「富士スーパーテック24時間レース」決勝日、午前10時10分から40分間のウォームアップ走行が行われ、各チーム、決勝に向けてのチェックを行った。
予選ではGTR勢の後塵を拝したアウディR8だが、ここでは#81J-Fly Racing R8が総合のベストタイム。上位3台をR8が占め、これに#777D'station Porscheが続いた。2台のGTRはポールシッター#3ENDLESS GT-Rが5番手、予選2位の#99Y's distraction GTNET GT-Rは出走しなかった。
ST-TCRクラスもアウディ勢が好調。クラスPPの#65L&JR Mars Audi RS3 LMSを筆頭に4台のRS3がシビック勢を抑えた。
熾烈な戦いが予想される注目のST-3、ST-4クラスは、スーパーフォーミュラ、スーパーGTドライバーを揃えた豪華な布陣で臨む#62DENSO Le Beausset RC350(ST-3クラス)と、スーパーGT、F3ドライバーの乗る#86TOM'S SPIRIT 86(ST-4クラス)が他を大きく引き離すタイムをマーク。この2台はトヨタワークスともいえる存在だ。
国内では10年ぶり、富士スピードウェイでは50年振りとなる24時間レースの決勝は、午後3時にスタートを迎える。
Text:Shigeru KITAMICHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA