SUPER GT

SGT:第3戦鈴鹿決勝会見 「新田さんの最多タイ記録に貢献できてよかったなと思います」(中山雄一)

決勝フォトセッション: 両クラスのウィナー

GT500クラス優勝 #8ARTA NSX-GT

野尻智紀
決勝記者会見: GT500クラス優勝の野尻智紀(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 昨日に引き続きこの場に戻ってこられて嬉しいなと思っています。セーフティーカーで伊沢選手が築いたギャップが一度ゼロになり、そこからもう一度後続を引き離してくれて僕に繋がりましたが、やはり後ろにずっと山本選手がいて、すごく力強いレースをするだろうとわかっていたので、僕も諦めちゃいけないし、開幕戦で僕は結構順位を落としたりしていたので、今回は必ず取り返さなきゃいけないという気持ちもあったので、最後まで気持ちを強く持って、折れずに走りきろうと思いました。チームと伊沢選手と、みんなでやってきた結果だと思うので、みんなに感謝したいです。
伊沢拓也
決勝記者会見: GT500クラス優勝の伊沢拓也(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 昨日も今日もいい結果が得られて嬉しく思います。自分のスティントは野尻選手にマージンを残してあげたいと思い、最初からプッシュして、一時は10秒ぐらい稼いだんですが、セーフティーカーで台無しになってしまいました。やっぱり速さだけでなく運も必要なレースかなと思ったりもしました。でも野尻選手がすごくいいスピードで走ってくれて、チームとホンダがすごくいいクルマを用意してくれたので、今日は僕らが一番速かった、というのが勝利につながったと思います。移籍して3戦めでチームも野尻選手もすごく快く僕を受け入れてくれて、まだ数戦しかしていないながらもいいコンビネーションを感じていたので、それが早く結果につながればいいなと思っていましたが、こんなに早く勝利という形になるとは思っていませんでした。でもそれはやはり僕と野尻選手とチームが積み上げてきたものが実を結んだと思うので、本当にみなさんに感謝しています。

GT500クラス優勝 #96K-tunes RC F GT3

新田守男
決勝記者会見: GT300クラス優勝の新田守男(K-tunes Racing LM corsa) 予選から本当に好調で、雄一選手がいいタイムを出してくれたお陰でポールポジションからスタートできたので、なんとか後続を引き離したいなと。他のクルマがタイヤ無交換で行くだろうなと頭に入っていたので、できるだけマージンを作っておきたいなと思っていました。クルマも良く仕上げてもらっていたし、フレッシュタイヤのパフォーマンスも非常に良かったので、完璧な形で進めていましたが、まさかのセーフティーカーで貯金が帳消しになりました。やっぱり俺は変な運を持ってるんだな、とがっかりしながら再スタートしましたが、そこからできるだけ引き離そうと頑張って、雄一選手にバトンタッチした後はハラハラドキドキするバトルが展開されましたが、非常にいい結果に終わることができました。
中山雄一
決勝記者会見: GT300クラス優勝の中山雄一(K-tunes Racing LM corsa) 新田さんの最多タイの記録に貢献できてよかったなと思います。チームにとっても初ポールから初優勝という形で3戦めで結果を残すことができてホッとしています。新田選手に綺麗にスタートしてもらって、非常にいいペースでタイヤのライフとかを確認しながらレースを進めて行ったんですが、あのSCは本当に「何してくれてんだ」という具合に思いました。でも新田さんが諦めずにクルマの100%を引き出しながら最後まで走ってくれました。そのあとのチームのピット作業もすごく早かったので、タイヤ四輪交換しても25号車の前にいたし、18号車と0号車が前にいましたが最小限のロスで済んだなと思いました。コースに出てからのペースはこっちの方が全然よかったんですが、谷口選手のブロックがうまくて、18号車も抜きあぐねていたんですが、RC Fの高速コーナーが得意な特徴を生かして、130Rからシケインで抜くことができました。トップに立ってからは谷口選手が後続を抑えてくれたお陰でリードを広げることができました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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