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SGT:第8戦もてぎポールポジション会見 「僕Q2やりたいです、ってのが片岡の毛穴からプンプン出てたんで、僕がQ1を走りました」(谷口信輝)

予選フォトセッション: 両クラスのポールシッター

GT500クラスPP #23MOTUL AUTECH GT-R

松田次生
GT500クラスポールポジションの松田次生(NISMO) 今年は開幕戦から苦労して、自分のキャリアでも2009年以来のずっと勝てない状況が続く中で、ロニー選手だったり、クルマを仕上げてくれたスタッフだったり、タイヤの開発が努力を続けた結果、去年のポールタイムを上回るタイムが出たのは本当にすごいことだと思います。チャンピオンは後からついてくるものだし、今年はまだ一回も勝っていないので、まずは最終戦で勝ちたい。それに集中して明日も頑張っていきたいです。エンジンに関しては壊れる時は壊れるものなので、僕らは信じていくだけです。
ロニー・クインタレッリ
GT500クラスポールポジションのロニー・クインタレッリ(NISMO) ここにくるまでに次生やチームスタッフとものすごく努力して、クルマ、エンジン、タイヤ、なるべくベストのものをとものすごく頑張ってくれて、二人も頑張りました。Q1も次生が予定よりもあとの周でベストラップを出したので、こんな状況でもあのタイムが出るなら、絶対Q2もいけると思いました。プレッシャーもありましたけど、先週子供が初めてカートに出て、僕と同じヘルメットのカラーリングでものすごく頑張ってくれたので、そこからも特別なパワーをもらったと思います。アタックでは5コーナーで飛び出しそうな感じだったんですけど、なんとか踏ん張れました。とにかく今日はすごくいい一日だったと思います。

GT300クラスPP #4グッドスマイル初音ミクAMG

谷口信輝
GT300クラスポールポジションの谷口信輝(GOODSMILE RACING & TeamUKYO) 非常に嬉しいです。ポールポジションは1ポイントがつきますし、ライバルとの差は少しでも広げておきたいので。昨日(9日)ここでドライバーズブリーフィングをやった時に、明日も明後日もここに来たいね、と言っていました。まずは第一関門突破です。明日またここに来たいなと思います。アタックの順番は特に決まっていないんです。そのレースウィークの公式練習を走ってみて、Q1を余裕で通れそうなのか怪しいのかでQ1をどっちが走るかを決めてます。余裕がありそうなら公式練習でフレッシュタイヤを履いてない方が走るようにしてます。今回は片岡自身がもてぎは得意だと。もてぎの片岡だと。略して「もて岡」だと言ってるぐらいなんで。「僕Q2やりたいです」ってのが毛穴からプンプン出てたんで、僕がQ1やりました。本当は僕もQ2やりたかったんですけど、いいアタックでした。
片岡龍也
GT300クラスポールポジションの片岡龍也(GOODSMILE RACING & TeamUKYO) 自分が初のポールポジションが取れて嬉しいのと、それがこのタイミングだったのも嬉しいです。マシンの調子は練習走行からよくて、Q1でも谷口さんがだいぶ差をつけて1番で帰って来たので、ここから引き継いで落とすわけにはいかないなというプレッシャーを感じました。正直Q1は2位か3位で渡してくれると嬉しかったんですけど。そういうプレッシャーの中で、しかも無線で聞いたARTA(M6)のタイムが想定よりかなり速かったので、正直「マジか」という思いの中で、アタックラップはちょっとイメージを強めて走った結果、ポールが取れました。もてぎに関しては自信があるのでどうしてもQ2やらして欲しいと思っていたし、谷口さんが一回ポールをとって、二人ともポールを取るというのはなかなかないことなので、両方とって今シーズンを締めくくりたいなと思いました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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