スーパー耐久シリーズ2016第3戦「SUZUKA”S耐”サバイバル」の決勝前ウォームアップ走行が6月12日、三重県の鈴鹿サ−キットで行われた。
トップタイムを記録したのは#24スリーボンド日産自動車学校GT-R(内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組)で2’03.660。
ST-2クラスは#6新菱オートDIXCELエボX(冨桝朋広/菊池靖/大橋正澄組)、ST-3クラスは#38MUTA Racing TWS IS350(堀田誠/阪口良平組)、ST-4クラスは#100アミューズSPV 86(松井仁志/織戸学/鵜飼龍太組)、ST-5クラスは#4THE BRIDE FIT(芝谷純三/見並秀文/伊藤俊哉組)がそれぞれトップだった。
決勝日を迎えた鈴鹿サーキットはあいにくの雨模様。
午前9時にゲートオープンした時点では一旦止んでいたものの、フリー走行の始まる午前10時頃には再び小雨が降り始め、セッションが進行するにつれて次第に雨足は強まっていった。
しかし路面への影響はそれほど大きくはなかったようで、終盤に#52埼玉トヨペットをはじめ幾つかのチームがウェットタイヤを投入したほかは最後までスリックタイヤでの走行となった。
最初にトップに立ったのは#3エンドレススポーツのGT-Rで2’05.186。しかし残り時間16分で24号車をドライブする平峰一貴が2’03.660を記録、これがここでのトップタイムとなった。
3番手には#89HubAutoRacingのフェラーリ488がつけたが、89号車はセッション中盤にダンロップコーナーでストップしており、決勝への影響が懸念される。
決勝レースは今日の午後3時15分より4時間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIROPhoto: Hiroshi ICHIMURA