F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 角田裕毅がぶっちぎりのポールポジション

 F4日本一決定戦は9日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED)がコースレコードに迫る2分2秒115でポールポジションを獲得した。

日本一決定戦公式予選: ポールポジションの角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED) 日本一決定戦公式予選: 2位の里見乃亜(チームNATS・OAC・090) 日本一決定戦公式予選: 3位の久保宣夫(オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋)

 公式予選は午前11時10分より20分間で行われた。予選は東日本シリーズチャンピオンの角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED)の独壇場。石川京侍の持つ2分1秒888のコースレコードを更新できるかに注目が集まった。

 角田は計測4周目には2分2秒188と2秒すれすれのタイムをたたき出すと、6周目には2分115までタイムを縮める。しかし「リアタイヤがグリップしなかった」とオーバーステアに苦しみ、最終ラップには東コースで黄旗が出たこともありタイムの更新はならず。それでも2位以下を1秒6離してぶっちぎりのポールポジションを決めた。

 2位には里見乃亜(チームNATS・OAC・090)が、3位には久保宣夫(オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋)が入り、西日本シリーズチャンピオンの大原佳祐(佐藤製作所MYST TOMEI)は4位にとどまった。

 日本一決定戦の決勝は明日午後3時5分より10周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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