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「富士は地元だから神様が味方してくれるだろうし、変な偽マーシャルも来ないだろうと思っている」(小林可夢偉) WEC富士6時間のプレスカンファレンスにSFドライバー3人が出席

WECプレスカンファレンスに出席した寺田陽次郎アンバサダーと中嶋一貴、小林可夢偉、アンドレ・ロッテラー、澤圭太の各選手

スーパーフォーミュラ第3戦が開催されている7月8日、富士スピードウェイは10月13-15日に開催される世界耐久選手権第7戦「富士6時間耐久レース」のプレスカンファレンスを行なった。

会場にはWEC富士アンバサダーの寺田陽次郎氏のほか、スーパーフォーミュラのレギュラードライバーでWECにも参戦している中嶋一貴、小林可夢偉、アンドレ・ロッテラー、の3選手と、今季からWECにフル参戦を始めた澤圭太選手が出席。 今シーズンのこれまでと、富士6時間への抱負を語った。

寺田陽次郎(WEC富士アンバサダー)
早いもので富士でWECが行われるようになって6回目を迎えます。富士は今年で50周年。みなさんご存知のように「耐久の富士」にふさわしいイベントとして6回目のWECが行われる。
ルマンでは残念ながらああいう結果に終わりましたが、10月はトヨタさん頑張ってきっと勝つでしょう。ポルシェもそうさせまじと、非常に白熱したいいレースができると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
中嶋一貴(TOYOTA GAZOO Racing)
開幕2戦は勝てていい形でルマンに臨みましたが、残念ながらああいう結果に終わってしまいました。とはいえ、少なからずポイントが取れたので、チャンピオンシップを目指して戦っていかないといけないと思います。そういう意味でも富士は重要な一戦になると思います。
小林可夢偉(TOYOTA GAZOO Racing)
僕はもう散々というか...勝てるだけのスピードがあるのに全然勝ててなくて、ポイント的にも大きく水をあけられています。クルマのパフォーマンスはあるのに、全然結果に結びついてない。それが残念ではあるのですが、富士は地元なので神様も味方してくれるだろうと、変な偽マーシャルも来ないだろうと思っています。
アンドレ・ロッテラー(PORSCHE LMP TEAM)
トヨタが本当に強くて難しいシーズンを送っています。シルバーストーン、スパ共に悪くはなかったんですが、目標には到達できていません。ルマンでも去年一貴に起きたようなトラブルが僕たちに起きてしまいました。
今日はルマンで優勝したドライバーが一人もここに来ていなくて、プロモーション的にもどうかと思うんですけど(笑)富士は大好きなサーキットだし、お客さんもたくさん来てくれると思うので、頑張りたいです。
澤圭太(CLEARWATER RACING)
私たちはWECをフルで出るのは今回が初めてでした。シルバーストーンのデビューレースで勝つことができたのはすごく思い出深く、次のスパも手堅く戦って3位。連続表彰台を取れたし、ルマンは2回目の挑戦だったので「行くぞ」という思いでしたが、序盤のパンクで作ってしまったロストのぶんだけ表彰台に届きませんでした。残念でしたがWECフルシーズン組の中ではトップだったので、チャンピオンシップはリードできています。初挑戦にしては上出来だし、チームオーナーのアマチュアがいて、二人のプロがいるチームですが、オーナーのウェン選手が富士と上海はよく知っているので、非常に楽しみにしているし、僕らがいい成績を出すためのチャンスでもあるかなと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO


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