝は小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組(ENDLESS 86)

ST-4クラス決勝2位は松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)

ST-4クラス決勝3位は小林康一/塩谷烈州/瀬戸貴巨組(ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP)

ST-5クラス優勝は筒井克彦/山西康司/山下潤一郎/上村優太組(TEAM221ロードスター)

ST-5クラス決勝2位は村上博幸/山谷直樹/脇谷猛組(村上モータースMAZDAロードスター)

ST-5クラス決勝3位は関豊/井尻薫/大谷飛雄組(DXLワコーズNOPROデミオSKY-D)

ST-4クラスの表彰式

ST-5クラスの表彰式

 早朝は気温4度と冷え込んだ岡山国際サーキットだったが、徐々に気温が上昇し12度まであがった中、午前8時30分、グループ2のローリングラップが始まった。

 スタートでトップに立ったのはポールポジション・松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)の坪井だったが、すかさずバックストレッチで予選2位・小林康一/塩谷烈州/瀬戸貴巨組(ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP)の塩谷が坪井をパスしてトップに立つ。3位には予選3位・小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組(ENDLESS 86)の小河が付けた。

 トップ3台は接近戦、抜きつ抜かれつのバトルを演じる。14周目にはアットウッドで周回遅れを利用して坪井が塩谷をパス。バックストレッチで抜き返されるがヘアピンで再び坪井が前に出た。

 トップに立った坪井は2位以下を引き離しにかかり、15秒ほどのギャップで37周目に松井に交代。3位で戦列に復帰した。

 トムススピリットに代わってトップに立っていた塩谷は44周目に瀬戸に交代。これでトップには松井が復帰。20周目に小河から交代した高橋が3秒8差で2位。瀬戸はトップから45秒ほど離されて3位に落ちた。トップ争いはトムススピリットとエンドレスの2台に絞られた。

 2位の高橋はトップ松井との差を徐々に詰め始める。52周目にはその差は1秒を切った。高橋は58周目の1コーナーで松井をパスしてトップに立つも、ヘアピンで松井が高橋を抜き返す。松井に食らいつく高橋は66周目のヘアピンでアウトからパスし再びトップを奪い返す。

 松井が75周目にピットインし中山に、高橋が78周目にピットインして素早いピット作業で再び小河に交代すると、小河は中山との差を8秒と広げた。

 この後、小河は中山との差をコントロールし、途中FCYを挟んで3時間・101周を走って、小河/高橋/花里/呉組に優勝をもたらした。2位には松井/坪井/中山組が、3位には序盤トップを走った小林/塩谷/瀬戸組が入った。

 トヨタ自動車の豊田章男社長(登録名はMIROZO)がドライブした佐々木雅弘/豊田大輔/MORIZO/小倉康宏組(T'S CONCEPT小倉クラッチ86)はトラブルで途中ピットイン。修理後に社長がドライブしてクラス12位で完走を果たした。

 小河組は常勝・松井組を下して今季初優勝。燃料満タンでスタートし、前車に詰まると作戦を切り替え早めのピットイン。2回のピットストップでの給油量も少なく、ドライバーチェンジの練習も重ね、ピットストップタイムを短縮したことが功を奏した。

 ST-5クラスは、ポールポジション・大西隆生/三木孝浩/東條正志組(ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ)の大西のリードで始まった。2位には筒井克彦/山西康司/山下潤一郎/上村優太組(TEAM221ロードスター)の山西、3位には藤井潤/窪田俊浩/梅田真祐組(冴えカノレーシングWITH FCA)の窪田が続くが、窪田はスタート違反のペナルティーで交代。3位には関豊/井尻薫/大谷飛雄組(DXLワコーズNOPROデミオSKY-D)の井尻が上がる。

 「ヴィッツが速くて焦った」という山西だったが、16周目には大西をかわしてトップに立つ。逆転チャンピオンを目指す山西組は、その後優勝請負人としてスポット加入した上村にドライバーチェンジ。上村から再び山西に交代すると2位以下を大きく離して優勝。シリーズチャンピオンを逆転で獲得した。

 ランキング2位の村上博幸/山谷直樹/脇谷猛組(村上モータースMAZDAロードスター)は自力を発揮して2位まで追い上げたが惜しくも優勝した山西組に届かず、チャンピオンを逃した。

 3位には関/井尻/大谷組が入った。

 この後グループ1の決勝が午後1時35分より3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/04) Group 2 Final Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhLapTotal_Time
Behind
113ST-41小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
呉 良亮
ENDLESS 86
TOYOTA 86
101013:00'50.091
286ST-42松井 孝允
坪井 翔
中山 雄一
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
301012.998
358ST-43小林 康一
塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
1001Lap
4884ST-44平中 克幸
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
25992Laps
518ST-45浅野 武夫
井上 雅貴
芝 叔和
藤原 大輝
Wedssport 86
TOYOTA 86
992Laps
6100ST-46兵藤 信一
稲田 昌文
鵜飼 龍太
トレーシースポーツwith SPV 86
TOYOTA 86
992Laps
7116ST-47大塚 隆一郎
吉田 靖之
首藤 哲也
W.S.ENGINEERING
Honda S2000
30983Laps
826ST-48松尾 充晃
吉岡 一成
東 貴史
WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
974Laps
9220ST-49渡辺 孝弘
藤原 正俊
笠原 智行
結月ゆかり with浅野RS DC5
Honda INTEGRA
30965Laps
102ST-51筒井 克彦
山西 康司
山下 潤一郎
上村 優太
TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
15947Laps
1188ST-52村上 博幸
山谷 直樹
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
25947Laps
1237ST-53関 豊
井尻 薫
大谷 飛雄
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
20947Laps
1311ST-54大西 隆生
三木 孝浩
東條 正志
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
25947Laps
14*66ST-55橋本 陸
霜野 誠友
武地 孝幸
odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
938Laps
1569ST-56梅本 淳一
蘭牟田 政治
Razak Ifwat
J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
10938Laps
1650ST-57岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
加藤 沙也⾹
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
938Laps
1732ST-58中村 輝
杉野 治彦
近藤 善嗣
aprエース技研わくサポ広島
MAZDA ROADSTER
938Laps
1848ST-59猪股 京介
大野 尊久
Takamori 博士
勝木 崇文
DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
5929Laps
19*168ST-510藤井 潤
窪田 俊浩
梅田 真祐
冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
929Laps
2028ST-410東 徹次郎
DAISUKE
植田 正幸
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
929Laps
2170ST-511久保田 英夫
Liu Yonglin
Lv Yangyi
J'S RACING Moty's制動屋FIT China
Honda FIT3 RS
258912Laps
2278ST-512小松 寛子
辻⽥ 慈
岡村 英莉
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
258813Laps
2341ST-411山本 謙悟
藤田 竜樹
青合 正博
TEAM HERO'S S2000
Honda S2000
308813Laps
24103ST-513大江 裕之
西野 陽一
林 富一
ネッツ京華BSR Moty's WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
258714Laps
254ST-514見並 秀文
太田 侑弥
カルロス 本田
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
158516Laps
2629ST-412佐々木 雅弘
豊田 大輔
MORIZO
小倉 康宏
T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
57526Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-4:70Laps ST-5:65Laps)完走 ----
-67ST-5-安井 亮平
中川 亮
YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
258417Laps
-54ST-4-加藤 彰彬
堤 優威
平木 湧也
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2675Laps
-27ST-4-伊橋 勲
馬場 優輝
山田 遼
D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
51487Laps
  • Fastest Lap: CarNo.58 塩谷烈州(ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP)1'44.299 (4/100) 127.813km/h
  • CarNo.66,168は、S耐スポーツ規則第16条(11)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山公式予選 グループ1はST-Xクラスのリム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組が、グループ2はST-4クラスの松井孝允/坪井翔/中山雄一組がポールポジション

 ピレリスーパー耐久シリーズ第6戦は3日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、グループ1はST-Xクラスのリム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組(Phoenix Racing Asia R8)が、グループ2はST-4クラスの松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)がポールポジションを獲得した。

ST-Xクラスポールポジションはリム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組(Phoenix Racing Asia R8)

ST-ZクラスポールポジションはRYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)

ST-TCRクラスポールポジションは竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)

ST-1クラスポールポジションはT.スターク/影山正美/富田竜一郎組(Porsche 991GT3 Cup)

ST-2クラスポールポジションは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)

ST-3クラスポールポジションは服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)

ST-4クラスポールポジションは松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)

ST-5クラスポールポジションは大西隆生/三木孝浩/東條正志組(ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ)

豊田章男社長(登録名はMORIZO)がドライブするST-4クラスのT'S CONCEPT小倉クラッチ86

 午後になると雲は少し増えたものの快晴で暖かく過ごしやすい気候となってきた。午後1時15分よりグループ2(ST-4、ST-5クラス)の、2時40分よりグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の公式予選が行われた。各グループ、Aドライバー、Bドライバーとも15分間でタイム計測が行われ合算タイムで明日の決勝のグリッドが決定する。

 ST-Xクラスは、ジェントルマンドライバーの走るAドライバー、リム・キョンウィーがトップから僅差の3位に付け、Bドライバーのマティアス・ベシェがトップタイムをマークしたPhoenix Racing Asia R8が今季初のポールポジションを獲得した。2位にはAドライバーの木村武史が2位、Bドライバーのケイ・コッツォリーノが3位に付けたCARGUY HURACAN GT3が2位に、Aドライバーのジェフリー・リーが5位、Bドライバーのアンドレ・クートが2位に付けたJ-Fly Racing R8が3位に入った。すでにチャンピオンを決めて60kgのウエートハンディーを積む浜野彰彦/星野一樹組(Y's distraction GTNET GT-R)は6位と振るわなかった。

 1台参加で初参戦のST-Zクラス・RYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)とST-1クラス・T.スターク/影山正美組(Porsche 991GT3 Cup)がそのままポールポジションを獲得した。

 ST-TCRクラスは、Aドライバーの竹田直人が2位、Bドライバーの白坂卓也がトップタイムをマークしたプリズマ☆イリヤRS3 LMSが合算での今季初ポールポジション。2位にはAドライバーのヒロボンがトップタイム、Bドライバーの松本 武士が5位に入ったBRP★Audi Mie RS3 LMSが合算での2位に、Aドライバーの今村大輔が3位、Bドライバーの加藤正将が6位だったL&JR Mars Audi RS3 LMSが3位に入った。すでにチャンピオンを決めている植松忠雄/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)が4位に続いている。

 ST-2クラスは、Aドライバーの冨桝朋広、Bドライバーの菊地靖ともトップタイムの新菱オート☆DIXCELエボⅩが文句なしに合算でのポールポジション。逆転チャンピオンに向けて好スタートを切った。2位には新菱オート☆DIXCELエボⅩを16.5ポイント離してランキングトップに立っている大澤学/後藤比東至組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、3位には八巻渉/朝日ターボ組(Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX)が入った。

 上位3チームが僅差でチャンピオンを争っているST-3クラスは、ランキング3位の埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXがAドライバー・服部尚貴がトップタイム、Bドライバーの脇阪薫一が3位に付け合算でポールポジション。2位に甲野将哉/市森友明組(岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34)が、3位に長島正明/小松一臣組(岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34)が入った。ランキングトップの嵯峨宏紀/山下健太組(DENSO Le Beausset RC350)は6位、ランキング2位の堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)は4位と出遅れた。

 ST-4クラスは、Aドライバーの松井孝允、Bドライバーの坪井翔ともトップタイムを記録したTOM'S SPILIT 86が文句なしの今季5度目のポールポジション。すでにチャンピオンを決めているが有終の美を飾るべくグループ2の先頭からスタートする。2位にはAドライバーの小林康一が3位、Bドライバーの塩谷烈州が2位に付けたウインマックステインワコーズDC5☆KRPが合算でも2位、Aドライバーの小河諒が2位、Bドライバーの高橋翼が3位に付けたENDLESS 86が3位に入った。豊田章男社長がCドライバーとして登録されているT'S CONCEPT小倉クラッチ86は11位で予選を終えている。

 ST-5クラスはAドライバーの大西隆生が2位、Bドライバーの三木孝浩が6位と振るわなかったもののA、Bドライバーのタイムをそろえられなかったライバルを尻目にネッツ京華Moty's BSR WM VITZがポールポジションを獲得した。Aドライバー筒井克彦が7位、Bドライバーの山西康司が2位に付けたTEAM221ロードスターが合算で2位。Aドライバーの村上博幸が3位、Bドライバーの山谷直樹が5位に付けた村上モータースMAZDAロードスターが3位に入った。わずか4.5ポイント差でチャンピオンシップをリードしている村上モータースMAZDAロードスターとランキング2位のTEAM221ロードスターの戴冠を賭けた争いに注目だ。

