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2015年12月

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿 来季全日本F3に復帰するVWエンジン搭載車の千代勝正がトップタイム

15-12-21_jf3_test_0002  全日本F3選手権は21日、三重県の鈴鹿サーキットでドライバーオーディションを兼ねた午前・午後2回の合同テストを行い、冷たい雨が降る中、来期からF3に復帰するフォルクスワーゲン(VW)エンジン搭載車をドライブした千代勝正(B-MAX NDDP F3)が両セッションともトップタイムを記録した。NクラスではかつてNDDPからFCJに出場していた甲野将哉(アルボルアルデアCMS)が両セッションともトップタイムでテストを切り上げた。

 テストは午前9時から正午、午後2時から4時までの2セッション行われた。1回目のセッション開始当初降っていた冷たい冬の雨も、午後のセッションからはほぼ上がったが、気温も低く湿度も高かったため終始ウェットコンディションでの走行となった。

 2回のセッションともスピン、コースアウトなど車両回収のため何度も赤旗で中断したが、大きなクラッシュもなく行われた。

 そんな中、両セッションともトップタイムを記録したのは来季から24年ぶりに全日本F3に復帰する予定のフォルクスワーゲンエンジン搭載車をドライブした雨男の千代勝正(B-MAX NDDP F3)。1回目2分10秒641、2回目2分08秒121を記録し、Nクラス王者の貫禄を見せつけた。

 総合の2位に付けたのは今季GP3に参戦していたミッチェル・ギルバート(B-Max Racing team F312)。GP3では目立った成績を残していないが、来季の参戦に向けて大きなアピールとなったようだ。

 総合3位には、2014年に戸田からスポット参戦したサム・マックラウド(KCMG F312)が付けた。

 総合4位には来季も継続参戦濃厚の高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、同5位には今季FIA-F4王者の坪井翔(TOM'S F312)が、同6位には来季もドライブすると思われる山下健太(TOM'S F312)が、同7位にはNクラスからステップアップする三浦愛(EXEDY B-Max Racing F312)が、同8位には来季も参戦予定の山口大陸(タイロク28号)が付けている。

 Nクラスで総合のトップタイムを記録したのは甲野将哉(アルボルアルデアCMS)。かつてNDDPから参戦していたFCJでは3位に入賞したこともある実力派だ。2位にはアカシ・ネイル・ナンディ(B-Max Racing team F308)が、3位には片山義章(カタヤマ305)が付けた。

 今回はホンダ勢は不参加。しかし独自に鈴鹿サーキットでオーディションを行い、SFS-Fスカラシップを獲得したドライバーらがこれに参加するようだ。また、トヨタも富士スピードウェイで引き続きオーディションを行い、今季FIA-F4に参戦したTDPドライバーらの参加がささやかれている。

 Nクラスは2014年F4西日本シリーズ2位の浅原悠貴も参戦に向けて準備をしており、参戦台数も倍増する模様で一気に激戦区となりそうだ。

 来季の全日本F3は3月にテストを行い、4月24日の鈴鹿サーキットで第1戦が行われる。有力ドライバーの参戦、台数増で盛り上がること必至の2016シーズンのF3に注目だ。

千代勝正(B-MAX)
 「ドライコンディションでVWエンジン車をドライブしたかったです。トルクもあり低速から高速まで乗りやすいですね。将来的にチャンスのあるエンジンだと思います。来季乗るかはぼくが決めることじゃないのでわかりませんが、テストに抜擢していただいて感謝しています。体力的にもメンタル的にもいいトレーニングになりましたし、トップタイムなので自信を持てました」
ドラゴン(B-MAX代表)
 「夏くらいから、COXなど関係者とVWエンジンの導入について調整をしてきて、マカオGPが終わった後に契約を結びました。B-MAXとしてVWを採用するのではなく、ドライバーの希望でトムスやVW、どちらのエンジン搭載車でもメンテナンスします。NDDPの2台はVWエンジンです。来季は4年間取れなかった全日本のタイトルを取りに行きます。マカオGPにも参戦する予定です。今日は、ドライのテストではなかったのでトムスエンジンと比較するのはデータ不足でした。来年3月のテストまでには万全の体制で臨みたいと思います」

15-12-21_jf3_test_0001 15-12-21_jf3_test_0003 15-12-21_jf3_test_0004 15-12-21_jf3_test_0005 15-12-21_jf3_test_0008 15-12-21_jf3_test_0009 15-12-21_jf3_test_0010 15-12-21_jf3_test_0011 15-12-21_jf3_test_0012 15-12-21_jf3_test_0013 15-12-21_jf3_test_0014 15-12-21_jf3_test_0015 15-12-21_jf3_test_0016 15-12-21_jf3_test_0017 15-12-21_jf3_test_0018 15-12-21_jf3_test_0019 15-12-21_jf3_test_0020 15-12-21_jf3_test_0021 15-12-21_jf3_test_0022 15-12-21_jf3_test_0023 15-12-21_jf3_test_0024 15-12-21_jf3_test_0025

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo/Interview: Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿総合結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Total Testing Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Session1
Session2
TimeBehindkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
2'10.641
*2'08.121
2'08.121-163.168
250 2ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
2'14.318
*2'08.689
2'08.6890.568162.447
319 3サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
2'10.988
*2'08.724
2'08.7240.603162.403
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
2'12.094
*2'08.798
2'08.7980.677162.310
56 5坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
2'11.774
*2'09.319
2'09.3191.198161.656
66 6山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
2'17.057
*2'10.326
2'10.3262.205160.407
73 7三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
2'19.938
*2'10.754
2'10.7542.633159.882
828 8山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
2'16.219
*2'12.771
2'12.7714.650157.453
977N1甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
2'20.823
*2'13.761
2'13.7615.640156.288
1030N2アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
2'19.699
*2'14.109
2'14.1095.988155.882
1127N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
2'19.268
*2'14.435
2'14.4356.314155.504
129N4岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
2'22.676
*2'14.553
2'14.5536.432155.368
1330N5山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
2'18.329
*2'14.691
2'14.6916.570155.209
1418N6銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
2'21.874
*2'14.877
2'14.8776.756154.995
159N7廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
2'20.974
*2'14.978
2'14.9786.857154.879
165N8佐藤 秀真
Dallara F306
2'21.275
*2'15.478
2'15.4787.357154.307
1718N9ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
2'23.923
*2'17.368
2'17.3689.247152.184
1877N10金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
*2'19.089
absence
2'19.08910.968150.301
195N11アレックス・ヤン
Dallara F306
2'23.027
*2'20.837
2'20.83712.716148.435
2030N12ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
*2'31.657
absence
2'31.65723.536137.845
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
absence
absence
absence--

 

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿2回目結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Testing 2 Weather:Cloudy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTimeBehindGapkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'08.121--163.168
250 2ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'08.6890.5680.568162.447
319 3サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'08.7240.6030.035162.405
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'08.7980.6770.074162.310
56 5坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'09.3191.1980.521161.657
66 6山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.3262.2051.007160.407
73 7三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.7542.6330.428159.883
828 8山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
TODA TOM'S TAZ312'12.7714.6502.017157.453
977N1甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'13.7615.6400.990156.288
1030N2アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.1095.9880.348155.882
1127N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.4356.3140.326155.504
129N4岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.5536.4320.118155.368
1330N5山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.6916.5700.138155.209
1418N6銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.8776.7560.186154.995
159N7廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.9786.8570.101154.879
165N8佐藤 秀真
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'15.4787.3570.500154.307
1718N9ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'17.3689.2471.890152.184
185N10アレックス・ヤン
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.83712.7163.469148.435
-77N-金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
-30N-ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41absence---

 

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿1回目結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Testing 1 Weather:Rainy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTimeBehindGapkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'10.641--160.021
219 2サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.9880.3470.347159.596
36 3坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'11.7741.1330.786158.644
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'12.0941.4530.320158.260
550 5ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'14.3183.6772.224155.640
628 6山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
TODA TOM'S TAZ312'16.2195.5781.901153.468
76 7山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'17.0576.4160.838152.529
830N1山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'18.3297.6881.272151.127
977N2金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.0898.4480.760150.301
1027N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.2688.6270.179150.108
1130N4アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.6999.0580.431149.645
123 8三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'19.9389.2970.239149.389
1377N5甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.82310.1820.885148.450
149N6廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.97410.3330.151148.291
155N7佐藤 秀真
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'21.27510.6340.301147.975
1618N8銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'21.87411.2330.599147.350
179N9岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'22.67612.0350.802146.522
185N10アレックス・ヤン
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'23.02712.3860.351146.163
1918N11ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'23.92313.2820.896145.253
2030N12ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'31.65721.0167.734137.845
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41absence---

