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2015年10月

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOノックアウト予選総合結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/17) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

Pos No Driver Car
Team
Q1 Q2 Q3
1 2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
R1'05.658 R1'05.225 R1'05.005
2 1 中嶋 一貴 PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
1'05.878 R1'05.589 R1'05.177
3 38 石浦 宏明 P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
R1'05.793 R1'05.280 R1'05.246
4 16 山本 尚貴 TEAM 無限SF14
TEAM無限
1'05.955 R1'05.566 R1'05.314
5 40 野尻 智紀 DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'05.987 R1'05.694 R1'05.324
6 19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ LENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
R1'05.637 R1'05.340 R1'05.344
7 8 小林 可夢偉 Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
R1'05.769 R1'05.691 R1'05.377
8 34 小暮 卓史 DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
R1'05.645 R1'05.296 R1'05.495
9 11 伊沢 拓也 REAL SF14
REAL RACING
1'06.181 R1'05.794
10 20 アンドレア・カルダレッリ LENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
1'05.948 R1'05.838
11 64 中嶋 大祐 NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'06.233 1'05.963
12 10 塚越 広大 REAL SF14
REAL RACING
1'06.188 1'06.024
13 7 平川 亮 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
1'05.994 1'06.060
14 18 中山 雄一 KCMG Elyse SF14
KCMG
1'05.985 1'06.305
15 65 ベルトラン・バゲット NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'06.322
16 41 ナレイン・カーティケヤン DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'06.438
17 39 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
1'06.561
18 4 ウィリアム・ブラー FUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
1'07.912
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 3 ジェームス・ロシター FUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
1'19.426
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'05.843)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/17) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4AR1'05.005--205.146
21中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4AR1'05.177 0.172 0.172204.602
338石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4AR1'05.246 0.241 0.069204.388
416山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414ER1'05.314 0.309 0.068204.176
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414ER1'05.324 0.319 0.010204.141
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4AR1'05.344 0.339 0.020204.082
78小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4AR1'05.377 0.372 0.033203.979
834小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414ER1'05.495 0.490 0.118203.608
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'05.843)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/17) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'05.225--204.454
238石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4AR1'05.280 0.055 0.055204.279
334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414ER1'05.296 0.071 0.016204.229
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4AR1'05.340 0.115 0.044204.091
516山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414ER1'05.566 0.341 0.226203.388
61中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4AR1'05.589 0.364 0.023203.316
78小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4AR1'05.691 0.466 0.102203.001
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414ER1'05.694 0.469 0.003202.991
---- 以上Q3進出 ----
911伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414ER1'05.794 0.569 0.100202.683
1020アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4AR1'05.838 0.613 0.044202.547
1164中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'05.963 0.738 0.125202.164
1210塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'06.024 0.799 0.061201.977
137平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'06.060 0.835 0.036201.867
1418中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'06.305 1.080 0.245201.121
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'05.843)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4AR1'05.637--203.168
234小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414ER1'05.645 0.008 0.008203.143
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4AR1'05.658 0.021 0.013203.103
48小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4AR1'05.769 0.132 0.111202.760
538石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4AR1'05.793 0.156 0.024202.686
61中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'05.878 0.241 0.085202.425
720アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'05.948 0.311 0.070202.210
816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'05.955 0.318 0.007202.188
918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'05.985 0.348 0.030202.096
1040野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'05.987 0.350 0.002202.090
117平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'05.994 0.357 0.007202.069
1211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'06.181 0.544 0.187201.498
1310塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'06.188 0.551 0.007201.476
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'06.233 0.596 0.045201.340
---- 以上Q2進出 ----
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'06.322 0.685 0.089201.069
1641ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'06.438 0.801 0.116200.718
1739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'06.561 0.924 0.123200.347
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'07.912 2.275 1.351196.362
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-3ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'19.42613.78911.514167.896
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'05.843)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO JRPサタデーミーティング 野尻智紀「予選は4秒台に入るかも。バンドールンを近くで見てみたい」

 スーパーフォーミュラ第6戦の予選日、恒例のJRP主催によるサタデーミーティングが行われた。今回は、エンジンを供給する本田技術研究所の佐伯昌浩氏と昨年のSUGOウィナー、野尻智紀が出席した。

佐伯昌浩(本田技術研究所)
sf-rd6-jrp-saeki

 「去年もここまで勝てて無くて今年も結果的に勝てていなのでここでは勝ちたいと思います。今年はフリー走行までは順調に来ているんですが、予選でうまくいかなかったり、決勝で出遅れてしまったりで、結果に結びついていません。今回はホンダエンジンで予選上位を占めてもらって、決勝でスタートを決めてもらいたいですね。エンジンは去年から今年にかけてパワーバンドを広げ使いやすくしました。後半はそれにパワーを上乗せしています。このレギュレーションでは終わりはどこにあるんだろうかと思うほど目標を上に設定してます。自然吸気のエンジンだと限界が見えていますが、燃料流量制限になると、パワーを出せば熱効率に跳ね返ってくるので、その部分を追求していくと、これもできるということが増えてきて、新たな領域の世界に入りつつあるのかと思います。F1エンジンの開発もすぐ横で見ていますが、ノウハウが回ってきている部分もあります。ただ、燃料もレギュレーションも違うのでそのまま同じように使えるわけではありません」
野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION)
sf-rd6-jrp-nojiri  「去年あれだけ走れたのでここは自分でもわくわくして昨日は寝られませんでした。気持ちが先走らないように冷静にいるのが大変です。最終コーナーは今日も飛び出しそうでした。いまの段階でも最終コーナーは半分くらいしかアクセルをオフして無くて、Q3だと一瞬抜いてその後踏切で行く覚悟で行かないとトップを取れないと思います。フリー走行も5ラップくらいしているタイヤを履いて大きなミスもしている中で5秒8とかだったので、予選では4秒台が見えると思います。本気で危ないです。写真撮る方も気をつけて見てた方がいいですね(笑)。(GP2王者のストフェル・バンドールンが来季SFに乗るという噂について)松下選手に聞いたんですが、すごく速くてミスもないし、彼でも手の届かないところにいる選手だと言っています。松下選手も速くて能力があるので、どれぐらいすごいのか近くで見たいですし、SFドライバーもみんなそう思ってるんじゃないでしょうか」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第17戦SUGO公式予選 総合でニック・キャシディが、Nクラスで小河諒が連続ポールポジション

 全日本F3選手権第17戦は18日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で公式予選を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジションを獲得した。

f3-rd17-q-37 f3-rd17-q-22 f3-rd17-q-50 f3-rd17-q-38 f3-rd17-q-3 f3-rd17-q-30

 第16戦の予選終了後、10分のインターバルで第17戦の予選も10分間で行われた。

 ここでもニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が計測3周目に1分13秒651とコースレコードを更新するタイムで予選をリード。2位にルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)、3位に高星明誠(B-MAX NDDP F3)、4位に山下健太(PETRONAS TOM'S F312)と続く。

 キャシディは計測4周目にタイムを1分13秒515まで削り、ポールポジションを確定。2位に1分13秒519とオルドネスが僅差で続き、3位には関口雄飛(B-Max Racing F312)が上がってきた。

 キャシディとチャンピオンを争う山下は4位と苦しい予選結果となった。5位には高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、6位には福住仁嶺(HFDP RACING F312)が入った。

 16、17戦とポールを取ったキャシディはポールポジションポイント2点を追加し、107ポイント。ポールからスタートできるキャシディがチャンピオン争いでがぜん有利となった。

 Nクラスはここでも小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジション。2位に三浦愛(EXEDY RACING F307)、3位にドラゴン(B-MAX RACING F308)といつもの順位で続いた。

 第18戦決勝レースは明日18日、午後12時30分より25周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第16戦SUGO公式予選 総合でニック・キャシディが、Nクラスで小河諒がポールポジション

 全日本F3選手権第16戦は17日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で公式予選を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジションを獲得した。

f3-rd16-q-37 f3-rd16-q-22 f3-rd16-q-36 f3-rd16-q-38 f3-rd16-q-3 f3-rd16-q-30

 鈴鹿で開幕した全日本F3選手権もついに最終大会。この16、17戦でチャンピオンが決定する。ここまでトムス勢の2人、ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)と山下健太(PETRONAS TOM'S F312)が105ポイント・5勝で並び、3位に高星明誠(B-MAX NDDP F3)が90ポイントで続くが実質的にはトムス2人のチャンピオン争いとなりそうだ。抜きどころが少ないここSUGOでは予選順位が重要。午前10時15分より10分間の公式予選が始まった。

 まずトップに立ったのは計測3周目に1分13秒888でキャシディ。これに山下が1分14秒072で続く。

 その後、キャシディは計測5周目にタイムを1分13秒711まで伸ばしたのに対し、山下はタイムを更新できず。その間にルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)が1分13秒714でキャシディと山下の間に割って入った。

 結局、ポールポジションはキャシディ、2位にオルドネス、3位に山下、4位に福住仁嶺(HFDP RACING F312)が、5位に高星明誠(B-MAX NDDP F3)、6位にスポット参戦の関口雄飛(B-Max Racing F312)が入った。