 明日4日に行われる決勝レースはグループ2が午前8時30分から、グループ1が午後1時35分からそれぞれ3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- () A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
WHAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
183ST-X1リム・キョンウィー
マティアス・ベシェ
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
401'30.825
1'29.130
2'59.955-
2999ST-X2木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
CARGUY HURACAN GT3
Lamborghini HURACAN GT3
1'30.792
1'29.402
3'00.194 0.239
381ST-X3ジェフリー・リー
アンドレ・クート
J-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
101'31.171
1'29.155
3'00.326 0.371
424ST-X4内田 優大
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'30.780
1'29.671
3'00.451 0.496
53ST-X5ユーク・タニグチ
山内 英輝
ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'31.083
1'29.773
3'00.856 0.901
699ST-X6浜野 彰彦
星野 一樹
Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'31.243
1'29.965
3'01.208 1.253
7244ST-X7田中 徹
田中 哲也
MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
1'31.527
1'30.051
3'01.578 1.623
8112ST-X8佐藤 敦
山下 亮生
SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1'31.635
1'30.238
3'01.873 1.918
931ST-11T.スターク
影山 正美
Porsche 991GT3 Cup
Porsche 991GT3 Cup
301'38.710
1'32.819
3'11.52911.574
10550ST-Z1RYO
安田 裕信
モノコレGINETTA KAP CUSPA
GINETTA G55 GT4
1'38.853
1'35.153
3'14.00614.051
1145ST-TCR1竹田 直人
白坂 卓也
プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'38.409
1'37.442
3'15.85115.896
1219ST-TCR2ヒロボン
松本 武士
BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
201'38.279
1'38.107
3'16.38616.431
1365ST-TCR3今村 大輔
加藤 正将
L&JR Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'38.503
1'38.140
3'16.64316.688
1497ST-TCR4植松 忠雄
中野 信治
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
451'38.822
1'38.185
3'17.00717.052
1510ST-TCR5フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
101'39.268
1'37.756
3'17.02417.069
1675ST-TCR6塚田 利郎
蘇武 喜和
m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
251'39.058
1'38.056
3'17.11417.159
1798ST-TCR7飯田 太陽
加藤 寛規
FLORAL CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
501'39.652
1'37.929
3'17.58117.626
1896ST-TCR8
吉田 基良
B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
1'39.131
1'39.824
3'18.95519.000
1968ST-31服部 尚貴
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
451'39.851
1'39.865
3'19.71619.761
2014ST-32甲野 将哉
市森 友明
岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.963
1'39.920
3'19.88319.928
2115ST-33長島 正明
小松 一臣
岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.475
1'39.722
3'20.19720.242
2238ST-34堀田 誠
阪口 良平
muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS IS 350
251'40.968
1'39.331
3'20.29920.344
2362ST-35嵯峨 宏紀
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
401'40.982
1'40.115
3'21.09721.142
2439ST-36手塚 祐弥
下垣 和也
ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS
TOYOTA LEXUS RC 350
251'40.232
1'41.013
3'21.24521.290
256ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
451'41.470
1'39.783
3'21.25321.298
2634ST-37加納 政樹
大草 りき
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
151'41.164
1'40.457
3'21.62121.666
2759ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
501'41.806
1'41.420
3'23.22623.271
287ST-23八巻 渉
朝日 ターボ
Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
251'41.702
1'41.887
3'23.58923.634
299ST-38JOE SHINDO
柴田 優作
MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
1'45.816
1'40.902
3'26.71826.763
3017ST-24谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
301'44.257
1'46.092
3'30.34930.394
---- 以上予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1 Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
183ST-X1マティアス・ベシェPhoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
401'29.130-149.566
281ST-X2アンドレ・クートJ-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
101'29.155 0.025149.524
3999ST-X3ケイ・コッツォリーノCARGUY HURACAN GT3
Lamborghini HURACAN GT3
1'29.402 0.272149.111
424ST-X4藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'29.671 0.541148.663
53ST-X5山内 英輝ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'29.773 0.643148.495
699ST-X6星野 一樹Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'29.965 0.835148.178
7244ST-X7田中 哲也MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
1'30.051 0.921148.036
8112ST-X8山下 亮生SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1'30.238 1.108147.729
931ST-11影山 正美Porsche 991GT3 Cup
Porsche 991GT3 Cup
301'32.819 3.689143.621
10550ST-Z1安田 裕信モノコレGINETTA KAP CUSPA
GINETTA G55 GT4
1'35.153 6.023140.099
1145ST-TCR1白坂 卓也プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'37.442 8.312136.808
1210ST-TCR2密山 祥吾Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
101'37.756 8.626136.368
1398ST-TCR3加藤 寛規FLORAL CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
501'37.929 8.799136.127
1475ST-TCR4蘇武 喜和m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
251'38.056 8.926135.951
1519ST-TCR5松本 武士BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
201'38.107 8.977135.880
1665ST-TCR6加藤 正将L&JR Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'38.140 9.010135.835
1797ST-TCR7中野 信治Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
451'38.185 9.055135.772
1838ST-31阪口 良平muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS IS 350
251'39.33110.201134.206
1915ST-32小松 一臣岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.72210.592133.680
206ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
451'39.78310.653133.598
2196ST-TCR8吉田 基良B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
1'39.82410.694133.543
2268ST-33脇阪 薫一埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
451'39.86510.735133.488
2314ST-34市森 友明岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.92010.790133.415
2462ST-35山下 健太DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
401'40.11510.985133.155
2534ST-36大草 りきTECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
151'40.45711.327132.702
269ST-37柴田 優作MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
1'40.90211.772132.116
2739ST-38下垣 和也ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS
TOYOTA LEXUS RC 350
251'41.01311.883131.971
2859ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
501'41.42012.290131.442
297ST-23朝日 ターボNeo GLocal☆新菱オートDXLエボX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
251'41.88712.757130.839
3017ST-24野上 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
301'46.09216.962125.653
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1 Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
124ST-X1内田 優大スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'30.780-146.847
2999ST-X2木村 武史CARGUY HURACAN GT3
Lamborghini HURACAN GT3
1'30.792 0.012146.828
383ST-X3リム・キョンウィーPhoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
401'30.825 0.045146.775
43ST-X4ユーク・タニグチENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'31.083 0.303146.359
581ST-X5ジェフリー・リーJ-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
101'31.171 0.391146.218
699ST-X6浜野 彰彦Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'31.243 0.463146.102
7244ST-X7田中 徹MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
1'31.527 0.747145.649
8112ST-X8佐藤 敦SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1'31.635 0.855145.477
919ST-TCR1ヒロボンBRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
201'38.279 7.499135.642
1045ST-TCR2竹田 直人プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'38.409 7.629135.463
1165ST-TCR3今村 大輔L&JR Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'38.503 7.723135.334
1231ST-11T.スタークPorsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
301'38.710 7.930135.050
1397ST-TCR4植松 忠雄Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
451'38.822 8.042134.897
14550ST-Z1RYOモノコレGINETTA KAP CUSPA
GINETTA G55 GT4
1'38.853 8.073134.855
1575ST-TCR5塚田 利郎m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
251'39.058 8.278134.576
1696ST-TCR6B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
1'39.131 8.351134.477
1710ST-TCR7フィリップ・デベサRacingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
101'39.268 8.488134.291
1898ST-TCR8飯田 太陽FLORAL CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
501'39.652 8.872133.774
1968ST-31服部 尚貴埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
451'39.851 9.071133.507
2014ST-32甲野 将哉岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.963 9.183133.357
2139ST-33手塚 祐弥ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS
TOYOTA LEXUS RC 350
251'40.232 9.452132.999
2215ST-34長島 正明岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.475 9.695132.678
2338ST-35堀田 誠muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS IS 350
251'40.96810.188132.030
2462ST-36嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
401'40.98210.202132.012
2534ST-37加納 政樹TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
151'41.16410.384131.774
266ST-21冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
451'41.47010.690131.377
277ST-22八巻 渉Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
251'41.70210.922131.077
2859ST-23大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
501'41.80611.026130.943
2917ST-24谷川 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
301'44.25713.477127.865
309ST-38JOE SHINDOMP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
1'45.81615.036125.981
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
WHAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
186ST-41松井 孝允
坪井 翔
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
301'43.147
1'43.114
3'26.261-
258ST-42小林 康一
塩谷 烈州
ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
1'43.627
1'43.576
3'27.203 0.942
313ST-43小河 諒
高橋 翼
ENDLESS 86
TOYOTA 86
101'43.398
1'43.947
3'27.345 1.084
454ST-44加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'44.597
1'44.334
3'28.931 2.670
541ST-45山本 謙悟
藤田 竜樹
TEAM HERO'S S2000
Honda S2000
301'45.419
1'44.072
3'29.491 3.230
628ST-46東 徹次郎
DAISUKE
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'44.056
1'46.077
3'30.133 3.872
7884ST-47平中 克幸
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
251'43.856
1'46.352
3'30.208 3.947
818ST-48浅野 武夫
井上 雅貴
Wedssport 86
TOYOTA 86
1'45.220
1'45.250
3'30.470 4.209
926ST-49松尾 充晃
吉岡 一成
WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'45.190
1'45.284
3'30.474 4.213
1027ST-410伊橋 勲
馬場 優輝
D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
51'44.906
1'45.749
3'30.655 4.394
1129ST-411佐々木 雅弘
豊田 大輔
T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
51'44.229
1'46.524
3'30.753 4.492
12116ST-412大塚 隆一郎
吉田 靖之
W.S.ENGINEERING
Honda S2000
301'44.614
1'46.280
3'30.894 4.633
13100ST-413兵藤 信一
稲田 昌文
トレーシースポーツwith SPV 86
TOYOTA 86
1'46.307
1'47.335
3'33.642 7.381
14220ST-414渡辺 孝弘
藤原 正俊
結月ゆかり with浅野RS DC5
Honda INTEGRA
301'47.233
1'47.300
3'34.533 8.272
1511ST-51大西 隆生
三木 孝浩
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'51.893
1'52.150
3'44.04317.782
162ST-52筒井 克彦
山西 康司
TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
151'52.644
1'51.555
3'44.19917.938
1788ST-53村上 博幸
山谷 直樹
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
251'52.258
1'52.050
3'44.30818.047
18168ST-54藤井 潤
窪田 俊浩
冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
1'53.000
1'51.530
3'44.53018.269
1950ST-55岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'52.522
1'52.032
3'44.55418.293
2037ST-56関 豊
井尻 薫
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
201'52.713
1'51.957
3'44.67018.409
2166ST-57橋本 陸
霜野 誠友
odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
1'52.555
1'52.250
3'44.80518.544
2232ST-58中村 輝
杉野 治彦
aprエース技研わくサポ広島
MAZDA ROADSTER
1'52.491
1'52.413
3'44.90418.643
2348ST-59猪股 京介
大野 尊久
DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
51'51.877
1'53.575
3'45.45219.191
2467ST-510安井 亮平
中川 亮
YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
251'52.834
1'52.925
3'45.75919.498
254ST-511見並 秀文
太田 侑弥
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
151'53.431
1'52.406
3'45.83719.576
2669ST-512梅本 淳一
蘭牟田 政治
J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
101'53.306
1'53.113
3'46.41920.158
2770ST-513久保田 英夫
Liu Yonglin
J'S RACING Moty's制動屋FIT China
Honda FIT3 RS
251'52.753
1'55.840
3'48.59322.332
2878ST-514小松 寛子
辻⽥ 慈
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
251'53.761
1'56.552
3'50.31324.052
---- 以上予選通過 ----
-103ST-5-大江 裕之
西野 陽一
ネッツ京華BSR Moty's WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'56.757
absence
--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2 Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
186ST-41坪井 翔TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
301'43.114-129.282
258ST-42塩谷 烈州ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
1'43.576 0.462128.705
313ST-43高橋 翼ENDLESS 86
TOYOTA 86
101'43.947 0.833128.246
441ST-44藤田 竜樹TEAM HERO'S S2000
Honda S2000
301'44.072 0.958128.092
554ST-45堤 優威TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'44.334 1.220127.770
618ST-46井上 雅貴Wedssport 86
TOYOTA 86
1'45.250 2.136126.658
726ST-47吉岡 一成WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'45.284 2.170126.618
827ST-48馬場 優輝D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
51'45.749 2.635126.061
928ST-49DAISUKET's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'46.077 2.963125.671
10116ST-410吉田 靖之W.S.ENGINEERING
Honda S2000
301'46.280 3.166125.431
11884ST-411HIRO HAYASHI林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
251'46.352 3.238125.346
1229ST-412豊田 大輔T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
51'46.524 3.410125.144
13220ST-413藤原 正俊結月ゆかり with浅野RS DC5
Honda INTEGRA
301'47.300 4.186124.239
14100ST-414稲田 昌文トレーシースポーツwith SPV 86
TOYOTA 86
1'47.335 4.221124.198
15168ST-51窪田 俊浩冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
1'51.530 8.416119.527
162ST-52山西 康司TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
151'51.555 8.441119.500
1737ST-53井尻 薫DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
201'51.957 8.843119.071
1850ST-54猪爪 杏奈LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'52.032 8.918118.991
1988ST-55山谷 直樹村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
251'52.050 8.936118.972
2011ST-56三木 孝浩ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'52.150 9.036118.866
2166ST-57霜野 誠友odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
1'52.250 9.136118.760
224ST-58太田 侑弥THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
151'52.406 9.292118.595
2332ST-59杉野 治彦aprエース技研わくサポ広島
MAZDA ROADSTER
1'52.413 9.299118.588
2467ST-510中川 亮YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
251'52.925 9.811118.050
2569ST-511蘭牟田 政治J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
101'53.113 9.999117.854
2648ST-512大野 尊久DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
51'53.57510.461117.374
2770ST-513Liu YonglinJ'S RACING Moty's制動屋FIT China
Honda FIT3 RS
251'55.84012.726115.079
2878ST-514辻⽥ 慈LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
251'56.55213.438114.376
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-103ST-5-西野 陽一ネッツ京華BSR Moty's WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
25absence--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2 Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
186ST-41松井 孝允TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
301'43.147-129.241
213ST-42小河 諒ENDLESS 86
TOYOTA 86
101'43.398 0.251128.927
358ST-43小林 康一ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
1'43.627 0.480128.642
4884ST-44平中 克幸林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
251'43.856 0.709128.358
528ST-45東 徹次郎T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'44.056 0.909128.112
629ST-46佐々木 雅弘T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
51'44.229 1.082127.899
754ST-47加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'44.597 1.450127.449
8116ST-48大塚 隆一郎W.S.ENGINEERING
Honda S2000
301'44.614 1.467127.428
927ST-49伊橋 勲D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
51'44.906 1.759127.074
1026ST-410松尾 充晃WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'45.190 2.043126.731
1118ST-411浅野 武夫Wedssport 86
TOYOTA 86
1'45.220 2.073126.695
1241ST-412山本 謙悟TEAM HERO'S S2000
Honda S2000
301'45.419 2.272126.455
13100ST-413兵藤 信一トレーシースポーツwith SPV 86
TOYOTA 86
1'46.307 3.160125.399
14220ST-414渡辺 孝弘結月ゆかり with浅野RS DC5
Honda INTEGRA
301'47.233 4.086124.316
1548ST-51猪股 京介DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
51'51.877 8.730119.156
1611ST-52大西 隆生ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'51.893 8.746119.139
1788ST-53村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
251'52.258 9.111118.751
1832ST-54中村 輝aprエース技研わくサポ広島
MAZDA ROADSTER
1'52.491 9.344118.505
1950ST-55岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'52.522 9.375118.473
2066ST-56橋本 陸odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
1'52.555 9.408118.438
212ST-57筒井 克彦TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
151'52.644 9.497118.345
2237ST-58関 豊DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
201'52.713 9.566118.272
2370ST-59久保田 英夫J'S RACING Moty's制動屋FIT China
Honda FIT3 RS
251'52.753 9.606118.230
2467ST-510安井 亮平YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
251'52.834 9.687118.145
25168ST-511藤井 潤冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
1'53.000 9.853117.972
2669ST-512梅本 淳一J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
101'53.30610.159117.653
274ST-513見並 秀文THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
151'53.43110.284117.523
2878ST-514小松 寛子LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
251'53.76110.614117.183
29103ST-515大江 裕之ネッツ京華BSR Moty's WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'56.75713.610114.176
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山フリー走行 グループ1はST-Xクラスの木村武史/ケイ・コッツォリーノ/Afiq Yazid組が、グループ2はST-4クラスの松井孝允/坪井翔/中山雄一組がトップタイム

 ピレリスーパー耐久シリーズ第6戦は3日、岡山国際サーキットでフリー走行を行い、グループ1は木村武史/ケイ・コッツォリーノ/Afiq Yazid組(CARGUY HURACAN GT3)が、グループ2は松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)がトップタイムを記録した。

フリー走行: ST-Xクラストップタイムは木村武史/ケイ・コッツォリーノ/Afiq Yazid組(CARGUY HURACAN GT3) フリー走行: ST-ZクラストップタイムはRYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA) フリー走行: ST-TCRクラストップタイムは竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS) フリー走行: ST-1クラストップタイムはT.スターク/影山正美/富田竜一郎組(Porsche 991GT3 Cup) フリー走行: ST-2クラストップタイムは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI) フリー走行: ST-3クラストップタイムは服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX) フリー走行: ST-4クラストップタイムは松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86) フリー走行: ST-5クラストップタイムは藤井潤/窪田俊浩/梅田真祐組(冴えカノレーシングWITH FCA)

 晩秋の岡山国際サーキットは早朝から雲一つ無い快晴。グループ2(ST-4、ST-5クラス)が午前9時より、グループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)が9時40分よりそれぞれ30分間でフリー走行が行われた。

 ST-Xクラスは木村武史/ケイ・コッツォリーノ/Afiq Yazid組(CARGUY HURACAN GT3)が、ST-ZクラスはRYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)が、ST-TCRクラスは竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)が、ST-1クラスはT.スターク/影山正美/富田竜一郎組(Porsche 991GT3 Cup)が、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、ST-3クラスは服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)が、ST-4クラスは松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)が、ST-5クラスは藤井潤/窪田俊浩/梅田真祐組(冴えカノレーシングWITH FCA)がトップタイムを記録している。

 公式予選はこの後、グループ2が午後1時15分より70分間で、グループ1が2時40分より90分間で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1フリー走行結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) Group 1 Free Session Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
1999ST-X1木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
Afiq Yazid
CARGUY HURACAN GT3
Lamborghini HURACAN GT3
1'30.439-147.401
224ST-X2内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'30.747 0.308146.901
399ST-X3浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'31.007 0.568146.481
481ST-X4ジェフリー・リー
アンドレ・クート
アレッシオ・ピカリエッロ
J-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
101'31.170 0.731146.219
53ST-X5ユーク・タニグチ
山内 英輝
銘苅 翼
ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
301'31.390 0.951145.867
6112ST-X6佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1'31.422 0.983145.816
783ST-X7リム・キョンウィー
マティアス・ベシェ
メルビン・モー
川端 伸太朗
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
401'31.424 0.985145.813
8244ST-X8田中 徹
田中 哲也
佐藤 公哉
土屋 武士
MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
1'31.663 1.224145.433
9550ST-Z1RYO
安田 裕信
廣田 秀機
モノコレGINETTA KAP CUSPA
GINETTA G55 GT4
1'36.463 6.024138.196
1031ST-11T.スターク
影山 正美
富田 竜一郎
Porsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
301'36.605 6.166137.993
1145ST-TCR1竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'37.596 7.157136.592
1298ST-TCR2飯田 太陽
加藤 寛規
DRAGON
FLORAL CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
501'38.113 7.674135.872
1397ST-TCR3植松 忠雄
中野 信治
大津 弘樹
小林 崇志
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
451'38.503 8.064135.334
1410ST-TCR4フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
101'38.834 8.395134.881
1596ST-TCR5
吉田 基良
高木 真一
B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
1'38.920 8.481134.763
1675ST-TCR6塚田 利郎
蘇武 喜和
清瀧 雄二
m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
251'39.132 8.693134.475
1719ST-TCR7ヒロボン
松本 武士
篠原 拓朗
YOSSY
BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
201'39.522 9.083133.948
1865ST-TCR8今村 大輔
加藤 正将
石澤 浩紀
L&JR Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'39.524 9.085133.946
1968ST-31服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
451'40.073 9.634133.211
2038ST-32堀田 誠
阪口 良平
muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS IS 350
251'40.45210.013132.708
2134ST-33加納 政樹
大草 りき
松原 怜史
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
151'40.54010.101132.592
2215ST-34長島 正明
小松 一臣
岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.56810.129132.555
2339ST-35手塚 祐弥
下垣 和也
前嶋 秀司
近藤 説秀
ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS
TOYOTA LEXUS RC 350
251'41.04810.609131.925
2459ST-21大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
501'41.22310.784131.697
2514ST-36甲野 将哉
市森 友明
大原 学
岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.38810.949131.483
2662ST-37嵯峨 宏紀
山下 健太
宮田 莉朋
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
401'41.39010.951131.480
276ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
451'42.03111.592130.654
287ST-23八巻 渉
朝日 ターボ
成澤 正人
Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
251'43.07612.637129.330
299ST-38JOE SHINDO
柴田 優作
井上 恵一
MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
1'46.35815.919125.339
3017ST-24谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
301'46.80216.363124.818

