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2017年8月

SUPER GT

SGT:第5戦富士 立川/石浦組LEXUS LC500が3位表彰台獲得、GT300クラスでは嵯峨/久保組プリウスが今季初表彰台となる3位 (TOYOTA)

 SUPER GT第5戦の決勝レースが富士スピードウェイで行われ、4連勝中のLEXUS LC500勢は重いウェイトハンデを負いながらも、レースを通してバトルを繰り広げ、立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車が3位表彰台。中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM'S LC500 36号車が4位でフィニッシュ。LEXUS LC500は6台全車がトップ10フィニッシュでポイントを獲得した。また、GT300クラスでは、嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が3位でフィニッシュし、今季初表彰台を獲得。中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車も17番手スタートから追い上げ9位入賞を果たした。

3位表彰台を獲得した立川祐路と石浦宏明

3位表彰台を獲得した立川祐路と石浦宏明

 SUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」が8月5日(土)、6日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 前戦SUGOから僅か2週間のインターバル、そして3週間後には鈴鹿1000kmが待つ「真夏の3連戦」は2戦目を迎えた。今季より導入された新型のLEXUS LC500は、開幕から連勝街道を突き進んでいる。ウェイトハンデの厳しくなった前戦は、セーフティカーが3度も導入される乱戦となったが、これも制し、LEXUS LC500は開幕から4連勝を飾った。

 LEXUSの「ホーム」である富士で、新型のLC500の初レースとなった今季第2戦は表彰台独占の強さを見せた。今季2度目の「ホーム」戦は、6台中5台がランキングトップ5でウェイトハンデもかなり重くなっており、また、猛暑の中での戦いとなることが予想され、ドライバー、車両、タイヤやブレーキなどにも大きな負担のかかる厳しいレースとなる。しかし、「ホーム」富士はLEXUS勢のドライバーも多くが得意とするコースであり、LC500の速さを活かし、タイトル争いへ向けて好レースが期待された。

◆予選◆

 5日(土)は空は雲が覆っているものの雨は降らず、GT500クラスのQ1が開始される頃には気温29.5度、路面温度37度で蒸し暑いコンディションの中、セッションが開始された。

 GT500のQ1は午後2時55分スタート。いつも同様に前半は誰もコースインせず、残りが7分ほどになったところで国本雄資の駆るWedsSport ADVAN LC500 19号車を先頭に各車コースイン。タイヤを暖め、アタックラップに入ったが、19号車の国本はタイヤのグリップ不足に苦しみ、タイムを伸ばせず。14番手に終わってしまった。

 セッション終盤に目まぐるしくタイムが更新される中、LEXUS勢で好走を見せたのはトムスの2台。ランキング2位、3位で重いウェイトハンデを積んでいるにもかかわらず、KeePer TOM'S LC500 37号車は平川亮、36号車は中嶋一貴が好走を見せて3番手、5番手でQ2進出。38号車も石浦の健闘で7番手に入りQ2進出を決めた。

 ヘイキ・コバライネンがアタックしたDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車は惜しくも9番手でQ2進出ならず。ランキング首位で最も重いウェイトハンデを積むWAKO'S 4CR LC500 6号車は大嶋が懸命のアタックを見せたが11番手でQ1敗退。

 午後3時40分からQ2(12分)が開始され、残り8分ほどで各車コースイン。このセッションでは36号車のロシターが素晴らしい走りを見せ、LEXUS勢最上位となる3番手タイムをマーク。立川の38号車が6番手、キャシディの37号車は7番手から決勝に臨むこととなった。

 GT300クラスでは、最終的に上位19台が1秒以内に入るという僅差のQ1で、2台のプリウスがQ2進出。嵯峨がアタックした31号車が6番手、佐々木孝太がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が9番手グリッドを確保。  一方でLEXUS勢は苦戦。坪井がアタックした51号車はカットラインとなる14番手に僅かコンマ1秒及ばず17番手でQ2進出ならず。前戦5位フィニッシュを果たした60号車も23番手でグリッド決定となった。

 Q2では、久保がアタックした31号車が6番手、 永井宏明がアタックした30号車が9番手につけた。

◆決勝◆

 6日(日)は多少雲はあるものの好天に恵まれ、強い日差しで夏らしい天候となり、気温29度、路面温度36度のコンディション。午後3時25分に静岡県警の白バイとパトカーの先導による交通安全パレードに続き、フォーメーションラップから決勝レース(66周)のスタートが切られた。

 上位勢は順当なスタートを切り、ロシターがスタートを担当した36号車は3位をキープ。その後方では、38号車の立川と37号車のキャシディがサイド・バイ・サイドでの6位争いを繰り広げた。

 38号車の立川は、じりじりと前との差を詰めていき、9周目には5位へ。更に前車との激しいバトルの末に、24周目のTGRコーナー(1コーナー)で4位へと浮上、3位を走行する36号車にも追いつくと、27周目には36号車もかわし、ついに表彰台圏内までポジションアップを果たした。

 中盤に入り、各車給油とタイヤ交換、ドライバー交代のためにピットイン。3位につける38号車は、前を行くGT-R 23号車と同じタイミングで30周終了時にピットイン。そのままの順位でピットアウトすると、交代した石浦が、テール・トゥ・ノーズで激しく23号車を攻めるバトルが続くこととなった。

 全車がピット作業を終えた時点で、38号車が3位、中嶋一貴に代わった36号車が4位、平川亮に代わった37号車が5位で、チームメイト同士ながらこちらも接触寸前のバトルを展開。その後方では6号車の大嶋と19号車の国本も僅差で競り合っており、そこかしこで繰り広げられる接近戦は、富士に集まった多くのモータースポーツファンを湧かせた。

 38号車石浦の猛追は最後まで続き、終盤には首位を走る車両のペースが落ちたこともあって、最後は3台での首位争いになるかと思われたが、ファイナルラップ直前あたりからGT300の集団の中を抜けていくこととなり、それ以上の順位変動は無いまま、38号車が3位でチェッカー。第2戦富士での優勝に次ぐ、今季2度目の表彰台を獲得することとなった。

 36号車は中嶋一貴が粘り強く走り切り4位。37号車は6位、14番手スタートから追い上げた19号車が7位。6号車が9位、1号車が10位でチェッカーを受け、LEXUS LC500勢は厳しいウェイトハンデの中、6台全車がトップ10フィニッシュでポイントを獲得。

 この結果、36号車のロシターがドライバーズランキングで首位に浮上。これに1ポイント差の2位で大嶋/カルダレッリ組、更に1ポイント差で平川/キャシディ組、トップから3ポイント差の4位に立川/石浦組が続くという、ほぼ横一線と言っていい状況で、夏の長丁場、大量ポイント獲得のチャンスである、次戦鈴鹿1000kmを迎えることとなった。

 GT300クラスでは、6番手スタートのプリウス31号車が、序盤から好走を見せ4位へポジションアップ。やや早めの23周終了時点でピットへ向かい、タイヤ無交換作戦で嵯峨へとドライバーチェンジを行った。

 その後、嵯峨の31号車は着実なペースで周回。ピットを遅らせたライバル勢全車がピットを終えた時点で、2位へとポジションを上げた。その後、1台にかわされたが、今季初の表彰台を獲得。今季から嵯峨とコンビを組んだ久保にとってはGTでの初表彰台となった。

 17番手スタートのRC F GT3 51号車は、中山雄一がドライブした前半スティントでペースが上がらず苦戦を強いられたが、後半を担当した坪井が好走。着実に順位を上げ、9位入賞でポイント獲得を果たした。

