SUPER FORMULA

SF:オープニングラップ鈴鹿決勝 チャンピオンの貫禄? ポールポジションから国本雄資が優勝

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は5日、ファン感謝デーの行われている鈴鹿サーキットでエキジビションの「オープニングラップ」を行い、ポールポジションからスタートした昨年のチャンピオン国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)が抜きつ抜かれつのレースを演じ優勝した。

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 オープニングラップは午後1時過ぎ、昨年のチャンピオンシップの順でグリッドが決められフォーメーションラップが始まった。

 全車グリッドに整列し、ブラックアウトで国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)が好スタートで1コーナーへ向かう。 ここで2位に付けた関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はシケイン手前で国本をパス、トップに立つ。

 空気を読まない関口は4輪をドリフトしながらストレートを立ち上がるとペースアップ。2周目には2位以下を7秒離して戻ってきた。

 しかし、3周目には130Rで野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を、シケイン手前で山本尚貴(TEAM無限)を前に出すと、野尻がトップに立ち、スタンドを埋め尽くした観客に抜きつ抜かれつのレースを演じて見せた。

 その後、野尻は5周目には山本をパスしてきた国本にトップを譲ると、結局、国本、関口、山本、野尻の順でゴールを迎えた。

 明日6日からはここ鈴鹿サーキットで2日間の公式テストが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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