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2フリー走行結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2018/11/03) Group 2 Free Session Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
186ST-41松井 孝允
坪井 翔
中山 雄一
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
301'42.944-129.496
213ST-42小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
呉 良亮
ENDLESS 86
TOYOTA 86
101'43.818 0.874128.405
358ST-43小林 康一
塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
1'44.552 1.608127.504
454ST-44加藤 彰彬
堤 優威
平木 湧也
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'44.646 1.702127.389
5884ST-45平中 克幸
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
251'44.770 1.826127.239
627ST-46伊橋 勲
藤田 竜樹
山田 遼
D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
51'44.867 1.923127.121
7100ST-47兵藤 信一
稲田 昌文
鵜飼 龍太
トレーシースポーツwith SPV 86
TOYOTA 86
1'45.608 2.664126.229
826ST-48松尾 充晃
吉岡 一成
東 貴史
WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'45.811 2.867125.987
941ST-49山本 謙悟
藤田 竜樹
青合 正博
TEAM HERO'S S2000
Honda S2000
301'46.055 3.111125.697
1018ST-410浅野 武夫
井上 雅貴
芝 叔和
藤原 大輝
Wedssport 86
TOYOTA 86
1'46.192 3.248125.535
1128ST-411東 徹次郎
DAISUKE
植田 正幸
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'46.249 3.305125.468
1229ST-412佐々木 雅弘
豊田 大輔
MORIZO
小倉 康宏
T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
51'47.478 4.534124.033
13220ST-413渡辺 孝弘
藤原 正俊
笠原 智行
結月ゆかり with浅野RS DC5
Honda INTEGRA
301'49.540 6.596121.698
14168ST-51藤井 潤
窪田 俊浩
梅田 真祐
冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
1'50.820 7.876120.292
1548ST-52猪股 京介
大野 尊久
Takamori 博士
勝木 崇文
DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
51'51.866 8.922119.168
1611ST-53大西 隆生
三木 孝浩
東條 正志
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'52.058 9.114118.963
1766ST-54橋本 陸
霜野 誠友
武地 孝幸
odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
1'52.319 9.375118.687
1869ST-55梅本 淳一
蘭牟田 政治
Razak Ifwat
J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
101'52.405 9.461118.596
1988ST-56村上 博幸
山谷 直樹
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
251'52.605 9.661118.386
2050ST-57岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
加藤 沙也⾹
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'52.703 9.759118.283
214ST-58見並 秀文
太田 侑弥
カルロス 本田
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
151'52.754 9.810118.229
2232ST-59中村 輝
杉野 治彦
近藤 善嗣
aprエース技研わくサポ広島
MAZDA ROADSTER
1'53.57410.630117.375
232ST-510筒井 克彦
山西 康司
山下 潤一郎
上村 優太
TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
151'53.62010.676117.328
2467ST-511安井 亮平
中川 亮
YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
251'53.67810.734117.268
25103ST-512大江 裕之
西野 陽一
林 富一
ネッツ京華BSR Moty's WM VITZ
TOYOTA Vitz RS
251'54.01111.067116.926
2670ST-513久保田 英夫
Liu Yonglin
Lv Yangyi
J'S RACING Moty's制動屋FIT China
Honda FIT3 RS
251'54.90111.957116.020
2778ST-514小松 寛子
辻⽥ 慈
岡村 英莉
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
251'55.22912.285115.690
-116ST-4-大塚 隆一郎
吉田 靖之
首藤 哲也
W.S.ENGINEERING
Honda S2000
30no time--
-37ST-5-関 豊
井尻 薫
大谷 飛雄
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
20absence--

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス 悪路を走り抜け! Arnage Racingチーム一丸の走りで完走、チームポイント3をゲット (Arnage)

 菅生戦のあと、第7戦となる九州ラウンドまでのインターバルは5週間。ファクトリーでは、激しいバトルが繰り広げられた菅生戦で負った、十数カ所に及ぶ外装パーツの傷を丹念に修理し、組み付け直した。また給油方向が菅生とは逆側になるため給油口を左側に移設、さらにピットインした時のメカニックの動きが簡素化されるよう、エアジャッキ口を左側に移設した。

 晩秋のオートポリスは気温が低く、天候の急変も予想される。また、路面が悪く、ピックアップで悩まされるサーキットでもある。

 チームは準備を万端に整え、サーキット入りした。

October 20th Qualifying Day
曇り/ドライ 気温:15℃(Q1開始時) / 路面温度:24℃ 入場者:10,550人

 2年ぶりに秋の大会となった第7戦のオートポリスの初日は雲が多く、時折雲間から薄日がさすものの肌寒いスタートとなった。9時から行われた公式練習では、まず安岡選手がコースに出てマシンのフィーリングを確かめた。走行開始時の路面温度は15℃と低く、予想通りドライバーはピックアップを訴える。さらにはタイヤが異常摩耗をする症状が出たため、チームはタイヤをミディアムからミディアムハードに履き替えて様子を見ることにした。しかし、ピックアップは軽減したものの、タイヤの異常摩耗は収束を見せない。チームはマシンを一旦ピットに入れてセットを見直し、加納選手に交代、摩耗の進行を観察した。その結果セットアップで摩耗を止めることは難しいことがわかり、チームは明日の決勝に向けてタイヤ無交換作戦が困難であることを覚悟せざるを得なかった。

 朝のうちは雲の多かったオートポリスも、公式練習の中盤からは厚い雲が晴れていき、午後2時30分からの予選は爽やかな風の吹く秋晴れとなった。決勝でのタイヤ摩耗を懸念したチームは、タイヤを少しでも温存するために、予選をアタック一回で決着をつける作戦で、Q1担当の安岡選手をコースに送り出した。安岡選手はワンチャンスに懸けて慎重にタイヤに熱を入れ、4Lap目に1’45.202をマークしたのち早々にピットに戻ってきた。

 その直後、Q1は赤旗中断となり、残り5分間で再開されたが、アタックのタイミングを逸した上位陣がQ1敗退となるなど、予選は荒れた展開となった。結局EXE AMG GT3はQ2進出とはならず、翌日の決勝を20番グリッドから戦うこととなった。

October 21st Race Day
晴れ/ドライ 気温:17℃→18℃ / 路面温度:36℃→29℃ 入場者:20,380人

 決勝日も朝から安定した青空が広がり、雨の心配はなさそうだ。

 予選の後、ドライバーとミーティングをしたエンジニアは、リアが軽く、オーバーステアになる現状のセットアップを大幅に見直し、決勝に向けてリアをどっしりさせるためのセット変更を行った。さらに決勝前に行われた20分間のウォームアップ走行中にセットアップを追加、大幅なセット変更が効果的だったことを確認することができた。

 定刻14時、グランドスタンドを埋め尽くした観客が見守る中、大分県警の白バイとパトカーに先導されてパレードラップが行われ、フォーメーションラップの後、いよいよ300kmの九州ラウンドが始まった。

 鈴鹿ラウンド、富士ラウンドに続き、3度目のスタートドライバーを任された加納選手が、20番グリッドからレースを開始する。加納選手はスタート直後の混乱に巻き込まれて一旦順位を落としたが、前方のマシンのアクシデントに乗じて10Lap目に18位に浮上。予選後に変更したセットがピタリと決まり、加納選手は時折1分48秒台を叩き出すなど、上位チームの強豪ドライバーにも引けを取らない素晴らしいラップタイムでプッシュを続けた。

 チームはピットインのタイミングを、第二スティントの安岡選手が規定最大周回数となる18周目に見定め、ピットインの準備を進めていた。ところがちょうどその18周目、300クラスのマシンがコースオフして、マシン回収のためにセーフティカーが導入される事態となってしまった。

 22Lap目、レースが再スタート。ピットレーンオープンを待ち構えて、監督からピットインの指示が伝えられた。加納選手はピットイン直前、無線でリアタイヤが無交換に堪えうる状況であることを伝えていた。給油とドライバー交替が行われる間にタイヤエンジニアが素早くタイヤのコンディションを確認、チームは迅速なピットワークでフロントタイヤのみを交換して、第二スティントの安岡選手をコースに送り出した。

 18番手でピットに入ってきたEXE AMG GT3は、見かけ上25番手でレースを再開する。

 安岡選手は1分48秒台のタイムを連続してレコード、27Lap目に自身のベストをマークするなど好調な走りを見せた。そしてレース中盤、すべてのマシンがルーティンピットストップを終えると、EXE AMG GT3は20位にポジションを戻していた。さらに安岡選手の激走は続き、前方のマシンのアクシデントに乗じて40Lap目には18位、44Lap目に16位と、少しずつポジションを上げていった。

 レースも終盤にさしかかる頃になると、次第に陽が傾き、路面温度が急速に下がり始める。安岡選手は、タイムの拮抗する前後のマシンとせめぎ合いながら、さらなるポジションアップのチャンスを狙っていた。プッシュをかけて一気に攻め上がりたいところだが、加納選手から引き継いでここまで守ってきたリアタイヤも次第に摩耗が進んでおり、危険を冒せば目前のチームポイント3点も失いかねない。安岡選手は我慢の走行を続けて、ラスト7周、88号車にオーバーテイクされてひとつポジションを落としたが、ギリギリのファイナルラップに気迫で52号車をオーバーテイク。最終的に16位でチェッカーを受けてチームポイント3点を守り抜くことができた。

 Arnage Racingは、20番手から強豪チームを相手に健闘した加納選手、最後までポジションアップを諦めなかった安岡選手、好機を逃さず迅速なピットワークをしたメカニックがチーム一丸となって、難しいオートポリスのレースを無事完走、再びチームポイント3を獲得することができた。

ドライバー 加納政樹
 お疲れ様でした。オートポリスは今までのレースの中でも思い出深いサーキットでもあるし、好きなサーキットでもあるんですが、土曜日の走り出し、タイヤの状態なんかから、ちょっとどうなるのかなって思うような状況でした。ただ、予選の後でセットアップを合わしてもらって、もう少しリアにどっしり感が欲しかったのを入れてもらって、キツいタイヤでもまあまあ悪くないフィーリングにもっていけたのがよかったです。今回はスタート担当ってことで、前回のスタート担当(富士)の時に当てられた経験もあったんですけど、スタートの混乱に巻き込まれることなく、慎重にいいスタートが切れたと思います。なおかつ、ある程度自分が落ち着いたところでのラップタイムも、本当に周りとの比べても遜色のない悪くないタイムを刻めていけたんで、そう考えてみると、自分が今シーズンスタートを担当した3戦の中で、スタートの感じも「守るとこは守って、攻めるとこは攻めて」っていう流れをきちっと掴みながら自分のスティント走れた、レースになったと思います。まあもう少し欲を言えば、(SCのタイミングが)遅ければ、違った展開もあったんでしょうけど、レースの内容的には、ものすごく戦った、いいレースだったと思います。次はいよいよ最終戦になりますが、これで7戦完走してますんで、本当に、まず全戦絶対に完走を目指す中、チャンスがあればチャンスを生かしていこうと思います。最終戦も応援よろしくお願いします。
ドライバー 安岡秀徒
 今回は練習、予選、決勝と走るたびにコースコンディションが大きく変わり、タイヤチョイスやアタックの戦略、レース戦略を考えるのがとても難しかったです。僕らは堅く、自分たちのレースをするという戦略でレースに挑み、加納さんが冷静でスマートないい形でレースをスタートすることができました。僕に交代する周にSCとなったのは幸運とは言えなかったと思いますが、#65と#0の2台のAMGと同じタイミングでのピットとなりましたので、彼らのペースを気にしつつレースしました。イメージしていた通りのラップを刻んでいたのですが、今回は少し速さが足らず、富士の時のような勢いのある追い上げをすることはできませんでした。全体的に見てすごくいいレースができたというフィーリングと16位という結果がバランスしないように感じますが、寒くなるであろう最終戦に向けていい勉強ができたと思います。今週はいつも以上にたくさんのファンの方々に応援してもらい、いつ走っても楽しいオートポリスと合わせて最高でした。ありがとうございました! アルナージュで走ってきて、ついに初年度から掲げている『全戦完走』の目標を達成できるチャンスです。気を引き締めてがんばりたいと思います!

 応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、11月10日~11月11日にツインリンクもてぎで開催される、最終戦もてぎラウンドにおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

Arnage Racing TEAM RELEASE

SUPER FORMULA

SF:2018シリーズチャンピオン会見 「最後までしっかりライバルと戦った中で獲得できたということで、1回目のチャンピオンの時よりも今回の方が重みと実感があるなというのが正直なところです」(山本尚貴)

2018年のドライバーとチームチャンピオン監督

2018ドライバーズチャンピオン #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
2018年のドライバーチャンピオンを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN) 2回目のチャンピオンですけど、1回目は2013年で、今回と同じように最終戦で勝たないとチャンピオンになれないという状況でした。似たような状況ではあったんですけども、ロイック(デュバル)とアンドレ(ロッテラー)が欠場した中で獲得したチャンピオンということで、見ているファンもそうでしたでしょうし、自分としても真のチャンピオンではないな、という思いをずっと持っていました。今年もオートポリスが1戦中止になって、全戦で戦ったわけではありませんが、最後までしっかりライバルと戦った中で獲得できたということで、1回目のチャンピオンの時よりも今回の方が重みと実感があるなというのが正直なところです。2013年も今年も楽なシーズンではなかったですし、ニックと最後ああいう秒差がついたということで、本当に良きライバルがいたことで盛り上がったレースだったと思います。ライバルたちに感謝していますし、自分としてもいいシーズンを過ごしたなと思ってます。
2018チームチャンピオン 近藤真彦監督(KONDO RACING)
2018年のチームチャンピオンを獲得したコンドーレーシングの近藤真彦監督 チーム創設から20年かかってやっとトップチームと肩を並べるところまできました。長かったなというのが率直な気持ちです。夢みたいといえば夢のような感じです。チームスタッフみんなに感謝しています。チームの人事をはじめ、いろんな改革をここ2、3年でスピードをあげてやったので、その成果が出たんじゃないかと、大きな要素だと思っています。あと二人の若いドライバーをトヨタさんからお預かりして2年目なんですけど、3年目くらいでチャンピオン争いができればなと思っていたら、想像以上に二人が速いドライバーでした。またエンジニアやメカニックも、総合的に力が上がったというのが現状じゃないでしょうか。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿決勝会見 「最終ラップまで熾烈な争いをして、速い方がチャンピオンになるっていう、真のフォーミュラーカーレースの姿を皆さんに見せることができたかなと思います」(山本尚貴)

決勝フォトセッション: トップ3のドライバーと優勝チーム監督

第7戦優勝 #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
決勝記者会見: 優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN) 今の気持ちは.....気持ち悪いです(笑)すいませんでした。※ 話したいことはたくさんありますが、まずはチャンピオンを取れて嬉しいです。この日のためにホンダさんはじめエンジニアの阿部さん、メカニックやスタッフ、チームのみんながこの結果を獲得すべく力を合わせて頑張ってくれたので、その努力に報いるためにもいい走りができたと思いますし、みんなに感謝したいと思います。またチャンピオン争いをしたニック選手と、前に出た方がチャンピオンという構図は思い描いてなかったです。最終ラップまでああいう熾烈な争いをして、速い方がチャンピオンになるっていう、真のフォーミュラーカーレースの姿を皆さんに見せることができたかなと思います。応援してくださった全ての皆さんに感謝したいと思います。
第7戦2位 #3ニック・キャシディ(KONDO RACING)
決勝記者会見: 2位のニック・キャシディ(KONDO RACING) 山本さんやったね、本当におめでとうございますと言いたいです。山本選手は素晴らしかったと思います。僕がF3をやってた頃から彼の素晴らしい走りを見てきました。スーパーフォーミュラで2年目を迎えた今も、素晴らしいライバルであると思って戦ってきましたが、残念ながら今日は勝てませんでした。チーム全員がベストを尽くすというのが今週末の僕らの目標でした。チームのみんなは本当に頑張ったと思うし、全ての力を出し切ったと思っています。予選も全てを尽くした素晴らしいものだったと思うし、決勝も本当に頑張りました。チームのみんなを本当に誇りに思っています。残念ながらドライバーズチャンピオンは獲得できませんでしたが。
第7戦3位 #4山下健太(KONDO RACING)
決勝記者会見: 3位の山下健太(KONDO RACING) まずは山本選手おめでとうございます。知らなくて、お酒をいっぱいかけちゃってすいませんでした。今日の僕のレースは基本的にチャンピオンシップ争いとは関係なくて、スタートで山本選手の前に出ることが僕の仕事でした。でも全然近づけさせてくれないぐらい山本選手のスタートが速くて、僕はポジションキープという形になりました。その後も絶対ついて行こうと思って走ってはいましたが、自分のペースが悪くて届きませんでした。ソフトタイヤが早くタレてしまってミディアムで長く走ることになりましたが、ミディアムのペースも良くなくて、自分としてはあまりいいレースではなかったです。表彰台は初めてだったので、それは良かったと思いますが、満足できるレースではなかったです。
第7戦優勝チーム監督 手塚長孝(TEAM MUGEN)
決勝記者会見: 優勝チーム監督の手塚長孝氏(TEAM MUGEN) 流れというものでしょうか。金曜日から日曜までの予選を含めた流れが、単刀直入にいえば結果に繋がったと思います。その流れを引き寄せたのは山本尚貴であって、全て彼のコントロールの下、チームスタッフ、エンジニア、メカニックが自分の持てる力、仕事を100%やりきったんじゃないかなと。勝因はここにあると思います。またニック選手は本当に強かったし、コンドーレーシングさんがチームタイトルを取ったことに対し、本当におめでとうございますと。我々チーム無限もチームタイトルという目標を目指して、また新たなチャレンジに向かって進んで行きたいと思います。本当に今日は最後ドキドキしましたけど、お客さん、皆さんにワクワクするレースを見せることができて本当に誇りに思っています。お疲れ様でした。ありがとうございました。

※山本選手は極端に酒に弱いため、発泡酒を体に浴びただけで体調を崩すことが過去にも何度かあり、今回もそれで記者会見の開始時刻が遅れていた。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿決勝 ポールの#16山本が今季3勝目を挙げて通算2度目のドライバーズチャンピオンに。チームタイトルはKONDO RACINGが初の獲得

接戦を制し、山本尚貴が2018ドライバーズチャンピオンに!!

