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2018年10月

SUPER FORMULA

SF:2018シリーズチャンピオン会見 「最後までしっかりライバルと戦った中で獲得できたということで、1回目のチャンピオンの時よりも今回の方が重みと実感があるなというのが正直なところです」(山本尚貴)

2018年のドライバーとチームチャンピオン監督

2018ドライバーズチャンピオン #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
2018年のドライバーチャンピオンを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN) 2回目のチャンピオンですけど、1回目は2013年で、今回と同じように最終戦で勝たないとチャンピオンになれないという状況でした。似たような状況ではあったんですけども、ロイック(デュバル)とアンドレ(ロッテラー)が欠場した中で獲得したチャンピオンということで、見ているファンもそうでしたでしょうし、自分としても真のチャンピオンではないな、という思いをずっと持っていました。今年もオートポリスが1戦中止になって、全戦で戦ったわけではありませんが、最後までしっかりライバルと戦った中で獲得できたということで、1回目のチャンピオンの時よりも今回の方が重みと実感があるなというのが正直なところです。2013年も今年も楽なシーズンではなかったですし、ニックと最後ああいう秒差がついたということで、本当に良きライバルがいたことで盛り上がったレースだったと思います。ライバルたちに感謝していますし、自分としてもいいシーズンを過ごしたなと思ってます。
2018チームチャンピオン 近藤真彦監督(KONDO RACING)
2018年のチームチャンピオンを獲得したコンドーレーシングの近藤真彦監督 チーム創設から20年かかってやっとトップチームと肩を並べるところまできました。長かったなというのが率直な気持ちです。夢みたいといえば夢のような感じです。チームスタッフみんなに感謝しています。チームの人事をはじめ、いろんな改革をここ2、3年でスピードをあげてやったので、その成果が出たんじゃないかと、大きな要素だと思っています。あと二人の若いドライバーをトヨタさんからお預かりして2年目なんですけど、3年目くらいでチャンピオン争いができればなと思っていたら、想像以上に二人が速いドライバーでした。またエンジニアやメカニックも、総合的に力が上がったというのが現状じゃないでしょうか。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第7戦鈴鹿決勝会見 「最終ラップまで熾烈な争いをして、速い方がチャンピオンになるっていう、真のフォーミュラーカーレースの姿を皆さんに見せることができたかなと思います」(山本尚貴)

決勝フォトセッション: トップ3のドライバーと優勝チーム監督

第7戦優勝 #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
決勝記者会見: 優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN) 今の気持ちは.....気持ち悪いです(笑)すいませんでした。※ 話したいことはたくさんありますが、まずはチャンピオンを取れて嬉しいです。この日のためにホンダさんはじめエンジニアの阿部さん、メカニックやスタッフ、チームのみんながこの結果を獲得すべく力を合わせて頑張ってくれたので、その努力に報いるためにもいい走りができたと思いますし、みんなに感謝したいと思います。またチャンピオン争いをしたニック選手と、前に出た方がチャンピオンという構図は思い描いてなかったです。最終ラップまでああいう熾烈な争いをして、速い方がチャンピオンになるっていう、真のフォーミュラーカーレースの姿を皆さんに見せることができたかなと思います。応援してくださった全ての皆さんに感謝したいと思います。
第7戦2位 #3ニック・キャシディ(KONDO RACING)
決勝記者会見: 2位のニック・キャシディ(KONDO RACING) 山本さんやったね、本当におめでとうございますと言いたいです。山本選手は素晴らしかったと思います。僕がF3をやってた頃から彼の素晴らしい走りを見てきました。スーパーフォーミュラで2年目を迎えた今も、素晴らしいライバルであると思って戦ってきましたが、残念ながら今日は勝てませんでした。チーム全員がベストを尽くすというのが今週末の僕らの目標でした。チームのみんなは本当に頑張ったと思うし、全ての力を出し切ったと思っています。予選も全てを尽くした素晴らしいものだったと思うし、決勝も本当に頑張りました。チームのみんなを本当に誇りに思っています。残念ながらドライバーズチャンピオンは獲得できませんでしたが。
第7戦3位 #4山下健太(KONDO RACING)
決勝記者会見: 3位の山下健太(KONDO RACING) まずは山本選手おめでとうございます。知らなくて、お酒をいっぱいかけちゃってすいませんでした。今日の僕のレースは基本的にチャンピオンシップ争いとは関係なくて、スタートで山本選手の前に出ることが僕の仕事でした。でも全然近づけさせてくれないぐらい山本選手のスタートが速くて、僕はポジションキープという形になりました。その後も絶対ついて行こうと思って走ってはいましたが、自分のペースが悪くて届きませんでした。ソフトタイヤが早くタレてしまってミディアムで長く走ることになりましたが、ミディアムのペースも良くなくて、自分としてはあまりいいレースではなかったです。表彰台は初めてだったので、それは良かったと思いますが、満足できるレースではなかったです。
第7戦優勝チーム監督 手塚長孝(TEAM MUGEN)
決勝記者会見: 優勝チーム監督の手塚長孝氏(TEAM MUGEN) 流れというものでしょうか。金曜日から日曜までの予選を含めた流れが、単刀直入にいえば結果に繋がったと思います。その流れを引き寄せたのは山本尚貴であって、全て彼のコントロールの下、チームスタッフ、エンジニア、メカニックが自分の持てる力、仕事を100%やりきったんじゃないかなと。勝因はここにあると思います。またニック選手は本当に強かったし、コンドーレーシングさんがチームタイトルを取ったことに対し、本当におめでとうございますと。我々チーム無限もチームタイトルという目標を目指して、また新たなチャレンジに向かって進んで行きたいと思います。本当に今日は最後ドキドキしましたけど、お客さん、皆さんにワクワクするレースを見せることができて本当に誇りに思っています。お疲れ様でした。ありがとうございました。

※山本選手は極端に酒に弱いため、発泡酒を体に浴びただけで体調を崩すことが過去にも何度かあり、今回もそれで記者会見の開始時刻が遅れていた。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第7戦鈴鹿決勝 ポールの#16山本が今季3勝目を挙げて通算2度目のドライバーズチャンピオンに。チームタイトルはKONDO RACINGが初の獲得

接戦を制し、山本尚貴が2018ドライバーズチャンピオンに!!

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」の決勝レースが10月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)の猛追を退け、今季3勝目を獲得。シリーズポイントを38に伸ばして2013シーズン以来のドライバーズタイトルを手にした。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選13,000人/決勝23,000人)

43周の決勝がスタートした

優勝は山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)

決勝2位はニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)

決勝3位は山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)

優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)

健闘をたたえ合う優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)と2位のニック・キャシディ(KONDO RACING)

優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)

表彰式

優勝した山本尚貴とチーム監督の手塚長孝氏(TEAM MUGEN)

ドライバーズチャンピオンを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

チームチャンピオンを獲得したコンドーレーシングの近藤真彦監督

決勝レースは午後2時15分より43周で行われた。山本、#4山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)、#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)らがソフトタイヤでスタートに臨む一方でキャシディはミディアムを選択。これがレース展開に大きく影響を及ぼすことになった。

スタートでトップに立ったのはポールシッターの山本。2位のとの差を序盤から一気に広げにかかる。10周を終えた時点で山本のリードは6秒に達した。一方キャシディは2周目の1コーナーで#17塚越広大(REAL SF14)に抜かれて5位に後退してしまい、苦境に立たされたかに見えた。

ところが19周目にタイヤ交換を行った山本に対し、キャシディは29周目までピットインを引き延ばす作戦を敢行。そればかりかレース中盤にはソフトタイヤの山本を上回る速さをみせてピットアウト後は実質2位に浮上、その後も山本との差をジリジリと縮めて来た。キャシディがピット作業を終えてコントロールラインに戻って来た時点での山本との差は7.579。その後はソフトタイヤのキャシディが1周あたりコンマ5~6秒速いペースで次第に山本を追い詰めていく。一方山本はミディアムタイヤ装着後のブレーキの温度管理に問題を抱え、その影響がタイヤの内圧にも及んだことでなかなかペースを上げることができない。その結果、33周目を終えた時点でその差は4秒。34周目には3.543差まで詰め寄った。キャシディが山本を捉えるのは時間の問題かと思われた。

ところが35周目。

S字コーナーでキャシディは一瞬姿勢を乱してしまう。この直前にピットアウトして来た#37ジェームス・ロシター(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が同じ場所でコースアウトしており、その際にコース上に砂が撒かれていた模様。キャシディ自身も「何かを踏んだ」とレース後の会見で語っており、その影響とみてほぼ間違いないだろう。これにより2秒近いタイムロスをしたキャシディはその後も懸命に追い上げたが、山本との差は35周終了時点で4.822秒に広がって締まった。

それでも決して諦めることなく山本を追い上げたキャシディ。ファイナルラップを迎える頃には0.835秒差にまで迫ったが、山本を捉えるには僅かに及ばず、2位に甘んじることに。フィニッシュラインを越えた時の両者ギャップは僅か0.654秒だった。3位には山下が入り、KONDO RACINGの二人が揃って表彰台を獲得した。

これにより山本は第1戦鈴鹿、第3戦SUGOに続いて今季通算3勝目をものにし、ポールポジションの1ポイントとともに今週末だけで14ポイントを獲得、年間ポイントを通算38とし、通算37ポイントに留まったキャシディを1ポイント逆転して2018シーズンのドライバーズタイトルを手にした。破れたキャシディも3位山下とともに14ポイントを獲得して初のチームタイトル獲得に大きく貢献した。

全日本スーパーフォーミュラ選手権の2019年開幕戦は4月21日決勝。ニューマシンSF19とともに新たな戦いが始まる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第7戦鈴鹿決勝結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
431:14'40.652
23ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
430.654
34山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
4327.871
42国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
4328.222
536中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
4330.098
617塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
4334.982
76松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
4335.544
819関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
4336.546
95野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
431'01.392
1050千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
431'01.796
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
431'03.865
1215福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
431'05.310
1318小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
431'15.728
148大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
431'16.653
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
431'16.980
1665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
431'28.118
17*64ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
431'34.031
---- 以上規定周回数(90% - 38Laps)----
-37ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
3310Laps
-20平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
3211Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 1'41.205 (36/43) 206.56km/h
  • CarNo. 64は、全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦特別規則書第31条(ピットレーンの速度制限)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行2回目 インパル勢が1-2。トップタイムは#19関口

全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」のフリー走行2回目が10月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'39.215でトップタイム。2位に#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'40.602で2位につけた。

フリー走行2回目: トップタイムは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行2回目: 2位は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行2回目: 3位は伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14)

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは快晴。早朝から多くの観客が詰めかける中、フリー走行2回目は午前8時45分にスタートした。

予選では17位と不本意な結果に終わった関口だったが、この日は走り始めて3周目に1'39.215のベストタイムを記録。これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。平川は残り10分となったところでS字でスピンアウトし、赤旗中断の原因を作ったが、クルマのダメージは大きくなく、終盤にタイムを上げて2位で走行を終了。インパル勢の好調ぶりがうかがえる結果となった。

ポールシッターの#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)も終盤タイムアップを果たし、1'41.203の4位、ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)も5位につけた。

また、昨日の予選Q1で出火し、赤旗の原因となった#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)も修復が間に合い、7位で走行を終えている。

最終戦決勝はこのあと午後2時15分より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第7戦鈴鹿フリー走行2回目結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/28) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'39.215--210.706
220平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'40.602 1.387 1.387207.801
365伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'40.973 1.758 0.371207.038
416山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'41.203 1.988 0.230206.567
53ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'41.360 2.145 0.157206.247
664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'41.456 2.241 0.096206.052
75野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'41.469 2.254 0.013206.025
817塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'41.545 2.330 0.076205.871
936中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'41.586 2.371 0.041205.788
101石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'41.647 2.432 0.061205.665
1150千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'41.714 2.499 0.067205.529
1218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'41.768 2.553 0.054205.420
138大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'41.995 2.780 0.227204.963
146松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'42.005 2.790 0.010204.943
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'42.150 2.935 0.145204.652
164山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'42.201 2.986 0.051204.550
1715福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'42.239 3.024 0.038204.474
1837ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'42.467 3.252 0.228204.019
192国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'42.772 3.557 0.305203.413

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿予選会見「誰が何点取って誰が落ちればチャンピオンとか、全然意識していません。ライバルは二人だけじゃないんで」(山本尚貴)

予選フォトセッション: トップ3のドライバー

第7戦ポールポジション #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
予選記者会見: ポールポジションの山本尚貴(TEAM MUGEN) 緊張した予選でした。金曜日の走り初めから順調にいってたと思います。ただ結果が9番手に終わったので、自分の気持ちが上がるのかな?と不安に駆られましたが、大事なのは予選でポールポジションを取ることだと踏みとどまりました。チームも踏みとどまれる環境を作ってくれました。なおかつミディアムタイヤ、ソフトタイヤともに一番で終われたので、明日の決勝は思い切りいって勝ちたいし、チャンピオンも取りたい。そういう思いを誰よりも持ってレースに臨みます。ここに来るまで誰が何点取って、誰が落ちれば自分がチャンピオンとか、一切見ずに来ました。予選が終わって彼らが何番手か見ましたけど、全然意識していません。ライバルは直接チャンピオン争いをしてる二人だけじゃないんで。
第7戦予選2位 #4山下健太(KONDO RACING)
予選記者会見: 2位の山下健太(KONDO RACING) 今年は本当にいいところがなかったので、最終戦の鈴鹿で予選2位を取れて本当に嬉しいです。今週末は練習からあんまり良くなくて、特にミディアムタイヤのペースがすごく遅くて、Q1通れるかどうか、という話をチームとしていました。でもソフトタイヤになれば自分は少しパフォーマンスが上がるので、なんとかQ1を突破して路面温度が上がってくればもしかしたらいいところまで行けるかもしれないなあとは思っていましたが、まさか2番手までこれるとは思っていませんでした。いつも決勝ではポジションを落としてしまうので、あしたはこのままか、できれば山本選手についてって抜けるぐらいのレースをやれたらいいなと思います。
第7戦予選3位 #36中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
予選記者会見: 3位の中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) 僕はなんのタイトルもかかっていないので、久々に緊張しない予選でした。意外にクルマの状況というか、タイムが良くて、Q2でトップが見えるところまで行けたので、Q3は正直狙っていたんですけど、うまくまとまりませんでした。ちょっと悔しい結果ではありますが、2列目ですし、今年の中では一番いい予選だったので、前向きに捉えつつ、明日の決勝はチャンピオン争いを引っ掻き回したいなと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿公式予選 全セッションを制し#16山本が今季2度目のポール獲得!

