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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス 悪路を走り抜け! Arnage Racingチーム一丸の走りで完走、チームポイント3をゲット (Arnage)

 菅生戦のあと、第7戦となる九州ラウンドまでのインターバルは5週間。ファクトリーでは、激しいバトルが繰り広げられた菅生戦で負った、十数カ所に及ぶ外装パーツの傷を丹念に修理し、組み付け直した。また給油方向が菅生とは逆側になるため給油口を左側に移設、さらにピットインした時のメカニックの動きが簡素化されるよう、エアジャッキ口を左側に移設した。

 晩秋のオートポリスは気温が低く、天候の急変も予想される。また、路面が悪く、ピックアップで悩まされるサーキットでもある。

 チームは準備を万端に整え、サーキット入りした。

October 20th Qualifying Day
曇り/ドライ 気温:15℃(Q1開始時) / 路面温度:24℃ 入場者:10,550人

 2年ぶりに秋の大会となった第7戦のオートポリスの初日は雲が多く、時折雲間から薄日がさすものの肌寒いスタートとなった。9時から行われた公式練習では、まず安岡選手がコースに出てマシンのフィーリングを確かめた。走行開始時の路面温度は15℃と低く、予想通りドライバーはピックアップを訴える。さらにはタイヤが異常摩耗をする症状が出たため、チームはタイヤをミディアムからミディアムハードに履き替えて様子を見ることにした。しかし、ピックアップは軽減したものの、タイヤの異常摩耗は収束を見せない。チームはマシンを一旦ピットに入れてセットを見直し、加納選手に交代、摩耗の進行を観察した。その結果セットアップで摩耗を止めることは難しいことがわかり、チームは明日の決勝に向けてタイヤ無交換作戦が困難であることを覚悟せざるを得なかった。

 朝のうちは雲の多かったオートポリスも、公式練習の中盤からは厚い雲が晴れていき、午後2時30分からの予選は爽やかな風の吹く秋晴れとなった。決勝でのタイヤ摩耗を懸念したチームは、タイヤを少しでも温存するために、予選をアタック一回で決着をつける作戦で、Q1担当の安岡選手をコースに送り出した。安岡選手はワンチャンスに懸けて慎重にタイヤに熱を入れ、4Lap目に1’45.202をマークしたのち早々にピットに戻ってきた。

 その直後、Q1は赤旗中断となり、残り5分間で再開されたが、アタックのタイミングを逸した上位陣がQ1敗退となるなど、予選は荒れた展開となった。結局EXE AMG GT3はQ2進出とはならず、翌日の決勝を20番グリッドから戦うこととなった。

October 21st Race Day
晴れ/ドライ 気温:17℃→18℃ / 路面温度:36℃→29℃ 入場者:20,380人

 決勝日も朝から安定した青空が広がり、雨の心配はなさそうだ。

 予選の後、ドライバーとミーティングをしたエンジニアは、リアが軽く、オーバーステアになる現状のセットアップを大幅に見直し、決勝に向けてリアをどっしりさせるためのセット変更を行った。さらに決勝前に行われた20分間のウォームアップ走行中にセットアップを追加、大幅なセット変更が効果的だったことを確認することができた。

 定刻14時、グランドスタンドを埋め尽くした観客が見守る中、大分県警の白バイとパトカーに先導されてパレードラップが行われ、フォーメーションラップの後、いよいよ300kmの九州ラウンドが始まった。

 鈴鹿ラウンド、富士ラウンドに続き、3度目のスタートドライバーを任された加納選手が、20番グリッドからレースを開始する。加納選手はスタート直後の混乱に巻き込まれて一旦順位を落としたが、前方のマシンのアクシデントに乗じて10Lap目に18位に浮上。予選後に変更したセットがピタリと決まり、加納選手は時折1分48秒台を叩き出すなど、上位チームの強豪ドライバーにも引けを取らない素晴らしいラップタイムでプッシュを続けた。

 チームはピットインのタイミングを、第二スティントの安岡選手が規定最大周回数となる18周目に見定め、ピットインの準備を進めていた。ところがちょうどその18周目、300クラスのマシンがコースオフして、マシン回収のためにセーフティカーが導入される事態となってしまった。

 22Lap目、レースが再スタート。ピットレーンオープンを待ち構えて、監督からピットインの指示が伝えられた。加納選手はピットイン直前、無線でリアタイヤが無交換に堪えうる状況であることを伝えていた。給油とドライバー交替が行われる間にタイヤエンジニアが素早くタイヤのコンディションを確認、チームは迅速なピットワークでフロントタイヤのみを交換して、第二スティントの安岡選手をコースに送り出した。