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」の決勝レースが10月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)の猛追を退け、今季3勝目を獲得。シリーズポイントを38に伸ばして2013シーズン以来のドライバーズタイトルを手にした。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選13,000人/決勝23,000人)

43周の決勝がスタートした

優勝は山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)

決勝2位はニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)

決勝3位は山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)

優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)

健闘をたたえ合う優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)と2位のニック・キャシディ(KONDO RACING)

優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)

表彰式

優勝した山本尚貴とチーム監督の手塚長孝氏(TEAM MUGEN)

ドライバーズチャンピオンを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

チームチャンピオンを獲得したコンドーレーシングの近藤真彦監督

決勝レースは午後2時15分より43周で行われた。山本、#4山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)、#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)らがソフトタイヤでスタートに臨む一方でキャシディはミディアムを選択。これがレース展開に大きく影響を及ぼすことになった。

スタートでトップに立ったのはポールシッターの山本。2位のとの差を序盤から一気に広げにかかる。10周を終えた時点で山本のリードは6秒に達した。一方キャシディは2周目の1コーナーで#17塚越広大(REAL SF14)に抜かれて5位に後退してしまい、苦境に立たされたかに見えた。

ところが19周目にタイヤ交換を行った山本に対し、キャシディは29周目までピットインを引き延ばす作戦を敢行。そればかりかレース中盤にはソフトタイヤの山本を上回る速さをみせてピットアウト後は実質2位に浮上、その後も山本との差をジリジリと縮めて来た。キャシディがピット作業を終えてコントロールラインに戻って来た時点での山本との差は7.579。その後はソフトタイヤのキャシディが1周あたりコンマ5~6秒速いペースで次第に山本を追い詰めていく。一方山本はミディアムタイヤ装着後のブレーキの温度管理に問題を抱え、その影響がタイヤの内圧にも及んだことでなかなかペースを上げることができない。その結果、33周目を終えた時点でその差は4秒。34周目には3.543差まで詰め寄った。キャシディが山本を捉えるのは時間の問題かと思われた。

ところが35周目。

S字コーナーでキャシディは一瞬姿勢を乱してしまう。この直前にピットアウトして来た#37ジェームス・ロシター(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が同じ場所でコースアウトしており、その際にコース上に砂が撒かれていた模様。キャシディ自身も「何かを踏んだ」とレース後の会見で語っており、その影響とみてほぼ間違いないだろう。これにより2秒近いタイムロスをしたキャシディはその後も懸命に追い上げたが、山本との差は35周終了時点で4.822秒に広がって締まった。

それでも決して諦めることなく山本を追い上げたキャシディ。ファイナルラップを迎える頃には0.835秒差にまで迫ったが、山本を捉えるには僅かに及ばず、2位に甘んじることに。フィニッシュラインを越えた時の両者ギャップは僅か0.654秒だった。3位には山下が入り、KONDO RACINGの二人が揃って表彰台を獲得した。

これにより山本は第1戦鈴鹿、第3戦SUGOに続いて今季通算3勝目をものにし、ポールポジションの1ポイントとともに今週末だけで14ポイントを獲得、年間ポイントを通算38とし、通算37ポイントに留まったキャシディを1ポイント逆転して2018シーズンのドライバーズタイトルを手にした。破れたキャシディも3位山下とともに14ポイントを獲得して初のチームタイトル獲得に大きく貢献した。

全日本スーパーフォーミュラ選手権の2019年開幕戦は4月21日決勝。ニューマシンSF19とともに新たな戦いが始まる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第7戦鈴鹿決勝結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
431:14'40.652
23ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
430.654
34山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
4327.871
42国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
4328.222
536中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
4330.098
617塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
4334.982
76松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
4335.544
819関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
4336.546
95野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
431'01.392
1050千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
431'01.796
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
431'03.865
1215福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
431'05.310
1318小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
431'15.728
148大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
431'16.653
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
431'16.980
1665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
431'28.118
17*64ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
431'34.031
---- 以上規定周回数(90% - 38Laps)----
-37ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
3310Laps
-20平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
3211Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 1'41.205 (36/43) 206.56km/h
  • CarNo. 64は、全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦特別規則書第31条(ピットレーンの速度制限)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行2回目 インパル勢が1-2。トップタイムは#19関口

全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」のフリー走行2回目が10月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'39.215でトップタイム。2位に#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'40.602で2位につけた。

フリー走行2回目: トップタイムは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行2回目: 2位は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行2回目: 3位は伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14)

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは快晴。早朝から多くの観客が詰めかける中、フリー走行2回目は午前8時45分にスタートした。

予選では17位と不本意な結果に終わった関口だったが、この日は走り始めて3周目に1'39.215のベストタイムを記録。これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。平川は残り10分となったところでS字でスピンアウトし、赤旗中断の原因を作ったが、クルマのダメージは大きくなく、終盤にタイムを上げて2位で走行を終了。インパル勢の好調ぶりがうかがえる結果となった。

ポールシッターの#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)も終盤タイムアップを果たし、1'41.203の4位、ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)も5位につけた。

また、昨日の予選Q1で出火し、赤旗の原因となった#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)も修復が間に合い、7位で走行を終えている。

最終戦決勝はこのあと午後2時15分より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第7戦鈴鹿フリー走行2回目結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/28) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'39.215--210.706
220平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'40.602 1.387 1.387207.801
365伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'40.973 1.758 0.371207.038
416山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'41.203 1.988 0.230206.567
53ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'41.360 2.145 0.157206.247
664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'41.456 2.241 0.096206.052
75野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'41.469 2.254 0.013206.025
817塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'41.545 2.330 0.076205.871
936中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'41.586 2.371 0.041205.788
101石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'41.647 2.432 0.061205.665
1150千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'41.714 2.499 0.067205.529
1218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'41.768 2.553 0.054205.420
138大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'41.995 2.780 0.227204.963
146松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'42.005 2.790 0.010204.943
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'42.150 2.935 0.145204.652
164山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'42.201 2.986 0.051204.550
1715福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'42.239 3.024 0.038204.474
1837ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'42.467 3.252 0.228204.019
192国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'42.772 3.557 0.305203.413

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿予選会見「誰が何点取って誰が落ちればチャンピオンとか、全然意識していません。ライバルは二人だけじゃないんで」(山本尚貴)

予選フォトセッション: トップ3のドライバー

第7戦ポールポジション #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
予選記者会見: ポールポジションの山本尚貴(TEAM MUGEN) 緊張した予選でした。金曜日の走り初めから順調にいってたと思います。ただ結果が9番手に終わったので、自分の気持ちが上がるのかな?と不安に駆られましたが、大事なのは予選でポールポジションを取ることだと踏みとどまりました。チームも踏みとどまれる環境を作ってくれました。なおかつミディアムタイヤ、ソフトタイヤともに一番で終われたので、明日の決勝は思い切りいって勝ちたいし、チャンピオンも取りたい。そういう思いを誰よりも持ってレースに臨みます。ここに来るまで誰が何点取って、誰が落ちれば自分がチャンピオンとか、一切見ずに来ました。予選が終わって彼らが何番手か見ましたけど、全然意識していません。ライバルは直接チャンピオン争いをしてる二人だけじゃないんで。
第7戦予選2位 #4山下健太(KONDO RACING)
予選記者会見: 2位の山下健太(KONDO RACING) 今年は本当にいいところがなかったので、最終戦の鈴鹿で予選2位を取れて本当に嬉しいです。今週末は練習からあんまり良くなくて、特にミディアムタイヤのペースがすごく遅くて、Q1通れるかどうか、という話をチームとしていました。でもソフトタイヤになれば自分は少しパフォーマンスが上がるので、なんとかQ1を突破して路面温度が上がってくればもしかしたらいいところまで行けるかもしれないなあとは思っていましたが、まさか2番手までこれるとは思っていませんでした。いつも決勝ではポジションを落としてしまうので、あしたはこのままか、できれば山本選手についてって抜けるぐらいのレースをやれたらいいなと思います。
第7戦予選3位 #36中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
予選記者会見: 3位の中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) 僕はなんのタイトルもかかっていないので、久々に緊張しない予選でした。意外にクルマの状況というか、タイムが良くて、Q2でトップが見えるところまで行けたので、Q3は正直狙っていたんですけど、うまくまとまりませんでした。ちょっと悔しい結果ではありますが、2列目ですし、今年の中では一番いい予選だったので、前向きに捉えつつ、明日の決勝はチャンピオン争いを引っ掻き回したいなと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿公式予選 全セッションを制し#16山本が今季2度目のポール獲得!

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」は10月27日に三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が今季2度目、自身通算10度目のポールポジションを獲得した。

公式予選: ピットで待機する山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選: ピットで待機する山下健太(KONDO RACING)

公式予選: ピットで待機する中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)

公式予選: ピットで待機するニック・キャシディ(KONDO RACING)

公式予選: ピットで待機する石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)

ポールポジションは山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)

予選2位は山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)

予選3位は中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)

予選4位はニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)

予選11位に沈んだ石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)

ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選は12時35分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。気温21℃、路面温度は25℃。朝はウェットだった路面も完全ドライで全車スリックタイヤを装着しての走行となった。

予選Q1

Q1は開始直後に#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)の車両がピットレーンで炎上するアクシデントにより赤旗中断という波乱の幕開け。コース上にもオイルが撒かれたため、これを処理したのち12時55分に残り時間14分5秒でコースオープンとなった。ここでのトップタイムは#16山本。赤旗直前に1'38.591を記録してトップに立つと再開後は残り6分までピットで待機したのち、最後の最後に1'38.477までタイムを縮めて見せた。2位には#17塚越広大(REAL SF14)がつけた。その一方で前戦岡山を制した#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)は早めに走行を切り上げたのが裏目に出て終盤17位までじりじりと後退、ここで予選を終えることになった。

予選Q2

Q1の赤旗中断の影響でQ2の開始時刻は当初予定より15分遅れの午後1時20分。ここでも山本の速さが光った。山本は残り3分でコースインすると、2周目からタイムアタックに入って1'38.008を記録。Q1に続いてトップでQ3進出を果たした。2位は#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#17塚越広大(REAL SF14)が3位につけた。ポイントリーダーの#3キャシディも7位でQ3進出を果たしたが、同2位の石浦はまさかの11位に終わり、9位の#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)とともにセルモインギング勢はここで予選を終えてしまった。

予選Q3

Q3もQ2に続いて15分遅れの午後1時37分開始。ウォームアップ2周でアタックに入った山下とキャシディ、1周でアタックに入った山本や中嶋とチームにより判断が分かれるセッションとなったが、ここでも残り3分でコースインした山本が1'37.909とこの日唯一の37秒台のタイムを叩き出してトップに。山本は全セッションをトップで通過して開幕戦鈴鹿以来のポールポジションを獲得した。一方、2周ウォームアップを選択した山下も1'38.193の好タイムを記録して2位につけ、キャシディも1'38.435で4位とまずまずの位置。3位には中嶋がつけた。

これにより山本は1ポイントを獲得。Q2でノックアウトされた石浦と並び、シリーズポイントを25として明日の決勝に臨むことになった。

第7戦決勝は明日午後2時15分より43周で行われる。

Text:vKazuhisa SUEHIRO
Pohoto: Motorsports Forum

SUPER FORMULA | TCRジャパンシリーズ

TCRJ:2019シーズンは5大会開催が決定。S耐車両のコンバートも可能に 

日本レースプロモーション(JRP)は10月27日、スーパーフォーミュラ第7戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで記者会見を行い、来年からスタートするTCRジャパンシリーズの開催概要を発表した。

会見には倉下明JRP社長と、WTCRを運営するWSC(World Sporting Consulting)のマルチェロ・ロッティ代表、そして横浜ゴムモータースポーツ推進室の阿部義朗室長が出席。2019年から6年間の開催が決定したこと、オフィシャルタイヤサプライヤーを横浜ゴムが担当することなどを倉下社長が明らかにするとともに、ロッティ代表からは現在5大陸35カ国を舞台に30のTCRシリーズが開催されていることや、日本開催を機に、現在参戦しているホンダ以外の日本のマニファクチャラーの参戦を期待していることなどが語られた。

2019年のTCRジャパンシリーズは全5大会の開催が確定、さらに1大会の開催が調整中となっており、確定した5大会は全てスーパーフォーミュラとの併催となる。第1戦は5月18~19日のオートポリスだ。なおSF第1戦鈴鹿と第5戦もてぎは2&4となるためTCRJは行われない。

レースフォーマットは金曜日にオフィシャルプラクティス、土曜日はTCRサタデーシリーズの予選(20分間)と決勝(23分間+1周)、そして日曜日はTCRサンデーシリーズの予選(20分間)と決勝(23分間+1周)とされており、土曜、日曜それぞれで独自のシリーズ戦が行われる。これは多忙なジェントルマンドライバーにも広く参加を促すためのアイディアであり、1日のみの参戦や土曜と日曜で別々のドライバーがレースカーをシェアすることでレースコストを折半するなど、様々な参戦形態を提案できる内容となっている。

また土曜日曜はFIAの定めるプラチナ、ゴールドの各グレードのドライバーやTCRJのプロ規定に合致するドライバーは参加できないが、金曜はこの制限がないため、プラチナやゴールドのドライバーがセットアップしたクルマをシルバー以下のグレードのドライバーがドライブすることも可能だ。またシルバー以下といっても2018年のFUAリストでは井口卓人や平峰一貴、阪口良平など、現在スーパー耐久やスーパーGT300クラスで活躍している多くのドライバーがこれに該当しており、現在の86/BRZプロレースに匹敵する熾烈なバトルが展開される可能性は大いにある。賞典は総合順位のほかジェントルマンクラスが設けられることになっており、プロドライバーだけでなくアマチュアドライバーにも門戸を広げることになっている。

また参戦車両は新規に各マニファクチャラーから購入するほか、既にスーパー耐久のTCRで使用されているシビックやアウディRS3、フォルクスワーゲンゴルフなどをABSの作動を制限するなどの処置を施すことで使用することが可能とのことだ。

開催日程は以下の通り
Test 3/26~27 富士スピードウェイ
Rd1 5/18~19 オートポリス
Rd2 6/22~23 スポーツランドSUGO
Rd3 7/13~14 富士スピードウェイ
Rd4 9/28~29 岡山国際サーキット
Rd5 10/26~27 鈴鹿サーキット
Rd6 TBA

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿公式予選結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'38.4771'38.0081'37.909
24山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
1'39.4601'38.2861'38.193
336中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'38.8261'38.0951'38.300
43ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
1'39.0681'38.5111'38.435
517塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'38.5751'38.1801'38.524
620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'39.1851'38.3231'38.553
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
1'39.0221'38.4541'42.751
864ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'38.7151'38.5701'58.156
92国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'38.9411'38.597
106松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'38.8531'38.680
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'39.4071'38.761
128大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'39.4671'38.786
1315福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'39.0821'38.888
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'39.4791'39.220
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'39.492
1665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'39.654
1719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'39.717
1850千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
1'39.717
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.370)予選通過 ----
-5野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
2'05.858

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウトQ3結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'37.909--213.517
24山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.193 0.284 0.284212.899
336中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'38.300 0.391 0.107212.667
43ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.435 0.526 0.135212.376
517塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'38.524 0.615 0.089212.184
620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'38.553 0.644 0.029212.121
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'42.751 4.842 4.198203.455
864ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'58.15620.24715.405176.929

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'38.008--213.301
236中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'38.095 0.087 0.087213.112
317塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'38.180 0.172 0.085212.927
44山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.286 0.278 0.106212.698
520平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'38.323 0.315 0.037212.618
618小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'38.454 0.446 0.131212.335
73ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.511 0.503 0.057212.212
864ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'38.570 0.562 0.059212.085
---- 以上Q3進出 ----
92国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'38.597 0.589 0.027212.027
106松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'38.680 0.672 0.083211.848
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'38.761 0.753 0.081211.675
128大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'38.786 0.778 0.025211.621
1315福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'38.888 0.880 0.102211.403
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'39.220 1.212 0.332210.695

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'38.477--212.285
217塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'38.575 0.098 0.098212.074
364ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'38.715 0.238 0.140211.773
436中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'38.826 0.349 0.111211.535
56松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'38.853 0.376 0.027211.478
62国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'38.941 0.464 0.088211.290
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'39.022 0.545 0.081211.117
83ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'39.068 0.591 0.046211.019
915福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'39.082 0.605 0.014210.989
1020平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'39.185 0.708 0.103210.770
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'39.407 0.930 0.222210.299
124山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'39.460 0.983 0.053210.187
138大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'39.467 0.990 0.007210.172
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'39.479 1.002 0.012210.147
---- 以上Q2進出 ----
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'39.492 1.015 0.013210.119
1665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'39.654 1.177 0.162209.778
1719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'39.717 1.240 0.063209.645
1850千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'39.717 1.240 0.000209.645
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.370)予選通過 ----
195野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
2'05.85827.38126.141166.101