 30号車は20位。60号車はGT500クラスの車両と接触を喫し、27位に終わった。

3位表彰台を獲得した立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車

3位表彰台を獲得した立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車

3位でフィニッシュし、今季初表彰台獲得となった嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車

3位でフィニッシュし、今季初表彰台獲得となった嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車

ZENT CERUMO LC500 38号車 ドライバー 立川祐路:
 昨日から車のバランスにすごく苦しんだ。今日の20分間のウォームアップでも改善されず、決勝スタート直前のグリッド上でセッティングを大きく変えてもらう状況だった。しかし、その作業が効を奏し、何とか決勝では戦えるレベルになった。最初のうちは、他メーカーの車両など、燃料リストリクターが大きい車両が前にいたため、中々抜けなかったが、様子を見ながら周回し、GT300クラスに引っかかったタイミングや、後半タイヤ摩耗が進んできた中で、向こうのミスを待ち、何とかポジションアップを果たせた。欲を言えば最後はもう一つ上に行ければというのはあるが、難しかっただろう。今週末の状況を考えれば、今日の結果は満足行くものだと思う。ポイント的にもほぼ横一線のようなものなので、チャンピオンシップ争いはこれからだ。次戦の1000kmはウェイトハンデも厳しいが、それはライバルも同じだし、長い戦いで上手くやれば上位に行ける可能性の高いレースなので、何とか好成績を狙いたい。
ZENT CERUMO LC500 38号車 ドライバー 石浦宏明:
 ずっと23号車を追う形となり、ブレーキはこっちの方が詰められるので、行けるかなと思っていたのだが、ブロックが厳しく、無理に行くとぶつかってしまうので逆転は叶わなかった。ファイナルラップはどこかで行きたいと思っていたのだが、ちょうど最後の最後にGT300クラスの集団に追いつき、それでちょっと離れてしまった。でも良いペースでレースを戦うことが出来た。昨日から今日のウォームアップまでクルマがあまり決まらず、グリッドでも大きく変更するなど少し不安だったが、立川さんの走りを見てほっとした。タイヤも予定とは違う、立川さんと同じものにして、それが上手く行った。僕自身はピットを出てから最後までずっとバトルで、結局抜けなかったので悔しいが、表彰台に上れたのは良かった。
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
 今回は予選から無交換前提のタイヤ選択で、とにかくタイヤを温存することを徹底し、前半も後半も無理なプッシュはせず、淡々と走る、という作戦でレースを戦った。最後の方では4号車に追いつかれてしまったが、ペースが違いすぎたので無理に抑えることもなく、自分達のペースを守って走り続け、なんとか表彰台でフィニッシュ出来て良かった。今年は新しいチームメイトになって、前半戦はちょっとかみ合わない部分もあったが、31号車プリウスのパッケージとして本来いる位置に今回戻ってくることが出来た。次の1000kmについては、今回のように特に後半淡々と走るのが得意なので、チャンスはあると思う。本来得意とすべき前戦のSUGOで不満の残る結果となってしまい、今回こそは挽回したいという気持ちだったので、表彰台に上がれたというのは本当に上出来だと思うし、優勝に匹敵する結果だと思っている。とはいえ、まだ僕らもシリーズを諦めているわけではないので、今後、次の鈴鹿で大きなポイントを取り、最低でも一回はどこかで優勝したいという思いはあるので、しぶとく頑張っていきたい。
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー 久保凜太郎:
 去年乗っていたチームでも、いつもタイヤ無交換作戦の第1スティント担当をやっていたので、走り方は理解していた。あとは今年のクルマ、タイヤのパッケージでどうすれば良いかを考えながら走った。ちょっと危ないかと思うところはあったが、嵯峨さんがしっかりと繋いでくれたので良かった。初めての表彰台は嬉しいが、泣くのは優勝したときまで取っておくつもりだ。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

SUPER GT

SGT:第5戦富士決勝 ARTAが発足以来初の両クラスポール・トゥ・ウィンの快挙を達成!

ARTAプロジェクト20年目の快挙!!

オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」の決勝が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)が、GT300クラスは#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)がいずれもポール・トゥ・ウィンを達成した。1997年に発足したAUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA)が両クラスでポール・トゥ・ウィンを達成したのは今回が初めてだった。
(天候:晴れ コース:ドライ)

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第5戦決勝は夏の強い日差しのもと、午後3時25分と普段より約1時間遅くスタートした。

GT500クラスのポールシッター、#8 ARTA NSX-GTのスタートを担当したのは野尻。トップで1コーナーに進入すると、その後も安定したペースで少しずつ後続との差を広げていった。

2位に#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、3位には#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)が続き、ここまでは予選の順番どおり。そして4位には2周目の1コーナーで#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)を捉えた#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が浮上してきた。さらにその後方から#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)も9周目のヘアピンで小暮のインを突き、
5位に浮上すると、22周目の最終コーナーでオリベイラのインに並びかけ、そのまま23周目の1コーナーで前に出た。

この22周目に小暮はピットイン。塚越広大に後半を託すが、31周目に周回遅れの#60飯田章(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)と最終コーナーで接触、#17 KEIHIN NSX-GTはホームストレート脇にストップして戦列を去った。

続いて28周目に#36au TOM'S LC50、#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R が揃ってピットイン。その2周後に#23 MOTUL AUTECH GT-Rと#38 ZENT CERUMO LC500がピットインし、相次いで#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)の前でコースに復帰した。

その後は#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)と#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が熾烈なドッグファイトをコースのいたるところで展開したが、前戦SUGOから新スペックのエンジンを搭載している23号車に対し、第2戦優勝などで60kgのウェイトハンデを課せられた38号車は17kgのウェイト軽減と引き換えに燃料リストリクターを絞ったことも影響し、石浦はストレートで松田を捉えることができず、ヘアピンやダンロップ、その先の13コーナーや最終コーナーで懸命にアタックを続ける。しかし松田はこれを冷静に退けていった。

そうした中、トップの#8 ARTA NSX-GTは31周目にピットイン、37秒の作業時間で小林崇志をトップのままでコースに送り出すと、小林も62周目の100Rで周回遅れに詰まってコースアウトを喫する危ない場面はあったものの、それ以外は後続との差を測りながら冷静に周回を重ねて66周を走りきり、待ちに待った今季初優勝を手にした。2位には#23 MOTUL AUTECH GT-R、3位には#38 ZENT CERUMO LC500が入った。

GT300クラスもまた、#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が序盤から安定したペースで後続との差を広げ、9秒のマージンを築いて35周目にピットイン。給油とタイヤ交換を39.1秒で完了させてショーン・ウォーキンショーを送り出した。その背後からはタイヤ無交換作戦でタイムを稼いだ#31嵯峨宏紀(TOYOTA PRIUS apr GT)が迫ってきたが、タイヤに熱が充分に入ってからは次第にウォーキンショーがリードを広げていき、そのままトップでチェッカーを受けた。

2位には41周目のプリウスコーナーで嵯峨を捉えた谷口信輝の乗る#4グッドスマイル初音ミクAMGが続き、 #31TOYOTA PRIUS apr GTが3位で今季初表彰台を得た。

ARTAが両クラスで優勝したのは2013年7月の第4戦スポーツランドSUGO以来。ポール・トゥ・ウィンでの制覇は今回が初の快挙となった。

次戦はスーパーGTのシリーズ戦としてはこれが最後の開催となる鈴鹿1000km。
8月27日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第5戦富士 優勝会見 小林「抜かれるわけにはいきませんでした」高木「すべて完璧でした」

