スーパー耐久

S耐:第3戦富士24時間(2時間経過)序盤早くもアクシデント発生

グループ1のスタートシーン グループ2のスタートシーン

午後3時、ローリングスタートで24時間レースの幕が切って落とされた。

予想どおり#3ENDLESS GT-Rと#99Y's distraction GTNET GT-R、2台のGT-Rがランデブー走行で3位以下をジワジワと離していく。後方はほぼ予選順で周回を重ねていく。

27分経過時、1コーナーの進入で、総合3位を走っていたST-Xクラスの#82Phoenix Racing Asia R8が、ST-2クラスの#59DAMD MOTUL ED WRX STIに接触。このアクシデンで#82R8は足回りを痛めてコース上にストップ。早くもリタイアとなる。

一方、避けようのなかった突撃を食らった#59WRXは、右側面を大きくヘコませてピットイン。即座に修理にかかるが、ピットクルーは、パドックに停まっていたスタッフのノーマルWRXから右ドアを移植するという手術を施し、25分という短時間でコースに復帰させてしまった。

このアクシデントでレースはセーフティカー(SC)ランとなるが、42分経過時にレースが再開すると、SCランで間に入った下位クラスのマシンを利用して、#3GTRが#99GT-Rとの差を一気に開く。以後、両者は8秒の差を保ったままレースは進んでいく。

ST-TCRクラスは、#65L&JR Mars Audi RS3 LMSが大きくリード。2位に#75m-1 CARFACTORY RS3 LMSがつけ、アウディ勢がシビックを抑える形となっている。

ST-3クラスは#68埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXが快調で、2位以下を引き離している。ST-4クラスは、本命#86TOM'S SPIRIT 86を#55Sunoasis田中建築86が追う展開となっている。

ST-5クラスは、#69J'S RACING Moty's制動屋FITが、#88村上モータースMAZDAロードスターとの差を少しずつ開きながら、トップを快走している

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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