 Nクラスはすでにチャンピオンを決めている小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジション。2位に三浦愛(EXEDY RACING F307)、3位にドラゴン(B-MAX RACING F308)といつもの順位で続いた。

 第16戦決勝レースは本日17日、午後3時25分より18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行1回目 韋駄天覚醒?! 小暮卓史が得意のSUGOでトップタイム

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は17日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で1回目のフリー走行を行い、小暮卓史(DRAGO CORSE SF14)が1分5秒840でトップタイムを記録した。

sf-rd6-f1-34 sf-rd6-f1-2 sf-rd6-f1-40

 2015年スーパーフォーミュラも残り2戦、チャンピオン争いも佳境に入ってきた。第6戦の行われる中秋のSUGOは早朝から雲一つ無い快晴に恵まれ、午前9時より1時間のフリー走行が行われた。

 開始15分過ぎあたりまでは上位陣は1分7秒台が12台と大混戦。ここで初めて6秒台に入れたのが中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)。1分6秒819でトップに立つ。その後24分過ぎに伊沢拓也(REAL SF14)が1分6秒780でトップに立つと、26分過ぎには中嶋一貴が1分6秒639でトップを奪い返す。

 中嶋一貴は28分過ぎにタイムを1分6秒275と大幅に削り、次周には1分6秒224とさらにタイムアップ。

 中嶋一貴がトップのままフリー走行は終盤に入るが、残り15分を切ったあたりでジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)が1分6秒184でトップに浮上すると、昨年のSUGOウィナー野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)がついに1分5秒台に入る5秒935でトップを逆転。

 しかし最後の最後に野尻のタイムを更新してきたのがなんと小暮卓史(DRAGO CORSE SF14)で非公式にコースレコードを更新し1分5秒840。その直後に中山雄一(KCMG Elyse SF14)がSPコーナーでクラッシュしたためフリー走行は赤旗で終了した。

 トップタイムは小暮。2位にはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)が上がり、3位は野尻。4位・伊沢、5位・オリベイラ、6位・石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、7位・中嶋一貴と続いた。

 公式予選は本日18日、午後1時45分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第17戦SUGO公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/17) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.515--181.396
2222ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.519 0.004 0.004181.386
3503関口 雄飛B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.581 0.066 0.062181.233
4364山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.659 0.144 0.078181.041
5235高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.690 0.175 0.031180.965
676福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'13.788 0.273 0.098180.725
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'13.799 0.284 0.011180.698
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'14.284 0.769 0.485179.518
9199ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'14.340 0.825 0.056179.383
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.469 2.954 2.129174.389
112810山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'16.534 3.019 0.065174.240
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.747 3.232 0.213173.757
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.330 3.815 0.583172.447
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'18.733 5.218 1.403169.374
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'21.082 7.567 2.349164.467
---- 以上基準タイム(130% - 1'20.892)予選通過 ----
-5N-アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'21.082 7.567 2.349164.467
-5N-キョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
  • 'R'マークの車両は従来のコースレコード(1'13.694)を更新しました。

Japanese F3

JF3:第16戦SUGO公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/17) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'13.711--180.914
2222ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'13.714 0.003 0.003180.906
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'14.072 0.361 0.358180.032
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'14.199 0.488 0.127179.724
5235高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'14.264 0.553 0.065179.566
6*506関口 雄飛B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'14.280 0.569 0.016179.528
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'14.315 0.604 0.035179.443
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'14.374 0.663 0.059179.301
9199ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'14.899 1.188 0.525178.044
102810山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'16.631 2.920 1.732174.020
1138N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.656 2.945 0.025173.963
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.221 3.510 0.565172.690
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.427 3.716 0.206172.231
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'19.088 5.377 1.661168.614
1518N5ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'19.492 5.781 0.404167.757
165N6アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'20.498 6.787 1.006165.660
---- 以上基準タイム(110% - 1'21.164)予選通過 ----
  • CarNo.50は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則書第27条6により、黄旗区間中を走行した該当周回のタイムは採用しない。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行1回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/17) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
134小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'05.840--202.541
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'05.877 0.037 0.037202.428
340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'05.908 0.068 0.031202.332
411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'06.051 0.211 0.143201.894
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'06.073 0.233 0.022201.827
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'06.077 0.237 0.004201.815
71中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'06.173 0.333 0.096201.522
816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'06.176 0.336 0.003201.513
920アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'06.282 0.442 0.106201.191
103ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'06.314 0.474 0.032201.094
118小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'06.333 0.493 0.019201.036
1218中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'06.372 0.532 0.039200.918
1310塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'06.466 0.626 0.094200.634
147平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'06.614 0.774 0.148200.188
1541ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'06.660 0.820 0.046200.050
1639国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'06.716 0.876 0.056199.882
1765ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'07.174 1.334 0.458198.519
1864中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'07.251 1.411 0.077198.292
194ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'07.373 1.533 0.122197.933

SUPER GT

SGT:第6戦SUGO GAINER TANAX SLS、菅生の魔物を味方に3位表彰台を獲得! (GAINER)

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  • #11 GAINER TANAX SLS
  • Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
  • 予選:11位 決勝:3位
  • 入場者数/予選日:8,000人・決勝日:28,500人

9月19日(土曜日)

  • 公式練習 9:00~10:35 晴/ドライ/気温:29度/路面温度:37度
  • ノックアウト予選1回目 13:30~13:45 晴/ドライ/気温:26度/路面温度:33度
  • ノックアウト予選2回目 14:15~14:27 晴/ドライ/気温:25度/路面温度:31度

 今年のシリーズも残り3戦となり、9月開催は初のスポーツランド菅生で行われ、ハンディウエイトもここが一番の重量級となる。今年は僚友の10号車が、シリーズをひっぱる形となってはるが、まだまだ11号車もシリーズを諦めた訳ではない。前回の鈴鹿戦は予想より気温が低かったが、今回の菅生は思ったよりも気温が高くなった土曜日だった。

gt-rd6-gainer-11-2  走り出しは平中克幸から。走り始めからアンダーステアを訴える。フロントの足回りを何度か調整するが、変化が見られない。2セット目のタイヤを履き、コースへ。それでもアンダーステアは変わらない。

 その後Bjorn WIRDHEIMと交代するが、コメントは同じ。コーナー入り口でオーバーステア、出口ではアンダーステアになるようだ。今度はリアの足回りを調整し、練習走行は終わった。

 あと15~20分でも走行時間があると、もっとセットを試したり、2名共のドライバーが、タイヤの確認、セットの確認をすることが出来るのだが、現状ではなかなか思うようにセットアップがはかどらない。午後からの予選はオンタイムで開始された。

 Q1を担当するのは平中。計測2周目に1'20.401のタイムで6番手。しかしこの後タイムアップは難しく、3分近く予選時間を残し早々にアタックを終了する。しかし思うよりもタイムを更新するマシンが無く、13番手でQ2に駒を進めることが出来た。

 Q2はBjornが担当。2分ほどウエイティングをしてコースへ。しかしすぐに2号車ロータスMCが、コースオフしグラベルに捕まり赤旗中断。赤旗中断後すぐにタイムアタックを開始。しかしアンダーステアは消えず、思うようなタイムが出ない。1'20.913のタイムで予選は11番手が確定した。

平中克幸ドライバーコメント
 正直かなり厳しい予選になってしまいました。タイヤのチョイスは、思ってる中で決勝よりなものを選びましたので、決勝で追い上げられることを期待して、頑張りたいと思います。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 GTRはウエイトが重くても速かった。11号車は予選よりも決勝に向けたタイヤ選択をしました。ベストを尽くして、出来る限り多くのポイントを獲得し、ラッキーがあれば表彰台に上りたいですね。

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9月20日(日曜日)

  • フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:27度
  • 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:26度/路面温度:38度

 秋の穏やかな陽射しの中、予定通りフリー走行はBjornスタートで開始された。程なくしてハイポイントコーナーでウサギがはねられ、赤旗中断。決勝セットの確認を行う。しかし、アンダーステアは昨日と変化無く、マシンバランスもあまり良くない。

 約半分で平中と交代。このセッションは16番手で走行を終えた。7月の行われた合同テスト時と、あまりにも路面状況が変わっていた事と、なかなか路面にラバーが載ってこないことで苦戦が予想された。

gt-rd6-gainer-11-5  宮城県警察の白バイ5台とパトカー1台の先導に続き、交通安全啓蒙のパレードラップが行われ、続いてフォーメーションラップが開始。その後綺麗に決勝レースはスタートした。

 スタートはBjornが担当。1周目はそのままのポジションで通過。トップから11番手までが7秒以内で周回を重ねる。Bjornはなかなか思うようにタイムを上げられず、前車との差が徐々に開いていく。しかしポジションは下げることは無かったが、14周目に3号車GT-Rにパスされてしまう。そのまま我慢のレースは続いていたが、25周目に500クラスのクラッシュにより、SCがコースに入り、レースはリセット。

 ピットレーンオープンと同時にはピットへ入ることが出来ず、次周にルーティーンのピット作業を行うことを決める。これが功を奏し、平中がコースインした時には、レースはリスタートされたばかり。8番手でコース復帰することに成功。