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」は10月27日に三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が今季2度目、自身通算10度目のポールポジションを獲得した。

公式予選: ピットで待機する山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選: ピットで待機する山下健太(KONDO RACING)

公式予選: ピットで待機する中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)

公式予選: ピットで待機するニック・キャシディ(KONDO RACING)

公式予選: ピットで待機する石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)

ポールポジションは山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)

予選2位は山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)

予選3位は中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)

予選4位はニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)

予選11位に沈んだ石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)

ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選は12時35分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。気温21℃、路面温度は25℃。朝はウェットだった路面も完全ドライで全車スリックタイヤを装着しての走行となった。

予選Q1

Q1は開始直後に#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)の車両がピットレーンで炎上するアクシデントにより赤旗中断という波乱の幕開け。コース上にもオイルが撒かれたため、これを処理したのち12時55分に残り時間14分5秒でコースオープンとなった。ここでのトップタイムは#16山本。赤旗直前に1'38.591を記録してトップに立つと再開後は残り6分までピットで待機したのち、最後の最後に1'38.477までタイムを縮めて見せた。2位には#17塚越広大(REAL SF14)がつけた。その一方で前戦岡山を制した#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)は早めに走行を切り上げたのが裏目に出て終盤17位までじりじりと後退、ここで予選を終えることになった。

予選Q2

Q1の赤旗中断の影響でQ2の開始時刻は当初予定より15分遅れの午後1時20分。ここでも山本の速さが光った。山本は残り3分でコースインすると、2周目からタイムアタックに入って1'38.008を記録。Q1に続いてトップでQ3進出を果たした。2位は#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#17塚越広大(REAL SF14)が3位につけた。ポイントリーダーの#3キャシディも7位でQ3進出を果たしたが、同2位の石浦はまさかの11位に終わり、9位の#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)とともにセルモインギング勢はここで予選を終えてしまった。

予選Q3

Q3もQ2に続いて15分遅れの午後1時37分開始。ウォームアップ2周でアタックに入った山下とキャシディ、1周でアタックに入った山本や中嶋とチームにより判断が分かれるセッションとなったが、ここでも残り3分でコースインした山本が1'37.909とこの日唯一の37秒台のタイムを叩き出してトップに。山本は全セッションをトップで通過して開幕戦鈴鹿以来のポールポジションを獲得した。一方、2周ウォームアップを選択した山下も1'38.193の好タイムを記録して2位につけ、キャシディも1'38.435で4位とまずまずの位置。3位には中嶋がつけた。

これにより山本は1ポイントを獲得。Q2でノックアウトされた石浦と並び、シリーズポイントを25として明日の決勝に臨むことになった。

第7戦決勝は明日午後2時15分より43周で行われる。

Text:vKazuhisa SUEHIRO
Pohoto: Motorsports Forum

SUPER FORMULA | TCRジャパンシリーズ

TCRJ:2019シーズンは5大会開催が決定。S耐車両のコンバートも可能に 

日本レースプロモーション(JRP)は10月27日、スーパーフォーミュラ第7戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで記者会見を行い、来年からスタートするTCRジャパンシリーズの開催概要を発表した。

会見には倉下明JRP社長と、WTCRを運営するWSC(World Sporting Consulting)のマルチェロ・ロッティ代表、そして横浜ゴムモータースポーツ推進室の阿部義朗室長が出席。2019年から6年間の開催が決定したこと、オフィシャルタイヤサプライヤーを横浜ゴムが担当することなどを倉下社長が明らかにするとともに、ロッティ代表からは現在5大陸35カ国を舞台に30のTCRシリーズが開催されていることや、日本開催を機に、現在参戦しているホンダ以外の日本のマニファクチャラーの参戦を期待していることなどが語られた。

2019年のTCRジャパンシリーズは全5大会の開催が確定、さらに1大会の開催が調整中となっており、確定した5大会は全てスーパーフォーミュラとの併催となる。第1戦は5月18~19日のオートポリスだ。なおSF第1戦鈴鹿と第5戦もてぎは2&4となるためTCRJは行われない。

レースフォーマットは金曜日にオフィシャルプラクティス、土曜日はTCRサタデーシリーズの予選(20分間)と決勝(23分間+1周)、そして日曜日はTCRサンデーシリーズの予選(20分間)と決勝(23分間+1周)とされており、土曜、日曜それぞれで独自のシリーズ戦が行われる。これは多忙なジェントルマンドライバーにも広く参加を促すためのアイディアであり、1日のみの参戦や土曜と日曜で別々のドライバーがレースカーをシェアすることでレースコストを折半するなど、様々な参戦形態を提案できる内容となっている。

また土曜日曜はFIAの定めるプラチナ、ゴールドの各グレードのドライバーやTCRJのプロ規定に合致するドライバーは参加できないが、金曜はこの制限がないため、プラチナやゴールドのドライバーがセットアップしたクルマをシルバー以下のグレードのドライバーがドライブすることも可能だ。またシルバー以下といっても2018年のFUAリストでは井口卓人や平峰一貴、阪口良平など、現在スーパー耐久やスーパーGT300クラスで活躍している多くのドライバーがこれに該当しており、現在の86/BRZプロレースに匹敵する熾烈なバトルが展開される可能性は大いにある。賞典は総合順位のほかジェントルマンクラスが設けられることになっており、プロドライバーだけでなくアマチュアドライバーにも門戸を広げることになっている。

また参戦車両は新規に各マニファクチャラーから購入するほか、既にスーパー耐久のTCRで使用されているシビックやアウディRS3、フォルクスワーゲンゴルフなどをABSの作動を制限するなどの処置を施すことで使用することが可能とのことだ。

開催日程は以下の通り
Test 3/26~27 富士スピードウェイ
Rd1 5/18~19 オートポリス
Rd2 6/22~23 スポーツランドSUGO
Rd3 7/13~14 富士スピードウェイ
Rd4 9/28~29 岡山国際サーキット
Rd5 10/26~27 鈴鹿サーキット
Rd6 TBA

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿公式予選結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'38.4771'38.0081'37.909
24山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
1'39.4601'38.2861'38.193
336中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'38.8261'38.0951'38.300
43ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
1'39.0681'38.5111'38.435
517塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'38.5751'38.1801'38.524
620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'39.1851'38.3231'38.553
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
1'39.0221'38.4541'42.751
864ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'38.7151'38.5701'58.156
92国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'38.9411'38.597
106松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'38.8531'38.680
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'39.4071'38.761
128大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'39.4671'38.786
1315福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'39.0821'38.888
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'39.4791'39.220
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'39.492
1665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'39.654
1719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'39.717
1850千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
1'39.717
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.370)予選通過 ----
-5野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
2'05.858

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウトQ3結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'37.909--213.517
24山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.193 0.284 0.284212.899
336中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'38.300 0.391 0.107212.667
43ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.435 0.526 0.135212.376
517塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'38.524 0.615 0.089212.184
620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'38.553 0.644 0.029212.121
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'42.751 4.842 4.198203.455
864ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'58.15620.24715.405176.929

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'38.008--213.301
236中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'38.095 0.087 0.087213.112
317塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'38.180 0.172 0.085212.927
44山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.286 0.278 0.106212.698
520平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'38.323 0.315 0.037212.618
618小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'38.454 0.446 0.131212.335
73ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'38.511 0.503 0.057212.212
864ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'38.570 0.562 0.059212.085
---- 以上Q3進出 ----
92国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'38.597 0.589 0.027212.027
106松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'38.680 0.672 0.083211.848
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'38.761 0.753 0.081211.675
128大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'38.786 0.778 0.025211.621
1315福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'38.888 0.880 0.102211.403
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'39.220 1.212 0.332210.695

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'38.477--212.285
217塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'38.575 0.098 0.098212.074
364ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'38.715 0.238 0.140211.773
436中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'38.826 0.349 0.111211.535
56松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'38.853 0.376 0.027211.478
62国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'38.941 0.464 0.088211.290
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'39.022 0.545 0.081211.117
83ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'39.068 0.591 0.046211.019
915福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'39.082 0.605 0.014210.989
1020平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'39.185 0.708 0.103210.770
111石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'39.407 0.930 0.222210.299
124山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'39.460 0.983 0.053210.187
138大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'39.467 0.990 0.007210.172
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'39.479 1.002 0.012210.147
---- 以上Q2進出 ----
157トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'39.492 1.015 0.013210.119
1665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'39.654 1.177 0.162209.778
1719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'39.717 1.240 0.063209.645
1850千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'39.717 1.240 0.000209.645
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.370)予選通過 ----
195野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
2'05.85827.38126.141166.101

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスフォトギャラリー

公式練習: 山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT) 公式練習: GAINER TANAX GT-R 公式練習: ピットロード 公式練習: 高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス)
公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500) 公式練習: 山田真之亮(TAISAN R8 FUKUSHIMA) 公式練習: 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式練習: 坪井翔(HOPPY 86 MC)
公式練習: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式練習: 藤井誠暢(D'station Porsche) 公式練習: 中嶋一貴(au TOM'S LC500) 公式練習: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)
公式練習: 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式練習: 国本雄資(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式練習: 高木真一(ARTA BMW M6 GT3)
公式練習: 中山雄一(K-tunes RC F GT3) 公式練習: 井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT) 公式練習: 安田裕信(GAINER TANAX GT-R) 公式練習: 川端伸太朗(TAISAN R8 FUKUSHIMA)
公式練習: 高星明誠(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R) 公式練習: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 公式練習: 坪井翔(HOPPY 86 MC) 公式練習: 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)
公式練習: 高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3) 公式練習: 平峰一貴/マルコ・マペッリ組(マネパ ランボルギーニ GT3) 公式練習: 国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG) 公式練習: リチャード・ライアン(Hitotsuyama Audi R8 LMS) 公式練習: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)
公式練習: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) 公式練習: 小林崇志(UPGARAGE 86 MC) 公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)
公式練習: 高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス) 公式練習: 久保凜太郎/石川京侍組(GULF NAC PORSCHE 911) 公式練習: 佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組(カルソニックIMPUL GT-R) 公式練習: 吉本大樹/宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)
公式練習: 松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R) 公式練習: 加納政樹/安岡秀徒組(EXE AMG GT3) 公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500) 公式練習: 横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3)
公式練習: 塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT) 公式練習: 国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 久保凜太郎/石川京侍組(GULF NAC PORSCHE 911) 公式練習: ショーン・ウォーキンショー(ARTA BMW M6 GT3)
公式練習: 快晴のオートポリス 公式練習: 和田久/城内政樹組(アールキューズAMG GT3) 公式練習: 道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式練習: 高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)
公式練習: 高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス) 公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500) サーキットサファリ: 宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)
サーキットサファリ: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3) サーキットサファリ: 中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC) サーキットサファリ: ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム組(arto RC F GT3) サーキットサファリ: 谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 誰かの誕生パーティー ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 千代勝正(NDDP RACING with B-MAX)
ピットウォーク: 千代勝正(NDDP RACING with B-MAX) ピットウォーク: 千代勝正(NDDP RACING with B-MAX) ピットウォーク: 高星明誠(KONDO RACING) ピットウォーク: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 山下健太と国本雄資(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 国本雄資(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: 石浦宏明(LEXUS TEAM ZENT CERUMO) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 小林崇志と中山友貴(TEAM UPGARAGE)
ピットウォーク: 小林崇志と中山友貴(TEAM UPGARAGE) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ピットクルーのヘルメット 公式予選: 小林崇志(TEAM UPGARAGE)
公式予選: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) 公式予選: 坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction) 公式予選: 中山友貴(UPGARAGE 86 MC) 公式予選: 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)
公式予選: 松井孝允(HOPPY 86 MC) 公式予選: 平峰一貴(マネパ ランボルギーニ GT3) 公式予選: 平中克幸(GAINER TANAX GT-R) 公式予選: 坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)
公式予選: 谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式予選: 星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R) 公式予選: ピットアウトするGT300のマシン 公式予選: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
公式予選: 高星明誠(KONDO RACING) 公式予選: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING) 公式予選: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式予選: 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)
公式予選: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) 公式予選: 立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500) 公式予選: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) 公式予選: ヘイッキ・コバライネン/小林可夢偉組(DENSO KOBELCO SARD LC500)
公式予選: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) 公式予選: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 公式予選: 平木湧也(マッハ車検MC86 Y's distraction) 公式予選: 高橋一穂(シンティアム・アップル・ロータス)
公式予選: 佐藤公哉(リーガルフロンティアランボルギーニGT3) 公式予選: オートポリスは快晴に恵まれた 公式予選: 井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT) 公式予選: 黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)
公式予選: オートポリスは快晴に恵まれた 公式予選: 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT) 公式予選: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式予選: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)
公式予選: ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500) 公式予選: ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500) 予選記者会見: 野尻智紀と伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 予選記者会見: 坪井翔と松井孝允(つちやエンジニアリング)
GTキッズウォーク: ヤン・マーデンボロー(TEAM IMPUL) GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: 山内英輝(R&D SPORT) GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: 松浦孝亮とベルトラン・バゲット(Epson Nakajima Racing) GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: つちやエンジニアリングのピット GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: 井口卓人と山内英輝(R&D SPORT)
GTキッズウォーク: 山内英輝(R&D SPORT) GTキッズウォーク: 井口卓人(R&D SPORT) GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: 夕闇迫るオートポリス
GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン GTキッズウォーク: レースクイーン
GTキッズウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン スタート進行: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) スタート進行: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)
スタート進行: 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT) スタート進行: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) スタート進行: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) スタート進行: ピットアウトするGTマシン
スタート進行: 井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT) スタート進行: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) スタート進行: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) スタート進行: 本山哲/千代勝正組(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
スタート進行: 伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) スタート進行: 野尻智紀(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) スタート進行: グリッドウォークは大盛況 スタート進行: スタンドは観客で埋め尽くされた
決勝レース: 白バイとパトカー先導によるパレードラップが始まった 決勝レース: GT500クラスのスタートシーン 決勝レース: GT300クラスのスタートシーン 決勝レース: 新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)
決勝レース: 星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: 佐藤公哉/元嶋佑弥組(リーガルフロンティアランボルギーニGT3) 決勝レース: 中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)
決勝レース: 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組(WAKO'S 4CR LC500) 決勝レース: 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組(WAKO'S 4CR LC500) 決勝レース: 道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3) 決勝レース: ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)
決勝レース: 横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3) 決勝レース: 松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R) 決勝レース: 星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)
決勝レース: 木村武史(CARGUY ADA NSX GT3) 決勝レース: 関口雄飛(au TOM'S LC500) 決勝レース: 山下健太(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)
決勝レース: 星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3) 決勝レース: 久保凜太郎(GULF NAC PORSCHE 911) 決勝レース: マルコ・マペッリ(マネパ ランボルギーニ GT3)
決勝レース: 関口雄飛(au TOM'S LC500) 決勝レース: 中山雄一(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: 野尻智紀(ARTA NSX-GT)
決勝レース: 山下健太(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: 国本雄資(WedsSport ADVAN LC500) 決勝レース: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT) 決勝レース: 新田守男(K-tunes RC F GT3)
決勝レース: 佐藤公哉(リーガルフロンティアランボルギーニGT3) 決勝レース: 関口雄飛(au TOM'S LC500) 決勝レース: 野尻智紀(ARTA NSX-GT) 決勝レース: 野尻智紀(ARTA NSX-GT)
決勝レース: ジェットコースターとストレート駆け下るGTマシン 決勝レース: GT500クラスのバトル 決勝レース: 星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)
決勝レース: 新田守男(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 決勝レース: 富田竜一郎(Hitotsuyama Audi R8 LMS) 決勝レース: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
決勝レース: 中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 決勝レース: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)
決勝レース: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: GT300クラスで優勝した新田守男と中山雄一(K-tunes Racing LM corsa) 決勝レース: GT500クラスで優勝した関屋正徳監督、平川亮、ニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM'S)
表彰式: GT300クラスのトップ3チーム 表彰式: GT300クラスで優勝したニック・キャシディと平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) 表彰式: GT500クラスのトップ3チーム
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行1回目 限定カラーの#18小林がトップタイム

全日本スーパーフォーミュラ最終戦「JAF鈴鹿グランプリ」のフリー走行1回目が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#18小林可夢偉組(KCMG Elyse SF14)が1'46.471でトップタイム。#17塚越広大組(REAL SF14)が2番手で続いた。

フリー走行1回目: トップタイムは小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) フリー走行1回目: 2位は塚越広大(REAL SF14) フリー走行1回目: 3位はトム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)

この日最初に行われた86/BRZレースの予選で赤旗中断があった影響で、フリー走行1回目は当初予定より5分遅れの午前9時より50分間で行われた。

公式予選日朝の鈴鹿サーキットは曇り。しかし前夜に降った雨の影響で路面はウェットコンディション。このためコースオープン時は各車ウェットタイヤ で走行を開始した。また現時点では午後の予選がドライコンディションで行われるとみられていることもあり、路面コンディションの回復を待ってガレージで待機するドライバーも何人かあり、#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)などは終了まで10分を切ったところで漸くコースインしたが、ソフトタイヤの皮剥きをしただけでピットに戻っている。チームメイトの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)もわずか4周の走行にとどまった。