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GT500クラス 野尻智紀(#8ARTA NSX-GT)
gt-rd5-r-pc-nojiri 「僕たちに関わってくれたすべての人に感謝したいと思います。小学生のとき、カートでARTAのサマースクールに参加してからの繋がりで、このチームにはすごく縁を感じています。その分プレッシャーも感じています。今回の結果は僕以外の皆さんの力があっての勝利だと思います。関わっていただいているすべての方々に感謝します。この週末は言うことないくらいハッピーです」
GT500クラス 小林崇志(#8ARTA NSX-GT)
gt-rd5-r-pc-kobayashi 「今年からGT500クラスに復帰して、今シーズンは背水の陣と思っていました。そのなかで今日はどうしても結果が欲しかったです。野尻選手がマージンを築いてくれたので、僕が抜かれるわけにはいきませんしね。でも、タイヤを温存しながら走っていたら、途中後ろとのギャップが少なくなったので、無線でピットや野尻選手にアドバイス受けて、走り方を少しアジャストしてペースを上げました。今シーズンここまで色々あったが、多くの人の支えで優勝できました。GT300クラスで僕を育ててくれた高木選手には本当に感謝しています」
GT300クラス 高木真一(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-r-pc-takagi 「最高の気分です。今年ARTAが20周年で、(鈴木)亜久里さんはチャンピオンを取ってほしいと言っています。その思いも伝わったんだと思います。スタート前、ショーンは20秒開いてこいと言っていましたが、10秒くらいしかマージン築けませんでした(笑)でも、クルマは素晴らしくて、ピット作業も完璧、ショーンも僕のベストラップを上回る走りで頑張ってくれました。菅生でクラッシュして、モノコック交換するほどのダメージでしたが、スタッフのおかげです。ブリヂストンのニュータイヤも安定していて、最後までタイムが落ちませんでした。本当に素晴らしいものを造ってくれました」
GT300クラス ショーン・ウォーキンショー(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-r-pc-walk 「高木選手、チームをはじめ皆さんに感謝しています。クルマも素晴らしいパフォーマンスで、ピットストップもパーフェクトでした。交替してタイヤが温まるまで少し後ろからプレッシャーをかけられましたが、最高の週末でした。新しいタイヤで、ロングランや満タンでの走行も初めてでしたが、不安なく走ることができました。強いて言えば、思ったより暑くならず、天候に恵まれた面はあったかもしれません」
まとめ: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第5戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
18野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS20661:44'39.955
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI52661.530
338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS60662.203
436中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS726613.300
512安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS146614.938
637平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS746615.244
719関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH186619.525
8100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS386619.603
96大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS826619.666
101ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS706622.480
1146本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI466658.928
1264ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL6661'04.652
1324佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH65214Laps
---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ----
-16武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH144521Laps
-17塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS363036Laps
  • Fastest Lap: CarNo.8 野尻 智紀(ARTA NSX-GT) 1'31.851

■GT300クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
155高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS34621:46'12.758
24谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH70611Lap
331嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS12611Lap
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL34611Lap
59ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH26611Lap
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH24611Lap
788織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH611Lap
833藤井 誠暢
元嶋 佑弥
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH34611Lap
951中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS56611Lap
1021リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL611Lap
1118中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH4611Lap
1287細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH16611Lap
13*65黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS54611Lap
1450都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH30611Lap
15111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH611Lap
16*10富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL10602Laps
1711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL70602Laps
18117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH602Laps
19*26山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH602Laps
2030永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH602Laps
2148飯田 太陽
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH602Laps
22360柴田 優作
田中 篤
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH602Laps
2352番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH602Laps
242高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH593Laps
2535ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH593Laps
2622和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH584Laps
2760飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH18584Laps
285坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH64715Laps
2925松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH824616Laps
---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ----
-3星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH28062Laps
  • Fastest Lap: CarNo.65 蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG) 1'39.689
  • CarNo.26(ジェイク・パーソンズ)は、SGT Spr.32-16(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.65(黒澤治樹)は、SGT Spr.13-1.c(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.10(富田竜一郎)は、SGT Spr.13-1.b(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第5戦富士GTA会見「来シーズン8月の富士戦は長距離に」

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決勝日朝、恒例のGTアソシエイション坂東正明代表による定例会見が行われた。

■SUGO戦はセーフティカー(SC)導入が結果に影響したが改善策は。
SCはもともとGT500クラスのトップを抑えると、GT300クラスが周回として損をしてしまうのを防ぐために導入している。SUGO戦では2回目と3回目のSC導入の間隔が近かったために、GT500クラスにも有利、不利が出てしまった。世界的には、フルコースイエローやイエローゾーンで対応しているのは承知しているが、コースの長さなどによって導入が難しいサーキットもある。サーキットオフィシャルの事故処理作業も考えなければいけないので、ピットロードと同様に60km/hの速度制限を設けるなど、日本の事情に合ったフルコースイエローの導入を検討していく。

■来シーズンのスケジュールが発表された。ポイントは。
今年10月開催のタイ戦を7月にずらしたが、これはタイ開催のモトGPと、6月のルマン24時間との関連である。また、鈴鹿1000kmがシリーズから外れるので、鈴鹿を5月に入れ、5月だったオートポリス戦を10月開催にした。距離については、1000kmがなくなったので、8月の富士戦の距離を伸ばすことでほぼ決定している。

■2018年限りでメルセデスがDTM(ドイツツーリングカー選手権)からの撤退を発表したが、影響は。
ITR(DTMの運営組織)が最も驚いたのではないか。7月末に今後のDTMとスーパーGTの連携などについての話し合う会議があったが、その場でいきなり撤退の発表があったようだ。その後、ITRとはテレビ会議で話し合った。今後、アウディやBMWとも話し合いを持つことになるだろうが、こちらの基本的なスタンスはこれまでと変わらない。
マニュファクチャラー(自動車メーカー、製造者)主導だとこういうことが起きるが、スーパーGTではそのようなことは許されないと思っている。ここまで作り上げてきたものを1社の方針で崩すことは筋が通らないと感じているし、そうならないように調整していく。

まとめ&Photo: Shigeru KITAMICHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第10戦富士決勝 ポールシッター#5大湯が雪辱の2勝目!

FIA-F4選手権第10戦の決勝が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第9戦を欠場した#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。

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第10戦決勝は午前8時40分より15周で行われた。この日の富士は快晴。朝から強い日差しが降り注ぐ中での戦いとなった。

ポールシッターの大湯は前日の第9戦決勝をリタイヤしたため他のドライバーよりもタイヤの消耗が少なく、この決勝では大きなアドバンテージを得ているとみられていた。実際大湯はスタートでトップに立つと、2位につける#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)との差を一気に広げにかかる。

4周終了時点で1.070秒、6周終わりでは1.389とそのリードは広がっていったが、大湯が期待したほどのアドバンテージはなかったといい、それを裏付けるかのようにレースが8周を過ぎたあたりからは逆に笹原がその差を縮めていく。10周目には1.042秒、12周目には0.697秒、そしてファイナルラップを迎えた時点でその差は0.505秒となった。

しかし笹原も懸命に大湯に食らいついて周回を重ねていたこともあり、すでにタイヤは限界に達しており、セクター2、セクター3ではクルマを滑らせないように心を砕くだけで手いっぱいの状況。結局大湯がそのまま逃げ切り、今季2勝目、自身通算4勝目を手にすることになった。

3位には3番手スタートの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が入った。序盤こそ#35河野駿佑(HubAuto F110)の猛追を受けたが、中盤以降は完全に単独走行で3位をキープしていたが、実は序盤からスロットル系の動作不良に悩まされており、終始苦しい走りを強いられていたとのことだ。

また、今回の富士大会がデビュー戦となった#18名取鉄平(ATEAM Buzz Racing F110)は予選15番手からのスタートながら着実に順位を稼ぎ、最後は8位でフィニッシュと、まずまずの結果を残している。