 全車がピット作業を行った49周目には4番手に浮上。前を行く88号車ランボルギーニとは18秒ほどあったが、平中はペースを上げ、60周目には10秒差まで追い上げる。途中周回遅れのマシンに前を阻まれ、ペースダウンを強いられるが、70周目には2秒差まで詰め寄る。73周目には馬の背でインをさし、3番手に浮上する。そのままチェッカーを受け、今期3度目の表彰台を獲得した。

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平中克幸ライバーコメント
 結果的に3位で終われたということは、チーム、ドライバーにとっても良かったんじゃないかと思います。しかしそれは結果論であって、それまでの状況があまりにも悪すぎたので、次のオートポリスは行ってみないと分からない部分が大きいですし、不安な要素が沢山あります。ただ攻めなくてはいけないということは事実なので、レース前のテストでどれだけ良い状態に持って行けるかが重要だと思います。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 良い結果でうれしいです。ファーストスティントでは非常に難しい状況で、ポジションをキープするのでいっぱいいっぱいでした。ピットのタイミングが非常にラッキーで、ロスなくKatsuがコースに戻れました。ただ選択したタイヤは、すごく良いとは言い難かったですが、Katsuが本当に良い仕事をしてくれました。ランボルギーニを抜いて、表彰台を獲得出来たことは本当に素晴らしかった。チームも本当に喜んでいます。チャンピオンシップもまだまだ苦しいですが、今日のKatsuのパフォーマンスは本当に素晴らしかった。
田中哲也監督コメント
 予選はコンディションに合わなくて苦労しましたし、決勝も流れ的に決して良い展開で始まった訳ではありませんでした。ピットのタイミングが良くて、3位になれたことは上出来ではなかったかなと思います。結果は良かったですが、課題のいっぱい残るレースでした。成績に浮かれてたら、間違いなくはまってしまうので、その辺りに気をつけて、次戦からウエイトも少し軽くなるので、優勝、表彰台を目指して頑張りたいと思います。
GAINER

SUPER GT

SGT:第6戦SUGO GAINER TANAX GT-R、ウエートハンディー100kgをはねのけ6位入賞! (GAINER)

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  • #10 GAINER TANAX GT-R
  • Andre COUTO / Ryuichiro TOMITA
  • 予選:8位 決勝:6位
  • 入場者数/予選日:8,000人・決勝日:28,500人

9月19日(土曜日)

  • 公式練習 9:00~10:35 晴/ドライ/気温:29度/路面温度:37度
  • ノックアウト予選1回目 13:30~13:45 晴/ドライ/気温:26度/路面温度:33度
  • ノックアウト予選2回目 14:15~14:27 晴/ドライ/気温:25度/路面温度:31度

 今年のシリーズも残り3戦となり、9月開催は初のスポーツランド菅生で行われ、ハンディウエイトもここが一番の重量級となる。100kgを積む10号車が、シリーズを快走しているが、4位(2位・3位は千代勝正と富田竜一郎)3号車GT-Rとは、31ポイント差を付けてはいるが、取りこぼしなくシリーズ全戦でポイント獲得を狙う。

 前回の鈴鹿戦は予想より気温が低かったが、今回の菅生は思ったよりも気温が高くなった土曜日だった。

gt-rd6-gainer-10-2  走り出しはAndre Coutoから。100kgも積んでいるため、ブレーキなどかなり厳しくなる。アンダーステアもあり、リアの足回りのセット変更を何度か行う。

 1時間後に富田竜一郎と交代。やはりアンダーステアはあるようで、車高調整してこのセッションは14番手で走行を終えた。

 Q1を担当するのはAndre。練習走行のタイムからすると、Q1突破が一つの目標となる。計測毎にタイムをあげていくAndre。計測3周目に1'20.156のタイムで10番手。この後1台には抜かれたものの、11番手でQ2に進むことが出来た。

 Q2は富田が担当する。ウエイティングをしているときに2号車がコースオフし、赤旗中断。再開後もほぼ全車がコースインしてから、アタックを開始する。2周目に1‘20.361のタイムで暫定6番手。一度クールダウンしてから再度アタックするが、タイム更新は出来ず、8番手のグリッドが決まった。100kgのウエイトを積んでのQ1通過、Q2のアタックと、10号車にとって1ポイントでも多くを獲得する為には、充分なポジションからのスタートとなる。

Andre COUTOドライバーコメント
 明日のレースは良いポジションからスタートできる。きっと明日の決勝レースは良いレースになると思う。マシンもタイヤもすごく良い仕事をしてくれた。明日のウォームアップ走行で、もっとセットを詰めていけると思うし、本当に良い予選だった。
富田 竜一郎ドライバーコメント
 菅生の合同テストの感触が良かったので、期待をもってこのレースに臨んだのですが、正直期待とは少し違う方向で、かなり厳しいフリー走行の結果ではありました。でもAndreがQ1で良いアタックを決めてくれて、僕にバトンを渡してくれました。Q2ではセット変更をおこなって出て行ったのですが、これが裏目に出てしまいましたが、100kgを積んでの8位ということは、まずまずの予選だったの思うので、明日の決勝レースでは、少しでも多くのポイントが取れるように、頑張りたいと思います。

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9月20日(日曜日)

  • フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:27度
  • 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:26度/路面温度:38度

 秋の穏やかな陽射しの中、予定通りフリー走行はAndreからのスタートで開始された。程なくしてハイポイントコーナーでウサギがはねられ、赤旗中断。昨日からのセット変更の確認を行う。マシンバランスは良いようだ。約半分で富田と交代。昨日よりやはりバランスは良く、このセッションは12番手で走行を終えた。

gt-rd6-gainer-10-4  宮城県警察の白バイ5台とパトカー1台の先導に続き、交通安全啓蒙のパレードラップが行われ、続いてフォーメーションラップが開始。その後綺麗に決勝レースはスタートした。

 スタートを担当するのはAndre。1周目はそのままのポジションで通過。トップから11番手までが7秒以内で周回を重ねる。100kgを積んでるとは思えないほどの走りで前車に詰め寄る。10周目に61号車BRZを交わし7番手にポジションをあげる。前後との差も1秒以内で、一瞬たりとも気が抜けない。

gt-rd6-gainer-10-5  25周目に500クラスのクラッシュにより、SCがコースに入り、レースはリセット。ピットレーンオープンと同時にピットへ。ほぼ全車がピットに流れ込んだ為に、ピットは大混乱。その上、1コーナーよりにピットがある車両の止め方が悪く、ピットレーンを走行するマシンの行く手を遮り、数十秒のタイムロス。しかし、このピット作業で上位3台は、混乱の前にピットアウトしていたため、3番手との差は、26秒ほど先行を許してしまう形に。

 全車のピット作業が終わった時点で5番手。前を走るのは僚友11号車。しかし、後方から攻めてくる61号車のプレッシャーは半端なく、20周に渡ってバトルが展開される。しかし、60周目に力尽きて抜かれてしまう。

 徐々にタイヤも厳しくなり、現状のポジションを維持すべく、タイヤを労りながら走行。残り3周では後方からの車両と3秒差まで詰め寄られるが、6番手でチェッカーを受け。貴重な5ポイントを獲得した。

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Andre COUTOドライバーコメント
 今日のレースは100kg積んで本当に難しかった。セイフティーカーの後のピットストップもアンラッキーだった。ピット入口から渋滞にはまったけど、第2スティントも無事に走りきり6位を獲得できた。次のオートポリスでは、もっとプッシュプッシュして、チャンピオンを確実なものにしたいよ。
富田竜一郎ドライバーコメント
 今日は100kg積んでのレースだったので、初めから厳しいレースになることは予想しておりました。SCにより、想定外の早いタイミングでのピット作業になったので、僕のスティントが予想以上に長いものになりました。タイヤのセーブに気を遣いながら、61号車をケアしていたのですが、さすがに100kgのウエイトはきつく、リアタイヤの摩耗が思っていたよりも早く来てしまって、ずっと我慢のレースだったのです。結果的には61号車にも抜かれてしまったので、順位を1つ落とす事になってしまったことは残念でした。シリーズ考えると、ラスト2戦に向けて25ポイントのリードを残して戦えるので非常に良い結果だったのかなと思います。今年自分に足りないものとか、タイヤとかであげられる部分もあると思うので、ラスト2戦はAndreと千代選手に頑張って貰って、チャンピオン獲得して貰えたらと思います。
田中哲也監督コメント
 予選はコンディションに合わなくて苦労しましたし、決勝も流れ的に決して良い展開で始まった訳ではありませんでした。10号車は重いウェイトで6位入賞出来たことは、今後に繋がるレースが出来たと思います。31号車が2位に入りましたが、次のレースをきっちりと戦えれば、十分チャンピオン取れると思います。ただレースは何が起こるか分からないので、あちらが2回優勝して、こちらが2回ともリタイヤしたら終わりなので、ウエイトが軽くなっていく残り2戦でも優勝、表彰台をねらっていけるように頑張りたいと思います。
GAINER

SUPER GT

SGT:第6戦SUGO SKT EXE SLS、ピットレーンに棲む魔物にチャンスを阻まれるも、チームの意地をかけて作り上げたマシンで、タイラウンド以来の完走 (Arnage)