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスフォトギャラリー

公式練習: 山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT) 公式練習: GAINER TANAX GT-R 公式練習: ピットロード 公式練習: 高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス)
公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500) 公式練習: 山田真之亮(TAISAN R8 FUKUSHIMA) 公式練習: 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式練習: 坪井翔(HOPPY 86 MC)
公式練習: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式練習: 藤井誠暢(D'station Porsche) 公式練習: 中嶋一貴(au TOM'S LC500) 公式練習: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)
公式練習: 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式練習: 国本雄資(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式練習: 高木真一(ARTA BMW M6 GT3)
公式練習: 中山雄一(K-tunes RC F GT3) 公式練習: 井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT) 公式練習: 安田裕信(GAINER TANAX GT-R) 公式練習: 川端伸太朗(TAISAN R8 FUKUSHIMA)
公式練習: 高星明誠(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R) 公式練習: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 公式練習: 坪井翔(HOPPY 86 MC) 公式練習: 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)
公式練習: 高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3) 公式練習: 平峰一貴/マルコ・マペッリ組(マネパ ランボルギーニ GT3) 公式練習: 国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG) 公式練習: リチャード・ライアン(Hitotsuyama Audi R8 LMS) 公式練習: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)
公式練習: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) 公式練習: 小林崇志(UPGARAGE 86 MC) 公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)
公式練習: 高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス) 公式練習: 久保凜太郎/石川京侍組(GULF NAC PORSCHE 911) 公式練習: 佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組(カルソニックIMPUL GT-R) 公式練習: 吉本大樹/宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)
公式練習: 松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R) 公式練習: 加納政樹/安岡秀徒組(EXE AMG GT3) 公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500) 公式練習: 横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3)
公式練習: 塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT) 公式練習: 国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 久保凜太郎/石川京侍組(GULF NAC PORSCHE 911) 公式練習: ショーン・ウォーキンショー(ARTA BMW M6 GT3)
公式練習: 快晴のオートポリス 公式練習: 和田久/城内政樹組(アールキューズAMG GT3) 公式練習: 道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式練習: 高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)
公式練習: 高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス) 公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500) サーキットサファリ: 宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)
サーキットサファリ: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3) サーキットサファリ: 中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC) サーキットサファリ: ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム組(arto RC F GT3) サーキットサファリ: 谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 誰かの誕生パーティー ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 千代勝正(NDDP RACING with B-MAX)
ピットウォーク: 千代勝正(NDDP RACING with B-MAX) ピットウォーク: 千代勝正(NDDP RACING with B-MAX) ピットウォーク: 高星明誠(KONDO RACING) ピットウォーク: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 山下健太と国本雄資(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 国本雄資(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: 石浦宏明(LEXUS TEAM ZENT CERUMO) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 小林崇志と中山友貴(TEAM UPGARAGE)
ピットウォーク: 小林崇志と中山友貴(TEAM UPGARAGE) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ピットクルーのヘルメット 公式予選: 小林崇志(TEAM UPGARAGE)
公式予選: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) 公式予選: 坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction) 公式予選: 中山友貴(UPGARAGE 86 MC) 公式予選: 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)
公式予選: 松井孝允(HOPPY 86 MC) 公式予選: 平峰一貴(マネパ ランボルギーニ GT3) 公式予選: 平中克幸(GAINER TANAX GT-R) 公式予選: 坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)
公式予選: 谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式予選: 星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R) 公式予選: ピットアウトするGT300のマシン 公式予選: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
公式予選: 高星明誠(KONDO RACING) 公式予選: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING) 公式予選: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式予選: 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)
公式予選: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) 公式予選: 立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500) 公式予選: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) 公式予選: ヘイッキ・コバライネン/小林可夢偉組(DENSO KOBELCO SARD LC500)
公式予選: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) 公式予選: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 公式予選: 平木湧也(マッハ車検MC86 Y's distraction) 公式予選: 高橋一穂(シンティアム・アップル・ロータス)
公式予選: 佐藤公哉(リーガルフロンティアランボルギーニGT3) 公式予選: オートポリスは快晴に恵まれた 公式予選: 井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT) 公式予選: 黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)
公式予選: オートポリスは快晴に恵まれた 公式予選: 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT) 公式予選: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式予選: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)
公式予選: ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500) 公式予選: ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500) 予選記者会見: 野尻智紀と伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 予選記者会見: 坪井翔と松井孝允(つちやエンジニアリング)
GTキッズウォーク: ヤン・マーデンボロー(TEAM IMPUL) GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: 山内英輝(R&D SPORT) GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: 松浦孝亮とベルトラン・バゲット(Epson Nakajima Racing) GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: つちやエンジニアリングのピット GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: 井口卓人と山内英輝(R&D SPORT)
GTキッズウォーク: 山内英輝(R&D SPORT) GTキッズウォーク: 井口卓人(R&D SPORT) GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: 夕闇迫るオートポリス
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン スタート進行: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) スタート進行: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)
スタート進行: 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT) スタート進行: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) スタート進行: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) スタート進行: ピットアウトするGTマシン
スタート進行: 井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT) スタート進行: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) スタート進行: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) スタート進行: 本山哲/千代勝正組(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
スタート進行: 伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) スタート進行: 野尻智紀(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) スタート進行: グリッドウォークは大盛況 スタート進行: スタンドは観客で埋め尽くされた
決勝レース: 白バイとパトカー先導によるパレードラップが始まった 決勝レース: GT500クラスのスタートシーン 決勝レース: GT300クラスのスタートシーン 決勝レース: 新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)
決勝レース: 星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: 佐藤公哉/元嶋佑弥組(リーガルフロンティアランボルギーニGT3) 決勝レース: 中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)
決勝レース: 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組(WAKO'S 4CR LC500) 決勝レース: 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組(WAKO'S 4CR LC500) 決勝レース: 道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3) 決勝レース: ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)
決勝レース: 横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3) 決勝レース: 松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R) 決勝レース: 星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)
決勝レース: 木村武史(CARGUY ADA NSX GT3) 決勝レース: 関口雄飛(au TOM'S LC500) 決勝レース: 山下健太(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)
決勝レース: 星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3) 決勝レース: 久保凜太郎(GULF NAC PORSCHE 911) 決勝レース: マルコ・マペッリ(マネパ ランボルギーニ GT3)
決勝レース: 関口雄飛(au TOM'S LC500) 決勝レース: 中山雄一(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: 野尻智紀(ARTA NSX-GT)
決勝レース: 山下健太(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: 国本雄資(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT) 決勝レース: 新田守男(K-tunes RC F GT3)
決勝レース: 佐藤公哉(リーガルフロンティアランボルギーニGT3) 決勝レース: 関口雄飛(au TOM'S LC500) 決勝レース: 野尻智紀(ARTA NSX-GT) 決勝レース: 野尻智紀(ARTA NSX-GT)
決勝レース: ジェットコースターとストレート駆け下るGTマシン 決勝レース: GT500クラスのバトル 決勝レース: 星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)
決勝レース: 新田守男(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 決勝レース: 富田竜一郎(Hitotsuyama Audi R8 LMS) 決勝レース: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
決勝レース: 中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 決勝レース: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)
決勝レース: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: GT300クラスで優勝した新田守男と中山雄一(K-tunes Racing LM corsa) 決勝レース: GT500クラスで優勝した関屋正徳監督、平川亮、ニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM'S)
表彰式: GT300クラスのトップ3チーム 表彰式: GT300クラスで優勝したニック・キャシディと平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) 表彰式: GT500クラスのトップ3チーム
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行1回目 限定カラーの#18小林がトップタイム

全日本スーパーフォーミュラ最終戦「JAF鈴鹿グランプリ」のフリー走行1回目が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#18小林可夢偉組(KCMG Elyse SF14)が1'46.471でトップタイム。#17塚越広大組(REAL SF14)が2番手で続いた。

フリー走行1回目: トップタイムは小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) フリー走行1回目: 2位は塚越広大(REAL SF14) フリー走行1回目: 3位はトム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)

この日最初に行われた86/BRZレースの予選で赤旗中断があった影響で、フリー走行1回目は当初予定より5分遅れの午前9時より50分間で行われた。

公式予選日朝の鈴鹿サーキットは曇り。しかし前夜に降った雨の影響で路面はウェットコンディション。このためコースオープン時は各車ウェットタイヤ で走行を開始した。また現時点では午後の予選がドライコンディションで行われるとみられていることもあり、路面コンディションの回復を待ってガレージで待機するドライバーも何人かあり、#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)などは終了まで10分を切ったところで漸くコースインしたが、ソフトタイヤの皮剥きをしただけでピットに戻っている。チームメイトの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)もわずか4周の走行にとどまった。

一方、積極的に周回を重ねたのが今回限定で車体のカラーリングを一新した#18小林。19周を走り、最後の最後に1'46.471を叩き出してトップに躍り出た。#17塚越も序盤に1'50.504でトップに立つと、その後も13周を走り、1'46.592までタイムを縮めた。

ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)はセッション中盤に1'48.104を記録して一時トップに立っていたが、最終的に5位で走行を終えている。

SF最終戦の公式予選はこのあと12時35分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行1回目結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
118小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'46.471--196.346
217塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'46.592 0.121 0.121196.124
37トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'47.613 1.142 1.021194.263
48大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'47.617 1.146 0.004194.256
53ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'47.802 1.331 0.185193.922
636中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'47.895 1.424 0.093193.755
716山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'48.009 1.538 0.114193.551
85野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'48.324 1.853 0.315192.988
915福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'48.587 2.116 0.263192.520
1020平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'49.093 2.622 0.506191.627
114山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'49.284 2.813 0.191191.292
126松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'49.308 2.837 0.024191.250
131石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'49.867 3.396 0.559190.277
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'49.919 3.448 0.052190.187
1565伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'51.448 4.977 1.529187.578
1664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'51.547 5.076 0.099187.412
1719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'51.917 5.446 0.370186.792
1850千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'52.253 5.782 0.336186.233
192国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
4'11.5462'25.0752'19.29383.107

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11、12戦オートポリス 川合孝汰は4位、6位で全戦入賞にあと一歩! 小倉祥太は、初めて走るコースでポイント獲得 (Le Beausset)

FIA-F4選手権第11戦・第12戦
10月20日(土)〜21日(日)オートポリス 4.674km

 ル・ボーセモータースポーツがスーパーFJ、スーパー耐久と併せ挑む、FIA-F4選手権シリーズの第6大会が、10月20日(土)、21日(日)にオートポリス(大分県)で開催された。シリーズは残すところ2大会4戦となり、まさに大詰めを迎えた。前大会のSUGOは川合孝汰が2戦とも表彰台に上がり、ルーキーの小倉祥太もベストリザルトを更新して連続入賞を果たしていることから、引きつづきの快進撃が期待された。

 今回の舞台、オートポリスは高低差のあるテクニカルレイアウトで知られ、タイヤへの攻撃性の高さも特徴のひとつ。速さのみならず、タイヤのグリップをいかに持たせることができるか、またグリップの落ちていくマシンをいかにコントロールできるかも重要になる。

予選 10月20日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 多くのドライバーにとって、年に1大会だけ参戦するコースとあって、練習走行は水曜日から開始された。走り始めは特に川合が好調でトップにも僅差で迫り、そこからセッションを重ねるごとセットアップが進められ、小倉も含めて絶えず上位を狙えるポジションにつけていた。しかし、山中に位置するコースとあって温度変化が激しく、特に低めの時にタイヤへの攻撃性が著しかった。予選ではそのあたりのセット、走りのマッチングが重視された。

 土曜日の早朝に行われた予選は気温、路面温度とも極めて低く、最も厳しい条件となっていた。それだけにウォームアップは普段より入念に行い、アタックが開始された。川合は、5周目で1分52秒台に入れると、8周目には52秒157を記録する。その後もタイムアップを狙うが、なかなか叶わない。そのため、一度インターバルを入れ、気持ちを切り替えて再度アタックしていく。すると、計測できる残りが2周ということころで51秒963に入れ、ポジションアップ。第11戦は5番手、12戦は6番手グリッドを獲得した。

 一方、小倉も7周目に52秒514を記録し、その後もアタックを続けていき、10周目には52秒410でタイムを更新。更なるタイムアップを狙おうとするも、タイヤのグリップが落ちてきたことからチェッカーを待たずにピットイン。その結果、第11戦は12番手、第12戦は13番手となった。

 しかし、2戦ともに3番手につけたドライバーがタイヤ2本交換のペナルティにより最後尾スタートとなったことから、ひとつグリッドが繰り上がり、川合は第11戦を4番手から、第12戦を5番手から、小倉は11番手、12番手から臨むこととなった。

決勝第11戦 10月20日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 土曜日の午後に行われた第11戦決勝は、予選とは対照的に青空が広がり、やや暑さすら感じる中での戦いとなった。スタートは川合がポジションキープでのレース開始になったのに対し、小倉は前に並んだ車両がストールし、それを際どく避ける状態でのダッシュとなったが、冷静な対処で、オープニングラップのうちに9番手に浮上する。

 ペースのいいトップ3台のあとを懸命に追う川合だったが、バトルになるまでには至らず。一方で中盤まで背後につけていたドライバーを、終盤には完全に振り切って単独走行に持ち込むことに成功する。

 小倉は8番手を走るドライバーの真後ろに着け一進一退の攻防を続けるが、前のクルマに近づくとフロントタイヤのグリップが失われペースが上がらない。前でバトルになったタイミングで差を詰め、更なるポジションアップを狙うも抜くには至らず、最終的に10位でフィニッシュ。

 川合はどうしても欲しい表彰台。残り2周、相手のミラー越しにプレッシャーを掛け続けブレーキングで差を詰め最後まで諦めない姿勢を見せるが、悔しい4位でゴールとなった。

決勝第12戦 10月21日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 九州では年に一度の晴れ舞台はすっきり青空の下、グランドスタンドも超満員、ドライバーのテンションも大いに上がる中でのレースとなった。当然、温度はまた高くなっていることから、しっかりセットをアジャストして川合と小倉を、スタッフはグリッドに送り出す。

 注目のスタートは、まず川合がポジションキープで1コーナーに飛び込んでいき、6番手でオープニングラップを終える。それでも4番手を争う集団に食らいついて離れず、隙あらばの構えで続くも、我慢の展開が続く。

 小倉は、ホイールスピンが著しく2周目までに17番手に後退するも、その後は前を行く車両と変わらぬペースで周回を重ね、8周目には1台を、11周目にはさらにもう1台をパスして15番手に浮上。中盤からは競り合うレースで引けを取らずにクリアしていく。

 一方、川合も最後まで4番手争いを繰り広げ、しきりに逆転を狙ったものの、抜きどころの少ないレイアウトではチャンスは最後まで訪れず。その結果、川合は6位でゴールし、小倉は15位でレースを終えた。残すはツインリンクもてぎでの最終戦となるが、ここはチームのホームコースだけに、悔いを残すことのないレースが期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 レースウィークを通して気候は安定していたが、気温が低く路面温度が低下した状態でのフロントタイヤのグリップレベルを上げることが課題だった。川合は練習走行から常時6番手以内に着けていたが、特定のコーナーでもう少し速さがあればトップを走れる感触はあっただけに悔しい結果だ。小倉はタイヤに負荷がかかる走り方のせいかタイムの落ち込みが多かった。ただし、データ上では川合よりも早く走れているコーナーもあったので次に繋がるレースになったと思う。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 土曜日のレースはバトルこそずっとできましたが、並ぶところまではいっても決定的なチャンスはなく、前を走ったクルマのミスで自分が上がったという感じでした。マシンバランスも、予選よりも良かったので、もっと上げていきたかったのですが、悔いの残るレースでした。日曜日のレースはオープニングラップが悔やまれます。自分では回転を調整してスタートしたつもりだったのですが、それでも大きくホイールスピンしてしまいました。その後のペースが悪くなかっただけに、本当にオープニングラップがすべてでした。次のもてぎはいちばん走っているコースであり、チームのホームコースというプライドもあるので、何が何でも表彰台に登れるよう頑張っていきます。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 レースウィークを通して、マシンのセットも試行錯誤したのですが、難しい展開でした。前回のSUGOのいい流れで、このオートポリスも上を目指していたので、この結果はすごく悔しく思います。ですが、予選では、タイムが頭打ちになっていたところで一度気持ちをリセットして集中を切らさずに更にベストを更新できたのは、今まで気持ち的に弱い部分があった自分からしたら良かったと思います。また、得意なコースとはいっても改善できる箇所も見つかったので、そういった反省点を持ち帰り、クルマに乗っていない時もしっかりと過ごして、次の最終戦はホームコースでもあるので、優勝して最後を締めくくりたいと思います。
Le Beausset Motorsports

カデット

カデット:加藤が2年目の鈴鹿選手権で待望の“決勝”初優勝!