一方、積極的に周回を重ねたのが今回限定で車体のカラーリングを一新した#18小林。19周を走り、最後の最後に1'46.471を叩き出してトップに躍り出た。#17塚越も序盤に1'50.504でトップに立つと、その後も13周を走り、1'46.592までタイムを縮めた。

ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)はセッション中盤に1'48.104を記録して一時トップに立っていたが、最終的に5位で走行を終えている。

SF最終戦の公式予選はこのあと12時35分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行1回目結果

JAF GRAND PRIX SUZUKA -RIJ- (2018/10/27) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
118小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'46.471--196.346
217塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'46.592 0.121 0.121196.124
37トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'47.613 1.142 1.021194.263
48大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'47.617 1.146 0.004194.256
53ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'47.802 1.331 0.185193.922
636中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'47.895 1.424 0.093193.755
716山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'48.009 1.538 0.114193.551
85野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'48.324 1.853 0.315192.988
915福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'48.587 2.116 0.263192.520
1020平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'49.093 2.622 0.506191.627
114山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'49.284 2.813 0.191191.292
126松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'49.308 2.837 0.024191.250
131石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'49.867 3.396 0.559190.277
1437ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'49.919 3.448 0.052190.187
1565伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'51.448 4.977 1.529187.578
1664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'51.547 5.076 0.099187.412
1719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'51.917 5.446 0.370186.792
1850千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'52.253 5.782 0.336186.233
192国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
4'11.5462'25.0752'19.29383.107

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11、12戦オートポリス 川合孝汰は4位、6位で全戦入賞にあと一歩! 小倉祥太は、初めて走るコースでポイント獲得 (Le Beausset)

FIA-F4選手権第11戦・第12戦
10月20日(土)〜21日(日)オートポリス 4.674km

 ル・ボーセモータースポーツがスーパーFJ、スーパー耐久と併せ挑む、FIA-F4選手権シリーズの第6大会が、10月20日(土)、21日(日)にオートポリス(大分県)で開催された。シリーズは残すところ2大会4戦となり、まさに大詰めを迎えた。前大会のSUGOは川合孝汰が2戦とも表彰台に上がり、ルーキーの小倉祥太もベストリザルトを更新して連続入賞を果たしていることから、引きつづきの快進撃が期待された。

 今回の舞台、オートポリスは高低差のあるテクニカルレイアウトで知られ、タイヤへの攻撃性の高さも特徴のひとつ。速さのみならず、タイヤのグリップをいかに持たせることができるか、またグリップの落ちていくマシンをいかにコントロールできるかも重要になる。

予選 10月20日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 多くのドライバーにとって、年に1大会だけ参戦するコースとあって、練習走行は水曜日から開始された。走り始めは特に川合が好調でトップにも僅差で迫り、そこからセッションを重ねるごとセットアップが進められ、小倉も含めて絶えず上位を狙えるポジションにつけていた。しかし、山中に位置するコースとあって温度変化が激しく、特に低めの時にタイヤへの攻撃性が著しかった。予選ではそのあたりのセット、走りのマッチングが重視された。

 土曜日の早朝に行われた予選は気温、路面温度とも極めて低く、最も厳しい条件となっていた。それだけにウォームアップは普段より入念に行い、アタックが開始された。川合は、5周目で1分52秒台に入れると、8周目には52秒157を記録する。その後もタイムアップを狙うが、なかなか叶わない。そのため、一度インターバルを入れ、気持ちを切り替えて再度アタックしていく。すると、計測できる残りが2周ということころで51秒963に入れ、ポジションアップ。第11戦は5番手、12戦は6番手グリッドを獲得した。

 一方、小倉も7周目に52秒514を記録し、その後もアタックを続けていき、10周目には52秒410でタイムを更新。更なるタイムアップを狙おうとするも、タイヤのグリップが落ちてきたことからチェッカーを待たずにピットイン。その結果、第11戦は12番手、第12戦は13番手となった。

 しかし、2戦ともに3番手につけたドライバーがタイヤ2本交換のペナルティにより最後尾スタートとなったことから、ひとつグリッドが繰り上がり、川合は第11戦を4番手から、第12戦を5番手から、小倉は11番手、12番手から臨むこととなった。

決勝第11戦 10月20日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 土曜日の午後に行われた第11戦決勝は、予選とは対照的に青空が広がり、やや暑さすら感じる中での戦いとなった。スタートは川合がポジションキープでのレース開始になったのに対し、小倉は前に並んだ車両がストールし、それを際どく避ける状態でのダッシュとなったが、冷静な対処で、オープニングラップのうちに9番手に浮上する。

 ペースのいいトップ3台のあとを懸命に追う川合だったが、バトルになるまでには至らず。一方で中盤まで背後につけていたドライバーを、終盤には完全に振り切って単独走行に持ち込むことに成功する。

 小倉は8番手を走るドライバーの真後ろに着け一進一退の攻防を続けるが、前のクルマに近づくとフロントタイヤのグリップが失われペースが上がらない。前でバトルになったタイミングで差を詰め、更なるポジションアップを狙うも抜くには至らず、最終的に10位でフィニッシュ。

 川合はどうしても欲しい表彰台。残り2周、相手のミラー越しにプレッシャーを掛け続けブレーキングで差を詰め最後まで諦めない姿勢を見せるが、悔しい4位でゴールとなった。

決勝第12戦 10月21日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 九州では年に一度の晴れ舞台はすっきり青空の下、グランドスタンドも超満員、ドライバーのテンションも大いに上がる中でのレースとなった。当然、温度はまた高くなっていることから、しっかりセットをアジャストして川合と小倉を、スタッフはグリッドに送り出す。

 注目のスタートは、まず川合がポジションキープで1コーナーに飛び込んでいき、6番手でオープニングラップを終える。それでも4番手を争う集団に食らいついて離れず、隙あらばの構えで続くも、我慢の展開が続く。

 小倉は、ホイールスピンが著しく2周目までに17番手に後退するも、その後は前を行く車両と変わらぬペースで周回を重ね、8周目には1台を、11周目にはさらにもう1台をパスして15番手に浮上。中盤からは競り合うレースで引けを取らずにクリアしていく。

 一方、川合も最後まで4番手争いを繰り広げ、しきりに逆転を狙ったものの、抜きどころの少ないレイアウトではチャンスは最後まで訪れず。その結果、川合は6位でゴールし、小倉は15位でレースを終えた。残すはツインリンクもてぎでの最終戦となるが、ここはチームのホームコースだけに、悔いを残すことのないレースが期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 レースウィークを通して気候は安定していたが、気温が低く路面温度が低下した状態でのフロントタイヤのグリップレベルを上げることが課題だった。川合は練習走行から常時6番手以内に着けていたが、特定のコーナーでもう少し速さがあればトップを走れる感触はあっただけに悔しい結果だ。小倉はタイヤに負荷がかかる走り方のせいかタイムの落ち込みが多かった。ただし、データ上では川合よりも早く走れているコーナーもあったので次に繋がるレースになったと思う。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 土曜日のレースはバトルこそずっとできましたが、並ぶところまではいっても決定的なチャンスはなく、前を走ったクルマのミスで自分が上がったという感じでした。マシンバランスも、予選よりも良かったので、もっと上げていきたかったのですが、悔いの残るレースでした。日曜日のレースはオープニングラップが悔やまれます。自分では回転を調整してスタートしたつもりだったのですが、それでも大きくホイールスピンしてしまいました。その後のペースが悪くなかっただけに、本当にオープニングラップがすべてでした。次のもてぎはいちばん走っているコースであり、チームのホームコースというプライドもあるので、何が何でも表彰台に登れるよう頑張っていきます。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 レースウィークを通して、マシンのセットも試行錯誤したのですが、難しい展開でした。前回のSUGOのいい流れで、このオートポリスも上を目指していたので、この結果はすごく悔しく思います。ですが、予選では、タイムが頭打ちになっていたところで一度気持ちをリセットして集中を切らさずに更にベストを更新できたのは、今まで気持ち的に弱い部分があった自分からしたら良かったと思います。また、得意なコースとはいっても改善できる箇所も見つかったので、そういった反省点を持ち帰り、クルマに乗っていない時もしっかりと過ごして、次の最終戦はホームコースでもあるので、優勝して最後を締めくくりたいと思います。
Le Beausset Motorsports

カデット

カデット:加藤が2年目の鈴鹿選手権で待望の“決勝”初優勝!

  • 2018カートレースIN SUZUKA第6戦カデットオープンクラス
  • 2018年10月14日/三重県・鈴鹿サーキット国際南コース/くもり→晴れ(ウェット→ドライ)
  • エントリー29台 出走28台

 2018鈴鹿選手権シリーズ第6戦 カートレースIN SUZUKAで、小学2年生以上のドライバーを対象とするカデットオープンクラスの第4戦が行なわれた。全5戦で実施される同クラスの2018シリーズも佳境を迎え、残すところ2戦。前回の第3戦では天候悪化のため決勝が中止になり(予選総合結果に通常の半分のポイントを付与)、一戦ずつの重要度が増した中、ポイントレースの行方にもますます注目が集まるところだ。

 前夜から降り続いた小雨は朝方には止んだのだが、走行スケジュールが始まった時点では、まだコース全面がしっとりと濡れたまま。ウェットコンディションのタイムトライアルで1分4秒616のトップタイムをマークしたのは沢村騎士(ハラダカートクラブ)だ。0.091秒差の2番手はりー海夏澄(スーパーチップス)。3番手には五十嵐文太郎(Super Racing Junkie!)が続いた。

 間もなく空は晴天に変わり、8周の予選ヒートはドライコンディションで行なわれた。スタートでは五十嵐が好ダッシュを決めてトップに立ったが、オープニングラップでりーとともに戦列を去ることに。沢村もここで大きく順位を下げた。一方、ポイントリーダーの加藤大翔(ワキデンタルクリニック+HKC)が12番グリッドから1周で2番手まで上がり、2周目には先頭の迫隆眞(ERS with Hometec)をかわしてトップを奪った。ここからは加藤と迫のマッチレースが続き、迫が6周目に加藤を抜き返して1位でチェッカーを受けた。

 だが、迫にはヒート後にペナルティの裁定が下り、決勝のポールには2番手ゴールの加藤が着くこととなった。加藤は今季3度目のポール獲得だ。2番グリッドを手に入れたのは、大集団のセカンドグループの戦いを制した鈴木浬(カートクラフト)。グリッド2列目には、TT13番手から浮上の田仲琉雅(K-TECH with ぴぃたぁぱん)と佐藤統(FLAX motorsports)が並ぶ。迫は鈴木恵武(TEAM AKASAKA)に続く6番グリッドだ。

 決勝は12周。スタートではセカンドグリッドの鈴木が出遅れてポジションを下げたのに対し、ポールの加藤はトップの座をキープすると、2番手に上がった田仲を引き離して快調にリードを広げていった。3周目、迫が田仲をパスして2番手に浮上したが、やはり加藤との差を縮めることはできない。レースの折り返し点で、加藤のリードは約1秒に。もう加藤を脅かす者はいなかった。

 加藤はこのクラスに参戦を始めた昨年から、何度も勝利に手をかけながら、それをつかみきれないレースが続いていた。第3戦では予選総合1位が決勝の中止によって“優勝”と認定されたのだが、それは決勝を戦って手にしたものではなかった。その悔しさを晴らす瞬間が、ついに訪れた。加藤は12周目の最終コーナーを立ち上がると、力強く拳を振り上げてチェッカーをくぐった。2年間待ち続けた、本物の初優勝の瞬間だ。

 2位は予選のペナルティを挽回した迫。レース終盤に4台一丸の混戦となった3位争いは、13番グリッドから順位を上げた西田未来(チームナガオ)が制した。

加藤大翔のコメント
 めっちゃうれしい。やっと実力で勝てた! 理想どおりのレース展開がやっとできました。お父さんとボクが力を合わせて、マシンと自分が一体となれたから勝てたんだと思います。(JAFジュニア選手権)FP-Jrカデットクラスの東西統一戦も同じコースなので、そこでも絶対に勝ちます。
公式予選でトップタイムの沢村騎士選手(ハラダカートクラブ)

公式予選でトップタイムの沢村騎士選手(ハラダカートクラブ)

公式予選でセカンドタイムをマークしたリー海夏澄選手(スーパーチップス)

公式予選でセカンドタイムをマークしたリー海夏澄選手(スーパーチップス)

公式予選で3番手のタイムをマークした五十嵐文太郎(Super Racing Junkie!)

公式予選で3番手のタイムをマークした五十嵐文太郎(Super Racing Junkie!)

予選ヒートをトップで通過するがペナルティを受ける迫選手

予選ヒートをトップで通過するがペナルティを受ける迫選手

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手

決勝ヒート2番グリッドの鈴木選手

決勝ヒート2番グリッドの鈴木選手

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手2

決勝ヒートP.Pスタート準備をする加藤選手2

決勝ヒートがローリング後一斉にスタート

決勝ヒートがローリング後一斉にスタート

スタート直後から独走状態を作り出した加藤選手

スタート直後から独走状態を作り出した加藤選手

迫隆真選手(ERS with Hometec)

迫隆真選手(ERS with Hometec)

決勝ヒート3番手スタートを獲得した田仲琉雅選手(K-TECH withぴいたあぱん)

決勝ヒート3番手スタートを獲得した田仲琉雅選手(K-TECH withぴいたあぱん)

13番グリットからファステストラップで追い上げ3位を獲得の西田光来選手(ナガオカート)

13番グリットからファステストラップで追い上げ3位を獲得の西田光来選手(ナガオカート)

悲願のトップチェッカーを受ける加藤大翔選手(ワキデンタルクリニック+HKC)

悲願のトップチェッカーを受ける加藤大翔選手(ワキデンタルクリニック+HKC)

チェッカー後検討を称えあうドライバー達

チェッカー後検討を称えあうドライバー達

カデットオープンクラス表彰式

カデットオープンクラス表彰式

迫選手と西田選手に祝福される加藤選手

迫選手と西田選手に祝福される加藤選手

Text: Kazuo MIZUTANI
Photo: Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)

Vitz関西

Vitz関西:第4戦岡山 Vits 最終戦、予選ポールポジションも悔しい結末に

■2年間のドライバー育成プロジェクト終了で感じた思い

 10/14開催のヴィッツ関西シリーズ最終戦、2年計画で進めてきたドライバー育成プロジェクトの最後のレースとなりました。

 ドライバー達と出会った時、貪欲さもない、自分の意思もない、ないない尽くしで、最初はどうしていくのが良いか僕も分かりませんでした。トップから3秒から5秒落ち、最初は基本中の基本であるスタート練習から始めました。

 走行のたびに課題を与え、良い、悪いを体で感じさせました。私もドライバー達の性格を理解しながら向き合ってきました。レースキャリアとドライバーのスキルを重ね合わせたとき、彼らには、明らかに足りないものがあることがが分かりました。それは経験値です。2年間という短い時間では、優勝という目標は少し高すぎたかもしれません。それでも、高い目線の目標に向かっていくことで、もしかしたら違うかたちで補えるかもしれないと試行錯誤をしました。

 トップから3秒から5秒落ち、20位30位。コンマ数秒で争うレースを経験してきて、その差を埋めることは簡単ではないと分かっていました。一方で、目標が高すぎたかもと反省しながらも、チームオーナーの高崎くんには、開幕戦を終えて、まずは表彰台と伝えていました。今考えると、実現は難しいと思われていた気がします。笑