 

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿 山田遼、ファイナルレースで序盤3位と大健闘 (DRP)

S-FJ日本一決定戦DRPレースレポート

  • 鈴鹿サーキット(三重県)
  • 12月5日(土)予選・第一レグ くもり
  • 12月6日(日)決勝レース 晴れ

☆参戦ドライバー

  • 山田 遼:#45 IDMS&RSプリモ ガレージ茶畑 RD10V

☆レイティングスポンサー

  • 横浜貨物運送株式会社 様
  • 株式会社インターフェイス 様

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 先月のS−FJ富士シリーズ最終戦に初参戦し初優勝を果たした山田遼選手。各シリーズを戦ってきた選手や鈴鹿サーキット走行経験者にハンデがありながらも、前戦の勢いに乗り日本一決定戦に挑む。初走行のドライバーズサーキットということもあり、レースウィークの火曜日に練習走行に取り組んだ。最初はコースに慣れず試行錯誤していたが、最終的には中古タイヤながらトップグループに近いタイムを記録できた。しかし、前日練習日にニュータイヤを投入すると、マシンバランスと走りのバランスがかみ合わず、タイムを更新することができず予選に不安を残す結果となってしまった。

sfj-no1-drp-2

☆10月31日(土)9:35~公式予選 13:45~第一レグ(6周)

 予選開始直後は速い選手のスリップを使える位置取りを探るがすぐに引き離され、後続のマシンを待っているとタイヤが冷えてしまい、なかなかタイムが更新できない。ましてやセットも走り方も煮詰められていない状況なので、ライバルから大きく離されてしまいBグループの7位に甘んじてしまった。

 スタートの得意な山田選手は、第一レグでいいスタートを切れたが、持ちタイムの速い選手に仕掛けるまでに至らず、ペナルティーやアクシデントで後退した選手がいたため、単独走行の5位フィニッシュとなった。ここでも走りの改善が見出せず、タイム自体も決勝に繋がる結果とならなかった。この結果、決勝レースは10番手スタートとなる。

☆11月1日(日)12:45~決勝レース(10周)

 10番グリッドから好スタートを切った山田選手は2コーナー立ち上がりまでに7位に浮上する。その後もスプーンカーブでのアクシデントも回避し4番手に。バックストレートでは3位のスリップに入りシケインでオーバーテイク。なんと1周目を7台抜きの3位でクリアする。トップ2台とは3秒近い差になってしまったが、後方マシンのアクシデントによりセーフティーカーが導入され願ってもない展開となった。トラブルは1周で処理され3周目からリスタート。ローリングスタートを上手く決めた山田選手はトップ2台の背後に付け、4位のマシンとはマージンを広げる。しかし、トップ2台のペースについていけないどころか、リスタートで広げたマージンも1周で無くなってしまった。後方のペースの速いマシンが団子状態となりながらも6周目まではなんとか抑え続ける。しかしこのレースウィークでペースの上らない山田選手は無理を強いられブレーキロックによりタイヤを痛めてしまい万事休す。最終ラップまでに5個ポジションを落とし、スプーンカーブで7位の選手がスピンしたところに避けきれず接触。なんとか体制を立て直しコースに復帰した時点では12位までポジションを落としてしまいフィニッシュとなった。

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☆山田遼選手コメント

 憧れである鈴鹿サーキット初走行では、ユーズドタイヤでまあまあのタイムが出ていたのですが、ニュータイヤを入れたらタイムが落ちてしまいました。セットは変えてみたものの、自分自身の走りがアジャストできていなく、速いタイムが出すことができませんでした。予選と第一レグも同様でベストの走りができずライバルに後れを取ってしまいました。決勝レースもスタートを決めオープニングラップで3位まで上がることができたのですが、練習走行からのニュータイヤでの持ちタイムが遅すぎたので、後ろを抑えることに気を取られタイヤを序盤に痛めてしまいました。全てが反省材料なので、この経験を無駄にしないように絶対に今後に活かしていきたいと思います。今大会出場にご支援ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。必ずご期待に応えられるように努力していきますので、今後もよろしくお願い致します。

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☆リザルト

【Super-FJ日本一決定戦】

ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿 もてぎチャンピオンとして、挑んだ日本一決定戦、初レースの鈴鹿で、川合孝汰が5位でフィニッシュ! (Le Beausset)

スーパーFJ日本一決定戦12月5日(土)~12月6日(日)鈴鹿サーキット 5.807km

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 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJの日本一決定戦が12月5日(土)〜6日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、もてぎシリーズでチャンピオンを獲得した川合孝汰が出場した。

 ルーキーイヤーではあったものの、チームメイトと切磋琢磨し合いながら成長してきた川合は、6戦中5戦でポールポジションを獲得し、第3戦からは4連勝。まさにチャンピオンとして恥ずかしくない結果を残してきた。今年で18回目となる伝統の一戦、日本一決定戦には各シリーズのチャンピオンが集結するだけでなく、スポットのドライバーにも今年は実力派が参戦。集大成とするには、格好の舞台となった。

予選 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 もてぎでは強さ、速さを誇った川合ながら、鈴鹿でのレース経験はない。事前に一度テストを行ったとはいえ、レースウィークの金曜日に設けられた、30分ずつ3セッションだけの練習では、明らかにホームコースとするドライバーに対するハンデは否めず。とはいえ、今後ステップアップを果たすことになれば、挑むのは転戦シリーズ。こういう状況の方が、むしろ普通になってくる。いかに短時間でコースを習熟するか、そしてセットを詰められるか、適応力の高さも試されることとなった。

 日本一決定戦は例年どおりトーナメント形式で開催され、A・Bのグループ分けのもと予選・第1レグを行い、第1レグを勝ち上がったものがファイナルレースを争うかたちになり、川合はAグループからの出場となった。金曜日の練習走行では納得のいく走りができていなかったことから、綿密なミーティングを行った上で、セッティングを大幅に改めることに。これが正解で、予選では周回を重ねるごと確実にタイムアップを果たし、最後のアタックでは2分13秒791をマークする。自己ベストを約1秒短縮した結果、第1レグには2列目、4番グリッドから挑むこととなった。

第1レグ 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 予選終了から、わずか2時間強のインターバルで第1レグが行われた。わずか6周の戦いは、ワンミスが命取りとなる。万が一、10位以内でゴールできなければ、さらに5周の敗者復活を戦わねばならないから、それだけは避けねばならない。スタートでひとつ順位を落とした川合ながら、先行する車両から少しも遅れを取ることなく続き、隙をうかがいつつ、プレッシャーをかけていく。そして、4周目には満を持して逆転に成功。そこからは2分14秒台での走行となり、徐々に後続を引き離していくこととなった。

 前半のバトルの間に3番手との差は広がっていたため、ポジションキープでチェッカー。トップのフィニッシュタイムがBグループよりも優っていたため、ファイナルには4列目、7番グリッドから挑むことが決定した。

sfj-no1-lbm-2 sfj-no1-lbm-3

ファイナル 12月6日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 土曜日までの青空は、ファイナルが行われる日曜日には失われていたが、程よく冷えた気温はエンジンをいかにも軽快に回してくれそうだった。そのファイナルのグリッドには、色とりどりな30台のマシンが並ぶことに。10周に及ぶ戦いの中で、今年のスーパーFJ日本一が決定する。全員の緊張感が絶頂に高まりつつある中、フォーメイションラップがスタート。その最中に一台がマシンをコース脇に止める。一瞬、スタートディレイの不安もよぎるが、そこは1周の長い鈴鹿、オフィシャルの迅速な回収作業もあって、事なきを得ることに。

 そして、いよいよ注目のスタート! 川合は出遅れてしまったばかりか、挽回しようとして2コーナーでオーバーラン。いったんは11番手にまで落ちたものの、すぐにリカバーして随所でオーバーテイクを繰り返した後、先行する2台の後退などもあり、1周目の終了時点でポジションキープとなる7番手で戻ってきたばかりか、ストレートで一台をパスして6番手に浮上する。

 それから間もなく、コース上に止まった車両を回収するため、セーフティカーがコースイン。これが長引いてしまうと、さらに順位を上げるチャンスが減ってしまうが、幸い1周のみで終了する。リスタートはしっかり決まった川合は、そこから4番手争いを繰り広げ、130Rでまず一台を仕留めることに成功する。4周目には2分14秒台に入れ、勢いづく川合は5周目のヘアピンで4番手に浮上。6周目には後方から追い上げてきた車両に抜かれるが、川合もまた一台をかわして引き続き4番手を走行する。

 その後は後方に一台を従え、激しいバトルを繰り返すが、相手は鈴鹿での優勝経験も持つホームのドライバー。8周目の1コーナーで逆転を許すが、最終ラップにはレース中の自己ベストとなる2分14秒333をマークし、鈴鹿でのレース未経験者の中では最上位となる5位でフィニッシュすることになった。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 川合にとって初の鈴鹿、表彰台には届かなかったが短時間で地元勢と戦えるまで良く頑張ったと思う。スタートで遅れはしたが駆け引きとポジショニングが上手く競り勝ち出来た。もてぎシリーズでの序盤戦はタイムと結果が伴わず速さがあったものの焦ってスピンなど経験不足が響いてしまっていたが、一度勝った後は自分のレベルを上げるべく、スタートから逃げるレースが出来るようになったことが成長の証しと言える。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 ファイナルの前にスタートの練習をしましたが、ホイールスピンさせ過ぎてしまったので、本番では少し加減したつもりが、ストールしそうになるほど落とし過ぎて。それで少し焦ってしまい、2コーナーで飛び出して4台ぐらいに抜かれました。でも、そこからは冷静にまわりの状況を見られるようにもなって、順位も上げることができ、SCランの後は自分でもうまくまとめられたように思います。ただ、課題もいくつかあって、まず予選では序盤の位置取りが悪くて、タイムが上がりきらないところで終わってしまいましたし、ファイナルでもバトルの最中にコースの後半区間では同じぐらいで走れるのに、前半区間でロスがあったりとか……。今後、レースを続けていく上で、鈴鹿はまた走ることになるので、今回の課題を修正できれば、と思っています。1年間、ありがとうございました。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ SKT EXE SLS、目まぐるしい路面変化に、またも目前のポイントを逃し、ノーポイントのまま暗中模索のシーズンを終える (Arnage)

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 最終戦は、第8戦もてぎラウンド。栃木県にあるツインリンクもてぎでおこなわれる250kmのレースが、2015年SUPER GTシリーズの総決算となる。

 前戦オートポリスでは、惜しくもポイント獲得こそ逃したものの久しぶりのアルナージュらしいレース運びで無事にレースを終えることできた。ただし、もてぎラウンドまでのインターバルは2週間足らずとメンテナンス期間としては短い。そんな中チームは最後まで万全の状態で戦うべく入念なチェックとメンテナンスを行い、エンジニアがいくつかのセッティングのアイデアを盛り込んだクルマを準備した。第8戦もてぎラウンドを戦うのは、第4戦富士ラウンド以来の加納、Nanin Indra-Payoong選手のコンビ。そして、これまで通り、安岡選手がアドバイザーとして2人を手厚くサポートする体制で挑んだ。

November 14th Qualifying

  • 天候:雨 路面:ウェット 気温:13℃→13℃ / 路面温度:16℃→14℃ 入場者;17,000人

gt-rd8-arnage-01  雨の多かった2015年のSUPER GTを象徴するように、最終戦のレースウィークもウェットコンディションでのスタートとなった。9時からの公式練習は、第5戦鈴鹿ラウンド以来3戦ぶりに、Nanin選手がSKT EXE SLSのステアリングを握って走行を開始した。マシン自体に特にトラブルはなかったが、雨脚が弱まるとコースに濃い霧が立ち込める難しいコンディションに加え、昨年とはまったく性格の違うレインタイヤに雨用のセットを見直さなければならず、チームはセッティングに苦心した。タイヤの状態からはセットを決めることが難しく、ドライバーのコメントのみに頼らざるを得ない。セッティングがなかなか決まらない中、ピットインのたびに、エンジニア、加納、Nanin両選手、アドバイザーの安岡選手が話し合う場面が見られた。それでもSKT EXE SLSは時間いっぱいまでに36周を走行することができ、Nanin選手と加納選手が交互にマシンの感触を確かめて、午後の予選へ向けてのセットアップの方向性も決まった。(ベストラップはNanin選手が27Lap目に出した1'59.685)

gt-rd8-arnage-02  午後になってもウエットコンディションは変わらず、冷たい雨のそぼ降る中で14時から予選が行われ、Nanin選手がQ2進出を目指してアタックを開始した。午前中の公式練習で得たセットの延長でQ1に臨んだArnage Racingだったが、今シーズンのこれまでの流れは変えることはできず、思うようにタイムを出すことができない。Nanin選手は2'01.135をレコードしたものの22番手に沈み、SKT EXE SLSは今シーズン一度もQ1突破を果たせぬままで、最終戦の予選を終了した。この雨用のセッティングはこのまま決勝に使うことができないと判断したチームは、翌日の決勝に向けてセッティングを見直すことになった。とはいえ、日曜日は天気が好転するとの予報も出ており、セットの方向性を決断できないまま、Arnage Racingは最終戦の決勝日を迎えることになった。

November 15th Race Day

  • 天候:曇 路面:セミウエット 気温:20℃→20℃ / 路面温度:19℃→21℃ 入場者:33,000人

gt-rd8-arnage-13  天気予報では曇りマークが出ていたものの、決勝日となる日曜の朝になっても雨はやむ気配を見せず、9時からのフリー走行は時折強く降る雨の中でスタートした。前日夜遅くまでセットを見直して煮詰めた結果、決勝日の朝のフリー走行ではタイヤとマシンのフィーリングが良くなったというNanin選手と加納選手のコメントに、チームはこのままのセットで決勝に臨む算段をつけた。ただ、午後の天候次第ではセットの方向性がまったく変わる可能性もあり、状況は予断を許さない。予報通り雨は上がり、空は明るくなっていたが、路面はまだまだウェット状態から回復しないまま、決勝の時が迫っていた。

gt-rd8-arnage-16  決勝前の8分間のフリー走行が10分早いスタートとなり18分間となったため、SKT EXE SLSはハードタイプのレインタイヤを装着し、スタートドライバーのNanin選手がコースに出た。路面はまだまだ完全にウエットの状態で、各マシンが水しぶきを上げて走行する状況だったが、空は更に明るさを増して天候好転の兆し。このままでいけばドライでの走行が可能かつ有利であるとのNanin選手のコメントに、チームはマシンをピットに入れてドライタイヤに交換、グリッドにマシンを並べた。ところがグリッドウォークが始まって間もなく、空が再び暗くなり雨粒が落ちてきた。通り雨とはいえ、路面的にはすっかりウェットコンディションに戻ってしまった。ウェット路面がどこまで続くのか。53Lapを走るもてぎラウンドで、最も早いドライバーチェンジのタイミングである18周(*1人のドライバーがレースの3分の2以上を周回してはならない)までレインタイヤを保持することが可能なのか。グリッド上で緊急の話し合いが行われ、Arnage Racingは再びハードタイプのレインタイヤを再装着することをチョイス。13時40分、パレードラップとフォーメーションラップのあと、250kmの最終戦もてぎラウンドがスタートした。スタート直後から再び空は明るくなり始め、数ラップのうちに太陽が顔を覗かせたが、路面はウェットコンディションのまま、SKT EXE SLSは終始順調で、固いレインタイヤをチョイスしたことが功を奏し、22番手からスタートしたNanin選手は、10Lap目で17位、13Lap目で15位と、徐々にポジションを上げていく。どんどん乾いていく路面にマシンをピットインさせるチームが続出するなか、SKT EXE SLSは見かけ上の順位を6位まで上げていた。24Lap目に入ったときに500クラスの車両と300クラスの車両が接触するアクシデントが起きてセーフティーカーがコースイン、これを好機とチームはNanin選手をピットに呼び戻して給油ののちドライタイヤに交換、加納選手が14位でコースに復帰した。コースを整備し隊列を整えるためにセーフティーカーが4周ほどマシンを先導し、28Lap目、レースが再開された。ポイント圏内がまた、近づいている。追い上げをかけるべく加納選手の激走が始まった。しかし、次の周回、3コーナーでコース上の水に乗ってしまったか、加納選手は痛恨のスピンアウト。後続のクルマを避けるために進入したグラベルでスタックしてしまった。幸いマシンにダメージはなく、無事にコースに戻ることができたが順位は23位まで後退した。その後、加納選手は1分53秒台の好タイムで最後まで走りきり、22位でチェッカーを受けることができた。