  • 2018カートレースIN SUZUKA第6戦カデットオープンクラス
  • 2018年10月14日/三重県・鈴鹿サーキット国際南コース/くもり→晴れ(ウェット→ドライ)
  • エントリー29台 出走28台

 2018鈴鹿選手権シリーズ第6戦 カートレースIN SUZUKAで、小学2年生以上のドライバーを対象とするカデットオープンクラスの第4戦が行なわれた。全5戦で実施される同クラスの2018シリーズも佳境を迎え、残すところ2戦。前回の第3戦では天候悪化のため決勝が中止になり(予選総合結果に通常の半分のポイントを付与)、一戦ずつの重要度が増した中、ポイントレースの行方にもますます注目が集まるところだ。

 前夜から降り続いた小雨は朝方には止んだのだが、走行スケジュールが始まった時点では、まだコース全面がしっとりと濡れたまま。ウェットコンディションのタイムトライアルで1分4秒616のトップタイムをマークしたのは沢村騎士(ハラダカートクラブ)だ。0.091秒差の2番手はりー海夏澄(スーパーチップス)。3番手には五十嵐文太郎(Super Racing Junkie!)が続いた。

 間もなく空は晴天に変わり、8周の予選ヒートはドライコンディションで行なわれた。スタートでは五十嵐が好ダッシュを決めてトップに立ったが、オープニングラップでりーとともに戦列を去ることに。沢村もここで大きく順位を下げた。一方、ポイントリーダーの加藤大翔(ワキデンタルクリニック+HKC)が12番グリッドから1周で2番手まで上がり、2周目には先頭の迫隆眞(ERS with Hometec)をかわしてトップを奪った。ここからは加藤と迫のマッチレースが続き、迫が6周目に加藤を抜き返して1位でチェッカーを受けた。

 だが、迫にはヒート後にペナルティの裁定が下り、決勝のポールには2番手ゴールの加藤が着くこととなった。加藤は今季3度目のポール獲得だ。2番グリッドを手に入れたのは、大集団のセカンドグループの戦いを制した鈴木浬(カートクラフト)。グリッド2列目には、TT13番手から浮上の田仲琉雅(K-TECH with ぴぃたぁぱん)と佐藤統(FLAX motorsports)が並ぶ。迫は鈴木恵武(TEAM AKASAKA)に続く6番グリッドだ。

 決勝は12周。スタートではセカンドグリッドの鈴木が出遅れてポジションを下げたのに対し、ポールの加藤はトップの座をキープすると、2番手に上がった田仲を引き離して快調にリードを広げていった。3周目、迫が田仲をパスして2番手に浮上したが、やはり加藤との差を縮めることはできない。レースの折り返し点で、加藤のリードは約1秒に。もう加藤を脅かす者はいなかった。

 加藤はこのクラスに参戦を始めた昨年から、何度も勝利に手をかけながら、それをつかみきれないレースが続いていた。第3戦では予選総合1位が決勝の中止によって“優勝”と認定されたのだが、それは決勝を戦って手にしたものではなかった。その悔しさを晴らす瞬間が、ついに訪れた。加藤は12周目の最終コーナーを立ち上がると、力強く拳を振り上げてチェッカーをくぐった。2年間待ち続けた、本物の初優勝の瞬間だ。

 2位は予選のペナルティを挽回した迫。レース終盤に4台一丸の混戦となった3位争いは、13番グリッドから順位を上げた西田未来(チームナガオ)が制した。

加藤大翔のコメント
 めっちゃうれしい。やっと実力で勝てた! 理想どおりのレース展開がやっとできました。お父さんとボクが力を合わせて、マシンと自分が一体となれたから勝てたんだと思います。(JAFジュニア選手権)FP-Jrカデットクラスの東西統一戦も同じコースなので、そこでも絶対に勝ちます。
公式予選でトップタイムの沢村騎士選手(ハラダカートクラブ)

公式予選でトップタイムの沢村騎士選手(ハラダカートクラブ)

公式予選でセカンドタイムをマークしたリー海夏澄選手(スーパーチップス)

公式予選でセカンドタイムをマークしたリー海夏澄選手(スーパーチップス)

公式予選で3番手のタイムをマークした五十嵐文太郎(Super Racing Junkie!)

公式予選で3番手のタイムをマークした五十嵐文太郎(Super Racing Junkie!)

予選ヒートをトップで通過するがペナルティを受ける迫選手

予選ヒートをトップで通過するがペナルティを受ける迫選手

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手

決勝ヒート2番グリッドの鈴木選手

決勝ヒート2番グリッドの鈴木選手

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手2

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手2

決勝ヒートがローリング後一斉にスタート

決勝ヒートがローリング後一斉にスタート

スタート直後から独走状態を作り出した加藤選手

スタート直後から独走状態を作り出した加藤選手

迫隆真選手(ERS with Hometec)

迫隆真選手(ERS with Hometec)

決勝ヒート3番手スタートを獲得した田仲琉雅選手(K-TECH withぴいたあぱん)

決勝ヒート3番手スタートを獲得した田仲琉雅選手(K-TECH withぴいたあぱん)

13番グリットからファステストラップで追い上げ3位を獲得の西田光来選手(ナガオカート)

13番グリットからファステストラップで追い上げ3位を獲得の西田光来選手(ナガオカート)

悲願のトップチェッカーを受ける加藤大翔選手(ワキデンタルクリニック+HKC)

悲願のトップチェッカーを受ける加藤大翔選手(ワキデンタルクリニック+HKC)

チェッカー後検討を称えあうドライバー達

チェッカー後検討を称えあうドライバー達

カデットオープンクラス表彰式

カデットオープンクラス表彰式

迫選手と西田選手に祝福される加藤選手

迫選手と西田選手に祝福される加藤選手

Text: Kazuo MIZUTANI
Photo: Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)

Vitz関西

Vitz関西:第4戦岡山 Vits 最終戦、予選ポールポジションも悔しい結末に

■2年間のドライバー育成プロジェクト終了で感じた思い

 10/14開催のヴィッツ関西シリーズ最終戦、2年計画で進めてきたドライバー育成プロジェクトの最後のレースとなりました。

 ドライバー達と出会った時、貪欲さもない、自分の意思もない、ないない尽くしで、最初はどうしていくのが良いか僕も分かりませんでした。トップから3秒から5秒落ち、最初は基本中の基本であるスタート練習から始めました。

 走行のたびに課題を与え、良い、悪いを体で感じさせました。私もドライバー達の性格を理解しながら向き合ってきました。レースキャリアとドライバーのスキルを重ね合わせたとき、彼らには、明らかに足りないものがあることがが分かりました。それは経験値です。2年間という短い時間では、優勝という目標は少し高すぎたかもしれません。それでも、高い目線の目標に向かっていくことで、もしかしたら違うかたちで補えるかもしれないと試行錯誤をしました。

 トップから3秒から5秒落ち、20位30位。コンマ数秒で争うレースを経験してきて、その差を埋めることは簡単ではないと分かっていました。一方で、目標が高すぎたかもと反省しながらも、チームオーナーの高崎くんには、開幕戦を終えて、まずは表彰台と伝えていました。今考えると、実現は難しいと思われていた気がします。笑

 それくらい底辺からのスタートでした。メインマシンの廃車、その後さらに2台廃車。気が遠くなるようなレースウィークもありました。

 ドライバーは諦めず付いてきてくれましたが、時にはぶつかることもありました。それでも、私もチームもやれることをやってきたと信じています。

 1年目の最終戦、台風で延期になった廣島くん予選2位獲得で表彰台の可能性を感じました。

 2年目の開幕戦、良い流れのまま、廣島くんが決勝2位初表彰台獲得! 第2戦は勝木くんが3位、第3戦は廣島くんが2位、まだ安定はしていなせんが、確実に速さが身についてきているのを感じていました。

 私は常にレースウィークの流れを一番大切にして、レースウィークをどう組み立てるかを意識をしていました。ドライバーが良い条件で予選決勝を戦えることを意識していました。

 3戦目を終えたときに、それだけでは勝てないと気付きました。結果を出すのはドライバー、ドライバーが流れを作り上げ、更に考え、自分に合わせ一歩踏み出さない限り、勝つことは出来ないのか、、、それは、ある意味で冒険でした。

 10/13、2年目最終戦レースウィークの走りはじめ、 さっそく壁にぶち当たりましたが、この2年の経験でうまく修正が出来ました。

10/14予選

 良い流れを掴み、予選を走行後には、廣島くんポールポジション、勝木くん2位、最高の結果でした。しかし、縁石より更にアウト側を使ってのタイムアタックと判定が下り、廣島くんはベストラップ抹消のペナルティ。でも、チームとしては、2位だった勝木くんがポールポジションを獲得。

 これまで2位からスタートで、抜けずに終わる2位でしたが、予選がトップだったら勝てるレースばかりでした。課題だった予選をミスなくしっかり決められたことは素晴らしい成長だと感じました。

 決勝レースはこの2年の集大成、いつも通りやり切ってこいと送り出しました。スタート練習は誰よりもしてきているので自信をもって、1コーナーに進入、1周目のライン取りも、いつも通りやれば大丈夫と自信を持たせ送り出しました。

 スタートを決め、1周目を決めトップで終えました。しっかり押さえていましたが、8周目にミスを犯し、2位に後退。そのままゴール。

 勝木くんはこれまでのレース経験でトップを走ったことがなく、残念ですがこれも経験なのでしょう。今までの2位3位とは違うレベルでのレースだったと思います。同じ2位でも悔しすぎる2位でした。

 しかし、その後の再車検で指定のエアークリーナーが装着されておらず、車検失格となってしまいました。この失格はチームとしても私としても、真摯に受け止め、今後このようなことのないよう、努めていきたいと思います。

 何より、ドライバーには本当に申し訳ないことをしてしまったと反省しています。2年目の最終戦が不甲斐ない結果になってしまい、本当に悔しいですが、ドライバーは本当に成長したと実感しています。

 若手育成を経験したことで、逆にドライバーから教えてもらうことがたくさんありました。本当に感謝しています。

 2002年の大クラッシュから16年、この間で学んできた経験は、レースとは違ったことでも凄く役に立ち、無駄なことは何一つなかったと実感しました。自分の経験を伝えて、ドライバーが成長し、結果を残してもらえることがこんなに楽しいことなのかと感じました。同時に自分の自信につながりました。3人のドライバー共に、シリーズポイントを獲得、シリーズランキング3位、8位、15位を獲得出来ました。

 無名のチームを組み立て、2年でトップチームまで昇り詰められたことはチームとしても自信を持つことが出来ました。何よりドライバーがすごく頑張ってくれました。

 11月24日、まだ未定ですが11/24富士スピードウェイで開催される統一戦に参戦予定です。本当の最後に優勝し、チームで喜びたいです。応援宜しくお願い致します。

  • 開催場所:岡山国際サーキット
  • 日程:10/14日曜日 予選8:55~・決勝12:40
  • チーム名称:AVANTECH Racing Team
  • チーム代表者:高崎保浩
  • チーム監督:長屋宏和
  • ドライビングアドバイザー:霜野誠友
  • チーフメカニック:永原達也
  • メンテナンスガレージ:Garage N
  • 車両協力:arto OSAKA
  • ドライバー:
    • 456廣島嵩真 決勝9位 シリーズ3位
    • 242勝木崇文 決勝失格 シリーズ8位
    • 220大井偉史 決勝33位 シリーズ15位
ピロレーシング代表 長屋宏和

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝会見 「100号車の前でフィニッシュすればいいわけですし、僕らももてぎはいつも相性がいいので、最終戦は大丈夫だと思って臨もうと思います」(平川亮)

GT500クラス優勝 #1KeePer TOM'S LC500

平川亮
GT500クラス優勝の平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) TRDとブリヂストンに感謝しています。まさか優勝できるとは思っていませんでした。昨日の予選でホンダにトップ3を持っていかれて落胆していましたが、決勝は我々トムスが1-2で終わることができ、本当に強いチームだなと。チームのみんなが頑張ってくれたおかげですし、最後は(36号車を)抜くことができてよかったと思います。チャンピオン争いに立てたことは非常に嬉しいですが、まだ油断はできません。今年の予選を見る限りホンダ勢のパフォーマンスは非常に高いので、前に行かれてしまうと厳しいなと思います。でも100号車だけを見てレースをし、100号車の前でフィニッシュすればいいわけですし、僕らももてぎはいつも相性がいいので、最終戦は大丈夫だと思って臨もうと思います。
ニック・キャシディ
GT500クラス優勝のニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) 本当に嬉しいです。今年はずっといいパフォーマンスを発揮できているので、チームトムスとレクサスのみなさんに感謝しています。チームとして向上していかなければならなっ課題はたくさんありましたが、それを一つずつ改善していけたのでこの場所にたどり着けたと思います。僕が担当したスティントはスタートからペースがよかったです。リスクを負いたくはなかったので、当初の目標は100号車を抜くことだけでした。タイヤの心配は抱えていたし、8号車や17号車が速いのもわかっていましたが、今回は抜こうと思いました。チームの戦略も素晴らしかったのでこの場所に来ることができました。すごく感謝しています。

GT300クラス優勝 #96K-Tunes RC F GT3

新田守男
GT300クラス優勝の新田守男(K-tunes Racing LM corsa) 今回もメカニックやチームスタッフ全員の頑張りに感謝したいですし、ブリヂストンタイヤのパフォーマンスが非常によかったので、タイヤメーカーさんにも感謝したいです。このコースは僕たちの苦手なコースだと思っていたんですが、テストから非常にいいパフォーマンスを発揮できる状況でした。予選は路面の状況に原因があったのか、思うようなタイムが出なかったんですけど、テストやフリー走行の状況からみてタイヤは非常にいい状態なんじゃないかと。まさか勝てるとは思っていませんでしたが、表彰台の一角には入れるんじゃないかと思いながらレースを進めていました。(中山)雄一が走っているときはピックアップの問題とかトラフィックとかでなかなか前に出れませんでしたが、セーフティーカーにも助けられ、前のクルマがピットに入り始めたところから猛プッシュしたら非常にいいペースで走ることができました。それとピット作業が非常に早かった。今年の僕らのチームのパフォーマンスの中でもベストなんじゃないかと思います。あとはGT500が激しい戦いをしていたのでぶつからないように気をつけて走りました。
中山雄一
GT300クラス優勝の中山雄一(K-tunes Racing LM corsa) 300クラスはタイヤの磨耗が厳しいという前予想で、どんなペースで走ろうかなと思っていましたが、昨日の朝から使っているタイヤの持ちが割とよかったし、前回テストできたときにもロングランを何度かやってデータを取れていたのであまり不安にならずにレースウィークを進めて行くことができました。予選で速かったヨコハマ勢も決勝のペースがよくなくて、僕らのペースは良かったので、すごく気持ちのいいレースでした。タイヤはずっと余裕があったので、ペースをコントロールしながらチャンスを伺っていました。ヨコハマ勢がピットに入り始め、「あと5周」と無線で言われたところからは自分のペースでプッシュでき、ピックアップが取れてからは最高の状態で走れたので、予定より3周余計に、8周走ってマージンを築くことができました。驚くほどピット作業も早くて、そこで15秒くらいマージンを築くことができました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝 三宅淳詞が3連勝でポイントリーダーに

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は21日、鈴鹿サーキット東コースで決勝を行い、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が22周・20分1秒697で今季3勝目を飾った。

出場全ドライバーの集合写真

マシンに乗り込むポールシッターの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

22周の決勝がスタートした

レース序盤の吉田宜弘を先頭とする3位争い

レース終盤の澤龍之介を先頭とする2位争い

優勝は三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

決勝2位は澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)

決勝3位は吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

表彰式

 スーパーFJ第5戦決勝は午後3時40分、日も西に傾き雲一つない快晴の下、15台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が好スタートを切りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)は蹴り出しはよかったもののその後が伸びず2位で三宅の後ろに付け、3位も予選順位のまま荒川鱗(Drago CORSE 10V)が続いた。

 4位には予選5位から予選4位の徳升広平(宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS)をかわした吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が上がり、徳升は5位に付けた。

 2周目の1コーナーでは荒川が吉田、徳升に相次いでかわされ5位まで落ちる。

 三宅が2位以下をじりじりと離し独走状態に持ち込む一方、2位・澤の後方では、吉田、徳升、荒川の3位争いが激しくなってきた。

 しかし11周目には5位の荒川が周回遅れのマシンに詰まって3位争いから脱落。2位を走る澤も周回遅れのマシンに手こずり、吉田に追いつかれると終盤には2位・澤、3位・吉田、4位・徳升が接近戦となった。

 最終ラップには1コーナーで吉田が澤に仕掛けるも抜けず、2位争いは澤、吉田、徳升の順でS字へ向かう。

 結局優勝は「スタートが決まって後ろを離せたので落ち着いてレースをできました」という三宅。2位には澤が続き、吉田も「予選順位を考えれば上出来」と3位でゴール。4位には徳升が入り、5位には荒川が、6位には大きく遅れてたものの村松日向子(Rn-Sports制動屋KK-S2)が入った。

 優勝した三宅はチャンピオンシップポイントを66点と伸ばしトップに立った。2位には4位に入った徳升が57点で続き、3位は2位に入った吉田が50点。この3人が最終戦でのチャンピオンの可能性を残した。

 チャンピオンの決まる最終第6戦は、鈴鹿クラブマンレースファイナルラウンドして11月25日にフルコースで決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝 トムスが今季2度目の1-2フィニッシュを達成。GT500タイトルは#1KeePer LC500と#100RAYBRIG NSXの同点対決に!!

GT500クラスはついに同ポイントで最終決戦に!!