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 8月末のSUPER GT第5戦鈴鹿ラウンドで大クラッシュをして、フロント部分に致命的な損傷を負ったSKT EXE SLS。フロント真正面からガードレールに激突した衝撃で、マシンの生命ともいえるボディ(シャシー)の前部が大きなダメージを受け、そのままでは今後のレースを戦うことは不可能な状態だった。チームは検討を重ねた結果、次戦菅生ラウンドに出場することを最優先に、ボディ交換をする決断をした。HWAより新しいボディが届いたのが菅生ラウンド10日前。Arnage Racingは各方面からの温かいご支援とご協力を得て、6日間という短期間のうちにボディ交換とパーツの移植を行い、車両をほぼ元の形に戻して、みちのく路へと送り出した。

 今シーズンの第6戦となる菅生ラウンドを戦うのは、開幕戦以来の加納選手×安岡選手のコンビ。鈴鹿後の状況から菅生ラウンドへの出場は不可能かと思われていただけに、菅生大会に参加できる喜びはひとしおで、両ドライバーを含め、チーム員全員が、熱い意気込みを胸に仙台入りした。

September 19th Qualifying

  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:26℃→24℃ / 路面温度:33℃→30℃ 入場者;8,000人

gt-r06-arnage-01  9月の東北でのレースウィークは低温が予想された。搬入日となる金曜日には冷たい小雨も降ったため、予選日の天候が心配されたが、土曜日の朝になると天気は急速に回復。夏の再来を思わせるまぶしい日差しに、汗ばむほどの陽気となった。

 連日のハードな作業の末、なんとかマシンを車の形にして菅生サーキットに持ち込んだArnage Racingだったが、予選前日のチェックの際に、ABSと車両とのマッチングに深刻な問題があることが発覚した。深夜までHWAのエンジニアと共に原因を探した結果、なんとか原因となる箇所を見つけてトラブルを解決、無事に予選日を迎える目途が立った。

 ボディ交換後初めての走行となる午前中の公式練習では、チームは車両を早々にコースインさせ、加納、安岡両選手が新しくなったボディに少しでも慣熟しようと、交互に周回を重ねた。しかし、何度か赤旗による中断があったり、安岡選手のドライブの際にシフトが入らなくなるトラブルが出たりと、なかなか思い通りの練習走行を重ねることができない。午前中の公式練習は29Lapを走行するにとどまった。*ベストラップは10Lap目に安岡選手が出した1'22.060(22位)

gt-r06-arnage-03  午後になってもまぶしい秋空は変わらず、日差しは強いものの、東北の秋を感じさせる爽やかな天候。予選は午後2時から行われ、Q2進出を目指して安岡選手がアタックを開始した。安岡選手は6Lap目に1'21.085を記録したが、JAF-GT勢とマザーシャーシ勢が上位を占める、今シーズンの流れに食い込んでいくことはできず19位。またしてもQ2進出はお預けとなった。とはいえこの順位は、6台参戦しているMercedes SLS GT3の中で3番目の順位であり、SLSには不向きな菅生のコースにもかかわらず、SKT EXE SLSが健闘したことを窺わせる。躯体の新しくなったマシンはこれまでになくフィーリングが素直になったという両ドライバーの評価に、Arnage Racingは確かな手応えを感じて、翌日の決勝に向けてのメンテナンスを楽しんだ。

 なお、300クラス予選の結果は次の通り。

  • P1 #55 ARTA CR-Z GT 高木 真一 /小林 崇志 (1'19.107)
  • P2 #25 VivaC 86 MC 土屋 武士 / 松井 孝允 (1'19.408)
  • P3 #31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀 / 中山 雄一 (1'19.489)
  • P19 #50 SKT EXE SLS 加納 政樹 / 安岡 秀徒 (1'21.085)

September 20th Race Day

  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:26℃→26℃ / 路面温度:38℃→35℃ / 入場者:28,500

gt-r06-arnage-10  決勝日も抜けるような青空に、爽やかな風の吹く心地よいレース日和となった。SKT EXE SLSは前夜遅くまでかかって更に仕上げのステッカーリングが施され、日曜の朝にはすっかり元通りになった姿を見せた。9時からのフリー走行は、決勝を想定して安岡選手、加納選手の順で時間いっぱいを使って17Lapを走行。これといったトラブルもなく、ドライバーチェンジのシミュレーションも行いながら順調に周回を重ねて、予定していたメニューをしっかりとこなすことができた。特にこれまで蓄積してきたセッティングのノウハウを朝の走行で煮詰めた結果、エンジニアがこれまでよりもさらに進んだレース向けのセットを投入、生まれ変わったSKT EXE SLSは決勝の時を待った。

 午後2時、全く雨の心配のないドライコンディションのなか、宮城県警の白バイとパトカー先導によるパレードラップのあとフォーメーショ ンラップと続き、いよいよ菅生ラウンドがスタートした。

gt-r06-arnage-13  スタートドライバーを託された安岡選手は、300km先のチェッカーを目指して、19番手から追い上げを始めた。しかし、コース幅の狭い菅生サーキットで混戦を制するのは至難の業である。安岡選手はタイヤの温まってくる9Lapあたりから1分22秒後半~23秒台の良いペースをキープしながら、浮上の機会を狙って走行を続けた。真夏を思わせる気温と荒れる路面は、「菅生の魔物」の暗躍を予想させる。クラッシュやアクシデントが続発したが、安岡選手は淡々と走行を続け、6Lap目に18位、23Lap目に16位と、少しずつポジションを上げていった。そして、その直後の24Lap目、バックストレートで500クラスの車両同士が接触して大なクラッシュが発生したためセーフティーカーが導入、29Lap目のピットレーンオープンと共に、コース上にいたほとんどの車両がピットインした。SKT EXE SLSも16位のままピットイン、給油、タイヤ交換を行い、安岡選手からバトンタッチを受けた加納選手はいざ追い上げ、とばかりにピットアウトを試みた。ところがピットレーン出口付近の車両がピットアウトに手間取りピットレーン出口を塞いで動かない。大渋滞の様相を呈するピットレーンには10台以上の車両が身動きもできずに閉じ込められ、コース上を周回しているマシンとの明暗が、ここでくっきりと分かれてしまった。

gt-r06-arnage-19  ようやく加納選手操るSKT EXE SLSがコースに戻った時には、ポジションは21位に後退。しかし、加納選手はここ数戦の悔しさを晴らすかのように素晴らしいドライビング見せる。狭いコースで、激しく追い上げてくる他車両との、ぶつかり合うような激しい接近戦を耐え忍び、加納選手は61Lap目にポジションを一つ上げて20位でチェッカーを受けた。

 Arnage Racingは、順位こそ振るわなかったが、第3戦タイラウンド以来の完走でレースを終了、アルナージュ魂の意地をかけて作り上げたSKT EXE SLSを無事な姿で戻すことができた。

  • P1 #25 VivaC 86 MC 土屋 武士 / 松井 孝允
  • P2 #31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀 / 蒲生 尚弥
  • P3 #11 GAINER TANAX SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P20 #50 SKT EXE SLS 加納 政樹 / 安岡 秀徒
チーム代表 伊藤宗治
 今回は、鈴鹿のアクシデントで危機的な状況でしたが、なんとかクルマにして菅生に持っていくことができ、かねてから定評のチームワークで問題を最小限にとどめて走行させることができました。Arnage Racingらしい事の運びで非常に嬉しいことだったと思います。レース自体はとても不運なものになってしまいましたが、最後まで諦めなかった加納さんが、苦手なコースだったにも関わらず十分な走りをしてくれて、次につなげられる結果だったのではないかと思います。とにかく、鈴鹿後の苦しい時期にチームの意向を汲んでご尽力くださったHWAとAMGの皆様、温かいお言葉で応援してくださったスポンサー様やファンの皆様には、重ねて心からのお礼を申し上げたいと思います。次戦も応援よろしくお願いします。
ドライバー 加納政樹
gt-r06-arnage-06  お疲れ様でした。前回の鈴鹿から今回の菅生にかけては、チームのみんなの意地と意気込みがあって、ここ(菅生)に来れたわけですし、そのなかで、ちゃんとチェッカーまで受けれて、アルナージュらしいレースができてほんとによかったと思ってます。今回のレースは途中でSCが入ったりしてレースが荒れたんですけど、そんな中で順位はどうあれ、とりあえず、完走することができて、いつものような流れでレースできたんじゃないかと思います。でもあのタイミングで交代するのは今までにないパターンで、まあ今まででたぶん一番長く乗ったレースになったんじゃないかな。これからこういうレースもあるんじゃないかと思うし、何より、ここ3戦、ほんとに色んなことがあって、色んなことが起こる中で、それが一つ一つドライバー含めチームの引出しになって、また強くなっていくんやと思います。去年はオートポリスのレースから、ポイントを取っていく流れが出来たような気もするし、今日のクルマの動きを考えると、結構ちゃんと曲がるし、オーポリも厳しいような感じじゃなさそうなんで、今回の経験も糧にしてね、何よりまずちゃんと完走して、とりあえずはレースをすっきり終わらせる。その中でまあ順位が後ついてくると思うんで、それを目指して、頑張りたいと思います。ありがとうございました。
ドライバー 安岡秀徒
gt-r06-arnage-02  とにかくクラッシュしたらシーズン終了だっていうのは、アルナージュ一年目からずっと言われてきたことで、鈴鹿のあの映像を見たときには、もう完全に『今シーズン終了』という風に思ったんですけど、こうして次の菅生のレースにほぼ普通に走れて、特に何かがあって何かを我慢しなくちゃいけないということもなく、まあいつも通りに、練習走行から走りはじめて、予選、決勝と来れて。ほんとに、みんなの頑張りだと思います。前から言ってますけど、恵まれた体制で走ってるなあっていうのは感じます。そんな中で、今日のレースとしては、結果的にはSCでピットに入ったことが良くなかったんですけど、300のジェントルマンドライバーの渋滞とかは想定していたし、そこで運がいい方ではなかったにしてもちゃんと走れて、その運がいい方じゃなかったおかげで単独でも走れたんです。その中で今日試したセッティングが、僕としては結構いいタイムで走れた感じがあったわけですが、そこが、初めてレースカーとして、決勝日のクルマとして、アストンのレベルにあったというか、近づいたと感じられた日だったんですね。そういう意味で、実はすごく充実したレースだったと言えます。ですから、ほんとはもっと乗って、あのタイヤがどうなっていくのか、やっぱりフロントタイヤがキツイっていうので、相当大事に走ってたんだけど、それでどのくらい行ったのかとか、そういう状況でリアはどうだったのかっていうのを今日のこのバランスで知りたい。もうほんとに残り2戦になってしましましたけど、流れとしてはようやく好転してきましたので、オートポリスでいいレースができるように、頑張りたいと思います。お疲れ様でした。

