Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 PPの#36山下が開幕2連勝!トムスが1-2

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全日本F3選手権第2戦の決勝が4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションの#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が昨日に続いて開幕2連勝を飾った。
Nクラスは予選1位の#78片山義章(Petit LM Racing)がスタートで出遅れながらも見事な挽回を見せ、こちらも2連勝を達成した。

第2戦決勝は午前10時05分より17周で行われた。
鈴鹿サーキットは昨夜からの雨も上がり、上空には次第に青空が広がってきた。

ホールショットは昨日に続いてポールシッターの山下。
2位にはチームメイトの#37坪井翔がつけ、#21佐々木大樹(B-MAX NDDP)が3番手、そのすぐ後ろに#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP)という順位でオープニングラップを終了した。

マーデンボローは4周めのヘアピン立ち上がりで佐々木のインに並びかけると、そのままスプーン手前で3位に浮上する。
しかし前を走るトムス勢のペースにはついていくことができず、結局3位でレースを終えることになった。
それでも130R手前で記録された速度やセクター3のタイムではトムス勢を上回るものを見せており、VWエンジンのポテンシャルの高さをうかがわせていた。

一方、トップの山下は序盤から坪井を突き放そうとしたが、5周めに入ったあたりで坪井のペースが山下を上回るようになり、2周終了時点で1.3秒あった差は6周めにはわずか0.8秒に詰まってきた。
そこで山下は終盤までタイヤを温存しながらファイナルラップで一気に突き放す作戦に切り替えた。
コンマ7秒前後の間隔を保って追い上げていた坪井だったが、山下を抜き去るには今ひとつ決め手を欠き、結局山下がそのまま17周を走りきり、開幕2連勝をものにした。

一方Nクラスはス予選トップの片山がなんとスタートでエンジンストール。
一時は最後尾まで後退したが、圧倒的なペースの違いを見せつけてあっという間に2位まで浮上、10周めの1コーナーではトップの#30DRAGON(B-MAX)をパスしてそのままトップでチェッカーを受けた。
2位に終わったDRAGONだったが、こちらも昨日の決勝でのアクシデントにより3グリッド降格のペナルティを受けており、そこから見事なスタートであっという間にトップに立っており、片山に抜かれた後も離されずに隙を伺うなど、今後に向けて収穫はあったようだ。
3位には#9廣田築(アルビレックスF306)が昨日に続いて表彰台を獲得した。

全日本F3選手権第3戦、第4戦は5月14-15日に富士スピードウェイで開催される。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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