次戦の舞台は鈴鹿。スーパーGTのシリーズ戦としては今回が最後となる鈴鹿1000kmのサポートレースとして8月26-27日に行われる。

優勝  #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
今までは勝ちたいという気持ちが強過ぎました。SUGOの1レース目も両側から挟まれてリタイヤでしたが、一旦2位に下がってもいいという気持ちだったらぶつかってなかったかもしれません。2レース目に関してはもう謝るしかありませんけど。右京選手もすごく勝ってるからポイントリーダーってわけじゃなくて、無理をせず着実に2位3位をとって、確実に行けるところは勝つ。そこの差というか気持ちの部分が直せる部分だなと思いました。そこに気がつくことができたという意味ではSUGOは成長できたレースでした。他の人には本当に申し訳ないと思いますけど。
2位  #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
できればスタートで前に出たい気持ちでしたが、そううまくはいかなくて。大湯選手が1レースぶん走行していないこともあって、タイヤの状態が僕らよりはるかに良かったので、最初はとにかくついていければ御の字だと思っていました。僕は前半からタイヤを酷使していたので、レース中盤から後半は本当に厳しかったのですが、諦めずにミスなく走っていたら、最後に本当に差が縮まってきました。もちろん優勝できなかったことは悔しいですが、今回の2位は誇りに思えるというか、すごく頑張って100%出し切れたと思います。 鈴鹿は僕らHFDP勢によってはホームコースなので、2連勝目指して頑張りたいです。ポイント差を広げてはいますが、そこで気を抜かずに鈴鹿でさらに有利に進められたらと思います。
第10戦3位  #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
常にセクター2、3が遅かったので、そこが課題点だと思っています。それからレース序盤からでトラブルが起きていて、1速に入れたらエンジンが止まったり、シフトダウンの時にブリップしてくれなくて回転落ちちゃったりして。最初の数周はアクセル踏んでも失速したり、後半もシフトダウンの最中にコントロールしてくれなくてショック受けたり、そのために自分の満足する走りができなかったのは残念ですが、その中でスタートから順位を落とさず、3番手で終えられたのは良かったです。ただ前の2台は速かったので、今後はしっかりついていけるようにしたいと思います。昨日と違って追いつけなかった分悔しいですし、序盤苦しかったです。自分もまだF3が残っており、FIA-F4で走る機会はあまりないと思いますが、いきなりレースウィークに入っても優勝できるように、そしてポイントランキングも上がっていけるようにしたいと思います。頑張ります。
Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第10戦富士決勝結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526'54.556
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL150.439
31宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL154.490
48角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1511.233
535河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL1513.092
616篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1513.731
762平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL1514.373
818名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1514.813
97大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1515.283
1080菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1517.637
1161平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1524.285
1217朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1525.057
1339浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1526.512
1463金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1532.971
1555細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1533.466
1621神 晴也RSS F110
RSS
DL1534.459
173石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1534.558
1877大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1538.347
1968チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1545.357
2019アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1545.394
2160川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1551.331
2215早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL151'00.879
232仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL151'01.628
2473牛井渕 琴夏カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL151'01.708
254佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
DL151'03.372
2644小野寺 匠NRS F110
NRS
DL151'05.462
2725高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL151'08.007
2823YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL151'08.476
2986大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL151'09.757
3070小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL151'17.224
3154ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL151'41.746
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-*50澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL123Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'47.221(7/15) 153.205
  • CarNo.50は、FIA-F4 Spr第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科した。

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 ─ 第7戦(富士)決勝レポート

小山町.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第7戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年8月5日(土)に開催いたしました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:26度/路面温度:33度
            
PCCJ第7戦のポールポジションを獲得したのは、PCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)に参戦中の#23 フィリップ ハンプレヒト。2番手は、こちらもPCCAからスポット参戦(PCCJ賞典外)となる#15 タナルト サティエンティラクルが続く。セカンドグリッドは、3番手に2017年のPCCJスカラシッププログラムドライバー #17 上村優太、4番手には2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一が並ぶ。5番手は2015年ジェントルマンクラス王者の#9 武井真司(ジェントルマンクラス)、6番手は2014、16年ジェントルマンクラス王者の#7 星野敏といったチャンピオン経験者がサードグリッドから表彰台を狙っていく。

16時20分、グリッドに整列した各車がスタートを切り、ポールポジションの#23 ハンプレヒトがトップで1コーナーを抜けていく。しかし、このスタートがジャンプスタートの判定が下され、#23 ハンプレヒトはドライブスルーペナルティを消化するため5周目にピットへ向かう。これでトップに立ったのが、スタートを見事に決めて2番手に浮上していた#17 上村であった。
「スタートがうまく行って2番手に浮上できました。前を走るハンプレヒト選手にドライブスルーペナルティが出されてトップに立ったのですが、後方からの追い上げもあるので最後まで気を抜かずにプッシュし続けました」と語る#17 上村が、これで前戦に引き続いて2連勝を飾った。

2番手争いは、#15 サティエンティラクルと#89 三笠の2人で展開された。
「スタートに失敗して3番手に落ちてしまったのですが、最終的に2位でフィニッシュできたのは嬉しいです。レース後半は三笠選手が追い上げてきて、一度最終コーナーで危ない場面はありましたが、何とか守り切ることができました」と2位フィニッシュの#15 サティエンティラクルは語る。一方の#89 三笠は「スタート後の1コーナーで行き場を失って、一時8番手くらいまで落ちてしまったのですが、マシンの調子はよく3番手まで挽回することができました。でも、サティエンティラクル選手を最後まで抜けなかったのは悔しいですね」とレースを振り返る。

4位でフィニッシュしたのは、レース中盤に#7 星野と激しいバトルを展開した#9 武井。「星野選手を早めに攻略して、その前を行くマシンを追いかけていきたかったのですが、抜くのに結構時間を要してしまいました。 最終的にはクリーンに抜くことができ、ジェントルマンクラスで優勝できましたので良かったと思います」と語る#9 武井は、ジェントルマンクラスで開幕戦からの7連勝を達成した。
#9 武井とバトルを展開した#7 星野も、「武井選手とのバトルは楽しかったですけれど疲れましたね。明日は、もう少し上を目指していきます」と語る。
(#15 サティエンティラクルは賞典外のため、#9 武井が3位、#7 星野が4位のシリーズポイントを獲得)

今回もストップ武井はならなかったジェントルマンクラスだが、各所で激しいサイド・バイ・サイドのバトルが展開され実力伯仲のレースとなった。そんな中、2位でゴールしたのは#25 内山清士で3戦連続の表彰台獲得となった。
「レース前半に集団から抜け出すことができたので、その後は自分のペースを守ってゴールを目指しました。できれば、トップの武井選手ともバトルをしたかったのですが、まだ一歩届かないですね」と、残りレースでの優勝争いを誓った。3位には2戦連続の表彰台獲得となった#47 TAD JUN JUNが入り、「レースの数週間前に鈴鹿でフォーミュラカーの練習中に右腕を骨折してしまったのですが、出場に当たって周りの方々が色々とサポートしてくれました。その方々に恩返しとなる表彰台獲得は本当に嬉しいです」と語った。4位は#11 Fukujirou、5位は#63 長嶋重登が獲得した。

なお、PCCJ第7戦の決勝レース(15周)は8月6日(日)午後12時05分からスタートを予定する。スターティンググリッドはポールポジションが#23 ハンプレヒトで、2番手は#15 サティエンティラクル、3番手は#89 三笠。ジェントルマンクラスは#9 武井がポールポジション、2番手が#77 浜崎、3番手が#25 内山というオーダーとなっている。

ポルシェジャパンKK.プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第7-8戦(富士)予選レポート

#23 フィリップ・ハンプレヒト

小山町.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第7-8戦の予選を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年8月5日(土)に開催いたしました。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第7-8戦(富士)予選レースレポート
天候:曇り 路面:ドライ 気温:27度 路面:31度(セッション開始時)

2017年シーズンのポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の第7-8戦となる富士大会は、前戦から約2カ月振りのレース開催となる。予選前日の4日に行われた専有走行で総合トップタイムをマークしたのは2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一。2番手には今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太と、若手ドライバーがトップタイム争いを展開。そしてジェントルマンクラスでは、2015年の同クラス王者で現在オーバーオールでもランキングトップに立つ#9 武井真司がトップタイムをマークし、2番手には#98 IKARIが続いた。

公式予選が開催された5日(土)、朝は晴れ間がのぞいていたが、セッション開始となる11時10分には上空を厚い雲が覆っていた。そのため雨が降ってくる前にタイムを出そうと、予選開始と同時に各車一斉にコースイン。
そして早い段階で#23のリザーブドライバーとして、今回のレースに参戦するドイツ人のフィリップ・ハンプレヒトが1分43秒台をマークしてトップに。#23 ハンプレヒトはPCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)に参戦中のドライバーで、PCCJは第3-4戦の富士大会に参戦して2戦連続でポール・トゥ・ウインを飾った実力者だ。ラストアタックでさらにタイムを更新して1分43秒490でポールポジションを獲得した#23 ハンプレヒトは「最後に投入した2セット目のニュータイヤを使い切れれば、もう少しタイムを縮められたはずです」と、トップタイムをマークしながらも悔しさを滲ませていた。2番手タイムは、同じくPCCAに参戦中で今回はスポット参戦となる#15 タナルト・サティエンティラクルがマーク。「あと一歩攻め切ることができず、ハンプレヒトのタイムを上回れませんでした。決勝では、彼を打ち破りたいですね」と、午後のレースでのリベンジを誓っていた。