 Arnage Racingはまたしても目前のポイントを逃し、一度もドライバーズポイントを手にすることなく、波乱の2015年SUPER GTシーズンを終了した。

ドライバー 加納政樹
gt-rd8-arnage-03  お疲れ様でした。今日はコンディションの変化が目まぐるしかったんです。ほぼドライの状態で、ナニンくんもミディアムのレインで行って順位を上げてくれて、SCが入って、ぎりぎりピットにも滑り込むことができて…っていう流れの中で、15位くらいで(コースに)戻ったんですけど、リスタートの2周目くらいに、ちょっとアウト側のまだ濡れてるところに乗ってしまってスピンしてしまったのが、ちょっと悔しかったです。最近ああいうのはなかったし、そのあとの晴れの状況でクルマの様子を探り探り、ペースをもうちょっと上げれそうな感じもしてた時だっただけに、レース自体の流れを止めしまったのが悔やまれる。もう一つは、そんな中でまわりとのタイムの比較であったりとか、ブレーキやったりとか、トラクションコントロールやったりとか、路面の変化に対してアジャストしていけるように安岡くんとやり取りしながらやってたんですけど、ABSとかの状況が路面と合わせれてなかったためか息継ぎ症状が出て、最初はそんなことはなかってんけど、どんどんどんどん乾いていく傾向になればなるほど、その症状が出てきたんで、もう少しそういうところが対応できるようにするべきやったかなと。これは、もう経験でしかないと思うし、そういう路面変化に対しては即座に車の動きをアジャストしていかなあかんので、まだ経験せなあかんことがいっぱいある、まだまだ足りてない(笑)この一年間振り返ってみて、いろんなことがあったシーズンやったけど、クルマも新しく変わって、ちらほらまたアルナージュらしいレースができるようになって得た部分もあると思うんで、それをまた次にピシッと生かせるようにせなあかんし、自分自身もそういった部分を見つめ直さなあかんと思います。でも最後は、なんとか完走はできたかな。悔しさ残りますけど、良かったと思ってます、ありがとうございました。
ドライバー Nanin Indra-Payoong
gt-rd8-arnage-09  今日のレースは、いつものように頑張ったんですけど、僕がスターティングドライバーでほんとはスリックで行きたかったんです。スリックでノータイヤチェンジがプランだったんですけど、スタートの5分前くらいから、雨が降ってきて、ウェットにしましょうって、伊藤さんとみんなと相談しました。で、ウエットのミディアムでいって、やっぱり最初の2~3周はほんとにタイヤが温まらなくて、ほんとに難しかったです。タイヤが温まってからはペースが良くなって、できれば18周までそのまま走れたらタイヤ交換でドライバーチェンジもできると思ってたところ、ちょうど24周でセーフティーカー。ほんとに、パーフェクトなタイミングだったです。ほんとに、ハーフウェットとハーフドライっていうか、難しいコンディションで、とてもいい経験でした。今年もいろんなことが勉強できるいい年でした。できれば、来年またチャンスがあったら、アルナージュの皆さんとレースをやりたいなと思います。ありがとうございました。
アドバイザー 安岡秀徒
gt-rd8-arnage-10  えーお疲れ様でした…っていつも言ってるんですけど、今回はほんとに疲れました。苦しかった週末なんですけど、レース自体はその中では一番良かったかなって気がしてるんですけど、もちろん、完走できてよかったっていうのと、ポイントに届かなくて悔しかったっていう気持ちはあり、特に今シーズンドライバーズポイントはゼロ点ですので、ほんとに悔しい。そういう絶対にポイントが欲しいという状況の中で、すごい苦しい流れの週末となり、もやもやしてました。去年までだったら「この延長で行けばより良いシーズンが送れる」という感触があったんですけど、今年は終始苦戦しまして、最後コンディションがウエットになって、(それが主たる要因だと思うんですけど、)苦しんだ。でもほんとに難しい一年でした。ペース的に箸にも棒にもかからないっていうのって、僕は今までないんです。僕は雨が得意なので、どっかで雨が降ってくれると必ずそこで輝けて、それでよかったと思えるというか、希望が持てる。でも今年は、速く走れないフラストレーションがドライバー側にあって、走らせてる側のストレスもチーム側にあって、そういう、暗中模索を続けたシーズンだったなとほんとに思います。今日のレースの話を戻すと、ナニンくんはナニンくんでベストを尽くしてポジションを上げて加納さんにつなげて、加納さんもSC状態からのスタートということで、タイヤをあっためるのが難しい、逆にタイヤがあったまってない状態で前後に車がいる状態だったので、普通のインタミディエイトのスタートよりも難しかったと思います。そこはもう経験の部分で、この先につなげていきたいと二人で話してます。で、ナニンくんは逆に言うともうちょっと勉強しないとダメだ(笑)そういう感じです。一年間お疲れ様でした。

<一年を振り返って>

 チーム結成から3年目となった2015年のシーズンは、マシンスイッチから始まり、車両の性格もなかなかわからぬまま、シーズン半ばにはクラッシュという大きな試練にも見舞われ、終始苦しみ続けた一年でした。振り返れば全戦完走はおろか8戦中2戦でリタイヤという苦杯を嘗め、一度もドライバーズポイントを取ることができませんでした。とはいえ、これまで以上に温かいご支援をお寄せくださるスポンサーやファンの皆さまに、何度も苦しい場面で助けていただき、今シーズンも一年間、最終戦まで戦うことができました。応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝いたします。

 Arnage Racingは来る2016年シーズンに向けて準備を進める所存ですので、引き続き応援宜しくお願いいたします。

 一年間ありがとうございました。

Arnage Racing

Super FJ Championship

SFJ:ティディ・イップJr.「来季は少なくとも2台体制で鈴鹿シリーズに参戦したい」

 今シーズンから途中から鈴鹿FJシリーズに参戦を開始したセオドールレーシング代表のティディ・イップJr氏が6日、スーパーFJ日本一決定戦で鈴鹿に来場していたので、日本への参戦の経緯、これからの展望について話を聞いた。

ティディ・イップJr氏
sfj-no1-teddy-yip-jr  「昨年、ヨーロッパでリッチー・スタナウェイというドライバーをGP3で走らせて、パフォーマンスが良かったので、ステップアップをサポートしたいと思い、今季はステータスGPを立ち上げ彼を走らせました。ヨーロッパでは若いドライバーが多く、ステップアップにそれほど心配はありません。しかし、アジアではステップアップの道がないのでサポートしたいと思い、日本でジュニアチームを始めました。ジュニアチームを持つということは育成を考えているからで、長期的に関わりたいと思っています。来季もスーパーFJを続け、少なくとも2台体制で鈴鹿シリーズに参加したいと思います。彼らが成績を残した場合、パフォーマンスと努力する姿勢を見て次はどうするかを決めます。FIA-F4、全日本F3、スーパーフォーミュラ、スーパーGT、全部に興味がありますが、どのようにかかわるかは時間をかけて研究したいと思います。もちろん、2013年からセオドールレーシングとして参戦を再開したマカオGPのF3への出場や、ステータスGPへのステップアップも考えています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝 牧野任祐がS-FJに続きF4でも日本一に輝く

 F4日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が20分30秒534で優勝した。

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 曇り空のため気温が下がりつつある午後2時50分、この日の最終レースとしてF4日本一決定戦のフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。2位には先ほどのS-FJ日本一決定戦を優勝で飾った予選2位の阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が続く。一方、予選3位の根本悠生(GUNZE ZAP F108)はエンジンストール。一気に後続に飲み込まれてしまった。

 根本がスタートミスしたため後ろのグリッドの選手は彼を避けるため混乱。これに乗じて3位に上がってきたのは加藤智(FEEL・RK01・TODA)だった。

 気温が低くてタイヤがグリップしないのか、予選5位の片山義章(TAIROKU EXCEED)は2周目のS字でクラッシュ。スタートで後方に下がった根本も9位から追い上げ4周目に6位まで上がったところで、5周目のデグナーでコースアウトとさんざんな週末となった。

 トップに立った牧野は異次元のスピードで2位の阪口を突き放しにかかる。1秒以上速いラップタイムで独走状態に持ち込むと、10周を回り2位の阪口を11秒離して余裕の優勝。昨年のスーパーFJ日本一に続き、F4でも日本一の称号を手にした。

 3位でレースをスタートした加藤は序盤、太田達也(佐藤製作所MYST制動屋東名)に背後を脅かされるが、中盤からは差を広げ3位でゴールに滑り込んだ。

 4位には太田が、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。

 来年のF4地方選手権は3月15日にツインリンクもてぎで東日本シリーズが開幕。12月にはF4日本一決定戦が同サーキットで開催される予定だ。

優勝 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-r-makino  「スタートがうまくいったので何の問題もなかったです。コースレコードを出したかったのですが、前のレースなのかこのレースなのか砂利が出ていてスリッピーでした。特にデグナーは昨日派手にスピンしたのもあって気持ち的に行けなかったです。終わりよければすべてよしです。来年はホンダのドライバーとして参戦しますが、何に乗るかは決まっていません」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿ファイナル 最年少16歳で阪口晴南が日本一の称号を手中に

