Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝記者会見 優勝・高星明誠「スタートで2位まで上がれたのが今日のハイライト」

優勝 高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd7-r-pc-takaboshi  「昨日、些細なことで車検を落ちて7ポイントを失ったのはシリーズを考えると痛かったです。今日はなんとしてもトムスとスリーボンドの前に行こうという気持ちが強く、スタートで2位まで上がれたのが今日のハイライトでした。そこから2~3周はアレックス選手の方が速かったんですが、勝負を賭けるとしたら後半だと思ってて、タイヤをいたわりながら走っていました。中盤、アレックス選手のペースが悪くなってきたところで抜くことができ、その後スリップに付かれたんですが、トップで1コーナーを曲がれたので、その後は自分のペースで走って勝つことができました。1ポイントは貴重なのでファステストを取れなかったのは悔しいです。でも5位から1位になれたのでいいレースだったと思います」
2位 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)
f3-rd7-r-pc-tsuboi  「昨日は自分のミスでレースを台無しにしてしまいましたが、雨の中でも速さはあり、練習のときから晴れても付いて行けるペースはあったので、今日も2番手からスタートを決めて前で争いができれば勝機はあるかなと思っていました。1コーナーでは抜かれて行き場が無くなり4番まで落ちてしまいました。序盤のペースが良かったので1台ずつパスしていって、3番手に上がったときに前2台に追いついていたのがわかったので、仕掛けないで待っていました。前2台が争ったときにチャンスをうかがったのですが、2位には上がれましたが、高星選手には付いていけませんでした。中盤はぼくの方がペースが良かったんですが、そここらじりじり離されていったので、後半は厳しい感じでした」
3位 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd7-r-pc-miyata  「スタートは普通で1コーナーの波乱を抜けて3位で1周目を終えたんですが、序盤のペースが坪井選手より遅くて、順位を落としたのが反省点です。その後、パロウ選手とのバトルを一発で決めることができなかったので、トップとの差を広げてしまいました。そこを今後の課題にして改善していきたいと思います」
Nクラス優勝 長谷川綾哉(ALBIREX RACING TEAM)
f3-rd7-r-pc-hasegawa  「スタートでDRAOGN選手に抜かれてしまって、再び抜くまでに時間がかかってしまいました。その後は自分の思うように走ることができて、引き離すこともでき、初優勝をすることもできました。これを次につなげられるように考えて行きたいと思います。大会ごとに良くなってきてるので、次はさらにいいものを目指していきたいと思います」
Nクラス2位 アレックス・ヤン(HuaJiangHU Racing)
f3-rd7-r-pc-yang  「今日のレースはとても激しかったです。皆さんのレベルも高かったですが、終盤はとても順調にレースを戦うことができました。第6戦は雨のレースで5位だったし、もっと練習をしなければと思います。次の岡山は優勝したこともあるので、ぼくにとってはうれしいことが起きるところです。他の選手の走りをよく見て、レベルアップできるようがんばります」
Nクラス3位 久保田克昭(HANASHIMA RACING)
f3-rd7-r-pc-kubota  「レース中盤までは集中力も続いていましたが、そこから2回もスピンしてしまいました。終盤、他のマシンが止まっているのを見て、チームに『表彰台?』って聞いたらそうだと言われたので、最後はもう一度力を振り絞りました。以前参戦していたときは、千代(勝正)選手とか小林(崇志)選手とか山本(尚貴)選手とかのスーパースターがいたので、初表彰台です。次戦以降も皆さんに迷惑を掛けないように頑張りたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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