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SGT:第7戦オートポリス決勝会見 「100号車の前でフィニッシュすればいいわけですし、僕らももてぎはいつも相性がいいので、最終戦は大丈夫だと思って臨もうと思います」(平川亮)

GT500クラス優勝 #1KeePer TOM'S LC500

平川亮
GT500クラス優勝の平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) TRDとブリヂストンに感謝しています。まさか優勝できるとは思っていませんでした。昨日の予選でホンダにトップ3を持っていかれて落胆していましたが、決勝は我々トムスが1-2で終わることができ、本当に強いチームだなと。チームのみんなが頑張ってくれたおかげですし、最後は(36号車を)抜くことができてよかったと思います。チャンピオン争いに立てたことは非常に嬉しいですが、まだ油断はできません。今年の予選を見る限りホンダ勢のパフォーマンスは非常に高いので、前に行かれてしまうと厳しいなと思います。でも100号車だけを見てレースをし、100号車の前でフィニッシュすればいいわけですし、僕らももてぎはいつも相性がいいので、最終戦は大丈夫だと思って臨もうと思います。
ニック・キャシディ
GT500クラス優勝のニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM'S) 本当に嬉しいです。今年はずっといいパフォーマンスを発揮できているので、チームトムスとレクサスのみなさんに感謝しています。チームとして向上していかなければならなっ課題はたくさんありましたが、それを一つずつ改善していけたのでこの場所にたどり着けたと思います。僕が担当したスティントはスタートからペースがよかったです。リスクを負いたくはなかったので、当初の目標は100号車を抜くことだけでした。タイヤの心配は抱えていたし、8号車や17号車が速いのもわかっていましたが、今回は抜こうと思いました。チームの戦略も素晴らしかったのでこの場所に来ることができました。すごく感謝しています。

GT300クラス優勝 #96K-Tunes RC F GT3

新田守男
GT300クラス優勝の新田守男(K-tunes Racing LM corsa) 今回もメカニックやチームスタッフ全員の頑張りに感謝したいですし、ブリヂストンタイヤのパフォーマンスが非常によかったので、タイヤメーカーさんにも感謝したいです。このコースは僕たちの苦手なコースだと思っていたんですが、テストから非常にいいパフォーマンスを発揮できる状況でした。予選は路面の状況に原因があったのか、思うようなタイムが出なかったんですけど、テストやフリー走行の状況からみてタイヤは非常にいい状態なんじゃないかと。まさか勝てるとは思っていませんでしたが、表彰台の一角には入れるんじゃないかと思いながらレースを進めていました。(中山)雄一が走っているときはピックアップの問題とかトラフィックとかでなかなか前に出れませんでしたが、セーフティーカーにも助けられ、前のクルマがピットに入り始めたところから猛プッシュしたら非常にいいペースで走ることができました。それとピット作業が非常に早かった。今年の僕らのチームのパフォーマンスの中でもベストなんじゃないかと思います。あとはGT500が激しい戦いをしていたのでぶつからないように気をつけて走りました。
中山雄一
GT300クラス優勝の中山雄一(K-tunes Racing LM corsa) 300クラスはタイヤの磨耗が厳しいという前予想で、どんなペースで走ろうかなと思っていましたが、昨日の朝から使っているタイヤの持ちが割とよかったし、前回テストできたときにもロングランを何度かやってデータを取れていたのであまり不安にならずにレースウィークを進めて行くことができました。予選で速かったヨコハマ勢も決勝のペースがよくなくて、僕らのペースは良かったので、すごく気持ちのいいレースでした。タイヤはずっと余裕があったので、ペースをコントロールしながらチャンスを伺っていました。ヨコハマ勢がピットに入り始め、「あと5周」と無線で言われたところからは自分のペースでプッシュでき、ピックアップが取れてからは最高の状態で走れたので、予定より3周余計に、8周走ってマージンを築くことができました。驚くほどピット作業も早くて、そこで15秒くらいマージンを築くことができました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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