Japanese F3

JF3:第16戦もてぎ決勝記者会見 Nクラスチャンピオン・DRAGON「年をとっていてもあきらめなければ達成できる」

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優勝 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd16-r-pc-tsuboi  「午前中のレースは調子が良かったし、このレースはニュータイヤだったのでマージンがあると思ったんですが、グリッド付く前のスタート練習でストールして不安を抱えながらで、結果、失敗して、1コーナーで並ばれて入っていたんですが、アウトからかぶせてトップはキープできました。そのあとのペースはぜんぜん速くなくて、ニュータイヤなのに高星選手に追い詰められて、もし抜かれていたら引き離されていたと思います。優勝しましたが内容はいいレースでは無かったです」
2位 高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd16-r-pc-takaboshi  「スタートはすごく良かったです。いままで、あの出だしだったら抜けてたと思うんですが、そのあとの加速で負けてしまいました。しょうがないです。1コーナーでかぶせられましたがクリーンでぶつかることはありませんでした。そのあとはペースがいいことが分かったのでファステストを狙いました。抜くことはできないのでプレッシャーをかけ続けて、ミスしてくれないかなと思いましたが、大きなミスはなく展開していきました。このまま2位でもチャンピオンなんですが、ぼくもチームも望んでないので、オートポリスは勝ってチャンピオンを決めたいと思います」
3位 大津弘樹(TODA RACING)
f3-rd16-r-pc-otsu  「スタートはこの大会でいちばん良かったんですが、抜く場所がなくてずっと3位のままでした。宮田選手が追い詰めてきたので、ミスしないことを意識したんですが、トップとは離されてしまったのでまだまだ課題があると思います。オートポリスはFIA-F4では唯一ポールを取ってるサーキットですし、コース自体も好きなので優勝に近づけるようにしたいと思います」
Nクラス優勝 平優弥(シーエムエスモータースポーツプロジェクト)
f3-rd16-r-pc-taira  「第15戦同様いいスタートを決めて1コーナーまでにトップに立ちました。後にDRAGON選手がいましたがミラーを見るとペースを乱すので、後とのギャップはチームから逐一報告してもらって、Cクラスを追いかけるようにしていました。今週末はじめてF3に乗って自分としても勉強になり、今後どういうレースに参戦するか分かりませんが大きな経験になったと思います」
Nクラス2位&シリーズチャンピオン DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd16-r-pc-dragon  「平選手はニュータイヤで自分はユーズとタイヤだったので、前に出ても長いレースなので抑え切るのは厳しいと思っていました。スタートで1コーナーにトップに入れるよう集中していましたが、ストール気味で昨日に続いて失敗してしまいました。もてぎはサーキット自体は余り好きじゃ無く得意でもありませんが、うちのチーム(B-MAX)で走っていた関口選手も昨年スーパーフォーミュラで初優勝して、ぼくもチャンピオンになったので験のいいサーキットです。この年齢までF3-Nクラスに参戦でき、最終的にタイトルを取れたことに対して、厳しいこともたくさんありましたが、年をとっていてもあきらめなければ達成できたので満足しています。先ほどトロフィーを持ちましたが書いてある名前にたくさんB-MAXの卒業生がいるので、感慨深いものがありました。まだ今年の大会は残っているので、しっかり戦ってそのあと何をするのかを考えたいと思います」
Nクラス3位 藤井敬士(HANASHIMA RACING)
f3-rd16-r-pc-fujii  「第14戦、15戦と失敗して、プレッシャーのかかるしんどいレースでしたが、スタートしてからは気持ちを切り替えて予選のように走りました。乗るたびに新しい発見があって最終的に乗り慣れるということに集中して、なんとかまとめることで精いっぱいでした。今後の予定は決まっていませんが、表彰台に立てたことで、他のカテゴリーでもやっていける自信がついたと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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