Japanese F3

JF3:第14戦決勝 #23高星が圧勝で今季3勝目。Nクラスは#78片山が8勝目を挙げる

全日本F3選手権第14戦の決勝レースが9月11日、岡山国際サーキットで行われ、今回も千代勝正に代わって参戦した#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がポール・トゥ・フィニッシュで今季3勝目。
Nクラスは今回も#78片山義章(Petit LM Racing)が独走で今季8勝目を挙げた。

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先に行われたスーパーフォーミュラの予選で赤旗中断があったため、第14戦決勝は午前11時15分より25周で行われた。

ポールの高星は自ら「自分のレース人生でも上位に入る出来」と語る見事なスタートでトップに立つと、そのまま後続を引き離していった。
2番手には#7阪口晴南(HFDP RACING F312)がつけ、#12牧野任祐(TODA FIGHTEX)が3番手。
#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)が4番手。この3台が集団を形成し、少し離れて#21イェ・ホンリー(KRC with B-MAX F315)、#36山下健太(ZENT TOM’S F312)はスタートで出遅れてホンリーの後ろにつくことになった。

コース幅の狭い岡山で、しかも前に接近すればダウンフォースが抜けてしまうというF3の特性もあり、2位争いはこう着状態のまま周回を重ねていくことになった。
その間に高星は着実にリードを広げ、最後は阪口に15.8秒もの大差をつけて25周を走りきり、21号車をドライブして連勝した第8戦鈴鹿に続いて今季3勝目を挙げた。
2位はこれがF3初表彰台となる阪口、3位には牧野が入った。

なお予選でコースアウトした為に最後尾スタートとなっていたポイントリーダーの#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)は高星と同様のハイペースで追い上げを図ったが、抜きにくい岡山では8位まで挽回するのが精一杯だった。

Nクラスは予選トップの片山が今回も独走。
予選2位の#9廣田築(アルビレックスF306TLM)がオープニングラップで#30DRAGON(B-MAX)にかわされて3位に落ちた上にジャンプスタートの裁定がくだってドライビングスルーペナルティを受けた為、2位DRAGON、3位にはアレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)という結果になった。
これによりチャンピオン決定は最終ラウンドに持ち越しとなったが、そこでの3レースのいずれかで片山が2ポイント獲得した時点で決着することになった。

第15、16、17戦は9月24-25日にスポーツランドSUGOで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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