2018オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT300kmレース」の決勝レースが10月21日、大分県のオートポリスで行われ、予選5番手からスタートした#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が今季初優勝。2位に#36中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)が入り、LEXUS TEAM au TOM'Sが第5戦富士に続いて今季2度目の1-2フィニッシュを達成した。

GT300クラスは予選10位からのスタートながらタイヤ選択とピット戦略がズバリと的中した#96新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が第3戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げている。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日10,550人/決勝日20,380人/大会総入場者数30,930人)

大分県警の先導でパレードラップが始まった

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

スピンをする番場琢(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)

スピンをする永井宏明(TOYOTA PRIUS apr GT)

永井宏明のスピンによりSCボードが掲げられた

レースは途中セーフティーカーが導入された

GT500クラス優勝は平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)

GT500クラス決勝2位は中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)

GT500クラス決勝3位は国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)

GT300クラス優勝は新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)

GT300クラス決勝2位は佐藤公哉/元嶋佑弥組(リーガルフロンティアランボルギーニGT3)

GT300クラス決勝3位は道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)

第7戦決勝は午後2時より65周で行われた。昨日の予選とは打って変わり、気温25℃、路面温度32℃という暖かい気候の中での戦いとなり、両クラスともタイヤチョイスとピット戦略が大きく勝敗を左右することになった。

GT500クラスはポールシッターの#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が序盤トップに立ったが、予選4位からスタートした#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)がスタートで#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)3位に浮上すると、11周目の第2ヘアピンで今度は#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)のインに飛び込んでみせた。懸命の抵抗を見せた小暮だったが、中嶋はそのまま併走でジェットコースターストレートを駆け下ると、その先の高速右コーナーで軽い接触を伴いながら小暮をねじ伏せ、2位に浮上、その直後の最終コーナーでトラフィックに捕まって失速した#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)をも続く12周目の1コーナーでアウトから抜き去ってトップに躍り出た。

その後は快調に後続を突き放しにかかった36号車だったが、#30永井宏明(TOYOTA PRIUS apr GT)がスピンアウトしてグラベルに捕まったため、GT500のトップ集団が20周目に差し掛かったところでセーフティーカーが導入され、36号車の大量リードは奪い去られてしまった。

車両回収ののちレースは25周目にリスタート。予選上位のNSX勢が25~26周で相次いでドライバー交代をすませる中、36号車はチームメイトの1号車とともに29周終わりまでドライバー交代を引っ張った。この判断が功を奏し、トムスの2台は1-2位でコースに復帰することに成功する。

トップを快走し、一時は2位に4.7秒もの差をつけた#36関口雄飛(au TOM'S LC500)だったが、#1平川亮(KeePer TOM'S LC500)は終盤一気に関口との差を詰め、60周目の第2ヘアピンでトップに浮上、そのまま65周を走りきって今期初勝利をものにした。

この優勝により#1平川/キャシディ組は20ポイントを獲得、ポイントリーダーの#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)が5位に終わったことで、ともにトータル67ポイントとして最終戦もてぎに臨むことになった。

また3位には2ピット作戦を敢行した#19国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)が入り、トムスの1-2に加えてレクサスLC500が表彰台を独占するという快挙を成し遂げた。

GT300クラスはポールポジションの#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)がスタートからトップを快走、それを#5坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)、#10星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R)が追う展開で前半は推移したが、セーフティーカーラン終了後に相次いでピットストップを行なった彼らに対し、40周目までピットインを引き延ばし、タイヤ4本を交換する作戦を採った#96新田/中山組がレーストータルのペースで上回り、第3戦鈴鹿に続く今季2勝目を達成。これにより新田は自身の通産勝利数を20とし、再び高木真一とともに通算最多タイとした。2位には同じくタイヤ4本交換で予選9位から追い上げた#87佐藤公哉/元嶋佑弥組(リーガルフロンティアランボルギーニGT3)が入り、#34道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)が3位で続き、チーム発足以来初の表彰台を獲得した。

スーパーGTの2018シーズン最終戦は11月11日決勝。今年も栃木県のツインリンクもてぎを舞台にチャンピオンをかけた熱い戦いが行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝結果

■GT500クラス

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
11平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS47651:56'02.296
236中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS40650.436
319国本 雄資
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH156512.614
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS366521.331
5100山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS616521.628
617塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS406532.944
724ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
高星 明誠
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH186537.072
839ヘイッキ・コバライネン
小林 可夢偉
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS366545.462
96大嶋 和也
フェリックス・ローゼンクヴィスト
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS346548.517
1064ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL3651'00.596
1112佐々木 大樹
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS29651'04.447
128野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS49651'12.433
133本山 哲
千代 勝正
CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI12651'18.125
1416武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH16641Lap
15*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI39641Lap
---- 以上規定周回数(70% - 45Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.16 中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT) 1'35.808 (31/32)
  • CarNo.23は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1961K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
新田 守男
中山 雄一
BS24611:56'44.520
2872リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
YH66117.228
3343Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
道上 龍
大津 弘樹
YH136126.403
4554ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
BS526132.652
5655LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
黒澤 治樹
蒲生 尚弥
BS426133.817
6116GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
平中 克幸
安田 裕信
DL376138.939
757マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
坂口 夏月
平木 湧也
YH6141.507
878D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
YH286146.262
9109GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
吉田 広樹
YH206152.218
103110TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
嵯峨 宏紀
平手 晃平
BS456153.254
11911GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
久保 凜太郎
石川 京侍
YH56158.793
126012SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
吉本 大樹
宮田 莉朋
YH236159.031
13*8813マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
平峰 一貴
マルコ・マペッリ
YH326159.602
142114Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
リチャード・ライアン
富田 竜一郎
DL16159.795
156115SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
井口 卓人
山内 英輝
DL32611'02.644
165016EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1611'02.824
175217埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
番場 琢
脇阪 薫一
YH4611'03.251
1811718EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
井出 有冶
阪口 良平
YH611'06.661
19019グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH45611'07.024
202620TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
山田 真之亮
川端 伸太朗
YH4601Lap
21221シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
高橋 一穂
加藤 寛規
YH601Lap
223522arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
YH601Lap
2336023RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
柴田 優作
田中 篤
YH601Lap
242524HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
松井 孝允
坪井 翔
YH35592Laps
252225アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH592Laps
263026TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
永井 宏明
織戸 学
YH583Laps
271827UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
中山 友貴
小林 崇志
YH28583Laps
28*4828植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
田中 勝輝
リチャード・ブラッドレー
YH5011Laps
---- 以上規定周回数(70% - 42Laps)完走 ----
-77729CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
横溝 直輝
木村 武史
YH3922Laps
  • Fastest Lap: CarNo.25 坪井翔(HOPPY 86 MC) 1'35.808 (31/32)
  • CarNo.88(平峰一貴)は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.48(リチャード・ブラッドリー)は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
156三宅 淳詞KK-SⅡミスト制動屋
MYST KK-S2
YH2220'01.697
261澤 龍之介TPS・KK-SⅡ・制動屋
MYST KK-S2
YH226.022
357吉田 宜弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED
MYST KK-S2
YH226.624
470徳升 広平宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS
MYST KK-S2
YH227.022
577荒川 鱗Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH228.133
658村松 日向子Rn-Sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
YH2219.423
720岡本 大輝ブリリアンス/イーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2219.751
812中村 賢明TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2220.464
919永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH2229.664
1060岡本 大地NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH2233.014
113貫戸 幸星Rebodica萬願亭KRS 07J
WEST 07J
YH2236.655
1272宇高 希K&G RACING C72 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2238.559
1343小林 良アイシンAW工業TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH2241.158
149上吹越 哲也ヤマダエスバイエルホーム・FTK
MYST KK-S2
YH2242.286
1528依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH202Laps
---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.56 三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋) 54.323 (9/22) 148.64km/h

SUPER GT

SGT:GTA定例会見 「来年の第2戦には身動きできないくらい沢山のお客さんを集めたい」(坂東代表)

スーパーGTを主催するGTアソシエイション(GTA)は10月21日、第7戦の開催されているオートポリスにて定例会見を開催。第6戦SUGOの決勝で発生したドクターカーのコースインの件や、先ごろDTM参戦を発表したアストンマーチンについて、また来年の開催が予定されているDTMとのジョイントイベントに関連した話題などについて坂東正晃代表が語った。

第6戦のドクターカー導入について
スーパーGTは主催クラブやオーガナイザーの運営体制にプラスαとして我々(GTA)が技術面、運営面でアドバイザー的に補助している。しかしGTAもJAFの公認団体として共催している立場である以上相応の責任は負わないといけないと考えている。今回の件は我々の用意するドクターカーやFROと、オーガナイザーの用意するドクターカー両方を配置して運営する中で起きた。オーガナイザーのドクターカーは14-15番ポストの間に配置されていたが、64号車が14番ポスト付近でクラッシュし、ドライバーがなかなか降りてこないのをドクターカーのドライバーとドクターが見ていた。タワーからは「待機」という指示が出ていたものの、彼にらは一刻を争う状況だと見えていたために、彼ら自身の正義感で行なった。本来ドクターカーはレッドフラッグで入れるもので、イエローフラッグで入れてはならないルールがあるが、彼らの正義感で入ってしまった。ドクター本人の意思は尊重すべきだが、問題は独自に動いてしまったことにあり、インターナショナルなレースイベントを運営する中で、あの場面が全世界に発信され得たことは残念だった。サーキットによってはオフィシャル無線が充分に届かない状況が未だにあり、タワーとの意思疎通が充分にできないままに現場が動いてしまうケースは鈴鹿などでも起きている。各オフィシャルの意欲は尊重しつつも、無線の整備や指示系統の徹底など、今後に向けて解決していかないといけない。
アストンマーチンのDTM参戦について
ホッケンハイムでの発表の前、夜中にITRから20何回も着信があり、最後はショートメールまで送ってきた。そこでこちらから電話を入れると彼らの興奮や喜びようが伝わってきた。アストンマーチンがプライベーターとして何台出てくるのかなど正式なものはまだ聞いていないが、2020年ではなく2019年からBMWやアウディに加えて、ワークスではない形で参戦すると聞いている。新しいクルマが出てくることは、我々とのコラボレーションにもより近づくし、クラス1という存在がより大きくなる。我々は2020年に向けて新しいクラス1を作っていくが、DTMは2019年から導入する。ターボエンジンのベンチテストも終わり、12月には車両に搭載してのテストが行われると聞いている。そこにアストンマーチンが加わるのは喜ばしいことだ。今回はHWAが開発するということで、アウフレヒトが奔走し、努力したのだろうと考えている。
クラス1についてはシャシーやサスペンションなどの標準化を進めていくが、まだ空力やホイールなど、スーパーGTとDTMですり合わせが必要な部分は残っている。我々スーパーGTとしてはあくまで300kmレース、GT300との混走など、日本の環境やファンのニーズに合った形は崩したくないが、ジョイントイベントに関しては空力やタイヤワンメイクなど、向こうに合わせる必要も出てくるだろう。特に空力の影響は一番大きいと考えているので、そこをきちんと合わせないといけない。ミッドシップのNSXに関してもどうやって空力を合わせるか、BOPをどうするかなど、トヨタや日産の意見も聞きながらクリアに決めていきたいと考えている。
そうした中で新たなマニュファクチャラーの参戦や日本のプライベーターの海外参戦などの可能性も広がっていくだろう。今回アストンマーチンがプライベーターとして参戦する、という話も、日本のチーム運営のあり方などが参考になっているのではと思う。
来年のゴールデンウィークが10連休になることの第2戦への影響について
スーパーGTにとって集客や導線の見本となる、一番動員の多いイベントが第2戦だ。富士の近隣以外のお客様も来られるイベントで、レース運営に関しては、駐車場が満杯になってもきちんと導線を整理し、身動きができないくらい沢山のお客さんを集めてみたい。10日間という機会を与えていただけるのなら、体制をより強化し、富士スピードウェイとも話し合って、息もできないくらいたくさんのお客さんに来ていただいて、お客さんが満足されて、帰りの渋滞すらイベントの一つとして迎え入れてもらえるような運営をやっていきたい。そのために小山町などとも話し合い、きちんとした環境づくりをしていく。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿公式予選 三宅淳詩が今季3度目のポールポジション

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は21日、鈴鹿サーキット東コースで公式予選を行い、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が53秒847で今季3度目のポールポジションを獲得した。

ポールポジションの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

予選2位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)

予選3位の荒川鱗(Drago CORSE 10V)

ポールポジションを獲得した三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

 晩秋の鈴鹿サーキットは雲一つない好天に恵まれ、午前10時45分から15分間の公式予選が行われた。

 序盤予選をリードしたのは荒川鱗(Drago CORSE 10V)。4周目に54秒472でトップに立つと翌周には54秒345までタイムを伸ばした。

 しかし、7周目にこのタイムを上回ってきたのが三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)で54秒012でトップに立つ。三宅は9周目には53秒847とただ一人54秒を切るタイムを叩き出す。

 三宅はさらにタイムアップを図るも「セクター間のベストをつなげられなかった」とタイム更新はならなかったが、誰も三宅のタイムを上回るドライバーは現れず、このタイムでポールポジションを獲得した。

 2位には澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)が54秒081で、3位には54秒210で荒川が続いた。

 4位には現在ポイントリーダーの徳升広平(宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS)が、5位にはベテランの吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が付けた。

 WEST17Jの開発プログラムが終了し、急遽マシンを変更して参戦した岡本大地(NAVY AUTO)は6位と出遅れた。

 決勝レースは本日21日、午後3時40分より22周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIAF4:第12戦オートポリス決勝 #81菅波が連続ポールトゥウィン達成。タイトル争いは接戦に

スタートでトップに立ったのは菅波冬悟(OTG DL F110)

優勝は菅波冬悟(OTG DL F110)

決勝2位は小高一斗(FTRSスカラシップF4)

決勝3位は名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

最後尾スタートの角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)は追い上げ11位

インディペンデントカップ優勝は仲尾恵史(TCS Racing Team)

優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

菅波安定の二連勝!!

FIA-F4選手権第12戦の決勝が10月21日、大分県のオートポリスで行われ、ポールポジションからスタートした#81菅波冬悟(OTG DL F110)が昨日の第11戦に続いて連勝を飾った。

第12戦決勝は午前9時より13周で行われた。天候は晴れ。気温は昨日の予選と同様に10℃ちょっとという肌寒さの中での戦いとなった。

ポールの菅波がスタートを制し、トップで1コーナーへ飛び込んだその後方では、予選2位の#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)と#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がサイドバイサイドの攻防を展開、それに乗じて4番手スタートの#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)が1コーナーでアウトから名取を抜いて3位に浮上した。

昨日のレースでは終盤にハーフスピンを喫し、小高の接近を許したトップの菅波だが、この日は終始安定したペースで後続を引き離し、最後は2位に2.904秒差をつけてチェッカーを受け、昨日に続いて勝利をものにした。

昨日同様に後半勝負をと目論んだ2位の小高だったが、予想以上にタイヤの消耗が激しかったこともあり、後半ペースが上がらず逆に菅波に差を広げられる結果に。それでも昨日と合わせて36ポイントを獲得したことで、逆転チャンピオンの可能性は大いに高まったと言える。

スタートで大滝の先行を許した名取は抜くのが難しいオートポリスのレイアウトに苦しみながらも大滝、そして#98石坂瑞基(TOEI BJ Racing F110)らと接戦を繰り広げ、8周目の1コーナーで大滝のインを突いて3位に浮上、昨日に続いて表彰台に上がった。

一方、ポイントリーダーの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)は予選後のタイヤ交換によりこの日も最後尾スタートとなり、序盤から激しい追い上げをみせたが、このレースでは11位にとどまり無念のノーポイント。その結果名取とのポイント差は14、小高とは29ポイント差となり、チャンピオンの行方は分からなくなって来た。

その最終大会は11月10-11日に栃木県のツインリンクもてぎで行われる。

第12戦優勝(#81菅波冬悟 OTG DL F110)
優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) 良いマシンを作っていただいたんで、昨日よりも後半楽になり、最後までペースが落ちることなく走ることができました。自分の乗りやすいマシンバランスでなおかつ速いマシンを作ってくださったチームの皆さんに感謝です。昨日よりもちょっと気持ちに余裕をもって走れたのも良かったと思います。昨日のハーフスピンみたいな大きなミスはありませんでしたが、ヒヤッとする時は何回かありました。やっぱり全力で走らないと勝てないと思ったので、前にもう1台いるような気持ちで13周フルプッシュで走りました。セッティングはちょっとスタビを触ったくらいで大きくは変えていません。昨日の予選が良かったし、今日も同じくらいの温度帯だったので、予選から大きく変えずに行きました。今回2連勝できまたんですけど、次のもてぎで前までみたいな位置を走っていたら、勝ったのはたまたまやったんかい?というような見られ方になると思われますし、シリーズも3位は難しいと思いますがまだ4位は狙えるので、最後まで勝ちにこだわって、次もこの位置でレースできるようにしたいです。今は思い切り喜んで、すぐ次のもてぎに向けて気を引き締めていきます。
第12戦決勝2位(#1小高一斗 FTRSスカラシップF4)
決勝2位の小高一斗(トムススピリット) もう引退したいくらいです。スタートは昨日よりはマシでしたが、名取選手のスタートがすごく良かったので、牽制して、菅波選手とは昨日と同じ展開に持ち込みました。スタートで抜けなかったんで、後半で勝負をと思いましたが、ペースが充分に上がらずジリジリ差を広げられました。完敗です。タイヤが終わってました。昨日の時点でもかなり厳しくて、後半は全然グリップしない状態でした。セッティングもその方向で変えたんですけど、まだ寄せきれなかったなと。全ては予選かなと思いました。もてぎ大会も最後まで諦めずに頑張ります。
第12戦決勝3位(#6名取鉄平 HFDP/SRS/コチラレ一シング)
決勝3位の名取鉄平(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト) スタート自体は蹴り出しがよく、2位に上がれるかと思いましたが、自分の判断ミスでポジションを上げられませんでした。また燃料系かどこかにトラブルがあり、Gのかかった状態でシフトアップをしようとすると失速する症状が出ていました。その状態でインで競り合っている間にアウトから大滝選手に抜かれてしまい、4位に下がってしまい厳しい展開になりました。オートポリスはオーバーテイクしにくいサーキットなので、なかなかポジションを上げられずに何周も走ってしまうことになりました。それが一番の敗因ですね。ペースは昨日と同様悪くはなく安定していました。スタートのポジションどりが良くなかったことが大きかったので、その点を次のもてぎに繋げていきたいです。シリーズポイント差は大きく縮まったので、チャンピオンを目指して頑張ります。トラブルは練習から出ていましたが、それが今日のレースで出てしまいました。Gの大きくかかるコーナーでパワーが落ち込んでしまうんです。原因はまだ分からないので、エンジニアさんと良く話し合って対策します。
第12戦インディペンデントカップ優勝(#2仲尾恵史 TCS Racing Team)

