SUPER GT

SGT:大阪トヨペットが「LMcorsa 2017年スーパーGT参戦体制」を発表

 2月9日から12日までインテックス大阪にて開催されている 「大阪オートメッセ」において、今年も数々のSUPER GT車両の展示やトークショーが行われた。その初日となる2月9日には大阪トヨペットによる「LMcorsa 2017年スーパーGT参戦体制発表」が行われた。

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 既にTOYOTA GAZOO Racingプレスカンファレスにて発表された通り、今シーズンはGT300に60号車「SYNTIUM LMcorsa RC F GT3」と51号車「JMS P.MU LM corsa RC F GT3」の2台の新型での参戦となり、それぞれのドライバー60号車・飯田章/吉本大樹、51号車・中山雄一/坪井翔もそろってのトークショー形式での参戦体制発表となった。

 既に2015年からRC F GT3を実戦開発投入しその開発ドライバーも務めた飯田は「ギリギリまで色々ありましたが、先日のセパンで行われたテストもノートラブルで終えることが出来ました。先月デイトナ24時間でも結果は伴いませんでしたが、完走をしていることからも信頼性の高さは実証できた」と意気込みを語った。

 飯田とのコンビも4年目となる吉本は「トラブルや不運でこれまで本当の意味でにレースができていなかったと思います。チーム全体で勝負勘を取り戻し開幕戦から勝負していきたい」と語り、「これまでモータスポーツの経験が無かった大阪トヨペットのディーラーメカニックたちもスーパー耐久やスーパーGTで経験を積み重ねてきました。今シーズンは日本一を目指せるように高いモチベーションで戦っていきたい」と続けた。

 昨年までプリウスでスーパーGTに参戦し、今シーズンはチームを移籍してきた中山は「60号車とは違い(60号車はヨコハマタイヤ)僕たち51号車はブリヂストンタイヤを履いて戦います。去年までのプリウスもブリヂストンタイヤでしたし、タイヤの特性は熟知しています。RC F GT3には富士スピードウェイで初めて乗りましたがポテンシャルも高く、ハンドリングもマイルドで嫌な感じも無かったです。ここまで開発をしてくださった飯田さんと立川さんには感謝しています」と語った。

 2015年FIA-F4チャンピオンに輝き、昨年は全日本F3に参戦してきたトヨタ期待の若手となる坪井は「ずっとあこがれていたスーパーGTに参戦できてとても嬉しいです。これまでのフォーミュラと違ってチームメイトと組んで戦うことは責任感が今までとは違ってくると思います。でも中山選手も言うように車は良いので初年度からチャンピオンを狙っていきたいです」と早くもチャンピオン宣言。

 今シーズンのGT300は2台のRC F GT3に注目だ。

Text & Photo: Hiroyuki MINAMI


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