鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選 ベテラン吉田宜弘がポールポジション

 2016鈴鹿クラブマンレースの初戦が28日、早春の鈴鹿サーキットで開幕した。例年西コースで開幕するが、今シーズンは東コースから第1戦がスタートする。

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 ワンデーレースのイベントとなった鈴鹿は、かなたに鈴鹿山系がかすむが、雲一つ無い快晴。ほぼ無風で暖かい中、午前9時30分より15分間の公式予選が行われた。

 序盤、予選をリードしたのは3周目に54秒074でトップに立ったベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト)。「クルマを取りに来たついでに出てみた」という吉田は、4周目にタイムを53秒913と伸ばすと、開始6分過ぎの5周目には53秒218までタイムアップ。

 しかしこの頃、コースアウト車両があったためS字入り口でダブルイエローが振られることとなる。このフラッグは終盤直前まで振られたため多くのドライバーはタイムアタックならず。

 この時点でトップは吉田、2位に大井偉史(スキルスピード10V)、3位にルーキーの浦田裕喜(アキランドイーグルKKSⅡ戸田)、4位に板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆10VF)、5位に大石裕基(大石工務店イーグル)、6位にルーキーの勝木崇文(Daka M Project FORMスキル)と続く。

 予選終盤、フラッグが解除されるとここで上位陣で唯一タイムアタックを行い、上位に進出してきたのが大石。大石は、最終アタック2周前に4位に上がると、最後のアタックで3位に食い込むことに成功した。

 決勝は、午後2時10分より22周で行われる。抜きどころが少ない東コースではスタートが重要。「勝ったらシリーズを狙って残りも出ようかな」という吉田の鈴鹿シリーズ初優勝か? 若手の逆襲か? 決勝が注目されれる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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