 それくらい底辺からのスタートでした。メインマシンの廃車、その後さらに2台廃車。気が遠くなるようなレースウィークもありました。

 ドライバーは諦めず付いてきてくれましたが、時にはぶつかることもありました。それでも、私もチームもやれることをやってきたと信じています。

 1年目の最終戦、台風で延期になった廣島くん予選2位獲得で表彰台の可能性を感じました。

 2年目の開幕戦、良い流れのまま、廣島くんが決勝2位初表彰台獲得! 第2戦は勝木くんが3位、第3戦は廣島くんが2位、まだ安定はしていなせんが、確実に速さが身についてきているのを感じていました。

 私は常にレースウィークの流れを一番大切にして、レースウィークをどう組み立てるかを意識をしていました。ドライバーが良い条件で予選決勝を戦えることを意識していました。

 3戦目を終えたときに、それだけでは勝てないと気付きました。結果を出すのはドライバー、ドライバーが流れを作り上げ、更に考え、自分に合わせ一歩踏み出さない限り、勝つことは出来ないのか、、、それは、ある意味で冒険でした。

 10/13、2年目最終戦レースウィークの走りはじめ、 さっそく壁にぶち当たりましたが、この2年の経験でうまく修正が出来ました。

10/14予選

 良い流れを掴み、予選を走行後には、廣島くんポールポジション、勝木くん2位、最高の結果でした。しかし、縁石より更にアウト側を使ってのタイムアタックと判定が下り、廣島くんはベストラップ抹消のペナルティ。でも、チームとしては、2位だった勝木くんがポールポジションを獲得。

 これまで2位からスタートで、抜けずに終わる2位でしたが、予選がトップだったら勝てるレースばかりでした。課題だった予選をミスなくしっかり決められたことは素晴らしい成長だと感じました。

 決勝レースはこの2年の集大成、いつも通りやり切ってこいと送り出しました。スタート練習は誰よりもしてきているので自信をもって、1コーナーに進入、1周目のライン取りも、いつも通りやれば大丈夫と自信を持たせ送り出しました。

 スタートを決め、1周目を決めトップで終えました。しっかり押さえていましたが、8周目にミスを犯し、2位に後退。そのままゴール。

 勝木くんはこれまでのレース経験でトップを走ったことがなく、残念ですがこれも経験なのでしょう。今までの2位3位とは違うレベルでのレースだったと思います。同じ2位でも悔しすぎる2位でした。

 しかし、その後の再車検で指定のエアークリーナーが装着されておらず、車検失格となってしまいました。この失格はチームとしても私としても、真摯に受け止め、今後このようなことのないよう、努めていきたいと思います。

 何より、ドライバーには本当に申し訳ないことをしてしまったと反省しています。2年目の最終戦が不甲斐ない結果になってしまい、本当に悔しいですが、ドライバーは本当に成長したと実感しています。

 若手育成を経験したことで、逆にドライバーから教えてもらうことがたくさんありました。本当に感謝しています。

 2002年の大クラッシュから16年、この間で学んできた経験は、レースとは違ったことでも凄く役に立ち、無駄なことは何一つなかったと実感しました。自分の経験を伝えて、ドライバーが成長し、結果を残してもらえることがこんなに楽しいことなのかと感じました。同時に自分の自信につながりました。3人のドライバー共に、シリーズポイントを獲得、シリーズランキング3位、8位、15位を獲得出来ました。

 無名のチームを組み立て、2年でトップチームまで昇り詰められたことはチームとしても自信を持つことが出来ました。何よりドライバーがすごく頑張ってくれました。

 11月24日、まだ未定ですが11/24富士スピードウェイで開催される統一戦に参戦予定です。本当の最後に優勝し、チームで喜びたいです。応援宜しくお願い致します。

  • 開催場所:岡山国際サーキット
  • 日程:10/14日曜日 予選8:55~・決勝12:40
  • チーム名称:AVANTECH Racing Team
  • チーム代表者:高崎保浩
  • チーム監督:長屋宏和
  • ドライビングアドバイザー:霜野誠友
  • チーフメカニック:永原達也
  • メンテナンスガレージ:Garage N
  • 車両協力:arto OSAKA
  • ドライバー:
    • 456廣島嵩真 決勝9位 シリーズ3位
    • 242勝木崇文 決勝失格 シリーズ8位
    • 220大井偉史 決勝33位 シリーズ15位
ピロレーシング代表 長屋宏和

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝会見 「100号車の前でフィニッシュすればいいわけですし、僕らももてぎはいつも相性がいいので、最終戦は大丈夫だと思って臨もうと思います」(平川亮)

GT500クラス優勝 #1KeePer TOM'S LC500

平川亮
GT500クラス優勝の平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) TRDとブリヂストンに感謝しています。まさか優勝できるとは思っていませんでした。昨日の予選でホンダにトップ3を持っていかれて落胆していましたが、決勝は我々トムスが1-2で終わることができ、本当に強いチームだなと。チームのみんなが頑張ってくれたおかげですし、最後は(36号車を)抜くことができてよかったと思います。チャンピオン争いに立てたことは非常に嬉しいですが、まだ油断はできません。今年の予選を見る限りホンダ勢のパフォーマンスは非常に高いので、前に行かれてしまうと厳しいなと思います。でも100号車だけを見てレースをし、100号車の前でフィニッシュすればいいわけですし、僕らももてぎはいつも相性がいいので、最終戦は大丈夫だと思って臨もうと思います。
ニック・キャシディ
GT500クラス優勝のニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) 本当に嬉しいです。今年はずっといいパフォーマンスを発揮できているので、チームトムスとレクサスのみなさんに感謝しています。チームとして向上していかなければならなっ課題はたくさんありましたが、それを一つずつ改善していけたのでこの場所にたどり着けたと思います。僕が担当したスティントはスタートからペースがよかったです。リスクを負いたくはなかったので、当初の目標は100号車を抜くことだけでした。タイヤの心配は抱えていたし、8号車や17号車が速いのもわかっていましたが、今回は抜こうと思いました。チームの戦略も素晴らしかったのでこの場所に来ることができました。すごく感謝しています。

GT300クラス優勝 #96K-Tunes RC F GT3

新田守男
GT300クラス優勝の新田守男(K-tunes Racing LM corsa) 今回もメカニックやチームスタッフ全員の頑張りに感謝したいですし、ブリヂストンタイヤのパフォーマンスが非常によかったので、タイヤメーカーさんにも感謝したいです。このコースは僕たちの苦手なコースだと思っていたんですが、テストから非常にいいパフォーマンスを発揮できる状況でした。予選は路面の状況に原因があったのか、思うようなタイムが出なかったんですけど、テストやフリー走行の状況からみてタイヤは非常にいい状態なんじゃないかと。まさか勝てるとは思っていませんでしたが、表彰台の一角には入れるんじゃないかと思いながらレースを進めていました。(中山)雄一が走っているときはピックアップの問題とかトラフィックとかでなかなか前に出れませんでしたが、セーフティーカーにも助けられ、前のクルマがピットに入り始めたところから猛プッシュしたら非常にいいペースで走ることができました。それとピット作業が非常に早かった。今年の僕らのチームのパフォーマンスの中でもベストなんじゃないかと思います。あとはGT500が激しい戦いをしていたのでぶつからないように気をつけて走りました。
中山雄一
GT300クラス優勝の中山雄一(K-tunes Racing LM corsa) 300クラスはタイヤの磨耗が厳しいという前予想で、どんなペースで走ろうかなと思っていましたが、昨日の朝から使っているタイヤの持ちが割とよかったし、前回テストできたときにもロングランを何度かやってデータを取れていたのであまり不安にならずにレースウィークを進めて行くことができました。予選で速かったヨコハマ勢も決勝のペースがよくなくて、僕らのペースは良かったので、すごく気持ちのいいレースでした。タイヤはずっと余裕があったので、ペースをコントロールしながらチャンスを伺っていました。ヨコハマ勢がピットに入り始め、「あと5周」と無線で言われたところからは自分のペースでプッシュでき、ピックアップが取れてからは最高の状態で走れたので、予定より3周余計に、8周走ってマージンを築くことができました。驚くほどピット作業も早くて、そこで15秒くらいマージンを築くことができました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝 三宅淳詞が3連勝でポイントリーダーに

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は21日、鈴鹿サーキット東コースで決勝を行い、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が22周・20分1秒697で今季3勝目を飾った。

出場全ドライバーの集合写真

マシンに乗り込むポールシッターの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

22周の決勝がスタートした

レース序盤の吉田宜弘を先頭とする3位争い

レース終盤の澤龍之介を先頭とする2位争い

優勝は三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

決勝2位は澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)

決勝3位は吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

表彰式

 スーパーFJ第5戦決勝は午後3時40分、日も西に傾き雲一つない快晴の下、15台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が好スタートを切りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)は蹴り出しはよかったもののその後が伸びず2位で三宅の後ろに付け、3位も予選順位のまま荒川鱗(Drago CORSE 10V)が続いた。

 4位には予選5位から予選4位の徳升広平(宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS)をかわした吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が上がり、徳升は5位に付けた。

 2周目の1コーナーでは荒川が吉田、徳升に相次いでかわされ5位まで落ちる。

 三宅が2位以下をじりじりと離し独走状態に持ち込む一方、2位・澤の後方では、吉田、徳升、荒川の3位争いが激しくなってきた。

 しかし11周目には5位の荒川が周回遅れのマシンに詰まって3位争いから脱落。2位を走る澤も周回遅れのマシンに手こずり、吉田に追いつかれると終盤には2位・澤、3位・吉田、4位・徳升が接近戦となった。

 最終ラップには1コーナーで吉田が澤に仕掛けるも抜けず、2位争いは澤、吉田、徳升の順でS字へ向かう。

 結局優勝は「スタートが決まって後ろを離せたので落ち着いてレースをできました」という三宅。2位には澤が続き、吉田も「予選順位を考えれば上出来」と3位でゴール。4位には徳升が入り、5位には荒川が、6位には大きく遅れてたものの村松日向子(Rn-Sports制動屋KK-S2)が入った。

 優勝した三宅はチャンピオンシップポイントを66点と伸ばしトップに立った。2位には4位に入った徳升が57点で続き、3位は2位に入った吉田が50点。この3人が最終戦でのチャンピオンの可能性を残した。

 チャンピオンの決まる最終第6戦は、鈴鹿クラブマンレースファイナルラウンドして11月25日にフルコースで決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝 トムスが今季2度目の1-2フィニッシュを達成。GT500タイトルは#1KeePer LC500と#100RAYBRIG NSXの同点対決に!!

GT500クラスはついに同ポイントで最終決戦に!!

2018オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT300kmレース」の決勝レースが10月21日、大分県のオートポリスで行われ、予選5番手からスタートした#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が今季初優勝。2位に#36中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)が入り、LEXUS TEAM au TOM'Sが第5戦富士に続いて今季2度目の1-2フィニッシュを達成した。

GT300クラスは予選10位からのスタートながらタイヤ選択とピット戦略がズバリと的中した#96新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が第3戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げている。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日10,550人/決勝日20,380人/大会総入場者数30,930人)

大分県警の先導でパレードラップが始まった

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

スピンをする番場琢(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)

スピンをする永井宏明(TOYOTA PRIUS apr GT)

永井宏明のスピンによりSCボードが掲げられた

レースは途中セーフティーカーが導入された

GT500クラス優勝は平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)

GT500クラス決勝2位は中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)

GT500クラス決勝3位は国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)

GT300クラス優勝は新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)

GT300クラス決勝2位は佐藤公哉/元嶋佑弥組(リーガルフロンティアランボルギーニGT3)

GT300クラス決勝3位は道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)

第7戦決勝は午後2時より65周で行われた。昨日の予選とは打って変わり、気温25℃、路面温度32℃という暖かい気候の中での戦いとなり、両クラスともタイヤチョイスとピット戦略が大きく勝敗を左右することになった。

GT500クラスはポールシッターの#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が序盤トップに立ったが、予選4位からスタートした#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)がスタートで#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)3位に浮上すると、11周目の第2ヘアピンで今度は#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)のインに飛び込んでみせた。懸命の抵抗を見せた小暮だったが、中嶋はそのまま併走でジェットコースターストレートを駆け下ると、その先の高速右コーナーで軽い接触を伴いながら小暮をねじ伏せ、2位に浮上、その直後の最終コーナーでトラフィックに捕まって失速した#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)をも続く12周目の1コーナーでアウトから抜き去ってトップに躍り出た。

その後は快調に後続を突き放しにかかった36号車だったが、#30永井宏明(TOYOTA PRIUS apr GT)がスピンアウトしてグラベルに捕まったため、GT500のトップ集団が20周目に差し掛かったところでセーフティーカーが導入され、36号車の大量リードは奪い去られてしまった。

車両回収ののちレースは25周目にリスタート。予選上位のNSX勢が25~26周で相次いでドライバー交代をすませる中、36号車はチームメイトの1号車とともに29周終わりまでドライバー交代を引っ張った。この判断が功を奏し、トムスの2台は1-2位でコースに復帰することに成功する。

トップを快走し、一時は2位に4.7秒もの差をつけた#36関口雄飛(au TOM'S LC500)だったが、#1平川亮(KeePer TOM'S LC500)は終盤一気に関口との差を詰め、60周目の第2ヘアピンでトップに浮上、そのまま65周を走りきって今期初勝利をものにした。

この優勝により#1平川/キャシディ組は20ポイントを獲得、ポイントリーダーの#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)が5位に終わったことで、ともにトータル67ポイントとして最終戦もてぎに臨むことになった。

また3位には2ピット作戦を敢行した#19国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)が入り、トムスの1-2に加えてレクサスLC500が表彰台を独占するという快挙を成し遂げた。

GT300クラスはポールポジションの#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)がスタートからトップを快走、それを#5坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)、#10星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R)が追う展開で前半は推移したが、セーフティーカーラン終了後に相次いでピットストップを行なった彼らに対し、40周目までピットインを引き延ばし、タイヤ4本を交換する作戦を採った#96新田/中山組がレーストータルのペースで上回り、第3戦鈴鹿に続く今季2勝目を達成。これにより新田は自身の通産勝利数を20とし、再び高木真一とともに通算最多タイとした。2位には同じくタイヤ4本交換で予選9位から追い上げた#87佐藤公哉/元嶋佑弥組(リーガルフロンティアランボルギーニGT3)が入り、#34道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)が3位で続き、チーム発足以来初の表彰台を獲得した。

スーパーGTの2018シーズン最終戦は11月11日決勝。今年も栃木県のツインリンクもてぎを舞台にチャンピオンをかけた熱い戦いが行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝結果

