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SGT:第2戦富士公式予選 変則スケジュールの一発予選を制したのは#38立川!最多PP記録を23に伸ばす

2018オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式予選が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)がポールポジションを獲得。立川は通算ポール獲得数の最多記録を23回に伸ばした。GT300クラスは#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)がポールだった。

GT500クラスポールポジションは立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)

GT500クラス予選2位は大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組(WAKO'S 4CR LC500)

GT500クラス予選3位は松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)

GT300クラスポールポジションは高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)

GT300クラス予選2位は井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)

GT300クラス予選3位は黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)

午前中に予定されていた公式練習が濃霧のために午後に順延となった影響で、第2戦の公式予選は通常のノックアウト方式ではなく、各クラス20分間の計時セッションを1回ずつ行うという方式に変更された。GT300クラスの予選開始時刻は午後2時45分。富士スピードウェイ上空は晴れ上がり、路面はドライという絶好のコンディションでの走行となった。

20分間のセッションで2セットのタイヤの使用が許されるとあって、両クラスとも開始早々から一斉に全ドライバーがコースに飛び出し、与えられた時間をフルに使ってタイムアタックを展開した。なお、今回の予選ではドライバー交代の義務はなく、多くのチームが一人のドライバーに2本のアタックを託すこととなった。

GT500クラスは1本目のアタックで#39ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)が1’28.526でトップに浮上したが、2本目の走行では#39立川がこのセッションで唯一の1分27秒代となる1’27.904を記録。続いて#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)も1’28.074、#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が1’28.147を叩き出した。#39コバライネンも2本目のアタックでタイムアップを果たしたものの、最終的に#36関口雄飛(au TOM'S LC500)に次ぐ5番手に終わった。なお第1戦岡山で上位に名を連ねたホンダNSX勢はウェイトハンデの影響からは今大会では精彩を欠き、#16中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)の6位が最高という結果に終わっている。

GT300クラスは#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)、#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)らのJAF-GT勢の健闘が目立ったが、最後の最後に#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が1’36.573までタイムを縮めて井口を上回り、昨年の第5戦富士に続いて同じ富士でポールポジションを獲得した。2番手は#61井口、3番手には#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)が続いた。

第2戦決勝は明日午後2時40分より110周(500km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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