 18番手でピットに入ってきたEXE AMG GT3は、見かけ上25番手でレースを再開する。

 安岡選手は1分48秒台のタイムを連続してレコード、27Lap目に自身のベストをマークするなど好調な走りを見せた。そしてレース中盤、すべてのマシンがルーティンピットストップを終えると、EXE AMG GT3は20位にポジションを戻していた。さらに安岡選手の激走は続き、前方のマシンのアクシデントに乗じて40Lap目には18位、44Lap目に16位と、少しずつポジションを上げていった。

 レースも終盤にさしかかる頃になると、次第に陽が傾き、路面温度が急速に下がり始める。安岡選手は、タイムの拮抗する前後のマシンとせめぎ合いながら、さらなるポジションアップのチャンスを狙っていた。プッシュをかけて一気に攻め上がりたいところだが、加納選手から引き継いでここまで守ってきたリアタイヤも次第に摩耗が進んでおり、危険を冒せば目前のチームポイント3点も失いかねない。安岡選手は我慢の走行を続けて、ラスト7周、88号車にオーバーテイクされてひとつポジションを落としたが、ギリギリのファイナルラップに気迫で52号車をオーバーテイク。最終的に16位でチェッカーを受けてチームポイント3点を守り抜くことができた。

 Arnage Racingは、20番手から強豪チームを相手に健闘した加納選手、最後までポジションアップを諦めなかった安岡選手、好機を逃さず迅速なピットワークをしたメカニックがチーム一丸となって、難しいオートポリスのレースを無事完走、再びチームポイント3を獲得することができた。

ドライバー 加納政樹
 お疲れ様でした。オートポリスは今までのレースの中でも思い出深いサーキットでもあるし、好きなサーキットでもあるんですが、土曜日の走り出し、タイヤの状態なんかから、ちょっとどうなるのかなって思うような状況でした。ただ、予選の後でセットアップを合わしてもらって、もう少しリアにどっしり感が欲しかったのを入れてもらって、キツいタイヤでもまあまあ悪くないフィーリングにもっていけたのがよかったです。今回はスタート担当ってことで、前回のスタート担当(富士)の時に当てられた経験もあったんですけど、スタートの混乱に巻き込まれることなく、慎重にいいスタートが切れたと思います。なおかつ、ある程度自分が落ち着いたところでのラップタイムも、本当に周りとの比べても遜色のない悪くないタイムを刻めていけたんで、そう考えてみると、自分が今シーズンスタートを担当した3戦の中で、スタートの感じも「守るとこは守って、攻めるとこは攻めて」っていう流れをきちっと掴みながら自分のスティント走れた、レースになったと思います。まあもう少し欲を言えば、(SCのタイミングが)遅ければ、違った展開もあったんでしょうけど、レースの内容的には、ものすごく戦った、いいレースだったと思います。次はいよいよ最終戦になりますが、これで7戦完走してますんで、本当に、まず全戦絶対に完走を目指す中、チャンスがあればチャンスを生かしていこうと思います。最終戦も応援よろしくお願いします。
ドライバー 安岡秀徒
 今回は練習、予選、決勝と走るたびにコースコンディションが大きく変わり、タイヤチョイスやアタックの戦略、レース戦略を考えるのがとても難しかったです。僕らは堅く、自分たちのレースをするという戦略でレースに挑み、加納さんが冷静でスマートないい形でレースをスタートすることができました。僕に交代する周にSCとなったのは幸運とは言えなかったと思いますが、#65と#0の2台のAMGと同じタイミングでのピットとなりましたので、彼らのペースを気にしつつレースしました。イメージしていた通りのラップを刻んでいたのですが、今回は少し速さが足らず、富士の時のような勢いのある追い上げをすることはできませんでした。全体的に見てすごくいいレースができたというフィーリングと16位という結果がバランスしないように感じますが、寒くなるであろう最終戦に向けていい勉強ができたと思います。今週はいつも以上にたくさんのファンの方々に応援してもらい、いつ走っても楽しいオートポリスと合わせて最高でした。ありがとうございました! アルナージュで走ってきて、ついに初年度から掲げている『全戦完走』の目標を達成できるチャンスです。気を引き締めてがんばりたいと思います!

 応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、11月10日~11月11日にツインリンクもてぎで開催される、最終戦もてぎラウンドにおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

Arnage Racing TEAM RELEASE


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