SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿GTA定例記者会見 来年8月の富士は500マイルで開催

 GTアソシエイションは26日、スーパーGTの公式予選を控えた午前に定例の記者会見を行った。今回は最後の1000kmということで、板東正明代表取締役社長が1000kmの思い出を中心に、来季のカレンダー、今シーズンの感想などを語った。

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最後の1000kmについて、シリーズの存在意義と思い出
 「96年から1000kmとしてやってきて、スーパーGTとしてもポッカ1000kmとしてシリーズ戦の中で開催してきました。モビリティランドの思いと我々の思いとシリーズ戦の1000kmとしての思いがあります。モビリティランドさんのほうは、来年は第47回という10時間に変更になり、継続した大会名称の歴史を持ちながら続いていきます。シリーズ戦の一環としての鈴鹿の1000kmは、折り返しであり、ウェイトが載り、距離の長さ、さらなるポイントが加算され、スーパーGTのなかでは大事な役目を担っていました。3人目のドライバーとして若手の育成など、我々がやってきた歴史が今回で終わりということは思い入れがあります」
来シーズンのカレンダーについて
 「8月のは富士は500マイルになります。8月末にはGT300が参加する鈴鹿の10時間があり、GT3のエンジンオーバーホール、消耗品を含めて、10時間を考慮した上で、距離管理についてはマニファクチャーと話をし、どういう風にしていくか考えたいと思います」
ここまでのレースの振り返えりと後半に向けて
 「我々とNSX-GTの8号車、55号車のスポンサーのオートバックスが富士でダブルウインし、後半戦に向けて拮抗してきたと思います。GT300のほうも、GT3とマザーシャシーを含むJAF-GTなど得意コースと不得意コースがはっきりとわかれています。全体的にはFIA-GT3が上にとは思っています。開発能力と車両作りというのはGT3は優れていますが、ものづくりということで金銭的にはかなわない25号車が努力してるのは面白いと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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