 応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、残す2レースも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。10月31日~11月1日にオートポリスサーキットで開催される、次戦九州ラウンドにおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

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Arnage Racing SUPER GT Race report

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WEC富士6時間:決勝レース 圧倒的な速さでポルシェ919ハイブリッドが独走1-2、#17ベルンハルト/ウェバー/ハートレイ組が3連勝を達成

2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦「富士6時間」の決勝レースが10月11日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#17Porsche Team/ポルシェ919ハイブリッド(ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンダン・ハートレイ組)が優勝、#18(ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組)が2位につけ、ポルシェが圧倒的な速さを見せつけた。
(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:9日6,000人/10日14,000人/11日32,000人/大会総入場者数52,000人)

優勝したティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー組(ポルシェ919 Hybrid)

優勝したティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー組(ポルシェ919 Hybrid)

2位のロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組(ポルシェ919 Hybrid)

2位のロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組(ポルシェ919 Hybrid)

3位のマルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組(アウディR18 e-tron quattro)

3位のマルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組(アウディR18 e-tron quattro)

4位のルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス組(アウディR18 e-tron quattro)

4位のルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス組(アウディR18 e-tron quattro)

5位のアンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋 一貴組(トヨタTS040 HYBRID)

5位のアンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋 一貴組(トヨタTS040 HYBRID)

6位のアレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ組(トヨタTS040 HYBRID)

6位のアレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ組(トヨタTS040 HYBRID)

LMP2優勝のロマン・ルシノフ/ジュリアン・キャナル/サム・バード組(リジェJS P2-ニッサン)

LMP2優勝のロマン・ルシノフ/ジュリアン・キャナル/サム・バード組(リジェJS P2-ニッサン)

LMP1の表彰式

LMP1の表彰式

公式予選日までの好天とは打って変わり、決勝日の富士は朝から小雨の降り続くあいにくのコンディション。
このため午前11時からの決勝レースはセーフティーカースタートされ、開始から約30分間は隊列を組んでの走行となった。

SCは17周めにピットイン、18周めからシグナルグリーンとなったが、この周のコカコーラコーナーでなんとポールシッターの#17ウェバーがコースアウト、大きく順位を落とすことに。続いて18デュマもセクター3で失速、相次いでアウディ勢、トヨタ勢の先行を許すことになった。

しかしストレートスピードに勝る2台のポルシェは周回を重ねるにつれて次第にペースを取り戻し、20周めには相次いでアレキサンダー・ブルツの駆る#2トヨタTS-040を抜き去ると、懸命に抵抗する中嶋一貴のトヨタ1号車も最初のピットストップを利用してかわし、一気にアウディの背後に迫って行った。

そして先行する18号車は71周終わりのストレートでついにトップを走行する#7アウディR18 e-tronクワトロを捉えてトップに浮上、そのまま後続を突き放しにかかる。
2度のコースアウトにより出遅れた17号車も75周めまで激しいドッグファイトを展開、7号車の2度めのピットインに乗じて2位に浮上した。

この辺りから雨は降ったり止んだりを繰り返しながら次第に路面コンディションは向上し、各車とも次第にペースを上げていく。

圧倒的なストレートスピードを武器に1位2位を奪い返したポルシェ勢は次々にファステストラップを塗り替えるハイペースで後続との差を広げていき、3位以下を全て周回遅れに追いやると、レース終盤にはチームオーダーを発令して17号車に先行させる余裕すら見せて6時間で216周を走破、17号車は第4戦ニュルブルクリンクから続く3連勝を1-2フィニッシュで達成した。

アウディ勢もレース終盤には日本のサーキットを知り尽くしたブノワ・トレルイエやロイック・デュバルが昨年の予選タイムをも上回るハイペースで追い上げたが、一歩及ばなかった。

また昨年の覇者トヨタ勢も序盤こそ中嶋一貴の1号車がウェバーやデュマを相手に一歩もひかないドッグファイトを展開したが、ストレートスピードの差は如何ともしがたく、トップから2周遅れの5位に終わった。
また2号車は20周めのコカコーラコーナーで18号車と接触、スピンを喫したばかりかラジエターを破損してしまい、交換作業に時間を取られて大きく後退、最後まで懸命の追い上げを見せたが6位に終わっている。

このほか、LMP2クラスは#47KCMG/オレカ05日産と残り1時間まで激しい肉弾戦を繰り広げた#26G-Driveレーシング/リジェJSP2日産(ロマン・ルシノフ/ジュリアン・キャナル/サム・バード組)が競り勝ってクラス優勝。
LMGTEプロクラスはAFコルセの#51フェラーリ458イタリア(ジャンマリア・ブルーニ/とに・ヴィランダー組)が、LMGTEアマクラスは俳優のパトリック・デンプシーがドライブする#77デンプシー・プロトンレーシングのポルシェ911RSR(パトリック・デンプシー/パトリック・ロング/マルコ・ゼーフリート組)が優勝した。

WECはこのあと戦いの舞台を中国の上海サーキットに移して第7戦を開催する。
11月1日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

FJ1600 | 岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦岡山決勝 大湯都史樹が今季3勝目。シリーズチャンピオンも手中に

 スーパーFJ岡山シリーズは11日、岡山国際サーキットで予選と決勝を行い、予選2位からスタートした大湯都史樹(Rn-S TANZEN KK-SⅡ)が12周・20分07秒682で優勝した。大湯のシリーズチャンピオンも決定した。

予選時のアクシデント

予選時のアクシデント

大湯都史樹

大湯都史樹

兒島弘訓

兒島弘訓

平優弥

平優弥

優勝した大湯都史樹

優勝した大湯都史樹

2位の兒島弘訓

2位の兒島弘訓

3位の平優弥

3位の平優弥

4位の岩井正典

4位の岩井正典

5位の大原佳祐

5位の大原佳祐

6位の小野寺匠

6位の小野寺匠

表彰式

表彰式

 予選時のどんよりとした雲も薄くなり、ときおり薄日も差してきた午後1時10分、フォーメーションラップが始まった。

 午前中に行われた予選では、後半にスピンした選手に別の選手が追突するアクシデントがあったため赤旗終了。消化不良気味の予選セッションとなった中、兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)がポールポジションを獲得。2位に大湯都史樹(Rn-S TANZEN KK-SⅡ)、3位に岡山初出場の平優弥(Team Naoki☆Leprix☆10V)と続いている。

 予選中のアクシデントのため決勝への出走を取りやめた千坂勉(イセパワー☆PSナカガワ07J)を除く12台(内混走のFJ1600クラスが2台)がグリッドに整列、12周の決勝レースがスタートした。

 ポールポジションの兒島は気負ったのかホールスピン気味で出遅れ、無難なスタートを切った予選2位の大湯、そしてロケットスタートを決めた同3位の平、この3台が並んで1コーナーへ進入。3ワイドの攻防はインにつけていた大湯がトップを奪い、アウトからかぶせた平が2位、兒島は3位に落ちた。

 オープニングラップから2位平と3位の兒島はドッグファイト。各コーナーで兒島が平を責め立てるがパスするには至らず。2位争いを尻目に1周を終わってトップの大湯は後続を1秒6離して戻ってきた。

 3位の兒島は冷えたタイヤでオーバーステア気味。2周目からは2位・平との間隔が広がるが、タイヤが暖まると4周目あたりから再び平に急接近。5周目のバックストレッチでスリップに入るとヘアピンでアウトから並びかけ、リボルバーでインから2位に浮上することに成功した。

 3位に落ちた平もあきらめない。兒島の背後からプレッシャーをかけミスを誘っていたが、6周目のリボルバーでの兒島のミスを見逃さず2台はテールトゥーノーズでパイパー、レッドマンと通過。ところがホッブスの進入で勢い余ってか平が兒島に追突。平のマシンはフロントウイングが脱落。ペースダウンを余儀なくされ、息詰まる攻防はあっけない幕切れとなった。

