SUPER FORMULA

SF:鈴鹿モータースポーツファン感謝デー 中山雄一のコメント「ここで振り出しに戻らないよう、毎回成長していきたい」

スーパーフォーミュラの2016年開催概要発表会の行われた鈴鹿サーキットで、KCMGで3年目のシーズンを迎える中山雄一選手に、今季にかける意気込みを聞いた。

-今季の感触は

sf-suzuka-fan-18d 昨年はQ3進出とポイント獲得を目標に戦ってきましたが、富士でQ3に残れて、最後の鈴鹿でポイントも取れました。鈴鹿もQ2に上がれて、ほとんどQ3進出と換わらないタイムも出ていたので感触はいいです。
シーズン中は箸にも棒にも、という感じでずっと来ていたんですが、菅生、鈴鹿と調子がいいし、昨年のテストもみんなと同じタイムで走れているので、後ちょっとというところだと思うので、そこをしっかり詰められるようにしたいと思います。

-昨年もQ3に残れたことから、課題は決勝ということか

去年も菅生の前まではまっすぐ走らなかったり、ブレーキを踏むと左ばっかロックしちゃって、みたいな根本的なところを直している状況でした。今はだいぶそういうのが少なくなっていて、そういうのがなくなっているので、走り出しからしっかりセッティングを変えるとか、メニューに入っていける状況なので、進歩しているのかなと思います。

-最初は苦労したんですね

そうですね。一年目は問題がクルマなのか、自分なのか、どこまでがクルマの範囲で、どこから自分がやんなきゃいけないのか、その線引きがすごく難しくて、それが二年目になると分かってきました。FCJもF3も3年めに結果が出ているんで、スーパーフォーミュラも同じようにいければいいなと思います。

-FCJもF3も三年目はぶっちぎりだったが、今回も?

そうですね(笑)、さすがにこのクラスになるとだいぶ難しいとは思いますけど、トップドライバーと同じような戦いができれば。そこにいかないと分からない経験がいっぱいあるので、まず今年もQ3に残って、ポイントを獲得するレースを続けていく。そういううちにもっと上で走ることができるような、ヒントをつかむことができるのではないかと思います。

-FCJ、F3ともに2年目の終盤に感触をつかんでシーズンオフのテストで波に乗って、という流れだったが、今その状態にあるのか

そうなりたいな、と思います。ここで振り出しに戻らないように、コースにいるときにはできるだけチームにインフォメーションを残して、データを残して、毎回成長していけるように、頑張っていきたいです。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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