 スーパーFJ日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が23分53秒679で優勝した。

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 午前中ときおり顔を出していた太陽も雲間に姿を消し、初冬のどんよりとした曇り空の下12時45分、A,Bグループ第1レグそれぞれ上位10人、敗者復活戦上位10人、合計30人のドライバーが参加してフォーメーションラップが始まった。

 フォーメーションラップ中、11番グリッドの鈴鹿シリーズのチャンピオン・平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が駆動系のトラブルのためコースサイドにストップ。29人のドライバーがグリッドに整列しスタートが切られた。

 トップで1コーナーに飛び込んだのは無難なスタートを決めたポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。これに2番グリッドの大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)、4番グリッドの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が続く。

 4位に上がってきたのは6番グリッドからロケットスタートを決めた平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。平はオープニングラップのヘアピンで3位の吉田宣弘のインに飛び込むが接触して前に出られず。さらにスプーンでアウトから吉田に並びかけるが、再び接触して両者コースアウト。吉田は順位を落としてレースに復帰するも、平はアームを曲げピットインしてリタイアとなった。

 この混乱の中、10番グリッドの山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)はオープニングラップで4位まで順位を上げるとシケインで前を走る兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)を捕らえて一気に3位まで浮上してきた。

 ところが下位を走っていた選手が1周目のヘアピンでスピンしてコース上にストップしため2周目からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。しかし、停止車両の回収が素早く行われレースは3周目から再開。

 再開後も阪口はリスタートを決めトップを堅守。2位には大湯が続く。トップの阪口は大湯より1秒弱速いタイムを刻み、みるみる独走態勢を築く。最終ラップにはこのレースのファステストラップをたたき出し、2位以下を圧倒して10周のレースを独走優勝で制した。

 大湯は阪口には及ばなかったものの3位以下の混戦を尻目にマージンを築き単独走行。一人旅で2位に入った。

 リスタート後3位を走行していた山田は防戦一方。背後には、スタートに失敗したものの3周目の1コーナーで兒島を捕らえ4位に上がってきた八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が迫る。山田は4周目まで八巻を押さえてきたが、その八巻をパスして4位に上がってきたのはなんと敗者復活戦を優勝し、21番グリッドからスタートした小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)だった。

 小高は1周目を10台抜きの11位で戻ってくると、3周目には8位、4周目に7位。5周目には混戦をかき分け山田の背後4位に付けると、6周目にはついに山田をパスして3位まで上り詰めてきた。

 小高は大湯を追うが、3位に上がった6周目時点でその差は7秒3。大湯より速いタイムを刻むが残り4周ではいかんともしがたく、そのまま3位でゴールすることとなった。

 4位には八巻が、5位には鈴鹿初レースながら健闘したもてぎシリーズチャンピオンの川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、6位には大井偉史(スキルスピード10V)が入った。

 7位には1周目にコースアウトして順位を落とすものの追い上げた吉田宣弘がジェントルマンドライバートップで続き、8位は早坂祐希(ナインレーシングミストKK-S2制動屋)、9位は山浦聖人(ZAPオートスペースED)、10位は岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)の順でゴールした。

 この後審査を経てジャパンスカラシップシステム(JSS)の対象者1名が発表され、来年のJAF-F4参加権を得ることとなる。

 来年のスーパーFJは先陣を切って岡山シリーズが2月21日に開幕。各7サーキットでシリーズ戦が行われ、12月にはツインリンクもてぎで日本一決定戦が開催される予定だ。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-r-sena  「スタートはそこそこでしたが、トップで1コーナーを回れたので良かったです。昨日と天候も気温も変わったんですが、クルマはいままでで一番乗りやすかったです。ミラーを見ずに自分のペースでたんたんと走りました。序盤で優勝は確信していました。タイヤの熱の入りも良く後半もぜんぜんたれませんでした。スーパーFJは岡山、F1のドリームカップ、この日本一と全部ポールトゥウインだったので自分に向いているレースですが、通過点だと思っています。来年はFIA-F4に出て、JAF-F4にも出るかも知れません」
2位 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
 「第1レグの結果に助けられたのが大きかったのかなと思います。スタートはホイールスピンが多くて前に出ることができませんでした。最初のペースは晴南選手と変わらなかったので後ろを離せましたが、タイヤが暖まったときに離されてしまいました。タイヤが暖まったときのセッティングなのか自分の走りなのか原因はわかりませんが1秒近く晴南選手より遅かったです。勝ってスカラシップを取りたかったですが、今できるベストだったのかなとも思います」
3位 小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)
 「スタートが決まって前に行けました。3番手以降がごちゃごちゃしてたので、SCが入らなければ大湯選手まで行けたのかなと思います。FIA-F4でも混戦は慣れていますし、抜くのは得意なので問題はなかったです。第1レグをフライングして、敗者復活戦でタイヤを使って悪い流れだったんですが、最低限表彰台に乗ろうと思っていたので目標は達成できて良かったです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL1020'30.534
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL1011.075
310C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1017.694
412A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL1020.918
582C4栗原 正之テクノハヤブサリターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL1025.407
672C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1034.195
734C6早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL1034.647
814C7根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL1042.039
977A3久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL1057.927
105A4大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL101'05.432
11*3C8今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL101'09.096
1217C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL101'38.254
1322A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL101'51.992
1473A6近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL102'03.945
1521A7相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL102'06.622
167A8山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL102'20.481
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-27C-シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL64Laps
-28C-片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL19Laps
-51A-藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL0DNS
-*70C-岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL8失格
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS) 2'02.560 (6/10) 170.57km/h
  • CarNo.3,70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第61条~1)②(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第72条~3)(罰則の不履行)により、失格とした。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿ファイナル決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH1023'53.679
2582大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH107.838
3613小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH1012.776
4224八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1016.597
5625川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1018.937
676大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1023.711
757G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1027.324
8197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH1027.695
9108山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH1028.720
10439岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH1029.330
11210兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1032.930
124511山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH1033.356
133612深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1033.801
14913山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH1036.724
1521G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1038.446
161814飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1038.805
1720G3加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1039.186
1825G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
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203515長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH1059.547
2123G6宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH1059.919
2255G7田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH101'02.989
235G8村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH101'19.093
244416小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH101'19.466
2527G9中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH101'22.888
2656G10川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH91Lap
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-70-平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH19Laps
-24-平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-37-加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'12.923 (10/10) 157.27km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:セオドールレーシングジュニアチーム ニュースポンサーと契約、岡村タケルを強力にサポート (THEODORE)

2015年12月5日

sfj-theodore-1 sfj-theodore-2 sfj-theodore-3

 鈴鹿クラブマンレース最終戦スーパーFJ日本一決定戦を前にセオドールレーシングジュニアチームは新たなスポンサーとして、タレント 小倉優子さんのCMでお馴染みの株式会社カーセブンディベロプメント(以下、カーセブン)とスポンサーシップ契約を取り交わしました。

 セオドールレーシングジュニアチームは今年途中、シリーズ第5戦から鈴鹿クラブマンレースに参加。

 KARTで活躍し限定Aライセンスを取得した岡村タケルを起用し、テイクファーストの技術支援を受け四輪レースデビュー。そのデビューレースでいきなり優勝という快挙を成し遂げました。その後、この日本一戦の前哨戦とも言えるF1日本GPサポートレースであるノンタイトル戦のスーパーFJドリームカップにて全国から集まるスーパーFJドライバーの中にあって6位入賞。続くクラブマンレース第6戦では4位と順調なデビューイヤーを飾る事が出来ました。

 全日本選手権規定で年間4レース以上の公式戦に参加する事でランキングの有資格者となりますが、残念ながら公式戦はこの週末を入れても3戦目。ランキング対象外ではありますが、それでも2レース終えた段階でシリーズ4位とタイのポイントを獲得。もともと今年のターゲットはこの最終戦の日本一戦で表彰台に乗ることであり、ゆっくりと確実にマシンに慣れると言う観点からプログラムを遂行しておりますが、望外の結果をはじき出しております。全国の強豪が集まるこのレースで確実に表彰台を獲得する事をターゲットにこのウィークエンドに臨みます。

カーセブン(株式会社 カーセブンディベロプメント)のご紹介:

 カーセブンは、中古車の販売・買取りのフランチャイズチェーンとして日本全国に約120店鋪を展開しております。買い取った車を直接販売して流通マージンをカットした「ダイレクト販売」による売り買いおトクな仕組みや、買取り業界唯一のキャンセル7日間OKなどの「安心宣言」を実践し全てのユーザーが、安心・おトクにクルマを売り買いできる環境を推進している企業です。

 今後、拡大する海外での日本車のニーズに応えるため、日本国内での強固な基盤をもとに海外への展開の準備も着々と進めています。

岡村タケル:
 今年はデビューイヤーでしたが、思った以上に良い結果を出せて良かったと思います。もともと資金的には苦しかったのですが、香港のCCMさんをはじめ、その都度、スポンサーさんが付き沢山の練習走行ができて継続できました。今回もCCMさんの繋がりでスーパーフォーミュラに付いていてもおかしくない位のビッグなスポンサーであるカーセブンさんが支援して戴ける事になり正直ビックリしています。このレースで結果を出して来年度のステップに繋げていきたいと思っています。
THEODORE RACING

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 牧野任祐が2位以下を1秒5離すタイムでポールポジション

 F4日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が2位以下を1秒5離す2分2秒193とぶっちぎりのタイムでポールポジションを獲得した。

f4-no1-q-11

f4-no1-q-2

f4-no1-q-14

 公式予選は午後2時35分より20分間で行われた。

 開始8分過ぎには阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が2分2秒265でトップに立つ。これを加藤智(FEEL・RK01・TODA)が11分過ぎに2分4秒246で逆転すると、直後に阪口が2分3秒929でトップを奪い返す。

 ところが16分過ぎに一気にタイムを縮めてきたのが牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。なんと2分2秒193とこれまでのトップ争いから1秒7も速いタイムでトップに躍り出た。さらに牧野はコースレコードの2分1秒888を更新すべく、次周のセクター1を最速タイムで通過。しかし勢い余ってデグナーでコースアウトを喫し、タイム更新はならなかった。

 阪口も終盤2分3秒702と若干タイムを詰めたものの、牧野は2位以下を1秒5ちぎってポールポジション決めた。2位には阪口が、3位には終盤タイムアップした根本悠生(GUNZE ZAP F108)が入った。

 4位は加藤、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が続いた。

 決勝は明日6日、午後2時50分より10周で争われる。

ポールポジション 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-q-makino  「コースレコードを狙っていたのですが、スピンしてしまいました。あしたもレコードを更新したいです。フロントタイヤの暖まりが遅いんですが、スタートに集中して、あとは自分との戦いですね。全勝優勝できるようにがんばります」
予選2位 阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)
f4-no1-q-sena  「このクルマに乗ってから時間がなかったのでセットアップとか、トラブルもあるしまだまだ上げていくところはあります。タイムは離されるのはわかっていたので、どこまで近づけるかというのを目標にしていましたが、まだまだ全然足りないです。残り1ヒート精いっぱいがんばります」
予選3位 根本悠生(GUNZE ZAP F108)
f4-no1-q-nemoto  「昨日トラブルが多くて、今日はぶっつけでした。セットも煮詰まってないし、ドライバーとしての技量も合わせ切れてないです。タイヤも暖め切れませんでした。牧野選手と1秒8離されたのは向こうは何かつかんで、こちらはつかみ切れてないんだと思います。決勝に向けてそこを見つけられるように今からエンジニアと話し合います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ 大湯都史樹が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグBグループの決勝を行い、大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が6周・13分28秒508で優勝した。

sfj-no1-b-1st-leg-start1

sfj-no1-b-1st-leg-start2

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sfj-no1-b-1st-leg-58vs61

sfj-no1-b-1st-leg-58

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sfj-no1-b-1st-leg-70

 第1レグBグループはAグループ決勝終了後の午後12時45分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、予選2位の小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)がレッドシグナルが消える前にあきらかなジャンプスタートで飛び出す。これに躊躇したのかアクセルを戻した小高を尻目にトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。これに予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)をかわした同4位の大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が2位で続き、小高は3位に付けた。

 トップに立った平だが、なんとヘアピンの進入でシフトをロックさせスピン。コースに復帰したものの一気に後続に飲み込まれ10位以下まで順位を落とすこととなった。

 ドライビングスルーペナルティーを受けた小高が3周目にペナルティーを消化するとトップに立ったのは大湯。このまま後続を突き放し6周を走って優勝を飾ることとなった。

 2位にはジェントルマンドライバーの吉田が入った。1周目を11位で戻ってきた平はファステストラップをたたき出しながら、前車を次々とパス。2周目に8位、3周目に6位、4周目に5位、5周目に4位に上がると、ファイナルラップのシケインで前を走る大井偉史(スキルスピード10V)をアウトからパスして3位に滑り込んだ。

 4位には大井が、5位には山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)が、6位には岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)が入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 トータルタイムはAグループで優勝した阪口晴南がこのレース優勝の大湯都史樹より短かったため、阪口がポールポジションを獲得することとなった。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
sfj-no1-a-1st-reg-oyu  「スタートは普通に決まって、小高選手がフライングしてたのが見え、平選手がスピンしていなくなったのでラッキーでした。でもアベレージのタイムが遅すぎて、小高選手のペナルティーがなければどこかで抜かれていたと思います。明日は晴南選手もいて、平選手も後ろにいて速い人が集まっているので、あしたに向けてマシンを調整していきたいと思います。同じくらいのタイムで走れないと勝てないですが、優勝を目指してがんばります」
2位 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)
 「いやぁ、運がありますね。恵まれています。2台消えましたが、調子は悪くないんですよ。スタートのミスが悔やまれます。大湯選手の前に出れば押さえられたと思いますが、第1レグなのでこのへんでいいかな。表彰台には立ちたいのでがんばりますし、3年連続のジェントルマン最優秀賞も取ります」
3位 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
 「きれいに回っちゃいました。シフトロックしましたが、冷えてるタイヤを管理できなかったぼくのミスです。挽回はしましたが、決勝に向けて厳しいポジションになってしまいました。ベストタイムは晴南選手よりコンマ2秒遅いのでたれてきたタイヤに合わせたセッティングをして決勝に臨みたいと思います。スタートを決めて前に出られれば勝機はあります」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ 阪口晴南がぶっちぎりで優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグAグループの決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が6周・13分20秒459で優勝した。

sfj-no1-a-1st-leg-start1

sfj-no1-a-1st-leg-start2

sfj-no1-a-1st-leg-22vs2

sfj-no1-a-1st-leg-34

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 第1レグAグループの決勝は、午前11時55分より決勝レースがスタート。ポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)は無難にスタートを決めトップで1コーナーへ。予選2位の兒島弘訓組(クラス・OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)がポジションをキープして阪口に続く。3位にはロケットスタートを決めた山浦聖人(ZAPオートスペースED)が上がってきた。4位に予選3位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が続くが、八巻は早くも1周目のスプーンで山浦を攻略、3位に上がる。

 さらに八巻は2周目のヘアピン立ち上がりで2位の兒島に並びかけスプーン手前で2位に。

 この間、トップに立った阪口は2周を終わって2位以下を2秒2離すと、4周目にはこのレースのファステストラップをたたき出す異次元のスピードで1周あたり1秒近いラップタイムを刻み独走に持ち込むと、6周をまわってぶっちきりでこのレースを制した。

 2位には八巻が入り、3位には兒島が続いた。4位には3周目に山浦をかわした川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、5位には山浦、スタートで順位を落とし一時は10位まで後退した平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が追い上げ6位に入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-a-1st-reg-sena  「スタートを決めたら離していけると思っていたので、序盤からプッシュしました。Bグループに負けたくなかったのでタイヤのことは考えずにプッシュしていました。あしたもスタートが決まればちぎっていけると思いますが、平選手が追い上げてくる前に逃げて、ぶっちぎりで優勝したいと思います」
2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「スタートは失敗もなく普通にできたんですが、ZAPの選手にロケットスタートを決められましたが、ペースはぼくの方が速かったので落ち着いて抜けるところで抜きました。そこから前の兒島選手を追いかけましたが、ぼくの方が速かったのでスリップを使って横に出てスプーンで抜くことができました。明日はタイヤの温存ができているので他の選手よりアドバンテージはあると思いますし、落ち着いていけばいい順で追われると思います」
3位 兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)
 「序盤、思ったよりペースが上がらなくて晴南選手に付いていけるかなと思ったんですが、デグナーからヘアピンにかけて離されていきました。厳しい戦いになるかなと思ったら後ろから八巻選手が来ていて、エア圧の問題もあり、ヘアピンでミスをしてスプーンで並ばれてしまいました。満足できるレースではありませんでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿敗者復活戦結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Repechage Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1611小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH511'24.427
221G1ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH52.001
392山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH53.977
4663飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH511.117
5354長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH514.339
655G2田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH515.174
7446小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.379
856G3川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.992
927G4中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH531.751
10377加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH531.894
---- 以上ファイナル進出 ----
11*305豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH549.158
1282G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH557.211
13*11G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51'05.404
---- 以上規定周回数(4Laps)完走 ----
-80G-片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH05Laps
  • CarNo.11,30は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ第61条~1)②(ピートレーン速度)違反により、競技結果に30秒を加算した。

