FIA-F4選手権第11-12戦の公式予選が8月27日、鈴鹿サーキットで行われ、第11戦は#10大滝拓也(SRS/コチラレーシング)、第12戦は#11大湯都史樹がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時45分より30分間で行われた。
ゲートオープンの頃には上空を覆い尽くしていた雲は晴れ、FIA-F4の予選が始まる頃には上空から強い陽射しがサーキットに降り注いだ。
序盤トップに立ったのは#11大湯でタイムは2’08.844。#25高橋知己(点天&イーストアップwith Field)が2番手につけ、#7石坂瑞基(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)が3番手。
しかし開始6分で#58阿部拓馬(AEONガレージC F110)がダンロップコーナーでクラッシュしたために赤旗中断となり、走行は車両回収を待って11時58分に再開された。残り時間は17分だ。
するとここで#10大滝が2’08.584を叩き出して大湯を上回る。3番手には#50澤田真治(B-MAX RACING F110)が上がってきた。
しかしその後は路面温度が上がりすぎた影響からか、どのドライバーもタイムが上がらなくなり、大湯と#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)は残り時間5分あまりで早々と走行を切り上げてしまった。
結局、ベストタイム順では#10大滝、#11大湯、#50澤田、セカンドタイムでは#11大湯、#9阪口、#25高橋の順に。
しかし大湯は前戦富士での接触により10グリッド降格のペナルティが課せられることになっており、第11戦のスタートは#10大滝、#50澤田、#25高橋の順となる。
第11戦決勝はこのあと午後4時30分、第12戦決勝は明日朝8時15分よりそれぞれ10周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Motorsports Forum