Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿決勝 接戦を制し#23高星が今季4勝目!

#23高星接戦を制す!!

全日本F3選手権第5戦の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)とのバトルに打ち勝ち、早くも今季4勝目を挙げた。
Nクラスは後方スタートとなった#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が見事な追い上げでトップに立ち、今季2勝目をもぎ取った。
(天候:晴れ コース:ドライ)

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第5戦決勝はスーパーフォーミュラの決勝レース終了後の午後4時5分より17周で行われた。
今シーズンから採用された新しい空力パッケージの効果も影響したか、コースの各所で抜きつ抜かれつの緊迫したバトルが展開される、非常に見応えのあるレースとなった。

スタートでトップに立ったのは予選2番手の大津。ポールポジションの高星をかわして1周目から引き離しにかかるが、2周目に入ったところで高星も反撃に転じ、3周目のシケインで大津のインをついてトップに立つ。
しかし大津は負けじと高星のテールに食らいつき、4周目の1コーナーでアウトから高星を抜き返してみせた。
この2台はその後数周にわたってテール・トゥ・ノーズのバトルを展開。ウィングを寝かせてストレートスピードを稼ぐ作戦に出た大津に高星は苦戦を強いられたが、8周目の1コーナーでようやくアウトから大津に並びかけ、トップを奪い返した。

さらに大津はスタートで6位まで後退しながらもファステストラップを連発して追い上げてきた#12アレックス・パロウ(THREEBOND)に捉えられ、10周目のシケインでインから抜かれて3位に後退してしまう。

トップに立った高星はその後一気にペースを上げ、10周目にはファステストラップを記録するハイペースでパロウの接近を許さずに今季4勝目を挙げた。
2位はパロウ。大津はF3デビュー2年目で初の3位を得たが、優勝が見えていただけに悔しさの残るレースとなった。

Nクラスは予選トップの#30DRAGON(B-Max Racing F306)が昨日の決勝後から体調不良に見舞われてペースが上がらず、それをクラス6番手から追い上げてきた霜野が抜き去って今季2勝目を獲得。
3位にはクラス4番手からスタートした#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。

全日本F3選手権はこのあと富士スピードウェイに舞台を移し、第6戦、第7戦を行う。
5月13-14日開催だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI


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