3番手は#17 上村で、「自分としては、今のベストを出せた予選だったと思うのですが、トップとの差を決勝でいかに詰めていくかが課題だと思っています」と、巻き返しを狙う。4番手の#89 三笠は、「自分の思ったところでタイムアタックできず納得できていません。本来なら43秒台を狙えたはずなのに……」と語る。

ジェントルマンクラスでトップタイムをマークしたのは#9武井で、開幕戦から7戦連続でのポールポジション獲得となった。だが、予選総合でも上位を狙っていたため総合5番手という結果に「クリアラップでタイムアタックできなかったのが悔しいですね。決勝では、その悔しさを胸にジェントルマンクラスでの連続優勝を狙っていきます」と悔しがった。
予選2番手となった#77 浜崎 大は「予選で初めてタイヤを2セット使ったことが成功し、タイムを出すことができました」と喜びを語る。3番手の#25 内山清士は「タイムが伸び悩んでいたのですが、3番手を取ることができました。決勝では第5戦からの連続表彰台が続くように頑張ります」と、意気込みを語った。
ジェントルマンクラスの予選タイムは今回もコンマ数秒以内に数台ものマシンがひしめきあい、決勝では熱いバトルが予想される。

なお、第8戦の予選結果は第7戦と同じく#23 ハンプレヒトがポールポジションを獲得し、2番手は#15 サティエンティラクル、3番手に#89 三笠、4番手に#17上村と続いた。ジェントルマンクラスでは第7戦と同じく#9 武井がポールポジションを獲得し、#77 浜崎、#25 内山の順でトップ3を占めている。

第7戦の決勝レースは5日16時20分〜、第8戦は8日12時05分〜、両日とも15周で争われる。

ポルシェジャパンKK.プレスリリース

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式予選 亜久里監督の予言が的中!!ARTAが両クラスでポールポジションを獲得

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ARTA初のダブルポールを鈴木亜久里監督は予言していた?!

オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」の公式予選が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)が前戦スポーツランドSUGOに続いて今季3度目のポールポジションを獲得、GT300クラスも同じARTAの#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)が今季初ポールを獲得した。

公式予選は午後2時35分よりノックアウト方式で行われた。この日の天候は曇りながら、雨の心配はなく、終始ドライコンディションでの走行となった。

予選Q1

GT500クラスは例によって残り時間8分を切ったあたりから始まった。ここでトップに立ったのは#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)。アタック2周目で1'29.423を叩き出した。2位には前回のSUGOで2位に入った#46千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)、#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)もそれに続き、一時はニッサンGT-Rの1-2-3となったが、チェッカー寸前に#37平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S)が3位に割って入った。

一方前回優勝の#1ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)は終了間際まで懸命のアタックを続けたが9位で惜しくも予選を終えた。NSX勢は#8小林崇志(ARTA NSX-GT)が7位、#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が8位と2台が残った。

GT300クラスは上位14台中9台がFIA-GT3という結果に。トップは#7ヨルグ・ミューラー(Studie BMW M6)、2位には#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)がつけた。一方、前回優勝の#11ビヨン・ビルドハイム(GAINER TANAX AMG GT3)は19位と振るわず。70kgのウェイトハンデの影響は少なくなかったようだ。

予選Q2

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GT500クラスはQ1同様に残り8分を切ったところで#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)を先頭に各車続々とコースイン。最初のアタックでクインタレッリが1'29.475を記録してトップに立ったが、#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)がセッション終盤に1'29.104を記録、前戦SUGOに続いて2戦連続でポールポジションをもぎ取った。チームとしては小林崇志がQ2を担当した第1戦岡山と合わせ、通算で3回目のポール獲得だ。Q1走行時点での小林の感触は今ひとつだったようだが、セッティングの方向性は野尻向きのはず、とも感じたという。その小林の予想に野尻は見事に応えてみせた。2番手はクインタレッリ、#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)が72kgものウェイトハンデをものともせずに3番手につけた。

GT300クラスはBMW M6、メルセデスAMG GT3らのドイツ車が上位を独占。最初のアタックで#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が1'38.240を記録してトップに立つと、これを#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が上回って1'37.700でトップに。高木は2周目のアタックで1'37.525とタイムをさらに縮め、今季初のポールポジションを獲得した。2番手には同じM6を走らせる#7荒聖治(Studie BMW M6)が続き、片岡が3番手。4番手にも#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)がつけている。

JAF-GT勢では#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が最上位の5番手。#31久保凜太郎(TOYOTA PRIUS apr GT)が6番手で続いた。

GT500、GT300の両クラスでARTAがポールポジションを獲得したのは今回が初めて。しかし予選前に行われていたトークショーでは鈴木亜久里監督が「目を閉じれば2台がポールポジションを獲得するのが見える」と語ったという。果たして決勝レースでも亜久里監督のお告げは出るのか?決勝レースは明日午後3時25分より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士決勝 今回もHFDPの1-2!#8角田が今季2勝目 

#8角田待望の2勝目!!

FIA-F4選手権第9戦の決勝が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)の追撃を振り切り、今季2勝目をあげた。

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第9戦決勝はポールポジションの#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)のリタイヤというまさかの展開で幕を開けた。チームによればスタート前にマシントラブルが見つかったとのことだが、詳細は不明。明日の第10戦決勝には支障なく出走できるという。

ポールの大湯を欠いたままレースは午後1時30分より15周で行われた。
繰り上げポールの角田が無難にスタートを決め、そのままトップで1コーナーへ。笹原がアウトから並びかけてきたが、角田はそのままトップを守りきった。笹原は2周目の1コーナーでも角田に並びかけるが、またしても前に出るには至らず、立ち上がり加速が鈍ったことで逆に差を広げられることに。

その後はセクター2の速い笹原とセクター3の速い角田による一進一退の攻防が0.4秒〜0.6秒という僅差で続いた。

その後方では予選での走路外走行により3グリッド降格のペナルティを受けた#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が徐々に順位を上げてきていた。宮田は1周目をポジションキープの6位で終えると、5周終わりのホームストレートでインから#60川合孝汰(DENSOルボーセF4)をかわして5位、その後も#62平木湧也(DENSOルボーセF4 FTRS)、#35河野駿佑(HubAuto F110)らを次々に抜き去り、8周目に3位に浮上してきた。しかしトップ2台はその4秒前方。8周目にファステストラップを記録するなど、トップ2台をも上回るハイペースで後半は周回した宮田だったが、この差を埋めるには至らなかった。

そのトップ2台の戦いはファイナルラップをまでほぼ膠着状態。最終コーナーでのトラクションが不足していた、と笹原がレース後に語ったことを裏付けるかのように、笹原はホームストレートであと一伸びが足りず、角田を攻略できないでいた。

ところがファイナルラップのヘアピン立ち上がり、リヤタイヤのグリップを失いつつあった角田のリヤが大きく流れた。

一気に間合いを詰めてきた笹原は続くダンロップコーナーでインを伺うが、ここは角田ががっちり閉めてきた。

最終コーナーでも笹原はアタックを試みたが、角田に近づきすぎたのが影響してかフロントが入っていかずにステアリングを切り足したため、今度は笹原のリヤが立ち上がりで流れて万事休す。角田は第2戦岡山以来のFIA-F4通算2勝目をものにした。2位は笹原、3位には宮田が入った。

次戦第10戦決勝は明日朝8時40分より同じく15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第5戦富士ポールポジション会見 野尻「今朝はかなり厳しい状態でした」高木「菅生で色々あったので感極まりました」

