昨日の暑さと比較すると、かなりしのぎやすい曇天の朝となった鈴鹿。午前8時15分から30分間の予定で、決勝レースを見据えたフリー走行が行われた。
昨日行われたセカンドチャンス100で、予選落ちとなってしまった#89 Hub Auto Ferrari 488 GT3は、提出された決勝出場への嘆願書と大会組織委員会からの推薦書に基づき決勝レースへの出場が認められ、ST-Xクラスの最後尾グリッドにつくこととなった。この朝の走行で元気な姿を見せた。
セッションでは、まずは#99 Y’s distriction GTNET GT-Rが2分08秒041をモニター最上部に表示。すぐに#3 ENDLESS ADVAN GTRが03秒527でトップタイムを更新。続いて#1スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが03秒601とした。
ST-1クラスはNissoku Porsche 991 GT3 Cupが10秒340、ST-TCRクラスは、ニューカマーの#10Racing PERFORMANCE GOLF TCRが17秒690、ST-3クラスは#38 muta Racing TWS IS350が19秒186、ST-2クラスは#20RSオガワADVANランサーが20秒389、ST-4クラスは#77 CUSCO RACING 86が24秒998、ST-5クラスは#88村上モータースMAZDAロードスターND が33秒127をそれぞれマークしてクラストップのタイムとしていた。
終盤、#99が02秒903のトップタイムを更新。ST-4クラスも#86 TOM‘S SPIRIT 86が23秒660とトップタイムをマークして、それぞれクラストップを入れ替えた。
ST-4クラスの#54 TC CORSE iRacing ROADSTARはセッションで姿を見せず。
決勝レースは、このあと12時30分か4時間の予定で行われる。
Text: Keiichiro TAKESHITAPhoto: Motorsports Forum