 2位に上がった兒島はトップの大湯を追うが、2台で競っていたためタイムが上がらず、大湯との差は約5秒まで広がっていた。10周目にこのレースのファステストラップをたたき出すも焼け石に水。2位でゴールすることとなった。

 一方、接触でフロントウイングを失った平はその影響でその後フロントカウルまで脱落。ラップタイムが上がらず、7周終わり時点で6秒ほど差のあった4位・岩井正典(NRA MM 10V)に秒単位で迫られることとなった。

 その差は10周目に3秒0、11周目に1秒9と2秒を切るもなんとか逃げ切り、平は1秒3差の3位でゴールに滑り込んだ。

 優勝は大湯、2位に兒島、3位・平、4位・岩井、5位・大原佳祐(BLOOM-CARS☆MTN☆KKS-1)、6位・小野寺匠(Bionic Jack KK-SⅡ)と続いた。

 優勝した大湯は選手権ポイントを75点まで伸ばし、2位の兒島の55点とは20点差。最終第5戦で兒島が優勝し大湯がノーポイントに終って75点で並ぶも優勝回数の多い大湯がチャンピオンとなり、この時点で最終戦を残してのチャンピオンを決めることとなった。

 最終第5戦は11月29日に決勝レースが開催される。

優勝 大湯都史樹(Rn-S TANZEN KK-SⅡ)
 「予選は赤旗も出てタイムを出した周もミスをして厳しかったです。スタートは普通に決まりましたが、平君が速くて3ワイドになり、平君が横まで来なくてアウトに行ったおかげでイン側がとれ、トップに立てました。前半は速く走れましたが、試したい走りをしてタイムにばらつきがあったこともあり、最後に兒島君にファステストを取られたのが痛かったです」
2位 兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)
 「第3戦でもスタートを失敗していたので、ポールポジションを無駄にしないように、なんとか成功しようと思いましたが、気合が入りすぎホイールスピンが多くて出遅れ両サイドから挟まれたので引かざるを得ませんでした。その後は、タイヤが冷えた状態でのクルマが思っていた以上にオーバーステアでペースが上げられず、平君を抜くのに手こずってしまいました。平君は抜けましたが、大湯君との距離が離れてしまって、ファステストは取れましたが速さより結果が欲しかったので、反省しています」
3位 平優弥(Team Naoki☆Leprix☆10V)
 「岡山は金曜日から初めて走って、どこまでまとめられるかが課題でした。予選もトップの人たちとタイムが遜色なかったので、自信になりました。スタートは自信がありタイミングさえあれば前に出られると思っていました。3ワイドになりましたが、ここはコース幅が狭いことが頭にあり、スタート直後でどれだけフロントがグリップするのかもわからず、自信を持っていけなかった部分もあり、引きました。そこからレースを組み立てようと思いましたがトップの選手が速くて2位争いになってしまいました。相手は岡山のツボを知っているしスリップを使われて横に並ばれると厳しかったですね。抜かれた後は相手のミラーに写り込むように必死に走って、ミスを誘うようにしていましたが、失敗したのはぼくのほうで当たってしまいました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

FJ1600 | 岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦岡山決勝結果

OLAYAMA Challenge Cup Race Rd.3 -RIJ- (2015/10/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ岡山シリーズ Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
158S-FJ1大湯 都史樹Rn-S TANZEN KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1220'07.682
22S-FJ2兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH123.818
370S-FJ3平 優弥Team Naoki☆Leprix☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH1214.794
49S-FJ4岩井 正典NRA MM 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1216.099
51S-FJ5大原 佳祐BLOOM-CARS☆MTN☆KKS-1
MYST KK-S
YH1217.251
644S-FJ6小野寺 匠Bionic Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1246.600
77S-FJ7バイエルン・松尾Gulf Racing☆MTN7
MYST KK-S2
YH1259.668
811S-FJ8村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH121'03.498
96S-FJ9サンタガータ・上岡Kappie Racing Reinyan
MYST KK-S2
YH121'09.483
1060FJ16001貫戸 幸星KRS萬願亭SK96
OSCAR SK-96
YH121'21.291
1117S-FJ10白石 隆S・M・N・RCプロジェクト☆KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH121'38.462
125FJ16002小野 拓哉エテノワール
OSCAR SK02
YH111Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.2 兒島弘訓(OUSFPコウゲンレーシングKK-SⅡ) 1'39.685 (10/12) 133.729km/h

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WEC富士6時間:「クルマが速かろうと遅かろうと、常にプッシュするだけです」中嶋一貴(トヨタ)予選後のコメント

(今シーズンを振り返って)ドライバーはあんまり頭が良くないので、どのレースへ行っても夢を見ちゃうというか、何かいいことがあるんじゃないかと思いながらやってるので、実際予選が終わってみると「ああいつも通りか」というのはありますけど、明日の天気も含めて、何か起きるんじゃないかと思いながらやってますし、常にモチベーションは高く持ってみんなやってます。
あと特に自分だけで乗るわけではないので。チーム内でも常に比較はされているので、クルマが速かろうが遅かろうが常にプッシュしていないといけないという状況は変わりません。
ルマンから、特に今回に向けてすごくエンジンが良くなっているのは体感できますし、来年に向けてクルマが大きく変わることも分かっているので、ドライバーとしては大きなモチベーションになっています。来年クルマが良くなった時のためにも今頑張らないといけないという気持ちを持って頑張ってます。

(東富士研究所へ行った時の感想は)いろいろなものを見たり、人と会って話をする中でただ単にサーキットで話を聞くよりもドライバーみんな実感は持てていると思うので、すごく良かったと思いますし、こういう状況の中でも応援してもらっているということを実感できたので、さらに頑張ろうという気持ちになりました。

(ライバルたちがさらに速くなっていたことを目の当たりにしてどう思ったか)やはりびっくりはしますよね。ポルシェはだいぶ速くなるだろうなあと想像はしていました。でもその幅がでかかった。アウディは去年と同じくらいかと思っていたんですが、さらに速くなってた。来年僕らもさらに速くなっているといいですが、周りも速くなってくるだろうから、その中でどこが一番伸びたか、という勝負になるんでしょうね。

(フルシーズン1年目だが)意外と違わないですね。いろんなサーキットに行きましたが、オースティン以外は知ってるサーキットだったし。耐久とはいえ走っても2スティントなので、時間で比較すればF1と変わらないかなと。ルマン以外は普通のレースと変わりません。当時のF1に比べればGフォースなんかも違うし、フィジカル的にはむしろ楽ですね。
オースティンとかニュルみたいに暑いと辛いですが、それ以外は問題ありません。

(ルマンで勝つにはあと何が必要だと思うか)あとは運がついてくれば、と。勝つまでやり続けるしかないんでしょうね。ツイてればいきなり勝つこともあるでしょうし、運は巡るものだと思うので、巡ってくるまでやり続けるしか。チームの力的には過去にも勝つ力があることを何度も証明しているので、あとはその力を維持して、勝てるまでやるしかないです。

(決勝に向けて一言)天気が微妙ですし、天気が崩れてくれた方が多少いつもとの違いは出せると思いますけど、だからって急に頑張ってもしょうがないし、いつも頑張ってはいますので。僕らは常にベストを尽くすだけです。

(ウェットでの走行は十分に行ってきたか)スパでクラッシュした時は雨でしたし、ルマンでちょっと降ったかもしれませんが、今年はそのぐらいでした。大して雨で乗っていないことはみんな同じですから。

(日本との往復でスーパーフォーミュラとWECを戦うことで体力的に厳しくはないか)あんまり変わらないですね。富士と中国はすぐ近所ですし、ヨーロッパが増えたのと、バーレーンも何度か言ってますし、アメリカの時差ぼけがちょっと、というぐらいです。
スケジュール的にはスーパーGTがなくなった分暇になってるくらいです。テストもないので。
GTやってた去年の方が忙しかったと思います。

(スーパーフォーミュラの後半戦について)思っている通りになってるので、次の菅生で勝てればなんとかなるんじゃないかなと思っています。去年に比べて自分自身が安定しているというのはあると思うし、うまく行った時のことを繰り返しできるようになっているので。あとは周りもうまくなってきていると思うのですが、スタートを活かせるようになったこと、予選も含めて全てがうまくかみ合うようになってきました。その割にポイントが縮まらないなと(笑)
石浦選手は去年もポイントポイントで速かったんですけど、今年は大事なところで全部速い。オートポリスの差を見ると圧倒的に速いので、これはなんとかしなきゃなと。菅生に向けて車も見直してもらっているので、期待しています。それをうまく結果に結びつけられればなと。
菅生は石浦くんも速いだろうし、アンドレも速いでしょう。JPはちょっと速くない気がします。あとはホンダ勢がどこまでくるか、可夢偉もくるでしょうし。スタートで菅生は稼げないので、フロントローにいれば、という感じです。
まずは菅生で優勝できればベストですが、ポールを取って1ポイント取りたいです。
最終戦はボーナスポイントがあるので、例年通り最後に勝って美味しいところを持ってこうかなと(笑)