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GT500クラス 野尻智紀(#8ARTA NSX-GT)
gt-rd5-q-pc-nojiri 「55号車がポールを取ったことで、ARTAチームでダブルポールのプレッシャーがかかりました(笑)。ただ、クルマに乗ると集中できましたので、心配するほどではなかったです。今朝の走り出しは非常に厳しくて、前回の富士でクルマが跳ね気味だったのでそれを修正したはずが、さらに酷くなっていました。それを短時間の中で改善できて、この結果が出たので非常に満足しています。決勝は平常心で臨みたいと思います」
GT500クラス 小林崇志(#8ARTA NSX-GT)
gt-rd5-q-pc-kobayashi 「まずは55号車はのポールが凄く嬉しいです。去年は僕も高木さんと組みましたが、これで富士では3年連続PPです。その流れで予選はいけるような気がしていました。Q1は僕としては完璧とは言い難かったのですが、このセッティングで野尻選手が乗ればいい感じじゃないかという感触があったので、Q2にそのまま送り出しました。結果は楽観していましたが、本当にポール取ってくれて、ARTAとしてダブルポールは初の快挙だと思います。明日はぶっちぎりで逃げたいですね」
GT300クラス 高木真一(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-q-pc-takagi 「菅生では色々あって(3回目の赤旗の原因となる接触を起こした)辛い思いをしました。自分のレースに対する取り組み方を考えないといけないと思っていましたし、今回しか挽回のチャンスはなかったので、ポールポジションにはちょっと感極まった部分がありました。クルマを仕上げてくれたスタッフに感謝です。実はトークショーで(鈴木)亜久里さんがARTAチームの2台がポール取ることを予言していました(笑)」
GT300クラス ショーン・ウォーキンショー(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-q-pc-walk 「気分は最高です。この結果はすべて高木選手の素晴らしい走りのおかげです。クルマに関しては、公式練習から予選までとても良い仕上がりでした。ポールポジションは非常に嬉しいです。ありがとうございました。実は今朝の練習走行から高木選手の言うとおりの結果になっているので、決勝も高木選手が勝つと言えば勝てると思います(笑)」
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
18野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS201'29.7581'29.104
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI521'29.4231'29.475
336中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721'29.7331'29.591
417塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS361'29.7751'29.618
524佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH61'29.6671'29.851
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS601'29.7421'29.934
737平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS741'29.5341'30.059
846本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI461'29.5201'30.777
91ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS701'29.921
1012安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'29.964
116大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'29.985
1216武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH141'30.005
1364ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL61'30.045
1419関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH181'30.189
15100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS381'30.322

■GT300 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
155高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS341'38.7501'37.525
27ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH241'38.0971'37.809
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH701'38.6851'38.078
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541'38.3401'38.203
561井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL341'38.3501'38.335
631嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS121'38.6251'38.399
79ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH261'38.8841'38.418
83星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'38.5081'38.656
930永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'38.5661'38.760
1050都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301'38.5741'38.835
11111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'38.5501'38.893
1225松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH821'38.8371'38.974
1326山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'38.7281'39.102
142高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'38.8121'40.331
1521リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'38.901
1688織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'38.905
1751中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS561'38.960
1833藤井 誠暢
元嶋 佑弥
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH341'39.003
1911平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL701'39.007
205坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH61'39.202
2187細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'39.210
2210富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'39.296
2360飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH181'39.347
2418中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'39.446
25117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'39.643
2652番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'39.898
2748飯田 太陽
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.931
2822和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.058
29360柴田 優作
田中 篤
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.312
3035ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'40.775

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士決勝結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
18角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526'51.950
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL150.343
31宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL153.579
435河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL154.660
562平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL155.756
67大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL158.284
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL158.497
816篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1516.771
918名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1517.406
1061平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1517.936
1180菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1518.376
123石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1519.054
1325高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL1522.261
1421神 晴也RSS F110
RSS
DL1522.310
1555細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1522.566
1619アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1525.086
1717朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1525.623
1877大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1526.668
1939浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1528.239
2070小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1535.446
2168チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1538.369
2263金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1538.956
2373牛井渕 琴夏カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL1539.546
2444小野寺 匠NRS F110
NRS
DL1543.796
25*50澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1555.483
264佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
DL151'00.111
2723YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL151'02.213
2854ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL151'20.951
2986大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL151'26.960
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-15早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL312Laps
-2仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL213Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)1'46.865 (8/15) 153.715km/h
  • CarNo.50は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外追い越し)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式練習 予選さながらのタイムアタックでレクサスが上位独占!

8月5日、静岡県・富士スピードウェイで、2017オートバックス スーパーGT第5戦「FUJI GT 300km RACE」の公式練習が行われ、GT500クラスは、予選さながらのタイムアタックの末、#19WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛/国本雄資組)が、GT300クラスは安定した速さを見せた#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)がトップタイムをマークした。

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上空に雲は多いものの時折日が差す天候のなか、朝8時50分から10時35分までスケジュールで練習走行が行われた。注目はやはりGT500クラス。開幕4連勝のレクサス勢は殆どのマシンが70kg以上のウエイトハンディを背負っており、そのなかでどこまで速さを維持できるのか。前回のSUGO戦で予選上位を占めながら不運なSC導入で勝ちを逃した感のあるNSX勢は是が非でも勝利をものにしたいところ。また、23号車と46号車がコンスタントな成績を残しているGT-R勢も、ここでポイントを伸ばしてレクサスの牙城を崩したいところだ。

それぞれの思惑が交錯するなか始まった練習走行。開始から好調さを窺わせたのが、#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)と#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ヤン・マーデンボロー組)、2台のGT-R。走行開始後まもなく#23MOTUL GT-Rがマークした1分30秒740は終盤まで破られることはなかった。この2台に割って入ったのがレクサス勢で唯一ウェイトハンディが18kgと少ない#19WedsSportレクサスだった。

残り10分、GT500の専有時間帯に入ると、#19WedsSportレクサスが1分30秒190をマークしてトップに立つが、GT-R勢も#12カルソニックGT-R、#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(佐々木大樹/J・P・デ・オリベイラ組)、#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)の3台が相次いで大きくタイムアップ。上位5台中3台をGT-Rが占めるという日産陣営にとって、午後の予選に期待を繋ぐ願ってもない状況になった。

やはり富士ではウェイトハンディが効く。今回レクサスは厳しい……誰もがそう思った残り1分。まさに走行が終わろうとしたその時だった。何とウェイト74kg、72kgを積む#37KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)と#36au TOM'S LC500(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が、#19WedsSportレクサスに次ぐ2番手、3番手のタイムを叩き出し、終わってみればレクサスが1~3位を独占。予選さながらのアタックに日産、ホンダ陣営はしてやられた格好になった。

GT300クラスは、直線の長い富士ではやはりFIA GT3マシンが速く、#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)、#9GULF NAC PORSCHE 911(ジョノ・レスター/峰尾恭輔組)が走行開始からトップを競い続けた。これに続いたのが何と70kgのウェイトを積む#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)。開幕戦を制した#4グッドスマイルAMGは、ウェイトを増やしながらもコンスタントに入賞を重ねている。

JAF-GTマシンの最上位は、7番手の#30TOYOTA PRIUS apr GT(永井宏明/佐々木孝太組)。チームメイトの#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/久保凜太郎組)も9番手となった。今シーズンは目立った成績を残していないため、ウェイトはそれぞれ0kg、12kg。今回はチャンスがありそうだ。同様に10番手の#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規組)もウェイトは0kg。SUGO戦のクラッシュを修復し、新たに装着した空力パーツも効果を発揮しているようだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦、第10戦公式予選 好調#5大湯が連続ポール!!

FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がベストタイム、セカンドタイム両方でトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。

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公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。この日の天候は曇り。朝から汗ばむ陽気の中での走行となった。

最初にトップに立ったのは#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)。1'46.516をアタック開始直後に記録してきた。2番手には#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)、3番手に大湯が続く。しかし開始から14分が経過したところで大湯が1'46.111を記録してトップに浮上、結局このタイムを誰一人上回ることができず、大湯は第6戦オートポリス以来、今季3度目のポールポジションを獲得、さらに後半のアタックでも1'46.238を出し、2戦連続でのポールポジションを獲得した。

ポイントリーダーの笹原は第9戦3位、第10戦2位と優勝の狙えるポジションを確保、角田も第9戦2位、第10戦4位となり、このHFDP勢に割って入る形で#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が第10戦で3位のポジションを得た。

