GT500クラス #38ZENT CERUMO LC500
- 立川祐路
- 富士でも強く速いクルマを開発してくれたTRD、そして今週末に向けてクルマを完璧に仕上げて、レース中もミスなく進めてくれたチームに感謝します。スタートでできるだけ逃げたかったのに、それができずに厳しい序盤になりましたが、石浦が頑張ってくれて10秒以上のマージンができたので、最後のスティントは楽をさせてもらったというか、後ろとのマージンを見て走ることができました。300と500両方でセルモインギングが優勝するという素晴らしい結果になりましたが、一体誰が両方のクルマを開発したのかなと(笑) クルマが素晴らしかったですね。
- 石浦宏明
- スタート直後の立川選手のセクタータイムと周りとの差を見て、今日は厳しい戦いになると覚悟していました。でも自分のアウトラップが一番大事な要素になると思っていたので、昨日のフリー走行からコールドタイヤで練習させてもらっていて、その成果が出せて納得のいくアウトラップが走れましたし、そこからはリードを築いて立川さんに渡したい、という思いで集中して走りました。また前回の失敗を糧にチーム全体が今回にかける意気込みも勝利につながったのだと思います。セルモインギングにとっても最高の1日になりましたが、両方のクルマを開発した立川さんのおかげかなと思います。
GT300クラス #51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
- 中山雄一
- 開幕戦の岡山は悔しいレースでしたので、その後チームでマシンを煮詰め、タイヤとのマッチングも含めて良いセッティングを見つけました。予選は岡山と同じ4位でしたが、気持ちはまったく異なりました。坪井選手が素晴らしい走りをしてくれたので、僕はそのマージンを守るだけでした。終盤少し追い上げられる場面もありましたが、コース上の混乱に乗じて逃げ切ることができたのは運が良かったと思います。次戦のオートポリスは自信を持って臨むことができそうです。
- 坪井翔
- スーパーGT参戦2戦目で、こんなに良い流れできてしまっていいのかなという気持ちです。第2スティントを担当しましたが、RC Fでこれほど長く走るのは初めてだったので、タイヤを気遣いながらミスしないように走りました。先週のSUGOスーパー耐久(4クラスで優勝)の経験も役立ったように思います。トップに立ってそのまま中山選手にバトンタッチすることができましたし、自分の役目は果たしたと思います。合格点ですね。
Shigeru KITAMICHI
Photo: Shigeru KITAMICHI