鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝 三宅淳詞が3連勝でポイントリーダーに

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は21日、鈴鹿サーキット東コースで決勝を行い、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が22周・20分1秒697で今季3勝目を飾った。

出場全ドライバーの集合写真

マシンに乗り込むポールシッターの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

22周の決勝がスタートした

レース序盤の吉田宜弘を先頭とする3位争い

レース終盤の澤龍之介を先頭とする2位争い

優勝は三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)

決勝2位は澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)

決勝3位は吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

表彰式

 スーパーFJ第5戦決勝は午後3時40分、日も西に傾き雲一つない快晴の下、15台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が好スタートを切りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)は蹴り出しはよかったもののその後が伸びず2位で三宅の後ろに付け、3位も予選順位のまま荒川鱗(Drago CORSE 10V)が続いた。

 4位には予選5位から予選4位の徳升広平(宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS)をかわした吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が上がり、徳升は5位に付けた。

 2周目の1コーナーでは荒川が吉田、徳升に相次いでかわされ5位まで落ちる。

 三宅が2位以下をじりじりと離し独走状態に持ち込む一方、2位・澤の後方では、吉田、徳升、荒川の3位争いが激しくなってきた。

 しかし11周目には5位の荒川が周回遅れのマシンに詰まって3位争いから脱落。2位を走る澤も周回遅れのマシンに手こずり、吉田に追いつかれると終盤には2位・澤、3位・吉田、4位・徳升が接近戦となった。

 最終ラップには1コーナーで吉田が澤に仕掛けるも抜けず、2位争いは澤、吉田、徳升の順でS字へ向かう。

 結局優勝は「スタートが決まって後ろを離せたので落ち着いてレースをできました」という三宅。2位には澤が続き、吉田も「予選順位を考えれば上出来」と3位でゴール。4位には徳升が入り、5位には荒川が、6位には大きく遅れてたものの村松日向子(Rn-Sports制動屋KK-S2)が入った。

 優勝した三宅はチャンピオンシップポイントを66点と伸ばしトップに立った。2位には4位に入った徳升が57点で続き、3位は2位に入った吉田が50点。この3人が最終戦でのチャンピオンの可能性を残した。

 チャンピオンの決まる最終第6戦は、鈴鹿クラブマンレースファイナルラウンドして11月25日にフルコースで決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI


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