第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時40分より、いずれも15周で行われる。

第9戦予選PP、第10戦予選PP  #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
みんなペース的な部分は速いと思いますし、その中で僕自身の作戦がうまく決まったかな、というところがあると思います。
僕自身も調子が良いいですし、僕の中では順当です。無理しなくてもポール取れたし、しっかり自分の力を出し切れたという気持ちです。練習走行の段階から路面温度や天気も予想がついていたので、その中でしっかり引き離せたのは良かったです。ホンダとしてもチーム力の底上げをするためにしっかりテストをしてきましたし、レースに向けての気持ちはもチーム全体が強いと思います。トムスの宮田選手も結構速いと思いますし、僕自身のマージンがそれほどあるとは思っていません。接戦になると思います。でも前回の富士ではくらいつくので精一杯って感じでしたが、今回はやれるんじゃないかなと思います。決勝は、焦らず、集中しながらも周りをみることも忘れずに頑張ります。まだ菅生のこと引きずってるんで(笑)
第9戦予選2位 、第10戦予選4位  #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
練習から調子が良かっただけに悔しいのもありますが、ポールをとった大湯選手は練習から予選のことを考えてコツコツと準備をしてきていたので、そこでもう負けていたのかなという感じでした。2位は悔しいけど、納得です。セカンドタイムはもうちょっと行きたかったです。練習から単独走行を意識しすぎて、スリップの練習をしてこなかったので、スリップのつき方がうまくなかったと思います。そこは今後の課題です。富士はスリップが特に重要で、それができないと4位以内に入るのも難しいと思います。第1レースはしっかりスタートを決めて優勝したいと思います。
第9戦予選3位、第10戦予選2位  #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
比較的クリアラップが取りづらい状況でしたが、そうした中でもうまく場所どりができ、結果的に3周連続でほぼ同じくらいのタイムが出ました。ベストを取れるはずのラップは第3セクターで前に引っかかってしまいました。それまではポールを取れるくらいのペースだったので勿体無かったです。今週末は練習走行の順位はあまり良くなかったのですが、いろいろトライした中での順位でした。ですから予選はうまくまとめることができれば3位以内に入ると思っていましたので、最低限の結果は出せたと思います。富士はスリップも効き、オーバーテイクも可能なので。決勝はいつものように、しっかり楽しんで前を目指していければと思います。
第9戦予選4位、第10戦予選3位  宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
譲っている時に走行ラインが他の車両と重なったことと、四輪脱輪があったことで1レース目はペナルティで3グリッド降格になりましたが、2レース目は3番ならまあいいかなと。抜けるコースだし、チャンスはあるんで。1レース目はどうなるかわかりませんけど、ベストを尽くしてやるだけなんで。練習走行の木曜日は調子が良かったんですが、金曜にいろいろセッティングを試して、そこから正しい判断ができなくて予選を失敗してしまいました。でも予選の中で原因は見つかったので、そこは良かったです。自分としては去年の8月のように優勝したいし、今年の5月の富士も優勝しているし、とにかく結果を残すしかないと思います。今年2回目のホームコースですからね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH181'30.190--182.135
237平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS741'30.312 0.122 0.122181.889
336中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721'30.453 0.263 0.141181.606
424佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH61'30.509 0.319 0.056181.494
517塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS361'30.512 0.322 0.003181.488
612安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'30.543 0.353 0.031181.425
738立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS601'30.547 0.357 0.004181.417
846本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI461'30.568 0.378 0.021181.375
916武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141'30.667 0.477 0.099181.177
106大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'30.721 0.531 0.054181.069
118野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS201'30.723 0.533 0.002181.065
1223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI521'30.740 0.550 0.017181.032
1364ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61'30.813 0.623 0.073180.886
141ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS701'30.997 0.807 0.184180.520
15100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS381'31.061 0.871 0.064180.393

■GT300クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
155高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS341'38.443--166.866
29ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH261'38.730 0.287 0.287166.381
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH701'38.936 0.493 0.206166.035
421リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'39.086 0.643 0.150165.783
53星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'39.115 0.672 0.029165.735
633藤井 誠暢
元嶋 佑弥
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH341'39.123 0.680 0.008165.721
730永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'39.158 0.715 0.035165.663
865黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541'39.224 0.781 0.066165.553
931嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS121'39.311 0.868 0.087165.408
102高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'39.323 0.880 0.012165.388
1160飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH181'39.357 0.914 0.034165.331
1287細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'39.373 0.930 0.016165.304
1351中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS561'39.435 0.992 0.062165.201
1410富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'39.441 0.998 0.006165.191
15111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'39.482 1.039 0.041165.123
1661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL341'39.565 1.122 0.083164.986
1711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL701'39.632 1.189 0.067164.875
1818中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'39.670 1.227 0.038164.812
1950都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301'39.681 1.238 0.011164.794
207ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH241'39.704 1.261 0.023164.756
2125松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH821'39.737 1.294 0.033164.701
2288織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'39.839 1.396 0.102164.533
23360柴田 優作
田中 篤
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.863 1.420 0.024164.493
2426山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'39.897 1.454 0.034164.437
25117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'40.095 1.652 0.198164.112
2652番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'40.263 1.820 0.168163.837
275坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH61'40.466 2.023 0.203163.506
2848飯田 太陽
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.538 2.095 0.072163.389
2935ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'40.925 2.482 0.387162.762
3022和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'41.018 2.575 0.093162.613

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第10戦富士公式予選結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.238--154.623
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.319 0.081 0.081154.505
3*1宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
1'46.452 0.214 0.133154.312
48角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.490 0.252 0.038154.257
562平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'46.511 0.273 0.021154.226
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'46.572 0.334 0.061154.138
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'46.656 0.418 0.084154.017
816篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'46.709 0.471 0.053153.940
97大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.724 0.486 0.015153.919
1050澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'46.929 0.691 0.205153.623
1117朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'46.959 0.721 0.030153.580
1255細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'47.084 0.846 0.125153.401
1380菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'47.131 0.893 0.047153.334
143石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'47.147 0.909 0.016153.311
1518名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'47.214 0.976 0.067153.215
1639浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'47.248 1.010 0.034153.166
17*25高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
1'47.252 1.014 0.004153.161
1861平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'47.336 1.098 0.084153.041
1921神 晴也RSS F110
RSS
1'47.534 1.296 0.198152.759
2063金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'47.675 1.437 0.141152.559
2170小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'47.798 1.560 0.123152.385
2277大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'47.830 1.592 0.032152.340
2319アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'47.904 1.666 0.074152.235
2415早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.981 1.743 0.077152.127
2568チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'48.005 1.767 0.024152.093
2673牛井渕 琴夏カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'48.378 2.140 0.373151.570
2744小野寺 匠NRS F110
NRS
1'48.679 2.441 0.301151.150
282仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
1'48.828 2.590 0.149150.943
294佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
1'49.207 2.969 0.379150.419
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'49.678 3.440 0.471149.773
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
1'50.165 3.927 0.487149.111
3254ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'50.716 4.478 0.551148.369
---- 以上基準タイム(110% - 1'56.969)予選通過 ----
-9畑 亨志アーネクトwith Field
FIELD MOTORSPORT
absende---
-83植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
absence---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士公式予選結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.111--154.808
28角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.253 0.142 0.142154.601
36笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.302 0.191 0.049154.530
4*1宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
1'46.342 0.231 0.040154.471
562平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'46.457 0.346 0.115154.305
660川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'46.521 0.410 0.064154.212
735河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'46.543 0.432 0.022154.180
816篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'46.621 0.510 0.078154.067
97大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.720 0.609 0.099153.924
1017朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'46.843 0.732 0.123153.747
1150澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'46.862 0.751 0.019153.720
12*25高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
1'46.877 0.766 0.015153.698
133石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'46.946 0.835 0.069153.599
1418名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'47.020 0.909 0.074153.493
1555細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'47.023 0.912 0.003153.489
1680菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'47.093 0.982 0.070153.388
1761平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'47.182 1.071 0.089153.261
1839浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'47.206 1.095 0.024153.226
1921神 晴也RSS F110
RSS
1'47.348 1.237 0.142153.024
2063金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'47.634 1.523 0.286152.617
2170小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'47.660 1.549 0.026152.580
2277大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'47.729 1.618 0.069152.483
2319アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'47.831 1.720 0.102152.338
2415早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.867 1.756 0.036152.288
2568チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'47.899 1.788 0.032152.242
2673牛井渕 琴夏カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'48.043 1.932 0.144152.039
2744小野寺 匠NRS F110
NRS
1'48.616 2.505 0.573151.237
282仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
1'48.681 2.570 0.065151.147
294佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
1'49.023 2.912 0.342150.673
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'49.504 3.393 0.481150.011
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
1'49.760 3.649 0.256149.661
3254ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'50.631 4.520 0.871148.483
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-9畑 亨志アーネクトwith Field
FIELD MOTORSPORT
absence---
-83植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
absence--0-
  • CarNo.1は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外複数回)により、第9戦のグリッドを3グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.25は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外複数回)により、当該ベストラップ削除および第9戦のグリッドを3グリッド降格のペナルティーを科す。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第4戦もてぎ 小倉、後続を寄せ付けず4連勝! シリーズチャンピオン獲得! 上田は惜しくも4位入賞! (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJのもてぎシリーズ第4戦が、7月29日(土)・30(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催され、小倉祥太と上田裕也が出場した。第3戦では、小倉が3連勝を飾り、上田もデビューレースながら3位を獲得。見事、二人揃って表彰台に並んだ。3連勝中の小倉は、シリーズチャンピオンの座が懸った大会となり、上田も参戦2戦目の今大会を、前回よりも上のポジションでチェッカーを受けるべく、大会に臨んだ。また、今大会は全日本F3選手権も併催されるため、練習時間がいつもより少ない中で、F3が走った後の路面コンディションの変化をいかに攻略するかも課題となった。

