F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿決勝 太田格之進がポールトゥウィン、5位に入った久保宣夫がチャンピオンを決める

 F4地方選手権西日本シリーズ第7戦は25日、鈴鹿クラブマンレースファイナルラウンドで決勝を行い、太田格之進(MARUSAN・ミスト)が10周・20分26秒562で優勝した。

10周の決勝がスタートした

レース序盤、太田格之進と三宅淳詞の争い

優勝は太田格之進(MARUSAN・ミスト)

決勝2位は三宅淳詩(佐藤製作所KK-ZS★TOMEI)

決勝3位は岩佐歩夢(Rn-Sports制動屋ミストD-pro)

5位に入りチャンピオンを決めた久保宣夫(オートセレクトジャパン*MYST・制動屋)

表彰式: 優勝・太田格之進、2位・三宅淳詞、3位・岩佐歩夢

 第7戦決勝の行われる鈴鹿サーキットは早朝から雲一つ無い快晴。絶好のコンディションの中、午後1時、15台(Sクラス10台/Hクラス5台)が参加してフォーメーションラップが始まった。

 トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの太田格之進(MARUSAN・ミスト)。予選3位から好スタートを切った三宅淳詩(佐藤製作所KK-ZS★TOMEI)は1コーナーでアウトから予選2位の岩佐歩夢(Rn-Sports制動屋ミストD-pro)をかわして2位に上がる。岩佐は3位に落ちた。

 3周目には予選順位のまま4位を走行していた太田達也(NAVY-AUTO)が1コーナーでスピンして大きく順位を落とす。

 トップに立った太田格之進は2位以下を徐々に引き離し独走態勢を築く。2位の三宅も3位の岩佐よりペースは良くトップ3台は単独走行となった。

 その後方では4位の久保宣夫(オートセレクトジャパン*MYST・制動屋)とHクラスながら5位の八巻渉(イーグルスポーツウエスト006)が接近戦。

 トップ3台はこのままの順位でゴールし、優勝は太田格之進で今季4勝目。2位にはS-FJとダブルエントリーの三宅が、3位には岩佐が入った。

 僅差の争いを演じていた久保と八巻は9周目に八巻が130R侵入で久保の前に出てこの争いに決着。4位には八巻が5位には久保が入り、今シーズンのF4西日本シリーズのチャンピオンを獲得した。

 6位にはスピンから追い上げた太田達也が入った。

 来シーズン鈴鹿での開催が危ぶまれているJAF F4だが、今回15台もの参加があり継続開催に向けてのアピールとなったはずだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Morotsports Forum
Yoshinori OHNISHI


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