SUPER FORMULA | その他

SF:鈴鹿モータースポーツファン感謝デー スーパーフォーミュラオープニングラップは2015王者#1石浦が優勝

鈴鹿モータースポーツファン感謝デーではおなじみとなった全日本スーパーフォーミュラ選手権のデモレース「スーパーフォーミュラ オープニングラップ」が3月13日、鈴鹿サーキットで行われた。
めまぐるしくトップが入れ替わる本番さながらの激しいドッグファイトを制したのは2015年チャンピオンの#1石浦宏明(セルモインギング)。2位の#16山本尚貴(無限)とはわずか0.231秒だった。

二日間通して好天に恵まれた今年のファン感謝デー。
この日もゲートオープン前からたくさんのレースファンが詰めかけ、スーパーフォーミュラやJSB1000の走りを思い思いに楽しんでいた。

そうした中、スーパーフォーミュラオープニングラップは午後1時15分より7周で行われた。
今回のグリッドは前年のランキングをベースにトヨタ、ホンダの2メーカーでフロントローを分け合うよう調整を加えたもの。
ただし、海外でのテストに参加したため今週末の参加が微妙な状況だった#37中嶋一貴(トムス)と#8小林可夢偉(チームルマン)は最後列でスタートに臨むことになった。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの石浦。
しかし2周目の1コーナーで山本が石浦のインをついてトップに。
さらに3番手を走っていた#40野尻智紀がこの周の130R手前で石浦のインに飛び込んで2位に浮上すると、3周目の1コーナーでは山本をも抜き去ってトップに立つが、4周目には山本が抜き返す。
二人が接近戦を繰り広げている間に石浦も次第に追いついてきた。

石浦は5周目の130Rで野尻を抜いて2位に浮上すると、6周目の1コーナーで山本のインをついてトップを奪い返し、そのままファイナルラップへ。
1コーナー、スプーン、シケインと果敢に並びかけていく山本だったが、石浦はこれをことごとく退け、そのままトップでチェッカーを受けた。
3位は野尻、4位には#36アンドレ・ロッテラーがつけ、注目のGP2チャンピオン#41ストフェル・バンドーンは13位だった。

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦は4月23-24日にこの鈴鹿サーキットで行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース