もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第4戦もてぎ決勝 小倉祥太が開幕から4連勝でもてぎのシリーズチャンピオンを決める

 スーパーFJもてぎシリーズは30日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が10周を走って21分12秒937で優勝した。

sfjm-rd4-r-podium

 午前中に行われた予選では、「納得いかなくてくやしい」と語る小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がそれでも2位以下を1秒以上離す2分5秒337でポールポジションを獲得。

 第4戦決勝は午後2時50分フォーメーションラップが始まった。

 「スタートが課題」というポールポジションの小倉だったが1コーナーにトップで入ると、その後は2位争いを尻目に異次元の走りでレースを圧倒。10周を回ってゴールすると2位以下を17秒ちぎってぶっちぎりでの開幕からの4連勝をポールトゥウィンで飾った。

 2位争いはし烈を極めた。予選2位・上田裕也(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)、同3位・佐藤セルゲイビッチ(ZAP結婚の学校10V ED)、同4位・徳升広平(Leprix Sport 10x)、同6位・荒川鱗(Drago CORSE 10V)の4人は毎周各コーナーでテールトゥノーズの接近戦を演じ、周回ごとに順位を入れ替える激しいバトルを展開。

 しかし9周目には荒川が2位に浮上すると、そのまま逃げることに成功。同周、3位を走っていた佐藤は最終ラップに上田にパスされるが、ビクトリーコーナー立ち上がりでの加速を生かし、コントロールライン手間で上田に並びかけ、0秒039という僅差で抜き去り3位でゴールした。上田は悔しい4位。序盤2位を走っていた徳升は5位でレースを終えることとなった。

 優勝した小倉は最終戦を待たずして今シーズンのS-FJもてぎのシリーズチャンピオンを決定。その最終第5戦は9月10日に決勝が行われる。

Text: & Photo: Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース