SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山フリー走行 トップタイムは#2国本

2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行が9月10日、岡山国際サーキットで行われ、#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)が1’14.420でトップタイム。
しかし上位17台のタイム差が1秒以内という接戦となった。

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平成28年熊本地震の影響で大分県のオートポリスでが10月いっぱいまで使用できなくなったことに伴い、第5戦は岡山国際サーキット舞台を変えて2レース制で開催されることになった。

それに伴い、タイムスケジュールもいつもとは違ったものになり、通常、土曜1時間、日曜30分間で行われるフリー走行は土曜朝の60分間1回のみとされ、ここで各チームは二日間の予選、決勝のセッティングやデータ収集を行わなければならなくなった。

この日の岡山は快晴で、フリー走行は終始ドライコンディション。
各チーム20周以上を走り込んだが、コース全長3.7kmの岡山なだけに、クリアラップを確保することは相当難しかったようだ。
それでも開始18分で#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が開始15分で1’15.806を記録すると、他のドライバーも次々に1分15秒台、1分14秒台とタイムを上げていく。

そしてチェッカー寸前に今季ノーポイントと苦しい戦いが続く#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が1’14.454でいきなりトップに躍り出るが、その直後に#2国本が1’14.420を記録してトップに立った。
3番手にはオリベイラがつけ、前回もてぎで初優勝を成し遂げて現在ポイントリーダーの#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)も1’14.508で4番手につけている。

このあとは午前11時より20分間の公式予選が行われるが、いかにしてクリアラップを確保するかが重要なポイントになりそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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