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鈴鹿サーキットが2016活動計画を発表。 今年の2&4はNGKスパークプラグの冠大会に

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鈴鹿サーキットは3月12日、「モータースポーツファン感謝デー」の開催されている同コースのホスピタリティラウンジで発表会を開催、2016年の活動計画を明らかにした。

主要レースイベントのうち、国内四輪レースについては4月にスーパーフォーミュラ第1戦、6月にスーパー耐久第3戦、8月にスーパーGT第6戦、そして11月にスーパーフォーミュラ最終戦が開催される。

スーパーフォーミュラ第1戦は例年通り全日本ロードレースJSB1000クラスとの併催で、今年は日本特殊陶業が冠スポンサーについた。このため大会名称は「2016 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」となった。
今シーズンの注目点はタイヤメーカーがブリヂストンからヨコハマに変更されたことと、そして昨年ヨーロッパのGP2シリーズで圧倒的な強さを見せてチャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンの参戦、そして先ごろチームインパルへの加入が明らかになったばかりの関口雄飛の参戦だろう。
彼らを迎え撃つのは元F1ドライバーの中嶋一貴や小林可夢偉、そして昨年のチャンピオン石浦宏明らの有力ドライバーだ。
また併催のJSB1000はこれまでスプリントレースとして開催されてきたが、今年は200kmの耐久レースとなり、ピット作業やライダー交替など新しい見所が追加された。

6月のスーパー耐久はすでに65台もの年間エントリーが集まっており、昨年以上の活況を呈している。世界のGT3車両が集まるST-Xクラスも今年は12台が参戦することになった。
今回の第3戦鈴鹿ラウンドでは各クラスの予選上位を選抜して日曜の決勝(4時間)に出走させる勝ち抜き戦方式を採用。
さらに予選落ちしたチームを対象に土曜日には100分間の敗者復活戦を行って上位チームに決勝進出のチャンスを与えるという実に見所の多い二日間となる。

8月のスーパーGTは伝統の1000km耐久レース。
国内3メーカーがしのぎを削るGT500クラスの熱い戦いは例年通りだが、今年はGT300クラスに多くの新型車両が投入されることにも注目が集まる。

そして10月のスーパーフォーミュラ最終戦は一昨年、昨年に続いてJAFグランプリとしての開催。タイトル争いをより複雑に演出する2レース制も昨年同様だ。

そして11月には「SUZUKA Sound of ENGINE2016」が開催される。
これは昨年から始まった内外の名車、旧車を集めたヒストリックカーイベントだ。

このほか6月にはアジアロードレース選手権、7月末には「コカコーラゼロ・鈴鹿8時間耐久ロードレース」、8月にはFIA公認のソーラーカーレース、そして10月には「F1日本グランプリ」と、国際イベントも例年通り開催される。

会場にはモビリティランド取締役社長の曽田浩氏や、ストフェル・バンドーン選手が出席、今季への意気込みを語った。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO


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