日本レースプロモーション(JRP)は5月28日、岡山国際サーキットで開催されたサタデーミーティングの席上で、第4戦もてぎにおいて、2スペックのタイヤを使い分ける新ルールを採用することを明らかにした。
詳細なレギュレーションは今後詰めていくとのことだが、決勝中に2種類の異なるスペックのタイヤを使用することが義務付けられることは決まっており、JRPこれにより「パレードラン」との批判を受けがちなもてぎのレースに戦略の幅を持たせ、よりエキサイティングなものにしたいという。
新スペックのタイヤはすでに開発が始まっており、今月中旬に富士スピードウェイで行われたエンジン開発テストに持ち込まれている。
今回のミーティングに出席したTRDの永井洋治氏は「軽くコースレコードが出せるタイヤ」と評価している。
このタイヤが後半戦の予選、決勝の展開にどのような効果をもたらすか、大いに期待したいところだ。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Yoshinori OHNISHI