■GT500クラス

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
11平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS47651:56'02.296
236中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS40650.436
319国本 雄資
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH156512.614
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS366521.331
5100山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS616521.628
617塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS406532.944
724ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
高星 明誠
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH186537.072
839ヘイッキ・コバライネン
小林 可夢偉
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS366545.462
96大嶋 和也
フェリックス・ローゼンクヴィスト
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS346548.517
1064ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL3651'00.596
1112佐々木 大樹
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS29651'04.447
128野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS49651'12.433
133本山 哲
千代 勝正
CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI12651'18.125
1416武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH16641Lap
15*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI39641Lap
---- 以上規定周回数(70% - 45Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.16 中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT) 1'35.808 (31/32)
  • CarNo.23は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1961K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
新田 守男
中山 雄一
BS24611:56'44.520
2872リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
YH66117.228
3343Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
道上 龍
大津 弘樹
YH136126.403
4554ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
BS526132.652
5655LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
黒澤 治樹
蒲生 尚弥
BS426133.817
6116GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
平中 克幸
安田 裕信
DL376138.939
757マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
坂口 夏月
平木 湧也
YH6141.507
878D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
YH286146.262
9109GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
吉田 広樹
YH206152.218
103110TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
嵯峨 宏紀
平手 晃平
BS456153.254
11911GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
久保 凜太郎
石川 京侍
YH56158.793
126012SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
吉本 大樹
宮田 莉朋
YH236159.031
13*8813マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
平峰 一貴
マルコ・マペッリ
YH326159.602
142114Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
リチャード・ライアン
富田 竜一郎
DL16159.795
156115SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
井口 卓人
山内 英輝
DL32611'02.644
165016EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1611'02.824
175217埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
番場 琢
脇阪 薫一
YH4611'03.251
1811718EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
井出 有冶
阪口 良平
YH611'06.661
19019グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH45611'07.024
202620TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
山田 真之亮
川端 伸太朗
YH4601Lap
21221シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
高橋 一穂
加藤 寛規
YH601Lap
223522arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
YH601Lap
2336023RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
柴田 優作
田中 篤
YH601Lap
242524HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
松井 孝允
坪井 翔
YH35592Laps
252225アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH592Laps
263026TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
永井 宏明
織戸 学
YH583Laps
271827UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
中山 友貴
小林 崇志
YH28583Laps
28*4828植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
田中 勝輝
リチャード・ブラッドレー
YH5011Laps
---- 以上規定周回数(70% - 42Laps)完走 ----
-77729CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
横溝 直輝
木村 武史
YH3922Laps
  • Fastest Lap: CarNo.25 坪井翔(HOPPY 86 MC) 1'35.808 (31/32)
  • CarNo.88(平峰一貴)は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.48(リチャード・ブラッドリー)は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
156三宅 淳詞KK-SⅡミスト制動屋
MYST KK-S2
YH2220'01.697
261澤 龍之介TPS・KK-SⅡ・制動屋
MYST KK-S2
YH226.022
357吉田 宜弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED
MYST KK-S2
YH226.624
470徳升 広平宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS
MYST KK-S2
YH227.022
577荒川 鱗Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH228.133
658村松 日向子Rn-Sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
YH2219.423
720岡本 大輝ブリリアンス/イーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2219.751
812中村 賢明TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2220.464
919永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH2229.664
1060岡本 大地NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH2233.014
113貫戸 幸星Rebodica萬願亭KRS 07J
WEST 07J
YH2236.655
1272宇高 希K&G RACING C72 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2238.559
1343小林 良アイシンAW工業TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH2241.158
149上吹越 哲也ヤマダエスバイエルホーム・FTK
MYST KK-S2
YH2242.286
1528依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH202Laps
---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.56 三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋) 54.323 (9/22) 148.64km/h

SUPER GT

SGT:GTA定例会見 「来年の第2戦には身動きできないくらい沢山のお客さんを集めたい」(坂東代表)

スーパーGTを主催するGTアソシエイション(GTA)は10月21日、第7戦の開催されているオートポリスにて定例会見を開催。第6戦SUGOの決勝で発生したドクターカーのコースインの件や、先ごろDTM参戦を発表したアストンマーチンについて、また来年の開催が予定されているDTMとのジョイントイベントに関連した話題などについて坂東正晃代表が語った。

第6戦のドクターカー導入について
スーパーGTは主催クラブやオーガナイザーの運営体制にプラスαとして我々(GTA)が技術面、運営面でアドバイザー的に補助している。しかしGTAもJAFの公認団体として共催している立場である以上相応の責任は負わないといけないと考えている。今回の件は我々の用意するドクターカーやFROと、オーガナイザーの用意するドクターカー両方を配置して運営する中で起きた。オーガナイザーのドクターカーは14-15番ポストの間に配置されていたが、64号車が14番ポスト付近でクラッシュし、ドライバーがなかなか降りてこないのをドクターカーのドライバーとドクターが見ていた。タワーからは「待機」という指示が出ていたものの、彼にらは一刻を争う状況だと見えていたために、彼ら自身の正義感で行なった。本来ドクターカーはレッドフラッグで入れるもので、イエローフラッグで入れてはならないルールがあるが、彼らの正義感で入ってしまった。ドクター本人の意思は尊重すべきだが、問題は独自に動いてしまったことにあり、インターナショナルなレースイベントを運営する中で、あの場面が全世界に発信され得たことは残念だった。サーキットによってはオフィシャル無線が充分に届かない状況が未だにあり、タワーとの意思疎通が充分にできないままに現場が動いてしまうケースは鈴鹿などでも起きている。各オフィシャルの意欲は尊重しつつも、無線の整備や指示系統の徹底など、今後に向けて解決していかないといけない。
アストンマーチンのDTM参戦について
ホッケンハイムでの発表の前、夜中にITRから20何回も着信があり、最後はショートメールまで送ってきた。そこでこちらから電話を入れると彼らの興奮や喜びようが伝わってきた。アストンマーチンがプライベーターとして何台出てくるのかなど正式なものはまだ聞いていないが、2020年ではなく2019年からBMWやアウディに加えて、ワークスではない形で参戦すると聞いている。新しいクルマが出てくることは、我々とのコラボレーションにもより近づくし、クラス1という存在がより大きくなる。我々は2020年に向けて新しいクラス1を作っていくが、DTMは2019年から導入する。ターボエンジンのベンチテストも終わり、12月には車両に搭載してのテストが行われると聞いている。そこにアストンマーチンが加わるのは喜ばしいことだ。今回はHWAが開発するということで、アウフレヒトが奔走し、努力したのだろうと考えている。
クラス1についてはシャシーやサスペンションなどの標準化を進めていくが、まだ空力やホイールなど、スーパーGTとDTMですり合わせが必要な部分は残っている。我々スーパーGTとしてはあくまで300kmレース、GT300との混走など、日本の環境やファンのニーズに合った形は崩したくないが、ジョイントイベントに関しては空力やタイヤワンメイクなど、向こうに合わせる必要も出てくるだろう。特に空力の影響は一番大きいと考えているので、そこをきちんと合わせないといけない。ミッドシップのNSXに関してもどうやって空力を合わせるか、BOPをどうするかなど、トヨタや日産の意見も聞きながらクリアに決めていきたいと考えている。
そうした中で新たなマニュファクチャラーの参戦や日本のプライベーターの海外参戦などの可能性も広がっていくだろう。今回アストンマーチンがプライベーターとして参戦する、という話も、日本のチーム運営のあり方などが参考になっているのではと思う。
来年のゴールデンウィークが10連休になることの第2戦への影響について
スーパーGTにとって集客や導線の見本となる、一番動員の多いイベントが第2戦だ。富士の近隣以外のお客様も来られるイベントで、レース運営に関しては、駐車場が満杯になってもきちんと導線を整理し、身動きができないくらい沢山のお客さんを集めてみたい。10日間という機会を与えていただけるのなら、体制をより強化し、富士スピードウェイとも話し合って、息もできないくらいたくさんのお客さんに来ていただいて、お客さんが満足されて、帰りの渋滞すらイベントの一つとして迎え入れてもらえるような運営をやっていきたい。そのために小山町などとも話し合い、きちんとした環境づくりをしていく。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿公式予選 三宅淳詩が今季3度目のポールポジション

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は21日、鈴鹿サーキット東コースで公式予選を行い、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が53秒847で今季3度目のポールポジションを獲得した。

ポールポジションの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

予選2位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)

予選3位の荒川鱗(Drago CORSE 10V)

ポールポジションを獲得した三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

 晩秋の鈴鹿サーキットは雲一つない好天に恵まれ、午前10時45分から15分間の公式予選が行われた。

 序盤予選をリードしたのは荒川鱗(Drago CORSE 10V)。4周目に54秒472でトップに立つと翌周には54秒345までタイムを伸ばした。

 しかし、7周目にこのタイムを上回ってきたのが三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)で54秒012でトップに立つ。三宅は9周目には53秒847とただ一人54秒を切るタイムを叩き出す。

 三宅はさらにタイムアップを図るも「セクター間のベストをつなげられなかった」とタイム更新はならなかったが、誰も三宅のタイムを上回るドライバーは現れず、このタイムでポールポジションを獲得した。

 2位には澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)が54秒081で、3位には54秒210で荒川が続いた。

 4位には現在ポイントリーダーの徳升広平(宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS)が、5位にはベテランの吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が付けた。

 WEST17Jの開発プログラムが終了し、急遽マシンを変更して参戦した岡本大地(NAVY AUTO)は6位と出遅れた。

 決勝レースは本日21日、午後3時40分より22周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIAF4:第12戦オートポリス決勝 #81菅波が連続ポールトゥウィン達成。タイトル争いは接戦に

スタートでトップに立ったのは菅波冬悟(OTG DL F110)

優勝は菅波冬悟(OTG DL F110)

決勝2位は小高一斗(FTRSスカラシップF4)

決勝3位は名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

最後尾スタートの角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)は追い上げ11位

インディペンデントカップ優勝は仲尾恵史(TCS Racing Team)

優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

菅波安定の二連勝!!

FIA-F4選手権第12戦の決勝が10月21日、大分県のオートポリスで行われ、ポールポジションからスタートした#81菅波冬悟(OTG DL F110)が昨日の第11戦に続いて連勝を飾った。

第12戦決勝は午前9時より13周で行われた。天候は晴れ。気温は昨日の予選と同様に10℃ちょっとという肌寒さの中での戦いとなった。

ポールの菅波がスタートを制し、トップで1コーナーへ飛び込んだその後方では、予選2位の#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)と#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がサイドバイサイドの攻防を展開、それに乗じて4番手スタートの#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)が1コーナーでアウトから名取を抜いて3位に浮上した。

昨日のレースでは終盤にハーフスピンを喫し、小高の接近を許したトップの菅波だが、この日は終始安定したペースで後続を引き離し、最後は2位に2.904秒差をつけてチェッカーを受け、昨日に続いて勝利をものにした。

昨日同様に後半勝負をと目論んだ2位の小高だったが、予想以上にタイヤの消耗が激しかったこともあり、後半ペースが上がらず逆に菅波に差を広げられる結果に。それでも昨日と合わせて36ポイントを獲得したことで、逆転チャンピオンの可能性は大いに高まったと言える。

スタートで大滝の先行を許した名取は抜くのが難しいオートポリスのレイアウトに苦しみながらも大滝、そして#98石坂瑞基(TOEI BJ Racing F110)らと接戦を繰り広げ、8周目の1コーナーで大滝のインを突いて3位に浮上、昨日に続いて表彰台に上がった。

一方、ポイントリーダーの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)は予選後のタイヤ交換によりこの日も最後尾スタートとなり、序盤から激しい追い上げをみせたが、このレースでは11位にとどまり無念のノーポイント。その結果名取とのポイント差は14、小高とは29ポイント差となり、チャンピオンの行方は分からなくなって来た。

その最終大会は11月10-11日に栃木県のツインリンクもてぎで行われる。

第12戦優勝(#81菅波冬悟 OTG DL F110)
優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) 良いマシンを作っていただいたんで、昨日よりも後半楽になり、最後までペースが落ちることなく走ることができました。自分の乗りやすいマシンバランスでなおかつ速いマシンを作ってくださったチームの皆さんに感謝です。昨日よりもちょっと気持ちに余裕をもって走れたのも良かったと思います。昨日のハーフスピンみたいな大きなミスはありませんでしたが、ヒヤッとする時は何回かありました。やっぱり全力で走らないと勝てないと思ったので、前にもう1台いるような気持ちで13周フルプッシュで走りました。セッティングはちょっとスタビを触ったくらいで大きくは変えていません。昨日の予選が良かったし、今日も同じくらいの温度帯だったので、予選から大きく変えずに行きました。今回2連勝できまたんですけど、次のもてぎで前までみたいな位置を走っていたら、勝ったのはたまたまやったんかい?というような見られ方になると思われますし、シリーズも3位は難しいと思いますがまだ4位は狙えるので、最後まで勝ちにこだわって、次もこの位置でレースできるようにしたいです。今は思い切り喜んで、すぐ次のもてぎに向けて気を引き締めていきます。
第12戦決勝2位(#1小高一斗 FTRSスカラシップF4)
決勝2位の小高一斗(トムススピリット) もう引退したいくらいです。スタートは昨日よりはマシでしたが、名取選手のスタートがすごく良かったので、牽制して、菅波選手とは昨日と同じ展開に持ち込みました。スタートで抜けなかったんで、後半で勝負をと思いましたが、ペースが充分に上がらずジリジリ差を広げられました。完敗です。タイヤが終わってました。昨日の時点でもかなり厳しくて、後半は全然グリップしない状態でした。セッティングもその方向で変えたんですけど、まだ寄せきれなかったなと。全ては予選かなと思いました。もてぎ大会も最後まで諦めずに頑張ります。
第12戦決勝3位(#6名取鉄平 HFDP/SRS/コチラレ一シング)
決勝3位の名取鉄平(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト) スタート自体は蹴り出しがよく、2位に上がれるかと思いましたが、自分の判断ミスでポジションを上げられませんでした。また燃料系かどこかにトラブルがあり、Gのかかった状態でシフトアップをしようとすると失速する症状が出ていました。その状態でインで競り合っている間にアウトから大滝選手に抜かれてしまい、4位に下がってしまい厳しい展開になりました。オートポリスはオーバーテイクしにくいサーキットなので、なかなかポジションを上げられずに何周も走ってしまうことになりました。それが一番の敗因ですね。ペースは昨日と同様悪くはなく安定していました。スタートのポジションどりが良くなかったことが大きかったので、その点を次のもてぎに繋げていきたいです。シリーズポイント差は大きく縮まったので、チャンピオンを目指して頑張ります。トラブルは練習から出ていましたが、それが今日のレースで出てしまいました。Gの大きくかかるコーナーでパワーが落ち込んでしまうんです。原因はまだ分からないので、エンジニアさんと良く話し合って対策します。
第12戦インディペンデントカップ優勝(#2仲尾恵史 TCS Racing Team)

インディペンデントカップ優勝の仲尾恵史(TEAM RIGHT WAY) 若手のOTGのドライバーさんが迫ってきたんで、あまり張り合うのもあれやったんで行かしたんですけど、思ったほど速くなくて、抜くのも躊躇しはったんか、お互いに減速するような格好になりました。そこに2位の植田さんがぐっと近付きまして、テールにくっつかれてしまいました。最終ラップの最終コーナーの手前までで一度引き離したんですが、僕が最終コーナーでミスをしてふらついてしまったため、ストレートで並びにこられましたがどうにかセーフでした。ポイント差もあと少しのところに来たので、チャンピオン狙ってもてぎ頑張ります。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2018/10/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
156三宅 淳詞KK-SⅡミスト制動屋
MYST KK-S2
YH0'53.847--149.958
261澤 龍之介TPS・KK-SⅡ・制動屋
MYST KK-S2
YH0'54.081 0.234 0.234149.309
377荒川 鱗Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.210 0.363 0.129148.954
470徳升 広平宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS
MYST KK-S2
YH0'54.218 0.371 0.008148.932
557吉田 宜弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED
MYST KK-S2
YH0'54.280 0.433 0.062148.762
660岡本 大地NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH0'54.403 0.556 0.123148.426
720岡本 大輝ブリリアンス/イーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'54.706 0.859 0.303147.604
858村松 日向子Rn-Sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
YH0'54.775 0.928 0.069147.418
912中村 賢明TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.854 1.007 0.079147.205
1019永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH0'55.288 1.441 0.434146.050
1143小林 良アイシンAW工業TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH0'55.338 1.491 0.050145.918
1272宇高 希K&G RACING C72 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'55.385 1.538 0.047145.794
133貫戸 幸星Rebodica萬願亭KRS 07J
WEST 07J
YH0'55.616 1.769 0.231145.188
149上吹越 哲也ヤマダエスバイエルホーム・FTK
MYST KK-S2
YH0'55.854 2.007 0.238144.570
1528依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH0'59.043 5.196 3.189136.761
---- 以上基準タイム(130% - 1'11.000)予選通過 ----
  • CarNo.3は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第11章56条~1(チェッカー無視)により、2グリッド降格とする。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第12戦オートポリス決勝結果

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
181菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
1324'30.230
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
132.904
36名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
136.736
47大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
139.935
598石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1310.701
663川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
1312.000
755金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1312.880
880環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1313.382
938平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1316.764
1016澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1317.106
115角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1318.142
1236小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1320.961
138佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1323.061
1415堤 優威Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1324.027
1562小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1324.316
1695小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1326.136
1725細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1327.174
1877大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1327.723
1917塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1333.669
2082庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG MOTOR SPORTS
1341.641
212IC1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1342.637
2211IC2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1342.751
2318IC3廣田 秀機ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1343.423
2486IC4大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
1358.631
2523IC5YUGOS2R Racing
N-SPEED
131'17.116
26*88黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
131'12.236
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.81 菅波冬悟(OTG DL F110) 1'52.577 (4/13) 149.466km/h
  • CarNo.88は、2018 FIA-F4 SpR第30条7.(スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスポールポジション会見 「自分たちの力を出し切れば納得できる戦いができるとは思っていますが、正直ここまで他メーカーとの差がつくとは思っていませんでした」(野尻智紀)

GT500クラスポールポジション #8ARTA NSX-GT

野尻智紀
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの野尻智紀(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 朝の走行では厳しいかなと思いましたが、専有でうまくいったのかな、というのがありました。サファリでは予選とは違うタイヤを使って走ったんですが、サファリ中ということで完全なラップは取れず、手応えは掴みきれませんでした。Q1が終わってから伊沢選手がクルマの問題点をチームにしっかり伝えてくれたので、チームにとっても力強いアドバイスになりました。アタックはしっかりいいバランスで走りきれたので、僕としてもいい手応えを得られました。他のライバルメーカーが何をして、どれぐらいのモチベーションでやってるかわかりませんが、NSX勢はすごく高いモチベーションで解析などを日々やっているので、自分たちの力を出し切れば納得できる戦いができるとは思っていますが、正直ここまで他メーカーとの差がつくとは思っていませんでした。自分がコントロールラインを通過するときに1秒4と出ていたんですが、「伊沢選手はどのくらいだったのかな?」くらいの感じでした。チームが盛り上がってるのを見て「ポール取れたんだな」と思ったくらいでした。レースするのは難しいサーキットだとわかっているので、自分たちとしてホンダに貢献したいと思っているので、もてぎに向けても大事なレースになるし、チームとして勢いつけていきたいです。
伊沢拓也
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) SUGOのときもそうでしたがサーキットに来るまでは不安もあり、ここまでの順位が取れるとは思っていませんでした。ただ朝のフリー走行を走り始めると思ったよりクルマのバランスが悪かったにも関わらず専有走行でトップが取れたので、思わぬ形でチャンスが来たなと思いました。Q1を走った時は、朝とはクルマのバランスが変わっていたので修正しないといけないと思ったので、野尻選手の走行の前にチームにそれを伝えました。セクタータイムの出方を見ていると「うまくいったのかな」と思いました。チャンピオン争いが拮抗している中でこういういいパフォーマンスを出せたのは良かったです。

GT300クラスポールポジション #25HOPPY 86 MC

松井孝允
予選記者会見: GT300クラスポールポジションの松井孝允(つちやエンジニアリング) フリー走行は結果だけ見ると良かったみたいに見えましたが、セットアップに関しては決勝に向けてかなり不安があり、フリー走行からサファリの間にセットアップを大幅に変えました。Q1に関しては非常にストレスの溜まる予選でした。トラフィックに引っかかったり、アタックに入ったら赤旗だったりで。僕としては不満だらけだったんですけど、坪井選手がいいアタックをしてポールを取れたので、チャンピオン争いもギリギリで踏みとどまれました。チームとして勝てるように戦っていければと思いますし、今日のストレスを発散できればと思います。
坪井翔
予選記者会見: GT300クラスポールポジションの坪井翔(つちやエンジニアリング) 練習走行から決して悪くはなかったので、自分の力を出し切れれば良い位置にいけると思っていました。Q1のストレスを解消するためにも、Q2でしっかりアタックできて、ポールを取ることができたので、今は素直に嬉しいですし、決勝もいいレースになると思います。富士もポールを取りましたが苦しい結果になったので、今回はしっかり結果にこだわっていきたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式予選 GT500、GT300ともにコースレコード続出の大接戦!#8ARTA NSXが今季2度目のポールポジション

2018オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT300kmレース」の公式予選が10月20日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは上位5台が従来のコースレコードを上回る速さをみせ、予選Q2で1'31.441を叩き出した#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が今季2度目のポールポジションを獲得した。GT300クラスもまた上位2台がコースレコードを更新、予選Q2で1'42.498を記録した#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)がポールポジションを獲得している。

GT500クラスポールポジションの野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)

GT500クラス予選2位の塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)

GT500クラス予選3位の山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)

GT300クラスポールポジションの松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)

GT300クラス予選2位の星野一樹/吉田広樹組(GAINER TANAX triple a GT-R)

GT300クラス予選3位の坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。最初に行われたGT300クラスの予選Q1で#22和田久(アールキューズAMG GT3)のスピンにより赤旗中断となり、その後のスケジュールに影響を及ぼしたものの、それ以外は大きなアクシデントもなく進行した。

予選Q1
GT500クラスはQ1からコースレコードが続出する展開に。従来のレコードはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが2015年に#12カルソニックIMPUL GT-Rで記録した1'32.835だったが、これを#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が1'32.650、#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)が1'32.706、#1平川亮(KeePer TOM'S LC500)1'32.769、そして#64ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)が1'32.776で上回ってみせた。前回優勝の#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)も初めてのオートポリスで1'32.854を記録、5位ながらレコードに迫るタイムを記録した。

その一方で不振に喘いだのがニッサンGT-R勢だ。#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)の11位が最上位に4台全てがQ1落ちという厳しい結果に終わっている。

GT300クラスは残り4分を切ったところで発生した赤旗中断により上位陣の多くがアタックを邪魔された格好に。走行は残り5分として再開したものの、朝からの低温からタイヤのウォームアップに周回数を要する状況のためほぼぶっつけ本番のアタックとなったが、そうした中でルーキーの#60宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が1'43.542を記録、見事トップでQ2進出を果たした。メカニカルトラブルにより午前の公式練習をほとんど走れなかった#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)もここでは1'43.559を叩き出して2位に食い込んでみせた。FIA-GT3勢最上位は#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)の3位だった。

予選Q2
GT500クラスはQ1に続いてレコード更新が相次ぐ激しいアタック合戦に。まずは#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1'31.989と、チームメイトが打ち立てたばかりの新レコードをコンマ6秒も上回ってみせる。しかしその直後に#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'31.441とそれをさらに上回ってみせ、前回優勝の#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)も44kg+リストリクター1ランクダウンのハンデを物ともせずに1'32.151を叩き出し、上位3台までをホンダNSXが独占する結果となった。このほか#36関口雄飛(au TOM'S LC500)、#1ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)らのレクサス勢もオリベイラのレコードを上回るタイムを記録している。

GT300クラスも最初に#10吉田広樹(GAINER TANAX triple a GT-R)が1'42.976を記録して2015年に#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)が打ち立てた1'43.001のコースレコードをうわまわってみせると、#25坪井翔(HOPPY 86 MC)が1'42.498とそれをさらにコンマ5秒以上上回ってみせ、25号車が第5戦富士に続いて今季2度目のポールポジションを獲得した。3位には地元九州のチーム#5坂口夏月/平木湧也組(マッハ車検MC86 Y's distraction)がつけた。

第7戦決勝は明日午後2時より65周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦オートポリス決勝 「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」初代チャンレンジドライバー菅波冬悟、待ちに待った初勝利!!

菅波冬悟、待ちに待った初勝利!!

FIA-F4選手権第11線の決勝が10月20日、大分県のオートポリスで行われ、ポールポジションからスタートした#81菅波冬悟(OTG DL F110)が#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)の追撃を振り切り、参戦2年目にして待望の初勝利を挙げた。

13周の決勝がスタートした

優勝は菅波冬悟(OTG DL F110)

決勝2位は小高一斗(FTRSスカラシップF4)

決勝2位は名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

インディペンデントカップ優勝は仲尾恵史(TCS Racing Team)

優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS)

表彰式

第11戦決勝は午後1時30分にフォーメーション開始。午後に入っても気温14℃という寒さのなかで13周の戦いが繰り広げられた。

ポールシッターの#81菅波は手堅くホールショットを決めると、序盤から一気に後続を突き放しにかかる。#1小高も懸命に追い上げるが、5周を終えた時点で両者の間には1.4秒のギャップができてしまった。

序盤のペースにアドバンテージがないと見て取った小高はタイヤをクールダウンしながら中盤をやり過ごし、終盤一気に勝負に出ようと目論んだが、9周目の2コーナーでフロントタイヤをロックさせてしまい、逆に菅波に差を広げられてしまった。

菅波も10周目にハーフスピンを喫し、一気に小高に差を詰められたが、序盤から築いてきたリードがここで活き、最後までトップの座を明け渡すことなくチェッカーを受けた。

菅波はGTアソシエイションが昨年発足させたスカラシップ制度である「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」の初代チャレンジドライバー。昨シーズンは初めての四輪レースということもあり、なかなか噛み合わないレースが続いていたが、2年目の挑戦となった今シーズンは序盤から表彰台にあと一歩というポジションで激しい戦いを繰り広げており、5月富士スピードウェイで行われた第4戦でついに初表彰台を獲得、そして今回遂に待望の初優勝を手にした。菅波は明日の第12戦もポールポジションからスタートすることになっており、連勝にも期待がかかる。

小高はわずか0.427秒及ばず2位。#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)のグリッド降格によって3番手スタートとなった#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がそのままの順位でフィニッシュして表彰台を獲得した。

一方、予選後のタイヤ交換により最後尾スタートとなったポイントリーダーの#5角田は序盤から果敢なオーバーテイクを繰り返し、1周目に17位にジャンプアップすると、2周目に13位、3周目に12位、4周目に11位と着実に順位を上げ、最後は8位でフィニッシュ、貴重な4ポイントを獲得した。

なおインディペンデントカップは予選トップの#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が接戦の末#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)を下して今季4勝目を挙げ、逆転チャンピオンに望みを繋いだ。

第12戦決勝は明日朝9時より同じく13周で行われる。

第11戦優勝 #81菅波冬悟 (OTG DL F110)
優勝した菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) とりあえず良かったです。嬉しい気持ちと、ホッとしている気持ちと、明日に向けての気持ちが混ざってる感じです。一度ジェットコースターストレートの先でハーフスピンをしてしまい、終盤はきつかったですが、序盤で築いたマージンのおかげで守り切れました。明日もポールなので、また序盤でマージンを築きたいですが、そう簡単にはいかないと思うので、チームのみんなと作戦を練って、連勝を目指して頑張りたいです。
第11戦決勝2位 #1小高一斗(FTRSスカラシップF4)
決勝2位の小高一斗(トムススピリット) スタートで抜けなかったことで、苦しいレースになるのはわかっていましたが、諦めずにプッシュしていきました。序盤は同じくらいのペースで余裕がなかったので、中盤にタイヤを一度クールダウンして最後に追い付ければいいなと思いましたが、途中一度ミスをして2コーナーでフロントタイヤをロックさせてしまい、クリップにつけませんでした。あそこで大きく引き離されてしまいました。また明日頑張ります。
第11戦決勝3位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
決勝3位の名取鉄平(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト) 全体的にペースは安定していましたが、そもそものペースのレベルが低かったようです。クルマ的にも思うように走れない状態だったので、そこを明日に向けて改善していきたいです。練習走行のようにうまく走れなかったので、その点をチームと話し合って、明日もまた頑張ります。明日の決勝は次のもてぎ大会に繋がる内容にしたいです。
第11戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TCS Racing Team)
インディペンデントカップ優勝の仲尾恵史(TEAM RIGHT WAY) トレーニングから2位の方とほぼ同タイムで、今回の予選もほとんど同タイムだったので、苦しい戦いになると思っていました。私は序盤が速いので、そこで離したんですが、中盤以降だんだん追い詰められました。あと何周かあったら危なかったです。勝てて嬉しいです。タイトルにも少しずつ近づいてきました。残り3レース全部勝てばチャンピオンになれます。明日も今日のように落ち着いて、最後までトップをキープしたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式練習 トップタイムは#8ARTA NSX

2018オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT300kmレース」の公式練習が10月20日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)、GT300クラスは#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)がそれぞれトップタイムを記録した。

公式練習: GT500クラストップタイムの野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) 公式練習: GT300クラストップタイムの松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)

公式予選日を迎えたオートポリスの天候は晴れ。しかし朝の気温、路面温度ともに非常に低い状況で、午前9時から行われた公式練習は事前に行われたタイヤテストとは全く異なるコンディションでの走行となった。

序盤トップに立ったのは#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)。タイムは1'34.618だったが、開始から40分を過ぎたあたりで#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)が1'34.137を、その直後に#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が1'33.905、さらに残り時間48分で#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1'33.721と、他のチームも次第にペースを上げてきた。

混走セッションは残り時間3分となったところでGT300クラスの#88平峰一貴(マネパ ランボルギーニ GT3)が5コーナーで飛び出し、ウレタンバリアに突っ込んでしまったために赤旗中断となり、そのまま専有走行に移行することになったが、ここで#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)が1'33.096を叩き出して一気にトップへ浮上、そのままチェッカーを迎えることになった。2番手には#19国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)が1'33.212が続き、終盤石浦が1'33.388を記録した#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が3番手だった。

GT300クラスは#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)が序盤から好タイムを連発、そのままトップで走行を終えた。2番手には#96新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が続き、#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)が3番手とマザーシャシーとFIA-GT3が互角の戦いを展開。しかしその一方で前回のSUGO大会で今期初勝利を挙げた#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)はメカニカルトラブルによりわずか2周の走行にとどまり、タイム計測もままならない状況。予選に向けて大いに不安を残す結果となった。

公式予選は今日午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスノックアウトQ2結果

■GT500 Class

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
18野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS49R1'31.441--184.014
217塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS40R1'31.989 0.548 0.548182.918
3100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS61R1'32.151 0.710 0.162182.596
436関口 雄飛au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS40R1'32.563 1.122 0.412181.783
51ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS47R1'32.733 1.292 0.170181.450
616中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH161'33.150 1.709 0.417180.638
764松浦 孝亮Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL31'33.184 1.743 0.034180.572
838立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS361'33.323 1.882 0.139180.303

■GT300 Class

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
125坪井 翔HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH35R1'42.498--164.163
210吉田 広樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH20R1'42.976 0.478 0.478163.401
35平木 湧也マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'43.073 0.575 0.097163.247
461井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL321'43.222 0.724 0.149163.012
50谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH451'43.428 0.930 0.206162.687
652番場 琢埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH41'43.563 1.065 0.135162.475
734大津 弘樹Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH131'43.574 1.076 0.011162.458
888マルコ・マペッリマネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH321'43.679 1.181 0.105162.293
987佐藤 公哉リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'44.223 1.725 0.544161.446
1096新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS241'44.229 1.731 0.006161.437
117スヴェン・ミューラーD'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH281'44.554 2.056 0.325160.935
1265黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS421'44.657 2.159 0.103160.777
1360吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH231'44.701 2.203 0.044160.709
142高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'47.935 5.437 3.234155.894

