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SUZUKA Sound of ENGNE:F1デモレースはベネトン189がトップチェッカー

鈴鹿サーキットで行われている「SUZUKA Sound of ENGINE2016」第1日目のF1デモレースは参加16台中11台が出走して午後3時30分より20分間で行われた。
朝から降っていた雨はF1の走行が始まる頃にはすっかり上がって、上空には青空が広がり始めていた。

この日は葉巻型のクーパー・マセラティT86のほかロータス72C、ティレル006、ウルフWR1といったフォードコスワースDFVの全盛期である1970年代を支えた名車たちと、そのライバルであるフェラーリ312T、そして1980年代〜1990年代に活躍したアルファロメオ179C、ロータス97T、ベネトン189、そして中嶋悟、大祐親子がドライブする2台のティレル019が出走した。ロータス97Tも当初石浦宏明選手が登録されていたが、この日はオーナーの久保田克昭「選手」がドライブすることになった。

トップでチェッカーを受けたのはベネトン189をドライブした吉田広樹選手。
現在はスーパーGTで活躍する吉田選手、このベネトンはギアレシオが鈴鹿に合っておらず、ストレートの途中でアクセルを戻していたと語ったが、久々のフォーミュラカーのドライブを大いに楽しんだようだ。

またデモレースに先立って行われたグリッドウォークではヴェンチュリラルースLC92に当時のままのスーツ、ヘルメットに身を包んだ片山右京「選手」が乗り込み、ファンを大いに喜ばせた。
残念ながらLC92はこの日の走行には加わらなかったが、好天の予想される2日目には参加が大いに期待される1台だ。
このほか鈴鹿サーキットにはF187、F310後期型、2003GAらの3台のフェラーリやミナルディM190が持ち込まれている。

2日目のデモレースは20日午後1時15分より10周(20分間)で行われる。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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