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL2'02.193--171.083
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL2'03.702 1.509 1.509168.996
314C2根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL2'04.091 1.898 0.389168.467
4*10C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'04.142 1.949 0.051168.397
582C4栗原 正之テクノ ハヤブサ リターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL2'04.339 2.146 0.197168.131
6*72C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL2'04.457 2.264 0.118167.971
728C6片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL2'04.490 2.297 0.033167.927
812A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL2'04.598 2.405 0.108167.781
93C7今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL2'05.197 3.004 0.599166.978
1034C8早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL2'05.308 3.115 0.111166.831
115A3大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL2'06.490 4.297 1.182165.272
1277A4久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL2'06.936 4.743 0.446164.691
1317C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL2'10.400 8.207 3.464160.316
1422A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL2'10.491 8.298 0.091160.204
1527C10シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'10.781 8.588 0.290159.849
1651A6藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL2'11.063 8.870 0.282159.506
177A7山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL2'11.097 8.904 0.034159.464
1821A8相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL2'12.58510.392 1.488157.674
1970C11岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL2'12.76110.568 0.176157.465
2073A9近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL2'13.02210.829 0.261157.156
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.000)予選通過 ----
  • CarNo.10は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第55条~1)(チェッカー無視)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo.72は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第61条~1)(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg B Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1581大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH613'28.508
257G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH63.710
3702平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.735
473大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.902
5454山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH67.774
6435岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH611.001
7186飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.589
8367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.968
925G2濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH626.549
101G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH627.785
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11*618小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH629.637
12379加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH640.478
13*21G4ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH640.638
143010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH641.555
1582G5稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH61'23.949
1611G6キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51Lap
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH24Laps
  • Fastest Lap: CarNo.70 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)2'13.274 (4/6) 156.86km/h
  • CarNo.61,21は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第54条~1(反則スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg A Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH613'20.459
2222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH65.194
323兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH66.311
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH610.030
5105山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH611.838
6246平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH613.043
7197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH616.398
820G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH623.698
923G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH634.974
105G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH636.503
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11358長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH636.772
1255G4田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH637.321
1380G5片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH638.530
14449小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH640.430
1556G6川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH644.867
1627G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH649.052
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-9-山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH15Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'13.061 (4/6) 157.11km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿公式予選 Aグループは阪口晴南が、Bグループは平優弥がトップタイム

 S-FJ日本一決定戦が鈴鹿サーキットで開幕。Aグループ予選では阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が、Bグループでは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)がトップタイムを記録した。

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 鈴鹿サーキットは早朝より快晴に恵まれ午前9時からAグループ予選が20分間で行われた。

 開始10分あたりまで八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が2分14秒470までタイムを縮めトップに立つ。これを上回ってきたのが、先日SRS-Fを主席で卒業した16歳の阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。2分14秒087でトップに立つと、このタイムを一気に12秒728まで縮め、ただ一人12秒台で2位以下を0秒7ちぎって圧倒。トップタイムで予選を切り上げた。

 2位にはS-FJ岡山シリーズランキング2位の兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)が入り、八巻が3位で続いた。

 Bグループ予選は午前9時35分から20分間。こちらは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)が開始10分前あたりからトップに君臨。早々にタイムを2分12秒936と13秒を切るタイムをたたき出すと、終了直前には2分12秒586とAグループの坂口を上回わりトップで予選を制した。

 2位には今シーズンFIA-F4に参戦していた小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)が、3位にはジェントルマンクラスの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が食い込んできた。

 このあとAグループ第1レグが11時55分から、Bグループ第1レグが12時45分からそれぞれ6周で争われ、トータルタイムの速いほうの勝者が明日の決勝レースでのポールポジションを獲得することとなる。

Aグループ予選トップタイム 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-q-sena  「昨日の練習の2本目でセットが決まって13秒台が出たのでニュータイヤを履いたら12秒台に入ると思っていました。うまくまとめられたと思ったんですがセクター1が足りなかったのが悔しいです。最後はシケインがダブルイエローでタイムを出せなかったです。2レースあるいので無理もしませんでした。平選手のタイムは超えられたと思いますが、後の方が路面が良かったのかも知れません。第1レグはスタートが決まれば大丈夫だと思います。めいっぱい行ってポールを取ります」
Bグループ予選トップタイム 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
sfj-no1-q-taira  「A組の様子を見ながらのアタックだったのでラッキーだったと思います。晴南選手のタイムも把握していました。最後、12秒5が出たときも最終コーナーでシフトミスしたので、あとコンマ1は詰められたと思います。全体ベストだったのでシーズンのまとめでいいスタートが切れました。第1レグはスタートで逃げられればと思いますが、決勝でタイヤのライフを残すようにコントロールでればいいですね。晴南選手との一騎打ちになるのかなと思っています」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1701平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'12.586--157.673
2612小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH2'12.954 0.368 0.368157.236
357G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH2'13.114 0.528 0.160157.047
4583大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2'13.484 0.898 0.370156.612
574大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.527 0.941 0.043156.562
6665飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.128 1.542 0.601155.860
7456山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.632 2.046 0.504155.277
821G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH2'15.046 2.460 0.414154.801
9367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.085 2.499 0.039154.756
10438岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.171 2.585 0.086154.657
11189飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.653 3.067 0.482154.108
123010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.978 4.392 1.325152.617
133711加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.040 4.454 0.062152.548
141G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.245 4.659 0.205152.320
1525G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.334 4.748 0.089152.222
1611G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH2'23.53510.949 6.201145.645
1782G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH2'30.39317.807 6.858139.004

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH2'12.728--157.504
222兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'13.440 0.712 0.712156.664
3223八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH2'13.463 0.735 0.023156.637
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.791 1.063 0.328156.253
5245平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.214 1.486 0.423155.760
6106山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.240 1.512 0.026155.730
797山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.418 1.690 0.178155.524
8198早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH2'14.468 1.740 0.050155.466
920G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.376 2.648 0.908154.423
1023G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH2'17.524 4.796 2.148152.011
11359長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.600 4.872 0.076151.927
125G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH2'18.041 5.313 0.441151.442
1380G4片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH2'18.218 5.490 0.177151.248
144410小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'18.307 5.579 0.089151.151
1556G5川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'18.943 6.215 0.636150.459
1655G6田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH2'19.162 6.434 0.219150.222
1727G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH2'19.787 7.059 0.625149.550

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 BRP★J‘S RACINGフィット、昨年の雪辱を晴らし有終の美を飾る (J'S RACING)

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st-rd6-js-02  今年の最終戦はJ’S RACINGの地元、ホームコースでもある鈴鹿サーキットです。昨年の鈴鹿は優勝を逃してしまい、ホームコースでのレースで悔しい結果となりました。今年は有終の美を飾り、昨年の雪辱を晴らすべく、必勝を誓って最終戦に望みます。

●大野選手のレースリポート

■金曜・練習走行

st-rd6-js-03  昨年まで鈴鹿でのスーパー耐久はWTCCとの併催で変則的なレースでしたが、今年はS耐のみとなり、なんと4年ぶりに全クラス混走の3時間耐久レースとなりました。シリーズチャンピオンは決まっていますが、全力で最終戦を闘います。

 ドライバーは私と梅本選手に加え、前戦でも活躍してくれた赤星選手との3人で挑みます。

 最終戦鈴鹿は木曜日の走行枠が無く、金曜日フリー走行からのスタートとなりました。

 残念ながら同じチームの19号車が前回岡山でのクラッシュにより全損になった為、急遽昨年使用していた旧モデルGE8・FIT2での参戦となりました。

 今回の最終戦では19号車のシリーズ2位が掛かっており、必要があれば19号車のサポートも行います。

 3時間の占有走行では梅本選手、赤星選手と決勝を想定したロングスティントでの走行でセッティングを煮詰めていきます。全てのドライバーが2分32秒~33秒位でLAP出来る事を確認し、決勝に備えました。

 チーフエンジニアの飛澤さん、チーフメカニックの福條さんとの打ち合わせも順調で、車のセットアップも短時間で確実に進化していきます。素晴らしい体制です。

■土曜・予選

st-rd6-js-04  予選日の土曜日を迎えました。私の出番、Aドライバー予選です。ターゲットタイムは昨日のフリー走行でマークした2分31秒7を上回る2分31秒前半を狙います。

 1周約5.8kmと長く、高速コーナー主体の鈴鹿サーキット。タイヤの発熱が思ったより早く、計測が始まって2周目にアタックを敢行しました。1コーナーからS字にかけてはグリップがまだ完全では無い状態でしたが、逆バンクあたりから最大グリップを得られたのでミスの無いよう、さらに攻め込んだアタックを続けます。130Rは安全マージンを取り、ボトム速度を2km/h落して確実に決めました。その結果、2分30秒723と、31秒を切ってコースレコードを樹立する事が出来ました!