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスノックアウトQ1結果

■GT500 Class

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
117小暮 卓史KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS40R1'32.650--181.613
28伊沢 拓也ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS49R1'32.706 0.056 0.056181.503
31平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS47R1'32.769 0.119 0.063181.380
464ベルトラン・バゲットEpson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL3R1'32.776 0.126 0.007181.366
5100ジェンソン・バトンRAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS61R1'32.854 0.204 0.078181.214
636中嶋 一貴au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS401'33.082 0.432 0.228180.770
738石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS361'33.304 0.654 0.222180.340
816中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH161'33.339 0.689 0.035180.272
96フェリックス・ローゼンクヴィストWAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS341'33.527 0.877 0.188179.910
1019山下 健太WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH151'33.530 0.880 0.003179.904
1112佐々木 大樹カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS291'33.638 0.988 0.108179.696
1239ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS361'33.807 1.157 0.169179.373
1324高星 明誠フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH181'33.994 1.344 0.187179.016
1423松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI391'34.055 1.405 0.061178.900
153千代 勝正CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI121'34.695 2.045 0.640177.690
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.835)を更新しました。

■GT300 Class

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
160宮田 莉朋SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH231'43.542--162.508
261山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL321'43.559 0.017 0.017162.481
365蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS421'43.816 0.274 0.257162.079
488平峰 一貴マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH321'43.873 0.331 0.057161.990
534道上 龍Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH131'43.877 0.335 0.004161.984
65坂口 夏月マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'44.002 0.460 0.125161.789
70片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH451'44.078 0.536 0.076161.671
896中山 雄一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS241'44.136 0.594 0.058161.581
987元嶋 佑弥リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'44.215 0.673 0.079161.459
107藤井 誠暢D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH281'44.229 0.687 0.014161.437
1110星野 一樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH201'44.385 0.843 0.156161.196
1252脇阪 薫一埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH41'44.412 0.870 0.027161.154
1325松井 孝允HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH351'44.497 0.955 0.085161.023
142加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'44.523 0.981 0.026160.983
1511安田 裕信GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL371'44.577 1.035 0.054160.900
169石川 京侍GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH51'44.740 1.198 0.163160.649
17777横溝 直輝CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'45.085 1.543 0.000160.122
1821リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL11'45.085 1.543 0.345160.122
1930織戸 学TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'45.168 1.626 0.083159.995
2050安岡 秀徒EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH11'45.202 1.660 0.034159.944
21117井出 有冶EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'45.213 1.671 0.011159.927
2255ショーン・ウォーキンショーARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS521'45.302 1.760 0.089159.792
23*26川端 伸太朗TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH41'45.418 1.876 0.116159.616
2418中山 友貴UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH281'45.596 2.054 0.178159.347
25360柴田 優作RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'45.975 2.433 0.379158.777
2635ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナarto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'46.782 3.240 0.807157.577
2748田中 勝輝植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.684 4.142 0.902156.257
2831嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS451'47.974 4.432 0.290155.838
-*22和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YHdeleted---
  • CarNo.22(和田久)はSpR.29-5(赤旗の原因)により、予選タイムを抹消した。
  • CarNo.26(川端伸太朗)は、H項2.4.4.1b(赤旗後のピットイン不履行)により、最後尾グリッドとする。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦オートポリス決勝結果

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing SUZUKA オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
181菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
1324'30.553
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
130.427
36名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
131.915
463川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
138.833
57大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
139.996
616澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1313.148
755金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1314.111
85角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1316.553
936小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1317.941
1062小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1318.608
1195小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1320.849
1238平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1322.337
1325細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1323.888
148佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1324.210
1515堤 優威Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1327.733
1682庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG MOTOR SPORTS
1328.088
1717塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1331.156
1888黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
1331.744
1977大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1332.938
202IC1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1345.280
2111IC2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1345.663
2218IC3廣田 秀機ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1352.786
2386IC4大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
131'21.759
2423IC5YUGOS2R Racing
N-SPEED
131'22.280
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-80環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
310Laps
-98石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
211Laps
  • Fastest Lap: CarNo.81 菅波冬悟(OTG DL F110) 1'52.426 (5/13) 149.666km/h

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式練習結果

■GT500クラス

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT500 class オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
18野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS491'33.096--180.742
219国本 雄資
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH151'33.212 0.116 0.116180.518
338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS361'33.388 0.292 0.176180.177
417塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS401'33.508 0.412 0.120179.946
5100山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS611'33.615 0.519 0.107179.740
636中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS401'33.647 0.551 0.032179.679
764ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL31'33.812 0.716 0.165179.363
816武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH161'33.876 0.780 0.064179.241
924ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
高星 明誠
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH181'33.905 0.809 0.029179.185
106大嶋 和也
フェリックス・ローゼンクヴィスト
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS341'33.948 0.852 0.043179.103
111平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS471'34.097 1.001 0.149178.820
123本山 哲
千代 勝正
CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI121'34.259 1.163 0.162178.512
1312佐々木 大樹
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS291'34.625 1.529 0.366177.822
1439ヘイッキ・コバライネン
小林 可夢偉
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS361'34.718 1.622 0.093177.647
1523松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI391'34.818 1.722 0.100177.460

■GT300クラス

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT300 class オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
125松井 孝允
坪井 翔
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH351'43.450--162.652
296新田 守男
中山 雄一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS241'43.816 0.366 0.366162.079
318中山 友貴
小林 崇志
UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH281'44.116 0.666 0.300161.612
488平峰 一貴
マルコ・マペッリ
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH321'44.175 0.725 0.059161.521
555高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS521'44.218 0.768 0.043161.454
631嵯峨 宏紀
平手 晃平
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS451'44.294 0.844 0.076161.336
70谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH451'44.444 0.994 0.150161.105
811平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL371'44.564 1.114 0.120160.920
934道上 龍
大津 弘樹
Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH131'44.633 1.183 0.069160.814
102高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'44.709 1.259 0.076160.697
115坂口 夏月
平木 湧也
マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'44.833 1.383 0.124160.507
1252番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH41'44.859 1.409 0.026160.467
1310星野 一樹
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH201'44.911 1.461 0.052160.387
1460吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH231'44.947 1.497 0.036160.332
15777横溝 直輝
木村 武史
CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'44.960 1.510 0.013160.313
1665黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS421'44.990 1.540 0.030160.267
179久保 凜太郎
石川 京侍
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH51'45.049 1.599 0.059160.177
1826山田 真之亮
川端 伸太朗
TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH41'45.070 1.620 0.021160.145
1921リチャード・ライアン
富田 竜一郎
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL11'45.137 1.687 0.067160.043
207藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH281'45.217 1.767 0.080159.921
2187佐藤 公哉
元嶋 佑弥
リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'45.289 1.839 0.072159.812
22117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'45.375 1.925 0.086159.681
2330永井 宏明
織戸 学
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'45.610 2.160 0.235159.326
2450加納 政樹
安岡 秀徒
EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH11'46.171 2.721 0.561158.484
25360柴田 優作
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'46.401 2.951 0.230158.141
2648田中 勝輝
リチャード・ブラッドレー
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'46.510 3.060 0.109157.980
2722和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'47.493 4.043 0.983156.535
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'47.739 4.289 0.246156.177
2961井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL3221'09.65619'26.20619'21.91713.253

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11-12戦オートポリス公式予選 参戦2年目の#81菅波がダブルポール!!

FIA-F4選手権第11戦-12戦の公式予選は10月20日、大分県のオートポリスで行われ、参戦2年目の#81菅波冬悟(OTG DL F110)が連続ポールを獲得した。

公式予選は朝8時10分より30分間で行われた。予選当日のオートポリスは晴れ。しかし標高の高い立地条件から気温、路面温度ともに冬を思わせる状況で、各ドライバーとも入念なウォームアップを行ってからアタックに入っていった。

ポールの菅波は走り出しから4周をウォームアップに充ててタイヤに充分な熱を入れたのち、5周目に1’51.499、6周目にも1’51.526を記録すると、それ以上のタイム向上は望めないと判断し、タイヤ温存のため残り8分以上をピットで待機する作戦に出た。

その菅波に迫るタイムを記録したのが1’51.569の#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)と1’51.580の#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)。しかし角田はジェントルマンカップのクルマに前を抑えられた形でアタックせざるを得ず、不満の残る内容であったと振り返る。さらに悪いことに、角田は終盤にコースアウトを喫し、決勝を前にタイヤ交換を強いられる羽目になったため、第11戦決勝は最後尾にグリッドを下げられることになってしまった。

代わって3番手から第11戦をスタートすることになったのは#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)。オートポリスは初めてと語る名取だが、ベストタイム1’51.881、セカンドベスト1’51.889とマズマズのタイムを出してみせた。

なお、インディペンデントカップは第11戦、第12戦ともに名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がトップだった。

第11戦決勝はこのあと午後1時30分より13周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第12戦オートポリス公式予選結果

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
181菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
1'51.526--150.874
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'51.630 0.104 0.104150.734
35角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'51.665 0.139 0.035150.686
46名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'51.889 0.363 0.224150.385
57大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'52.078 0.552 0.189150.131
663川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
1'52.119 0.593 0.041150.076
798石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'52.186 0.660 0.067149.987
816澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'52.236 0.710 0.050149.920
955金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1'52.241 0.715 0.005149.913
1080環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'52.334 0.808 0.093149.789
1136小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'52.347 0.821 0.013149.772
1238平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1'52.510 0.984 0.163149.555
1362小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1'52.514 0.988 0.004149.549
1495小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1'52.591 1.065 0.077149.447
1582庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG MOTOR SPORTS
1'52.603 1.077 0.012149.431
168佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'52.606 1.080 0.003149.427
1725細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1'52.638 1.112 0.032149.385
1815堤 優威Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'52.741 1.215 0.103149.248
1988黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
1'53.071 1.545 0.330148.813
2017塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'53.080 1.554 0.009148.801
2177大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1'53.122 1.596 0.042148.746
222IC1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1'53.933 2.407 0.811147.687
2311IC2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1'53.983 2.457 0.050147.622
2418IC3廣田 秀機ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'55.081 3.555 1.098146.214
2586IC4大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
1'55.994 4.468 0.913145.063
2623IC5YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'57.322 5.796 1.328143.421
---- 以上基準タイム(110% - 2'02.767)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦オートポリス公式予選結果

AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2018/10/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 11 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
181菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
1'51.499--150.911
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'51.569 0.070 0.070150.816
35角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'51.580 0.081 0.011150.801
46名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'51.881 0.382 0.301150.396
563川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
1'51.963 0.464 0.082150.285
67大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'52.032 0.533 0.069150.193
755金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1'52.164 0.665 0.132150.016
898石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'52.177 0.678 0.013149.999
916澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'52.209 0.710 0.032149.956
1080環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'52.257 0.758 0.048149.892
1136小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'52.296 0.797 0.039149.840
1262小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1'52.410 0.911 0.114149.688
1338平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1'52.498 0.999 0.088149.571
1482庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG MOTOR SPORTS
1'52.560 1.061 0.062149.488
1595小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1'52.561 1.062 0.001149.487
168佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'52.575 1.076 0.014149.468
1725細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1'52.576 1.077 0.001149.467
1815堤 優威Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'52.634 1.135 0.058149.390
1977大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1'52.900 1.401 0.266149.038
2088黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
1'52.910 1.411 0.010149.025
2117塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'52.937 1.438 0.027148.989
222IC1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1'53.800 2.301 0.863147.859
2311IC2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1'53.877 2.378 0.077147.759
2418IC3廣田 秀機ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'54.859 3.360 0.982146.496
2586IC4大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
1'55.886 4.387 1.027145.198
2623IC5YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'57.025 5.526 1.139143.785
---- 以上基準タイム(110% - 2'02.704)予選通過 ----

Japanese F3

JF3:第19戦富士決勝記者会見 優勝・坪井翔「スタートは情けなかったです」

優勝 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見:  優勝した坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 「ウェットでどうなるかと思っていましたが、スタートは情けなかったです。笹原選手が速くて追い抜かれそうでしたが、なんとか押さえられました。ウェットは得意なのでペースも良くチャンスはあると思い、プッシュしてダンロップコーナーで宮田選手を抜くことができました」
2位 笹原右京(ThreeBond Racing)
決勝記者会見: 2位の笹原右京(ThreeBond Racing) 「昨日はリタイアしてしまいましたが今日はウェットなので優勝のチャンスはあるかと思っていました。ラインを変えて坪井選手を抜こうと思っていましたが、タイヤのトラクションがなくなって厳しかったです。でも今日は純粋に楽しいレースでした。中身の濃い1年を過ごせたと思います」
3位 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 3位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 「WEC併催でウォームアップがなくフォーメーションラップでタイヤを暖めるのが大変でした。スタートから最初の5周はペースが良かったんですが、雨は苦手でタイヤのグリップが落ちてからのアジャストが難しかったです。グリップダウンしてからの走りが今後の課題ですね」
Nクラス優勝 ジェイク・パーソンズ(NODA RACING)
決勝記者会見: Nクラス優勝のジェイク・パーソンズ(NODA RACING) 「レースには満足しています。スタートしてからCクラスのマシンに付いていけるように頑張りました。コンスタントに走れたと思います。チームにも誇りを持っていますし、成長できた1年だったと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第19戦富士決勝 坪井翔が12連勝で今季17勝目を飾り有終の美

 全日本F3選手権第19最終戦はFIA WEC第4戦「富士6時間耐久レース」で決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が15周・27分6秒476で優勝、有終の美を飾った。

15周のレースがスタートした。スタート直後のダンロップコーナー

レース序盤、坪井翔と笹原右京の2位争い

ダンロップコーナーで宮田莉朋をパスしてトップに立った坪井翔

優勝は坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

決勝2位は笹原右京(THREEBOND)

決勝3位は宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

Nクラスで優勝したジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)

優勝した坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)

表彰式

 いよいよこのレースで今シーズンの全日本F3も最終第19戦となった。フォーメーションラップの始まる午前9時5分には、夜半から降り続いた雨も上がったが、路面はウェット。気温13度、路面温度15度と肌寒い中、1周を回って全車グリッドに付いた。

 スタートでは「情けなかった」というポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が出遅れ、1コーナーでインから並びかけた予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がトップを奪う。坪井は予選3位の笹原右京(THREEBOND)を背後に従え、最終セクションでドッグファイト。笹原は坪井に並びかけるも坪井がこれを退け、オープニンググラップでは宮田、坪井、笹原の順で戻ってきた。

 その後方では、ダンロップ立ち上がりで予選4位の片山義章(YTB F318)と予選6位の金丸悠(B-MAX RACING F3)が接触。片山はその場でリタイアし、金丸はピットに戻った。

 2位の坪井はここから2秒弱あった宮田との差を詰め始める。5周目には0秒5差まで迫り、6周目のダンロップコーナーでインから宮田をパス、トップに立った。宮田は7周目の1コーナーでもインから笹原にパスされ3位に落ちた。

 トップに立った坪井はそのまま笹原を引き離し15周を走って優勝、今季17勝目を飾った。笹原は2位に、宮田は3位に入った。

 4位でレースを始めた阪口晴南(TODA FIGHTEX)は2周目にはチームメートの大湯都史樹(TODA FIGHTEX)に1コーナでパスされると、8周目には河野駿佑(HubAuto F318)にもパスされ、4位・大湯、5位・河野、6位・阪口の順でコールした。

 Nクラスは予選総合14位のジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)が総合12位で完走。クラス優勝を飾った。

 このレースで今シーズンの全日本F3は全戦終了。坪井はシリーズ新記録の12連勝、年間最多勝17勝を達成。チームトムスも全戦優勝とシリーズを無双し、記録ずくめのシーズンとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第19戦富士決勝結果