インディペンデントカップ優勝の仲尾恵史(TEAM RIGHT WAY) 若手のOTGのドライバーさんが迫ってきたんで、あまり張り合うのもあれやったんで行かしたんですけど、思ったほど速くなくて、抜くのも躊躇しはったんか、お互いに減速するような格好になりました。そこに2位の植田さんがぐっと近付きまして、テールにくっつかれてしまいました。最終ラップの最終コーナーの手前までで一度引き離したんですが、僕が最終コーナーでミスをしてふらついてしまったため、ストレートで並びにこられましたがどうにかセーフでした。ポイント差もあと少しのところに来たので、チャンピオン狙ってもてぎ頑張ります。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2018/10/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
156三宅 淳詞KK-SⅡミスト制動屋
MYST KK-S2
YH0'53.847--149.958
261澤 龍之介TPS・KK-SⅡ・制動屋
MYST KK-S2
YH0'54.081 0.234 0.234149.309
377荒川 鱗Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.210 0.363 0.129148.954
470徳升 広平宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS
MYST KK-S2
YH0'54.218 0.371 0.008148.932
557吉田 宜弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED
MYST KK-S2
YH0'54.280 0.433 0.062148.762
660岡本 大地NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH0'54.403 0.556 0.123148.426
720岡本 大輝ブリリアンス/イーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'54.706 0.859 0.303147.604
858村松 日向子Rn-Sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
YH0'54.775 0.928 0.069147.418
912中村 賢明TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.854 1.007 0.079147.205
1019永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH0'55.288 1.441 0.434146.050
1143小林 良アイシンAW工業TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH0'55.338 1.491 0.050145.918
1272宇高 希K&G RACING C72 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'55.385 1.538 0.047145.794
133貫戸 幸星Rebodica萬願亭KRS 07J
WEST 07J
YH0'55.616 1.769 0.231145.188
149上吹越 哲也ヤマダエスバイエルホーム・FTK
MYST KK-S2
YH0'55.854 2.007 0.238144.570
1528依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH0'59.043 5.196 3.189136.761
---- 以上基準タイム(130% - 1'11.000)予選通過 ----
  • CarNo.3は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第11章56条~1(チェッカー無視)により、2グリッド降格とする。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第12戦オートポリス決勝結果

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
181菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
1324'30.230
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
132.904
36名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
136.736
47大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
139.935
598石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1310.701
663川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
1312.000
755金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1312.880
880環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1313.382
938平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1316.764
1016澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1317.106
115角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1318.142
1236小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1320.961
138佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1323.061
1415堤 優威Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1324.027
1562小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1324.316
1695小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1326.136
1725細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1327.174
1877大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1327.723
1917塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1333.669
2082庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG MOTOR SPORTS
1341.641
212IC1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1342.637
2211IC2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1342.751
2318IC3廣田 秀機ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1343.423
2486IC4大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
1358.631
2523IC5YUGOS2R Racing
N-SPEED
131'17.116
26*88黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
131'12.236
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.81 菅波冬悟(OTG DL F110) 1'52.577 (4/13) 149.466km/h
  • CarNo.88は、2018 FIA-F4 SpR第30条7.(スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスポールポジション会見 「自分たちの力を出し切れば納得できる戦いができるとは思っていますが、正直ここまで他メーカーとの差がつくとは思っていませんでした」(野尻智紀)

GT500クラスポールポジション #8ARTA NSX-GT

野尻智紀
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの野尻智紀(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 朝の走行では厳しいかなと思いましたが、専有でうまくいったのかな、というのがありました。サファリでは予選とは違うタイヤを使って走ったんですが、サファリ中ということで完全なラップは取れず、手応えは掴みきれませんでした。Q1が終わってから伊沢選手がクルマの問題点をチームにしっかり伝えてくれたので、チームにとっても力強いアドバイスになりました。アタックはしっかりいいバランスで走りきれたので、僕としてもいい手応えを得られました。他のライバルメーカーが何をして、どれぐらいのモチベーションでやってるかわかりませんが、NSX勢はすごく高いモチベーションで解析などを日々やっているので、自分たちの力を出し切れば納得できる戦いができるとは思っていますが、正直ここまで他メーカーとの差がつくとは思っていませんでした。自分がコントロールラインを通過するときに1秒4と出ていたんですが、「伊沢選手はどのくらいだったのかな?」くらいの感じでした。チームが盛り上がってるのを見て「ポール取れたんだな」と思ったくらいでした。レースするのは難しいサーキットだとわかっているので、自分たちとしてホンダに貢献したいと思っているので、もてぎに向けても大事なレースになるし、チームとして勢いつけていきたいです。
伊沢拓也
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) SUGOのときもそうでしたがサーキットに来るまでは不安もあり、ここまでの順位が取れるとは思っていませんでした。ただ朝のフリー走行を走り始めると思ったよりクルマのバランスが悪かったにも関わらず専有走行でトップが取れたので、思わぬ形でチャンスが来たなと思いました。Q1を走った時は、朝とはクルマのバランスが変わっていたので修正しないといけないと思ったので、野尻選手の走行の前にチームにそれを伝えました。セクタータイムの出方を見ていると「うまくいったのかな」と思いました。チャンピオン争いが拮抗している中でこういういいパフォーマンスを出せたのは良かったです。

GT300クラスポールポジション #25HOPPY 86 MC

松井孝允
予選記者会見: GT300クラスポールポジションの松井孝允(つちやエンジニアリング) フリー走行は結果だけ見ると良かったみたいに見えましたが、セットアップに関しては決勝に向けてかなり不安があり、フリー走行からサファリの間にセットアップを大幅に変えました。Q1に関しては非常にストレスの溜まる予選でした。トラフィックに引っかかったり、アタックに入ったら赤旗だったりで。僕としては不満だらけだったんですけど、坪井選手がいいアタックをしてポールを取れたので、チャンピオン争いもギリギリで踏みとどまれました。チームとして勝てるように戦っていければと思いますし、今日のストレスを発散できればと思います。
坪井翔
予選記者会見: GT300クラスポールポジションの坪井翔(つちやエンジニアリング) 練習走行から決して悪くはなかったので、自分の力を出し切れれば良い位置にいけると思っていました。Q1のストレスを解消するためにも、Q2でしっかりアタックできて、ポールを取ることができたので、今は素直に嬉しいですし、決勝もいいレースになると思います。富士もポールを取りましたが苦しい結果になったので、今回はしっかり結果にこだわっていきたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式予選 GT500、GT300ともにコースレコード続出の大接戦!#8ARTA NSXが今季2度目のポールポジション

2018オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT300kmレース」の公式予選が10月20日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは上位5台が従来のコースレコードを上回る速さをみせ、予選Q2で1'31.441を叩き出した#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が今季2度目のポールポジションを獲得した。GT300クラスもまた上位2台がコースレコードを更新、予選Q2で1'42.498を記録した#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)がポールポジションを獲得している。

GT500クラスポールポジションの野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)

GT500クラス予選2位の塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)

GT500クラス予選3位の山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)

GT300クラスポールポジションの松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)

GT300クラス予選2位の星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R)

GT300クラス予選3位の坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。最初に行われたGT300クラスの予選Q1で#22和田久(アールキューズAMG GT3)のスピンにより赤旗中断となり、その後のスケジュールに影響を及ぼしたものの、それ以外は大きなアクシデントもなく進行した。

予選Q1
GT500クラスはQ1からコースレコードが続出する展開に。従来のレコードはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが2015年に#12カルソニックIMPUL GT-Rで記録した1'32.835だったが、これを#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が1'32.650、#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)が1'32.706、#1平川亮(KeePer TOM'S LC500)1'32.769、そして#64ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)が1'32.776で上回ってみせた。前回優勝の#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)も初めてのオートポリスで1'32.854を記録、5位ながらレコードに迫るタイムを記録した。

その一方で不振に喘いだのがニッサンGT-R勢だ。#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)の11位が最上位に4台全てがQ1落ちという厳しい結果に終わっている。

GT300クラスは残り4分を切ったところで発生した赤旗中断により上位陣の多くがアタックを邪魔された格好に。走行は残り5分として再開したものの、朝からの低温からタイヤのウォームアップに周回数を要する状況のためほぼぶっつけ本番のアタックとなったが、そうした中でルーキーの#60宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が1'43.542を記録、見事トップでQ2進出を果たした。メカニカルトラブルにより午前の公式練習をほとんど走れなかった#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)もここでは1'43.559を叩き出して2位に食い込んでみせた。FIA-GT3勢最上位は#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)の3位だった。

予選Q2
GT500クラスはQ1に続いてレコード更新が相次ぐ激しいアタック合戦に。まずは#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1'31.989と、チームメイトが打ち立てたばかりの新レコードをコンマ6秒も上回ってみせる。しかしその直後に#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'31.441とそれをさらに上回ってみせ、前回優勝の#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)も44kg+リストリクター1ランクダウンのハンデを物ともせずに1'32.151を叩き出し、上位3台までをホンダNSXが独占する結果となった。このほか#36関口雄飛(au TOM'S LC500)、#1ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)らのレクサス勢もオリベイラのレコードを上回るタイムを記録している。

GT300クラスも最初に#10吉田広樹(GAINER TANAX triple a GT-R)が1'42.976を記録して2015年に#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)が打ち立てた1'43.001のコースレコードをうわまわってみせると、#25坪井翔(HOPPY 86 MC)が1'42.498とそれをさらにコンマ5秒以上上回ってみせ、25号車が第5戦富士に続いて今季2度目のポールポジションを獲得した。3位には地元九州のチーム#5坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)がつけた。

第7戦決勝は明日午後2時より65周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦オートポリス決勝 「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」初代チャンレンジドライバー菅波冬悟、待ちに待った初勝利!!

菅波冬悟、待ちに待った初勝利!!

FIA-F4選手権第11線の決勝が10月20日、大分県のオートポリスで行われ、ポールポジションからスタートした#81菅波冬悟(OTG DL F110)が#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)の追撃を振り切り、参戦2年目にして待望の初勝利を挙げた。

13周の決勝がスタートした

優勝は菅波冬悟(OTG DL F110)

決勝2位は小高一斗(FTRSスカラシップF4)

決勝2位は名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

インディペンデントカップ優勝は仲尾恵史(TCS Racing Team)

優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS)

表彰式

第11戦決勝は午後1時30分にフォーメーション開始。午後に入っても気温14℃という寒さのなかで13周の戦いが繰り広げられた。

ポールシッターの#81菅波は手堅くホールショットを決めると、序盤から一気に後続を突き放しにかかる。#1小高も懸命に追い上げるが、5周を終えた時点で両者の間には1.4秒のギャップができてしまった。

序盤のペースにアドバンテージがないと見て取った小高はタイヤをクールダウンしながら中盤をやり過ごし、終盤一気に勝負に出ようと目論んだが、9周目の2コーナーでフロントタイヤをロックさせてしまい、逆に菅波に差を広げられてしまった。

菅波も10周目にハーフスピンを喫し、一気に小高に差を詰められたが、序盤から築いてきたリードがここで活き、最後までトップの座を明け渡すことなくチェッカーを受けた。

菅波はGTアソシエイションが昨年発足させたスカラシップ制度である「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」の初代チャレンジドライバー。昨シーズンは初めての四輪レースということもあり、なかなか噛み合わないレースが続いていたが、2年目の挑戦となった今シーズンは序盤から表彰台にあと一歩というポジションで激しい戦いを繰り広げており、5月富士スピードウェイで行われた第4戦でついに初表彰台を獲得、そして今回遂に待望の初優勝を手にした。菅波は明日の第12戦もポールポジションからスタートすることになっており、連勝にも期待がかかる。

小高はわずか0.427秒及ばず2位。#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)のグリッド降格によって3番手スタートとなった#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がそのままの順位でフィニッシュして表彰台を獲得した。

一方、予選後のタイヤ交換により最後尾スタートとなったポイントリーダーの#5角田は序盤から果敢なオーバーテイクを繰り返し、1周目に17位にジャンプアップすると、2周目に13位、3周目に12位、4周目に11位と着実に順位を上げ、最後は8位でフィニッシュ、貴重な4ポイントを獲得した。

なおインディペンデントカップは予選トップの#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が接戦の末#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)を下して今季4勝目を挙げ、逆転チャンピオンに望みを繋いだ。

第12戦決勝は明日朝9時より同じく13周で行われる。

第11戦優勝 #81菅波冬悟 (OTG DL F110)
優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) とりあえず良かったです。嬉しい気持ちと、ホッとしている気持ちと、明日に向けての気持ちが混ざってる感じです。一度ジェットコースターストレートの先でハーフスピンをしてしまい、終盤はきつかったですが、序盤で築いたマージンのおかげで守り切れました。明日もポールなので、また序盤でマージンを築きたいですが、そう簡単にはいかないと思うので、チームのみんなと作戦を練って、連勝を目指して頑張りたいです。
第11戦決勝2位 #1小高一斗(FTRSスカラシップF4)
決勝2位の小高一斗(トムススピリット) スタートで抜けなかったことで、苦しいレースになるのはわかっていましたが、諦めずにプッシュしていきました。序盤は同じくらいのペースで余裕がなかったので、中盤にタイヤを一度クールダウンして最後に追い付ければいいなと思いましたが、途中一度ミスをして2コーナーでフロントタイヤをロックさせてしまい、クリップにつけませんでした。あそこで大きく引き離されてしまいました。また明日頑張ります。
第11戦決勝3位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
決勝3位の名取鉄平(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト) 全体的にペースは安定していましたが、そもそものペースのレベルが低かったようです。クルマ的にも思うように走れない状態だったので、そこを明日に向けて改善していきたいです。練習走行のようにうまく走れなかったので、その点をチームと話し合って、明日もまた頑張ります。明日の決勝は次のもてぎ大会に繋がる内容にしたいです。
第11戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TCS Racing Team)
インディペンデントカップ優勝の仲尾恵史(TEAM RIGHT WAY) トレーニングから2位の方とほぼ同タイムで、今回の予選もほとんど同タイムだったので、苦しい戦いになると思っていました。私は序盤が速いので、そこで離したんですが、中盤以降だんだん追い詰められました。あと何周かあったら危なかったです。勝てて嬉しいです。タイトルにも少しずつ近づいてきました。残り3レース全部勝てばチャンピオンになれます。明日も今日のように落ち着いて、最後までトップをキープしたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式練習 トップタイムは#8ARTA NSX

2018オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT300kmレース」の公式練習が10月20日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)、GT300クラスは#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)がそれぞれトップタイムを記録した。

公式練習: GT500クラストップタイムの野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) 公式練習: GT300クラストップタイムの松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)

公式予選日を迎えたオートポリスの天候は晴れ。しかし朝の気温、路面温度ともに非常に低い状況で、午前9時から行われた公式練習は事前に行われたタイヤテストとは全く異なるコンディションでの走行となった。

序盤トップに立ったのは#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)。タイムは1'34.618だったが、開始から40分を過ぎたあたりで#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)が1'34.137を、その直後に#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が1'33.905、さらに残り時間48分で#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1'33.721と、他のチームも次第にペースを上げてきた。

混走セッションは残り時間3分となったところでGT300クラスの#88平峰一貴(マネパ ランボルギーニ GT3)が5コーナーで飛び出し、ウレタンバリアに突っ込んでしまったために赤旗中断となり、そのまま専有走行に移行することになったが、ここで#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)が1'33.096を叩き出して一気にトップへ浮上、そのままチェッカーを迎えることになった。2番手には#19国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)が1'33.212が続き、終盤石浦が1'33.388を記録した#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が3番手だった。

GT300クラスは#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)が序盤から好タイムを連発、そのままトップで走行を終えた。2番手には#96新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が続き、#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)が3番手とマザーシャシーとFIA-GT3が互角の戦いを展開。しかしその一方で前回のSUGO大会で今期初勝利を挙げた#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)はメカニカルトラブルによりわずか2周の走行にとどまり、タイム計測もままならない状況。予選に向けて大いに不安を残す結果となった。

公式予選は今日午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスノックアウトQ2結果

■GT500 Class

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
18野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS49R1'31.441--184.014
217塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS40R1'31.989 0.548 0.548182.918
3100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS61R1'32.151 0.710 0.162182.596
436関口 雄飛au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS40R1'32.563 1.122 0.412181.783
51ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS47R1'32.733 1.292 0.170181.450
616中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH161'33.150 1.709 0.417180.638
764松浦 孝亮Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL31'33.184 1.743 0.034180.572
838立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS361'33.323 1.882 0.139180.303

■GT300 Class

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
125坪井 翔HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH35R1'42.498--164.163
210吉田 広樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH20R1'42.976 0.478 0.478163.401
35平木 湧也マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'43.073 0.575 0.097163.247
461井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL321'43.222 0.724 0.149163.012
50谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH451'43.428 0.930 0.206162.687
652番場 琢埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH41'43.563 1.065 0.135162.475
734大津 弘樹Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH131'43.574 1.076 0.011162.458
888マルコ・マペッリマネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH321'43.679 1.181 0.105162.293
987佐藤 公哉リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'44.223 1.725 0.544161.446
1096新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS241'44.229 1.731 0.006161.437
117スヴェン・ミューラーD'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH281'44.554 2.056 0.325160.935
1265黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS421'44.657 2.159 0.103160.777
1360吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH231'44.701 2.203 0.044160.709
142高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'47.935 5.437 3.234155.894

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