SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝 GT500は#38ZENT RC Fが逃げ切る。GT300は#61BRZが終盤逆転で久々の勝利

スーパーGT第6戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースは#38ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)が最後まで逃げ切って今季初優勝。
GT300クラスはピット戦略をうまくまとめた#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)がこちらも今季初優勝を達成した。

レース展開は終盤に入ってやや落ち着きを見せる。
トップの38号車は142周めに最後のピット作業を行い、石浦が最後のスティントを担当。
#36au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)は143周めにピット作業を行い、ストレート1本分のリードを保ってコースに復帰するが、ダンロップコーナーで#38石浦にかわされてしまった。
結局石浦はこのままトップを守って173周を走りきり、今季初勝利を挙げた。
2位には#36au RC F、3位には#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/高星明誠)が入った。これがGT500デビュー戦となった高星は負傷欠場した千代勝正の代役を立派に果たした格好だ。

GT300クラスはここまで快調にトップを快走していた#18UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/山田真之亮組)が146周めに最後のピット作業を行った結果、#61BRZがトップでチェッカーを受ける結果に。序盤のスピンによるタイムロスが中盤のセーフティーカーランで帳消しになったことも見逃せないポイントだ。
同様にウェットタイヤでスタートして順位を落とした#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が2位、61号車を押し出した件でドライブスルーペナルティを受けた#0GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/富田竜一郎組)が3位に入ったことも皮肉な結果だ。
ポールの18号車は結局4位でレースを終えた。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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