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

FJ1600 | 岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦岡山公式予選結果

OLAYAMA Challenge Cup Race Rd.3 -RIJ- (2015/10/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJ岡山シリーズ Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
12S-FJ1兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1'39.678--133.7396/6
258S-FJ2大湯 都史樹Rn-S TANZEN KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1'39.752 0.074 0.074133.6396/6
370S-FJ3平 優弥Team Naoki☆Leprix☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'39.997 0.319 0.245133.3126/6
49S-FJ4岩井 正典NRA MM 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'41.192 1.514 1.195131.7386/6
51S-FJ5大原 佳祐BLOOM-CARS☆MTN☆KKS-1
MYST KK-S
YH1'41.687 2.009 0.495131.0965/6
67S-FJ6バイエルン・松尾Gulf Racing☆MTN7
MYST KK-S2
YH1'42.308 2.630 0.621130.3015/6
744S-FJ7小野寺 匠Bionic Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1'43.073 3.395 0.765129.3346/6
811S-FJ8村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH1'44.431 4.753 1.358127.6526/6
96S-FJ9サンタガータ・上岡Kappie Racing Reinyan
MYST KK-S2
YH1'44.453 4.775 0.022127.6255/6
1012S-FJ10千坂 勉イセパワー☆PSナカガワ07J
WEST 07J
YH1'44.769 5.091 0.316127.2406/6
1117S-FJ11白石 隆S・M・N・RCプロジェクト☆KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH1'45.053 5.375 0.284126.8966/6
1260FJ16001貫戸 幸星KRS萬願亭SK96
OSCAR SK-96
YH1'48.663 8.985 3.610122.6804/6
135FJ16002小野 拓哉エテノワール
OSCAR SK02
YH1'52.09912.421 3.436118.9204/5
---- 以上基準タイム(130% - S-FJ:2'09.752 / FJ1600:2'23.495)予選通過 ----
  • 本予選は、開始11分59秒時点で赤旗提示、予選終了とした。

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WEC富士6時間:「来年は30秒速くしますよ」村田久武プロジェクトリ−ダー(トヨタ)予選後のコメント

このレースに備えてエンジンの馬力を上げてきました。詳しい数字は言えませんが、エンジン単体でウン十馬力です。
燃費を犠牲にして馬力を上げても仕方がないので、ポンピングロスとかフリクションを下げて実馬力を上げました。
すでに東富士では来年のエンジンが回っているんですが、そこで使っているものの中から入れられるものを全部入れてれてきました。
空力についてはコース特性とドライバーの要求に合わせて調整してきました。

(他のライバルと比較して)そんなに甘くないなと。ルマンから少しでも差を縮めようとしてきているんですけど、そんなに世の中甘くないなあと。

ルマンも特別ですが日本も特別なレースです。自分たちのパワートレーンを作ってくれている仲間が日本に一杯いて、彼らが生で見られる唯一のレースが富士なんです。
自分たちのプロジェクトを応援してくださる日本のファンも生で見られる唯一のレースでもあるので、手ぶらでくるわけにはいかないと。今自分たちが出来る最善の策を持っていかんといかんよねと話し合って、一人1馬力ずつでいいので掻き集めてこいと。それを足してウン十馬力にしました。ドライバーも体感してくれています。
ただこれは絶対的な努力で済む話ではなく競争ですから、自分たちが頑張っても相手がもっと上げてくるかもしれない。その結果が今日に繋がったということです。

前半戦はアウディのハイダウンフォースのクルマが強く、ポルシェのローダウンフォースのクルマですが何が何でもチャンピオンを取ろうと、後半さらにアップデートしてきました。
今回我々はハイダウンフォースのパッケージを持ち込んでいます。富士はストレートが長いので直線を重視した方がいいと思われていますが、セクター3をどう切り抜けるか、ハイスピードコーナーをどう切り抜けるかがすごく重要なんですよ。

今までいろんなところで「申し訳ございません」と言い続けてきました。
役員にも怒られてるし、ファンの人からは「来年こそがんばってくださいね」と言われています(笑)まずは「申し訳ございません」と。「来年頑張ります」と。

(来年の開発状況は)すでに回っています。東富士で回っていて、今回もドライバーが日本に来た時に彼らを勇気付けるために本社の鋳物工場やマシニング工場に連れてって現場のみんなと触れあってもらい、来年のユニットも見てもらってモチベーションを上げてもらいました。
今年ポルシェが6秒速くしてきましたので、来年僕らは30秒速くしてやろうと(笑)
アウトラインは相当前に決めていて、ポケットにあるものを掻き集め、持ってるものを全部出して開発しています。そうしないと来年も同じようになってみなさんに問い詰められることになりますから。

こういう厳しい状況になると諦めたり投げやりになったりすることもあると思いますが、チームも、ドライバーも、開発陣もひたすら前を向いてやってきました。そういう諦めへん気持ちを培ったのが今年の収穫です。半分泣きながらやってますけど(笑)鼓舞しながら。そういう精神的な強さを再確認できました。
去年チャンピオンとったけど、その前はずぅっと負け続けていましたよね。
だから「去年はたまたまチャンピオンとったんだ。もともとこうだったやんけ」とみんなで言いながら、「そんな偉そうなこと言える立場やないやろう」って。

(30秒という目標は達成可能なのか)出来るできないじゃなく、やるんだ、と。できなかったらまた同じ思いをすることになるんですから。

(来年型のコンセプトについて)今言ったら3月に書くことがなくなるじゃないですか(笑)もうちょっと待っててください。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

GT Asia | SUPER GT | その他

アジアンルマン第1戦富士決勝 ポールの#8中野/ロイトウィラー組が独走優勝

WEC富士6時間と併催のアジアンルマンシリーズ第1戦の決勝レースが10月10日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#8RACE PERFORMANCE/オレカ03Rジャッド(ニコラス・ロイトウィラー/中野信治組)が70周を走破し、総合優勝を飾った。

決勝レースは午後3時より2時間で行われた。
スタートでトップに立ったのは#99ユーラシアモータースポーツのオレカ03。
ポールシッターの8号車は、スタートドライバーの中野が1コーナーでオーバーランして2位に後退、その後も99号車のトリスタン・ゴメンディに徐々に引き離されてしまう。

しかしレースが中盤に入り、二人目のドライバーに交代すると、99号車をドライブしたタク・スン・キムのペースが上がらず、これを37周めに#8ロイトウィラーが捉えてトップを奪い返し、その後も一気に突き放しにかかった。
99号車はその後50周めにピットインして三人めのウィリアム・ロークに交代したが、トラブルに見舞われたか残り15分になるまでガレージに足止めされることとなり、総合10位まで後退してレースを終えることになった。

この他LMP3クラスは#1DCレーシングのリジェJSP3(デビッド・チェン/ホー・ピン・タン組)が、LMGTクラスは#3クリアウォーターレーシングのマクラーレン650s(モク・ウェン・スン/ロブ・ベル/澤圭太組)がクラス優勝を獲得した。

なお、吉本大樹と細川慎弥が参加したチームAAIの#92BMW Z4はGTクラス3位(総合5位)に入ったが、谷口信輝が参加した同チームの#91BMW Z4はオープニングラップでアクシデントによりリタイヤ、柳田真孝、松井孝允らが参加したLMP3クラスの#89ADDESS03は49周めに駆動系のトラブルでリタイヤ、同じくLMP3クラスで谷川達也、阪口良平らがドライブした#88ADDESS03は7周めのダンロップコーナーでスピン、そのままコース上にストップしてレースを終えている。

Text:Kazuhisa SUEHIROa

SUPER FORMULA | その他

WEC富士6時間公式予選 驚異の22秒台連発で#17ポルシェがPP獲得!

2015年FIA世界耐久選手権第6戦「富士6時間レース」の公式予選が10月10日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#17Porsche Team/Porsche919(ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンダン・ハートレイ組)が平均タイム1’22.763というダントツの速さを見せつけてポールポジションを獲得した。

公式予選は午後1時40分よりLMGTクラス、LMPクラス各20分間で行われた。
WECの予選は2人のドライバーがアタックを行い、そのベストタイムの平均で決勝のグリッドを決めるシステム。
最初に行われたLMGTクラスの予選ではAFコルセの2台のフェラーリ458が1-2を獲得。#71ダビデ・リゴン/ジェームス・カラド組が平均タイム1’38.295でポールポジションを獲得した。
GTAmクラスはラルブルコンペティションの#50コルベット(ジャンルカ・ローダ/パオロ・ルベルティ/ニコライ・シルベスト組)がトップだった。

続いて午後2時10分から行われたLMPクラスの予選では、#17ポルシェで最初にアタックしたティモ・ベルンハルトがいきなり1’22.888を叩き出してトップに踊り出ると、2番めにアタックしたマーク・ウェバーが1’22.639とタイムをさらに縮めてきた。
これで平均タイムは1’22.753だ。
今年5月に富士で行われたスーパーフォーミュラ第2戦のポールタイムが1’22.572だったことを考えても、スポーツプロトタイプカーでのこのタイムは驚異的と言える。
ところがセッション後半に入って#7アウディR18eトロン・クワトロをドライブしたブノワ・トレルイエも1’22.908と17号車に迫るタイムを叩き出して見せた。
しかし平均タイムでは1’23.082に留まり、ロメイン・デュマとマルク・リーブが安定した速さを見せた”#18ポルシェの1’23.071にわずかに及ばず、ポルシェがフロントローを独占する結果に終わった。
一方、昨年の覇者トヨタレーシングは、#1(アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴組が1’25.072、#2(アレキサンダー・ブルツ/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ組)が1’25.327と昨年を上回るタイムを記録したものの、今回もポルシェ、アウディの後塵を排する結果となった。

