F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦岡山決勝 #88川端伸太朗盤石の2連勝!!

川端開幕2連勝!!
FIA-F4選手権第2戦の決勝が4月10日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#88川端伸太朗(SUCCEEED SPORTS)が終始危なげのない走りで15周を走りきり、昨日の第1戦に続いて連続でポール・トゥ・フィニッシュを達成した。

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朝一番に行われたスーパーGTのフリー走行が相次ぐ赤旗中断により5分延長となったため、第2戦決勝は予定より5分遅れの午前10時5分にフォーメーションラップを開始した。
ホールショットを奪いトップを快走する川端の後方では、予選2番手の#4河野駿佑(FIELD MOTORSPORT)、#8上村優太(HFDP)、#7石坂瑞基の3台が僅差で続き。さらに11番手からスタートした#9阪口晴南(HFDP)もこの集団に加わる展開となった。

阪口は5周めのアトウッドカーブで石坂のインをついて4位に浮上、するとその前方では上村がヘアピンで河野をアウトから攻略して2位に浮上し、一気に川端との差を詰めにかかる。
4位に浮上した阪口も河野との差を一気に詰めていくが、10周めのヘアピンでインに飛び込んだ際に河野と接触してしまい、グラベルに飛び出してレースを終えてしまう。
河野もこの接触でフロントウィングにダメージを負い、後続に次々とパスされてしまった挙句、ポストからオレンジディスクを提示されてしまい、11周でレースを終えることになった。

こうした中、トップの川端は終始安定したペースで上村の追撃を退け、最後は1.8秒差でチェッカーを受け、開幕戦に続いて勝利をものにした。
3位は石坂。参戦2年目にして待望の初表彰台となった。

優勝 川端伸太朗のコメント
fiaf4-rd2-r-podium-kawabata 昨日と同様、前半には自信があったので、前半である程度のマージンを稼げたのが良かったかなと。上村選手が2番手に上がったんですけど、1戦目を見てもペースが良さそうだったので、とりあえずプッシュし続けて。最後は後ろのペースが落ちてきたので、こっからまたひきはなしにかかろうと思ってプッシュしました。
2位 上村優太のコメント
fiaf4-rd2-r-podium-kamimura 昨日よりもいいスタートを切ることができたんですけど、順位アップには至りませんでした。 トップの川端選手に離されるのが怖かったので、河野選手を早い段階で抜きたかったんですが、実際にはコーナーによって近づくところ、離されるところがあって、なかなか自分で分析できずに抜くための作戦が作れなくて。最終的にはヘアピンでアウトからオーバーテイクすることができて、そこから切り替えてトップを取りに行ったんですけど、終盤タイヤがタレてきたときに僕が合わせることができなかったのが敗因かなと思います。 河野選手は締め方もうまいし、苦戦しましたね正直。次頑張ります。
3位 石坂瑞基のコメント
fiaf4-rd2-r-podium-ishizaka スタートは無難に決まって、1周目で4番手に上がることができました。ヘアピンでアウトから並んで入って抜いたときも躊躇なく動けたのは良かったです。4番手に上がってからも3位2位の選手をおびやかしていければ良かったんですけど、ペースが上がらなくて逆に後ろの阪口選手に抜かれてしまって。そこからはペースが上がってきたので前の選手と勝負しないとなと思っていたところで、前の2台がああいう形でいなくなってしまいました。その後は自分のペースをしっかり保って、むしろ前の2代に近づいていけたんじゃないかなと思います。今後は前半のペースを上げていかないといけないな、というのが課題です。それと予選の順位をなんとかしないと。6位からトップに行くまでにはあれだけの差がついてしまうので、予選をもっと。2列目、フロントロー、もちろんポールポジション取れたら一番いいですけど、予選がすごく大事だなと思いましたね。
TEXT: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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