予選 7月30日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 このレースウィークは金曜日からの走行開始で、週末は雨予報も出ていたが、土曜日まではドライコンディションが保たれ、F3走行後の路面コンディションの変化に慣れさせるためにも、セットの変更は最小限に留め練習を重ねた。

 決勝日は朝こそ雨に見舞われたが予選前には止み、走行ラインも乾きつつあったため、9時25分からの予選はドライタイヤで臨んだ。コースオープンし、二人は早々にコースイン。路面の状況も確認しながら、アタックのタイミングを狙った。3周目には小倉が2分5秒632でトップに出ると、その翌周に上田が6秒671で3番手に。徐々にタイヤのグリップ感も得られ、後半へ向けペースアップが期待された5周目に赤旗にて一時中断となってしまう。約5分間の中断後、残り時間約9分で再開となったが、タイヤのフィーリングも変わってしまったため、いかに後半にタイムを詰められるかがポイントとなった。その後、9周目に小倉が5秒337でベストを更新し、上田も翌周に6秒367で2番手に 上がると、これ以上のタイムを記録するライバルは現れず、小倉は4戦連続ポールポジションを獲得。上田も小倉に続き2番グリッドで決勝に挑むこととなった。

決勝 7月30日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 決勝のスタート進行が開始する14時40分には路面は完全に乾き、ドライコンディションで第4戦を迎えることとなった。肝心の スタートを小倉はそつなく決め、トップを保ったまま1コーナーへ。V字コーナーから徐々に後続を引き離し、1周1秒以上ずつ後続と ギャップを築く展開に。一方の上田は、後続のライバルが抜群のスタートを決めたことで、1周目を5番手で通過すると、翌周に ヘアピンで1台を抜き返し4番手に。ここから、2番手~5番手のグループは最終周まで一進一退の激しいバトルを見せることとなる。

 後続がバトルを繰り広げている間に、小倉はみるみる独走状態を築き、レースの半分となる5周目が過ぎた時点で2位と9秒近くまでギャップを広げていた。上田は変わらず一進一退のバトルで4・5番手を保つも最終周の5コーナーで1台をパスし、表彰台圏内の3番手へ浮上。後続もすぐ後ろに迫る中、そのままのポジションをキープし最終コーナーへ差し掛かると、焦りからかハーフスピン。後続に並ばれ、そのままストレートを立ち上がり、どちらが先にチェッカーを受けるか注目されたが、惜しくも4番手でレースを終えた。小倉は、安定した走りと速さで後続を17秒以上離し、前戦の宣言通り圧勝で4勝目を飾り、見事シリーズチャンピオンの座を獲得した。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 小倉にとってはシリーズチャンピオンが懸る一戦だけに緊張している様子だったが、落ち着いたレース運びで、誰も寄せ付けない力強い、そして成長の証が見えた一戦だった。これからは他のサーキットに遠征して更に力を付けて貰いたい。上田は目の前に居るターゲットとなる小倉からの刺激を受けて、迫る所までは来ているが、今週は幾つかのミスが目立ってしまった。最低でも2位にはなれるレースだったので、この悔しさをバネに次回のレースに臨んで貰いたい。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 予選は、後半を狙って合わせていましたが、赤旗が出て少し動揺してしまい、集中力を欠いてしまいました。何とか、後半でもベストタイムを出せたので良かったですが、思っていたように出来なかったので納得のいく予選ではなかったです。決勝は、今までスタートが上手くいかなかったので、スタートを決めたいと思って臨みましたが、失敗もせずできたので良かったです。レースは、強い気持ちを保ったまま10周ミスなく、集中していけました。シリーズチャンピオンが懸っていることはあまり意識せず、いつも1レース1レース集中して勝つ、という気持ちでやっていました。その結果、4戦全勝でチャンピオンを決められたので嬉しいです。
Driver 上田裕也(Yuya Ueda)COMMENT
 予選は、5周目でちょうどタイヤのグリップも良くなってきて、次の周からアタックしていこうと思っていたのですが、赤旗が出てしまって、リスタートした時にはタイヤのフィーリングも変わってしまい、思うようなタイムが出せませんでした。決勝は、スタートは失敗した感じはなかったのですが、後続のスタートがすごく良くて抜かれてしまいました。前に出ても、前が詰まって上手く抜けず後ろもいるので、タイヤがけっこう辛かったです。前回よりは焦りはありませんでしたが、ラストラップの最終コーナーで少し焦りが出てしまい、滑ってしまいました。全体的にタイムも良いわけでなく、悔しいレースとなりました。次戦は、反省点を改善して良いレースができるように頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports

Super FJ Championship

ル・ボーセフォーミュラアカデミー 参加者募集! (Le Beausset)

ル・ボーセフォーミュラアカデミー

シミュレーターで学びフォーミュラで走る!!




ステップアップへの最短距離

 独自の個別指導プログラムで結果を出し続ける"Le Beausset Formula Academy"がこの夏新たにシミュレーターを利用した効率的プログラムで、オープンアカデミーを開催!

開催日程

  • 8月21日(月) 会場: RSプリモ新宿店
  • 8月22日(火) 会場:ツインリンクもてぎ特設南コース
  • 申込期間 7月10日(月)~8月10日(木)
  • 限定20名 お申し込みはこちら http://lebeausset-motorsports.com/

安心して参加できて上達が早い!!

  • フォーミュラの運転は不安だけど、走行体験をしたい。
  • 近い将来、フォーミュラへのステップアップを考えている。
    こんなカートドライバー達の参加を待っています!
カリキュラム
1日目にRS PRIMOのレーシングシミュレーターを使って、実車に近いドライビングを経験。しっかりとフォーミュラの操作感覚を体験し、2日目に実車ドライブへと進みます。効率的なカリキュラムで、フォーミュラのドライビングに欠かせない「荷重移動」や「ブレーキコントロール」といった基礎を学びます。
講師・アドバイザー
Le Beausset Formula Academy出身のドライバー達が、実際にカートからステップアップした自らの体験元にアドバイス。
参加ドライバー
SF 山下健太 / SGT 山中雄一、久保凛太朗 / F4 平木湧也、平木玲次、川合考汰
RS PRIMOドライバー 武村和希
受講対象者
レーシングカート経験者 15~20歳限定!
レーシングカート経験者であれば参加が可能です。
身長: 150cm以上 受講定員: 限定20名
安全・リーズナブル
レーシングシミュレーターを使って事前学習。実車走行も行い広いフリースペースの特設南コースでクラッシュなどのリスクを最大限に考慮しています。受講料も2日間で30,000円とリーズナブルです。

オープンアカデミー参加者からスカラシップドライバーを選考!!

  • Step1 オープンアカデミー参加や個別の体験走行
  • Step2 アカデミー育成ドライバーとして、フォーミュラトレーニングを開始
  • Step3 アカデミースカラシップドライバーとして、チーム協賛スポンサーからの爆アップを受けてレースデビュー
Le Beausset Motorsports

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