WEC Rd.4 6 HOURS of FUJI -RIJ- (2018/10/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 19 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1527'06.476
212笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
153.949
337宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1511.683
493大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1514.671
535河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1521.319
62阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1526.710
714太田 達也Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1533.198
83三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1540.645
95大草 りきPlanexスマカメ・F3
Dallara F312
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1552.418
1030DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1557.554
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
151'00.120
1210Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
151'11.496
1313吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
151'37.488
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-1金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
114Laps
-8片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
015Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'47/797 (8/15) 152.4km/h

Japanese F3

JF3:第18戦決勝富士記者会見 優勝・坪井翔「1コーナーを回って後ろを見たら誰もいませんでした」

優勝 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 優勝・坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 「予選は路面温度が低かったのでレコードが出るかと思っていましたが、赤旗でリズムを崩してしまいました。ポールポジションを取れ、決勝は有利でしたが富士は抜けるので心配していました。1コーナーを回って後ろに宮田選手が着いていると思っていましたが、バックミラーを見たら誰もいませんでした」
2位 阪口晴南(TODA RACING)
決勝記者会見: 2位・阪口晴南(TODA RACING) 「スタートでアクシデントがあって上に上がれました。今年の中では一番いいレースだったと思います。前を走っていた大湯選手とはマシンは同じですが違いもあるので、抜ける自信はありました。戸田の2人で表彰台に立てれば良かったんですが、明日は2人で表彰台に上がって、いい忘年会をしたいですね」
3位 河野駿佑(RS FINE)
決勝記者会見: 3位・河野駿佑(RS FINE) 「チームもぼくも1年目でドライビングもマシンも完璧でなく、予選は9位でした。でもそれが良くてアクシデントに巻き込まれずに、表彰台に立ててうれしいです。決勝のペースは良くて、大湯選手もタイヤが厳しそうだったので抜けると思っていました」
Nクラス優勝 ジェイク・パーソンズ(NODA RACING)
決勝記者会見: Nクラス優勝・ジェイク・パーソンズ(NODA RACING) 「ハッピーです。予選の問題をチームと改善してレースに臨みました。序盤からポジションを維持し前の集団に付いていけるようにしていました。残り3周で燃料系のトラブルがあってピットインしましたが、完走できて良かったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第18戦富士決勝 優勝した坪井翔が11連勝、今季16勝目でいずれも単独での連勝・年間最多勝記録を達成

 全日本F3選手権第18戦はFIA WEC第4戦「富士6時間耐久レース」で決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が21周・33分5秒828で優勝した。坪井は11連勝、今季16勝目でいずれも単独での連勝・年間最多勝記録を達成した。

21周の決勝レースがスタートした

大湯都史樹と阪口晴南の2位争い

優勝は坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

決勝2位は阪口晴南(TODA FIGHTEX)

決勝3位は河野駿佑(HubAuto F318)

Nクラス優勝はジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)

優勝した坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)

表彰式

 第18戦決勝は午後3時30分に曇り空の下フォーメーションラップが始まった。気温16度、路面温度21度と予選時とほぼ同じコンディションだ。

 ポールスタートの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は完璧ではなかったというもののトップで1コーナに向かう。予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は予選3位の片山義章(YTB F318)を従えて1コーナーに侵入するも片山が宮田のリアにヒットして宮田はスピン。片山はフロントタイヤにダメージを負い3周目にピットインして大きく順位を落とす。またこの2人の直後を走っていた笹原右京(THREEBOND)もこの接触を避けようとして金丸悠(B-MAX RACING F3)とヒット。笹原はこの場でリタイアし、ダメージを負った金丸も3周目にピットインして大きく遅れた。

 この間2位に上がってきたのは予選7位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)。3位にはチームメートの阪口晴南(TODA FIGHTEX)が続く。

 トップに立った坪井は後方のアクシデントを尻目に悠々と独走劇を演じる。15周目にはファステストラップを叩き出し21周を走り、終わってみれば2位以下を24秒離してぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位でレースを始めた大湯はペースが上がらない。8周目の1コーナーでは阪口にかわされ3位に落ちると、予選9位から4位まで上がっていた河野駿佑(HubAuto F318)と18周目の13コーナーからレクサスコーナーにかけて併走。ついに19周目の1コーナーで河野が大湯をパスして3位に上がった。2位には阪口が入り、河野はうれしいF3初表彰台の3位でゴールした。

 大湯は、スタートミスから5位に上がってきた大草りき(Planexスマカメ・F3)にも背後まで迫られるがなんとかしのぎきり4位でゴール。大草はF3初レースを5位と上々の成績で終えた。

 6位にはスタート直後のスピンから追い上げた宮田が入った。

 Nクラスは1台参加のジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)が終盤燃料トラブルでピットインするも19周を走り、総合14位で完走。クラス優勝を飾った。

 優勝した坪井は第8戦から11連勝で単独での連勝記録を達成した。また今季16勝目で単独での年間連勝記録も達成した。

 第18戦決勝は明日14日午前9時10分より15周で行われる。坪井が自身の連勝・年間最多勝を更新するか? またチームトムスのシリーズ完全制覇なるかも注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第18戦富士決勝結果

WEC Rd.4 6 HOURS of FUJI -RIJ- (2018/10/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 18 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2133'05.828
22阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
2124.110
335河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
2130.493
493大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
2132.293
55大草 りきPlanexスマカメ・F3
Dallara F312
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2132.397
637宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2135.266
73三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
2137.051
828山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
2150.307
930DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
2151.306
1014太田 達也Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
201Lap
118片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
201Lap
1213吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
201Lap
131金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
201Lap
1410Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
192Laps
---- 以上規定周回数(19Laps)完走 ----
-12笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
021Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'34.209 (15/21) 174.4km/h

Japanese F3

JF3:第18,19戦富士公式予選 坪井翔がダブルポール。単独連勝、単独年間最多勝記録に向け好発進

 全日本F3選手権第18,19戦はFIA WEC第4戦「富士6時間耐久レース」の併催レースとして13日、公式予選が行われ坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)両戦ともポールポジションを獲得した。

第18,19戦ともポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 第18,19戦とも予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 第18戦予選3位、第19戦予選4位の片山義章(YTB F318) 第18戦予選4位、第19戦予選3位の笹原右京(THREEBOND) 第18,19戦とも予選8位、初参戦の大草りき(Planexスマカメ・F3) 第18,19戦とも予選13位、初参戦の太田達也(Albirex-RT)

 全日本F3選手権もいよいよ最終大会。久しぶりにWECの併催レースとして富士で行われ、ここで大団円を迎える。午前11時30分より30分間で争われる予選は、ベストタイムで第18戦の、セカンドベストタイムで第19戦のグリッドが決定する。天候は曇り、気温15度、路面温度20度と絶好のコンディションだ。

 予選は開始10分前ころ、各ドライバー、ワンセット目のタイヤでアタックに入ろうかというときに、1コーナーでバックミラーを脱落させた車両がありその回収のために赤旗が提示される。

 赤旗が解除され再びアタックが始まると坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分33秒905でトップに立ち、2位にはチームメートの宮田莉朋(同)が続く。

 各車2セット目のタイヤに履き替え、残り10分あたりで再びコースイン。3周ウォームアップを行い4、5周目でアタックに入る予定だった坪井は、残り時間が少ないため2周のウォームアップで3、4周目にアタックを敢行。それでも坪井は1分33秒309、33秒330とコースレコードを上回るタイムを並べ18、19戦両戦でのポールポジションを獲得した。

 2位には両戦とも宮田が入り、18戦の3位には「ようやく一発のタイムの出し方がわかってきた」という今季急成長の片山義章(YTB F318)が飛び込んできた。19戦の3位には笹原右京(THREEBOND)が入った。

 F3初参戦で昨年のスーパーFJ東北、富士シリーズチャンピオンの大草りき(Planexスマカメ・F3)は両戦とも8位と健闘。急遽参戦が決まったやはりF3初参戦の太田達也(Albirex-RT)はマシンに手こずり両戦とも13位と下位に沈んだ。

 両戦ともポールからスタートする坪井は第18戦で勝てば単独でのF3連勝記録の11連勝を達成。どちらかで勝っても単独での年間最多勝利記録の16戦を達成することとなる。

 第18戦決勝は本日13日午後3時30分より21周で、第19戦決勝は明日14日午前9時10分より15周で行われる。坪井の記録更新に注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第19戦富士公式予選結果

WEC Rd.4 6 HOURS of FUJI -RIJ- (2018/10/13) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 19 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
R1'33.330--176.008
237宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'33.464 0.134 0.134175.755
312笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'33.741 0.411 0.277175.236
48片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'33.767 0.437 0.026175.187
52阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'33.857 0.527 0.090175.019
61金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'33.967 0.637 0.110174.815
793大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'34.239 0.909 0.272174.310
85大草 りきPlanexスマカメ・F3
Dallara F312
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'34.349 1.019 0.110174.107
935河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'34.442 1.112 0.093173.935
103三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'34.817 1.487 0.375173.247
1130DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1'35.438 2.108 0.621172.120
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1'35.478 2.148 0.040172.048
1314太田 達也Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1'36.680 3.350 1.202169.909
1410Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
1'38.194 4.864 1.514167.289
1513吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'38.774 5.444 0.580166.307
  • R'マークは従来のコースレコード(1'33.451)を更新しました。

Japanese F3

JF3:第18戦富士公式予選結果

WEC Rd.4 6 HOURS of FUJI -RIJ- (2018/10/13) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 18 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
R1'33.309--176.047
237宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
R1'33.435 0.126 0.126175.810
38片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'33.640 0.331 0.205175.425
412笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'33.720 0.411 0.080175.275
52阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'33.728 0.419 0.008175.260
61金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'33.888 0.579 0.160174.962
793大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'34.006 0.697 0.118174.742
85大草 りきPlanexスマカメ・F3
Dallara F312
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'34.310 1.001 0.304174.179
935河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'34.437 1.128 0.127173.945
103三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'34.724 1.415 0.287173.418
1130DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1'35.089 1.780 0.365172.752
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1'35.473 2.164 0.384172.057
1314太田 達也Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1'36.354 3.045 0.881170.484
1410Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
1'38.143 4.834 1.789167.376
1513吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'38.519 5.210 0.376166.737
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'33.451)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第6戦SUGO 菅生のマモノから逃れて完走、辛くもチームポイント3をゲット (Arnage)

 前戦富士ラウンドから6週間のインターバルを経て、舞台は東北の地に移される。第6戦は宮城県スポーツランド菅生で行われる「SUGO 300km」。

 ファクトリーでは長いインターバルの間にじっくりマシンをメンテナンスするとともに、オイルクーラーやラジエターの清掃を念入りに行い、傷みのきているダクト類をメンテナンスした。また、右リアのダンパーの測定をした結果、数字に問題があることがわかり、新しいダンパーを投入。路面のうねりが大きく最終コーナーで高荷重になる菅生サーキットの特性を考慮したセットアップを行った。直前になって菅生の参加条件が発表され、BoPが50kgプラスと発表されたが、Mercedes AMG GT3にとって有利なスポーツランド菅生は、安岡選手の得意とするサーキットでもある。50kgの重量を詰むことはシビアだったが、チームは期待を胸に秋の陸奥に乗り込んだ。

September 15th Qualifying Day 曇り/ドライ 気温:23℃ / 路面温度:25℃ 入場者:12,900 人

 搬入日は汗ばむほどの陽気だったが、予選の行われる土曜の朝は、天気予報通り厚い雲に覆われるあいにくの天候となった。9時から行われた公式練習も、しばしば雨粒が落ちてきて、スタート時にはウェット宣言が出されるコンディションだった。Arnage Racingは一旦安岡選手がドライタイヤでコースに出てマシンの状態をチェック、ダンパーのセットテストも行い、いい方向を見出してセッティングを決めていった。途中加納選手に交代して加納選手も良好なフィーリングを確認したが、そうこうしているうちに雨は本格的に降り始めた。チームは一旦マシンをピットに入れて様子を見ていたが、残り時間10分余りというところでレインタイヤに履き替えて安岡選手をコースに戻し、どの硬さのレインタイヤがいいかのポジションチェックを行った。その結果、レインタイヤについては予選、決勝に向けての方向性を定めることもできた。

 予選は今シーズン初めて導入される、グループ分け方式により行われた。これはチームランキングにより300クラスの28台をA、Bの二つの組に分け、各組の上位7台がQ2に進出る方式。強豪ぞろいのB組にあってEXE AMG GT3は苦しい戦いを強いられることになったが、安岡選手が渾身のアタックを見せ、1’19.508の好タイムをマーク。しかし惜しくもQ2進出には2秒足らず、加納選手にステアリングをつなぐことはできなかった。

September 16th Race Day 晴れ/ドライ 気温26℃→26℃ / 路面温度:37℃→33℃ 入場者:28,500 人

 決勝日は午前中から青空が広がり、夏の再来を思わせる汗ばむほどの陽気となった。

 シルバーウィーク前半の三連休なか日とあって、スポーツランド菅生には大勢のファンが詰めかけた。グランドスタンドを埋め尽くした観客が見守る中、定刻14 時、白バイ先導のパレードランの後セーフティーカーのフォーメーションラップと続き、300 ㎞ 77 周のレースが始まった。

 スタートドライバーの安岡選手は18番グリッドからレースを開始した。安岡選手はスタート直後の混乱に巻き込まれ、さらに接触などのアクシデントもあって一旦20 番手にポジションを落としたが、前方のマシンのトラブルなどもあり、18Lap目には再び17 位にまで浮上、タイヤを労わる我慢の走りではあったが1分22秒台中心に順調に走行を続けた。22Lapを超えた頃からミニマムのルーティンピットワークを行うチームが出始める。安岡選手の第一スティントをなるべくロングで引っ張りたいチームは、燃費計算上ピットインのタイミングを50周と見定めていた。

 しかし、安岡選手の我慢の走りが功を奏したか中盤の燃費が良く、チームは規定周回数ギリギリの51Lapまで安岡選手を引っ張り、全チームの中で一番最後、見かけ上トップでマシンをピットに呼び戻した。

 安岡選手はピットイン直前、タイヤの状態が無交換に堪えうるとの判断をチームに伝えていた。タイヤ全輪交換をするチームも多い中、チームはタイヤ無交換作戦を敢行、素早い給油作業ののち加納選手にステアリングを委ねて、EXE AMG GT3はコースに復帰した。

 加納選手がコースに戻ると全チームのルーティンピットワークが完了し、Arnage Racingは11番手に浮上。レースは終盤に差し掛かり、次第に傾き始める太陽に、レース序盤には40度近くあった路面温度も徐々に下がり始めていた。加納選手は後方から迫ってくるマシンを引き離そうと懸命の激闘を繰り広げたが、予想以上にタイヤの摩耗が進んでおり、思うようなタイムが出ず苦戦を強いられる。1分24秒台を出すのがやっとで、強豪マシンたちにポジションを脅かされながらも、入賞が見え隠れする12番手で激走を続けていた。

 ところが、最後の最後になって菅生の魔物が牙をむく。61周目に300クラスの車両が大クラッシュするアクシデントが発生、63周目にセーフティーカーが導入された。これにより、チームがタイヤ無交換作戦で築いた後方マシンとのマージンはご破算。さらに運の悪いことに、EXE AMG GT3はセーフティーカーが入る前に300クラスのトップ車両に追い抜かれていたため、レース再開とともに、マージンのなくなった後方のマシンにオーバーテイクされて、ポジションを17番手とし、そのまま75周目にチェッカーを受けた。

 しかし、加納選手は必死の激走でトップ車両とのギャップを1Lapに守り抜き、チームは荒れた菅生ラウンドを無事完走、チームポイントを3ポイント獲得することができた。

 応援してくださった皆様方には深く感謝しますと共に、10月20日〜21日に大分県のオートポリスで開催される、次戦九州ラウンドに於きましても、応援宜しくお願い致します。

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