Japanese F3

JF3:第18戦オートポリス決勝会見 「菅生は勝たなきゃいけないし、勝ってこそのチャンピオンだと思ってます」(高星明誠)

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優勝 #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd18-r-pc-tsuboi スタートは出遅れてしまい、ギヤも入らなかったんですが、とりあえず1コーナーをトップで通過できたのでそこからはいいペースで走れると思いました。2番手の宮田選手は同じくらいの速さだったので、大差は開けないかと思いましたが徐々に離すことができました。最初はファステストラップを取れていたんですけど、途中で宮田選手に抜かれ、なんとかプッシュして抜くことができましたが、最後の最後に高星選手に抜かれてしまいました。抜き返そうと懸命にプッシュして最終ラップのセクター2までは区間ベストを出せましたが、最終セクターであと一歩足りませんでした。期待ほどのいいレースはできなかったという感想です。今回1ポイント落としてしまったので、菅生はフルマークしたいと思いますし、今勝てているので、一つでも多く勝ち続けたいと思います。ポイント差は意識せず、一つ一つ大切に勝負していきたいです。
2位 #36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd18-r-pc-miyata 昨日はスタートを失敗して順位を落としたので、今日は少なくとも2位で終わりたいと思ったし、チームも注文に応えてクルマを作ってくださったので、なんとしてでもスタート決めて、できればトップで、少なくとも表彰台をと思っていました。そういう意味ではトップ3で終われたのは嬉しいですし、途中でファステストが取れたりもしましたが、その後はペースが伸びなかったので、菅生はもっとペースを上げられるように対策したいと思います。次の最終戦菅生は得意じゃありませんが、不得意な部分を克服できるようしっかり準備して、予選とスタートを決めて、いい結果で終われるようにしたいです。
3位 #23高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd18-r-pc-takaboshi 昨日同様にスタートを決めて順位を上げようと意識していましたが、3台とも可もなく不可もないといった感じのスタートになりました。そのあとはなんとしてでも3位で食らいついていって、次の菅生に向けてのセットを見つけられないか、と思って走っていました。その中で、なんで出たかわからないんですけどファステストラップが取れてすごいラッキーでした。チャンピオンに向けて貴重な1ポイントだったんじゃないかと思います。菅生は勝たなきゃいけないと思っていますし、勝ってこそのチャンピオンだと思うので、そこを強く意識してやりたいです。そうすることで来年にも繋がると思います。予選でもポールを取るのがドライバーの務めだと思うので、そこを意識してやっていきたいです。
Nクラス優勝 #55元嶋佑弥(HANASHIMA RACING)
f3-rd18-r-pc-motojima 今日は澤田選手がニュータイヤだったので、昨日みたいに簡単にはいかないと思っていましたが、スタート前に片岡(龍也)選手が来てくれて「絶対10秒差つけて帰ってこい」といってくれたので、結構モチベーションが上がりました。スタートして前半で勝負をつけようと思ってプッシュして、結構差がついたところでイエロー区間でトラフィックに引っかかり、振り出しに戻ってしまいましたが、そこから集中し直してベストラップに近いペースで走れたので、個人的には良かったと思います。本当にF3に乗れるとは思っていなかったので。以前FCJやってて、その後はフォーミュラのチャンスが来ることは厳しいだようと思っていましたがF3をやれることになって、本当に感謝しています。今回また新しく自信も生まれたので、他のクルマに乗った時も何かとプラスになることも多いと思います。
Nクラス2位 #50澤田真治(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd18-r-pc-sawada 1周目で元嶋選手の横に並ぶところまではいけましたが、前に出ることはできず、そのあともタイムレースみたいな形になって、自分もベストは更新していたんですけど、少しずつ元嶋選手の方が速かったです。レースウィークを通して、今まで自分の経験にないことを体験することがほとんどでした。ダウンフォースもですし、タイヤの使い方、予選の時間の使い方、自分の身になることはかなりあったので、そこはプラスになりましたが、それを結果につなげられなかったのはすごく悔しいです。またチャンスがあれば優勝したいです。
Nクラス3位 #77大塚隆一郎(シーエムエスモータースポーツプロジェクト)
f3-rd18-r-pc-otsuka スタート前に路面状況を確認しました。僕もニュータイヤだったんですけど、路面の状況とすごくあっているな、という感触を得ていたので、スタートで順位を上げて前の2台を追いかけたいなと思っていました。しかし恥ずかしながらエンストしてしまい、すぐ再始動して1周目に一つかわして4番手、という状況でした。その時には1位2位は離れてしまったので、植田選手を一生懸命追いかけることに専念しました。金曜日にロングランをやった時に、残り10周切ったあたりからクルマの自由度が高くなるという感触だったので、そこまでに自分の得意なコーナー、不得手なコーナーを考えながら、一番リスクのないパッシングをしようと考え、タイヤもいたわりながら走っていました。でも前の方で接触があって、残念な結果になりました。もうちょっときちんとした形で終わりたかったです。菅生も出られるということで、優勝を狙っていきたいと思います。次は木曜日からドライビングの面でいろいろなことを試して、上位の人に近づけるようにやっていきたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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