この他LMP1-Lクラスではレベリオンレーシングの#13R-One/AER(アレキサンダー・インペラトーリ/ドミニク・クライハマー/ダニエル・アプト組)が1’28.492、LMP2クラスはG-Driveレーシングの#26リジェJSP2/日産(ロマン・ルシノフ/ジュリアン・キャナル/サム・バード組)が1’31.529でそれぞれクラストップだった。

富士6時間決勝は明日午前11時スタート。
現時点では雨の予報となっており、どのような結果になるか全く予想できない状況だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

GT Asia | SUPER GT | その他

アジアンルマンシリーズ第1戦富士 公式予選 中野信治の駆る#8オレカがPP

WEC富士6時間と併催で行われるアジアンルマンシリーズ第1戦は10月10日、富士スピードウェイで公式予選を行い、中野信治のドライブする#8RACE PERFORMANCE/オレカ03Rジャッド(ニコラス・ロイトウィラー/中野信治組)が1’36.613でポールポジションを獲得した。

公式予選は午前11時より30分間で行われた。
最初にトップに立ったのは#1DCレーシングのLMP3だったが、すぐに中野が1’36.978でトップに。中野はその後1’36.613までタイムを縮めてポールポジションをものにした。
同じLMP2クラスのもう一台、#99ユーラシアモータースポーツとは1.8秒差だった。

この他、澤圭太がドライブする#3マクラーレン650s(クリアウォーターレーシング)は1’39.484でLMGTクラスのトップ、総合でも4位につけ、細川慎弥、吉本大樹のドライブする#92BMW Z4(チームAAI)がLMGTクラス2位で総合5位、谷口信輝のドライブする#91BMW Z4(チームAAI)がLMGTクラス3位、総合6位につけた。

一方、柳田真孝、松井孝允、谷川達也、阪口良平らが加わって2台のLMP3車両を走らせるチームAAIの88号車、89号車は、先週走り始めたばかりのニューマシンということもあり、指定部品がまだ届いていないとのことで予選走行を見送っている。
しかし部品の到着を待って午後の決勝には出走するとのことだ。

決勝レースは今日の午後3時より2時間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA | その他

WEC富士6時間:フリー走行 #17ポルシェが圧倒的な速さでトップに。

2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦「富士6時間レース」が10月9日、静岡県の富士スピードウェイで開幕、初日のフリー走行では1回目に#7Audi Sport Team Joest(マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組)が1’24.497、2回目は##17Porsche Team(ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンダン・ハートレイ組)が1’24.460を記録してトップだった。

公式予選日の10日は午前9時50分よりフリー走行3回目が60分間で行われ、#17ポルシェが1’23.570という驚異的なタイムを叩き出してトップタイム。
昨年優勝のTOYOTA Racingは1号車(アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴組)が1’25.458で4番手、2号車(アレクサンダー・ブルツ/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ組)は1’26.186で5番手に終わった。

LMP2クラスはフリー走行1回目がアルピーヌ/日産を駆る#36Signatech Alpine、フリー走行2回目はリジェ/日産の#26G-Drive、フリー走行3回目はギブソン/日産の#42Strakka Racingがトップだった。

天候は第1日目が晴れ、第2日目が曇りで、いずれもドライコンディションでの走行。
フリー走行3回目の気温は17.5℃、路面温度18.89℃と例年より低めで、午後の公式予選でもこうタイムが期待できそうだ。

公式予選は午後1時40分よりLMGTEクラス、LMPクラスは午後2時10分より、それぞれ20分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿 セオドールレーシングJr.チーム 岡村建、初のフルコースレースで6位入賞 (THEODORE)

 F1日本グランプリ サポートレースにスーパーFJが組み込まれてから今年で3回目となる2015S-FJドリームカップレース。日本国内で7つのシリーズ(オートポリス・岡山・鈴鹿・富士・筑波・もてぎ・東北)が開催されているJAF地方選手権スーパーFJシリーズ。 各シリーズの上位選手が選抜選手として参加を許されるこのドリームカップにセオドールレーシングジュニアチームは、前回の鈴鹿シリーズRd.5で電撃的なデビュー優勝を飾った岡村建(以下、タケル)を起用して参加しました。

 鈴鹿サーキットはF1で使用されるフルコースの他、F1ピット側を使用する東コースとバックストレートを中心とする西コースの三種類に使用が分割され、前回のデビューレース時は西コースで開催されました。 今回のF1サポートレースは当然ながらフルコースで開催され、タケルにとっては初のフルコースでのレースとなります。

 世界共通のF1サポートレースフォーマットの為、金曜日フリー走行(30分)、土曜日予選、日曜日に決勝とタイトなスケジュールでの開催となる今回のドリームカップレース。 元々、今年の最初の目標は年末に行われるスーパーFJ日本一決定戦(鈴鹿サーキット/フルコース)でポディウムフィニッシュする事にターゲットを絞っている為、今回のレースはそのシュミレーションを目的として参加をする事をターゲットにしています。

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9月25日(金):フリープラクティス

 朝から雨と言う最悪のコンディションからスタートしました。ウェットでの走行が初めての為、慎重に走る様に指示したものの序盤は2-5番手のタイムを連発し、初ウェットとは思えないパフォーマンスでしたが中盤にコースオフ。ダメージは無かったものの、以後、徐々に路面が乾き、周囲がペースアップしていく中タイムを伸ばす事が出来ず25台中12番手に沈みました。

9月26日(土):予選

 前日までと一転、朝からドライとなり参加全25台はドライタイヤでタイムアタックに入りました。 F1が走った後の路面の走りづらさにキチンと対応できず、序盤5番手前後に付けていたものの、後半にタイムアップできずムダな周回を重ねてしまいました。結果トップから大きく水を空けられての9番手。とは言うもののフルコースでの自己ベストはキチンと更新している事から決勝でのジャンプアップが期待されました。

9月27日(日):決勝

 前夜、遅くに雨が降り未明までは上がるものの雲は多く路面はウェットと言う難しいコンディション。これ以上の降水は無いという判断から全てのマシンがスリックタイヤをチョイスして西ストレートのダミーグリッドに整列。先導車に導かれ晴れ舞台である東コースのF1グリッドにオン。

 そしてフォーメーション開始。ところがここでハプニングが発生。上位グループのドライバーがバックストレート(西コースピット前)で前車に追突。これによってこのスタートはキャンセルとなり、もう一度フォーメーションをやり直す事となりました。

 F1サポートレースの為タイムテーブルの遅延は許されず、レースキャンセルになるのでは?と関係者の間に緊張が走りましたが、当初の予定8Lから一周減算の7Lでレースが開始される事が通達されフォーメーション開始。今度は綺麗にグリッドに整列し全車クリーンスタート。

 タケルはロケットスタートを決め、9番手から一気に5番手へポジションアップ。トップグループの一角を形成しました。 しかし1-2位の二台は桁違いのラップタイムを刻みながら後方を引離し、タケルはセカンドグループの中で後方から来るマシンを抑え込むのに必死となる展開になってしまいました。

 その頃、タケルは後方の選手の追い上げ以外にも強いプッシュアンダーと格闘し、タイムを上げられずにポジションキープに必死でしたがレースもあと1/3周となった最終ラップのスプーンコーナーでとうとうオーバーテイクされ6位へ転落。そのままフィニッシュとなりました。今回は非選手権の為、ポイントはありませんが賞金対象が6位までなので、何とか入賞を果たしたと言う結果となりました。

ドライバー 岡村 建のコメント:
i7x8075_sep26  自己ベストは出せましたけど、アンダーが強くてどうにもなりませんでした。最後はあれ以上、抑えるのは無理でした。懸念だった東コース部分のセクター1が良かったのですが、セクター1、特にスプーン入口がダメでした。今回は時間との戦いでしたが、もっと練習しないとダメですね。次の鈴鹿クラブマンシリーズは東ショートコース。気持ちを入れ替えて頑張ります。
チームコンサルタント 澤野勝治のコメント:
 全てにおいて初めてづくしで良く戦っていますよ。課題はあれど、今以上に早急にプッシュさせる必要は感じません。ユックリと自分の課題に取り組めば良いのですから。6位でがっかりする事は不要です。なぜならまだ2レース目です。当初の予定では12月のスーパーFJ日本一戦でポディウムの一角を獲得すれば良いと考えていましたから、デビュー戦で勝ってしまってちょっとチーム内が浮き出しあってしまっていました。しかしそれは間違いです。初めてのフルコースレース、雨の走行。しかも時間の無いF1サポートレースと言う事を考えれば今回はむしろ前回より高い評価点を与えたいと思います。とは言え、多くの問題点もあるのでそれらは慎重に潰していきます。
THEODORE RACING Press Release

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