 他チームが34秒台と苦戦していたのでBドライバー予選に向けて大きなアドバンテージが築けました。

 続いては前回岡山ではコースレコードを獲って波に乗っている梅本選手の出番です。Aドライバー予選でライバルチームと3秒以上マージンがあったので無理なアタックはせず、確実にタイムを刻んで2分33秒386と見事ポールポジションを奪取いたしました!

 Cドライバーは赤星選手です。グリッドに関係ないC予選と言っても手は緩めません。トップタイムを狙って新品タイヤでのアタックです。鈴鹿の走行は久しぶりとなる赤星選手でしたが、周回を重ねる度にタイムを上げていき、2分33秒771でクラストップタイムをマークしました。

日曜日・決勝 3時間耐久レース

 いよいよ2015年の最終戦、3時間レースのスタートです。スタートドライバーは私が担当致しました。ポールポジションからのスタート、これまで何度も戦った#2号車の山田英二選手との一騎打ちです。

 1周目に上位クラスの車がハーフスピンし、回避した瞬間に#2山田選手に先行を許しましたがそのままぴったりと着いて行く作戦に。そのまま2台とも2分32秒台周回を重ね、後方を大きく離していきます。私は2番手から様子を伺い、無駄にタイヤを消耗させないようにコントロールしながら付いて行きました。

 13周目、シケインの落下物回収の為にセーフティカーが入り、さらにセーフティカーランが明けた直後に130Rで大きなクラッシュが発生。その時点でクラストップ走行中でしたが、後の事を考え20LAPした所で赤星選手にバトンを渡しました。

st-rd6-js-05  ここで私の2015年度スーパー耐久レースでの出番は終わり、後は赤星選手、梅本選手に託します。

 しかし、セーフティカーラン終了後、ピット信号違反で10秒のペナルティを受けてしまい、一時最下位まで落ちてしまいました。

 梅本選手から「諦めずにもう一度勝利目指してがんばろう!」と作戦を立て直し、赤星選手も安定した周回を刻んで3位まで浮上。18周後に梅本選手に交代しました。

 その時点でトップとの差は110秒。半場諦めていた私でしたが、ここからの梅本選手の追い上げは凄かった! まさに鬼神のような走りで自身の予選タイムを上回るラップでトップを捕らえます。35周目にはトップに返り咲き、最終的にはその差を7秒まで広げチェッカーを受けることが出来ました!

■最後に

 チームメイトを信じ、メカニックを信じ、最後まで諦めずに攻め続ける梅本選手に感動しました。そして勝利をもぎ取ったのです! 男泣きしました。感動しました。

 2015年も大変多くの方々に支えられ、最後まで戦い抜くことが出来ました。チーム代表奥村選手、J'S RACING会長梅本選手、そして奥様、スポンサー様をはじめ、応援に駆けつけて頂いたファンの皆様、チーフエンジニア飛澤さん、メカニック、サポートメンバーの皆様、支えてくれた大切な家族。2年連続チャンピオン感謝感激です! 本当にありがとう御座いました。

 今年を振り返ってみると全6戦中、ポール5回、優勝5回、2位1回と信じられない結果でした。これも常に車を速くする事を考えてくれたエンジニア、メカニック、セットアップに大きく貢献してくれた井入選手、海外から参戦してくれたチャールズ選手、沢山の方々の支えで掴んだ勝利でした。ありがとうございました!

 来シーズンの事は現時点ではまだ何も決まっていませんが、また同じメンバーで戦える事を望んでいます。来年度も精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 皆様のご声援のおかげで最終戦もポール・トゥ・ウィンと最高の結果となりました。2015年はライバルが速さを増す中、最終戦を待たずしてチャンピオン獲得。全6戦中5勝と昨年を超える成績を残すことができました。

 本年もご声援ありがとうございました。2016年の体制は現時点で未定ですが、決まり次第ホームページやプレスリリースにて発表させていただきます。

 今後共J‘S RACINGへのご声援をよろしくお願いいたします。

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J'S RACING 大野尊久

その他

御堂筋をフェラーリF1が疾走!! 橋下市長は公道レース開催の爆弾発言も?!

オープニングセレモニーで挨拶する松井府知事

デモ走行は3往復

F1だけでなくこの日は100台のフェラーリが御堂筋に集合。 最新のラ・フェラーリも5台やってきた

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大阪府、大阪市らが作る「御堂筋パーティー2015実行委員会」は11月29日、大阪一の目抜き通りである御堂筋を歩行者に開放するイベント「御堂筋オータムパーティー2015(御堂筋ワンダーストリート)」を開催した。
このイベントは今年を道頓堀開削400周年、大坂の陣から400年など様々な節目の年となるシンボルイヤーと位置づけたもので、その最大の呼び物となったのがF1のデモ走行だ。
使用されたのは2003年にミハエル・シューマッハがワールドチャンピオンを獲得したフェラーリF2003GA。
ドライバーには大阪府出身の元F1ドライバーとして中野信治が選ばれた。

オープニングセレモニーには松井一郎大阪府知事、橋下徹大阪市長らが出席。
「御堂筋の魅力を高めることで大阪全体の消費を拡大したい」と松井知事が挨拶すれば、それを受けて橋下市長も「国の方では公道レース実現に向けての動きがある。それが通ればぜひ大阪の公道でF1レースを開催するべきだ」と意欲を語った。
また、ドライブした中野信治も「御堂筋は子供の頃から何度も遊びに来たし、免許を取ってからは何度も通った。そこでF1を運転するとは思ってもみなかった」と緊張の面持ちで感想を述べた。

走行は松井知事によるスタートの合図で始まり、中野がドライブするF2003GAは全幅43.6m、久太郎町3丁目から南船場3丁目まで、長さ500mの特設コースを3往復、沿道に詰めかけた45万人の大観衆にそのスピードとV10サウンドを披露した。

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松井一郎大阪府知事のコメント
「この御堂筋の魅力を高めることで、大阪に大勢の人が来てくれる。御堂筋に来てくれた方々が大阪各地に行かれることで大阪全体の消費の拡大を実現したい。橋下市長が当面お休みされて、このF1で自分探しの旅に出るかもしれませんが、すぐに探し出して帰って来ると思います。大阪府と大阪市が一つになればこういう大きなことができる」

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橋下徹大阪市長のコメント
「松井府政と橋下市政のキーワードは『挑戦』。誰もが考えつかなかったこと、できないと思っていたことをやるのが方針。その総仕上げのイベントが今回のF1走行。やろうと思えばこういうことができる。関係者の皆様が力を合わせればこういうことができると示された。国の方では公道レース開催に向けた法改正の動きがある。法改正がされれば、僕はまずこの大阪の地で公道レース、F1をやるべきだと思っている。ぜひ実現のために頑張っていきましょう」

中野信治のコメント
「御堂筋は子供の頃から何度も遊びに来たし、免許を取ってからは何度も車で通って慣れ親しんでいるので、今日は興奮しています。F1を目指してレースを始めたが、まさか御堂筋でF1を運転することになるとは思ってもみませんでした。多くの方が関わって頂いたおかげで実現したと思うので、感謝しています。サーキットと違ってμが低いので、緊張するし、集中力が必要です。レースよりも緊張するかもしれません」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿総合結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/25-26) Total Testing
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTireSession1
Session2
Session3
TimeBehindkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14 YH1'38.969
1'47.353
*1'37.695
1'37.695-213.984
216山本 尚貴TEAM 無限SF14 YH1'38.331
1'53.126
*1'37.798
1'37.798 0.103213.759
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14 YH*1'37.831
1'49.990
1'38.332
1'37.831 0.136213.687
48小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14 YH1'39.005
1'56.228
*1'37.900
1'37.900 0.205213.536
510塚越 広大REAL SF14 YH1'38.749
1'52.155
*1'38.288
1'38.288 0.593212.693
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14 YH1'38.574
1'57.501
*1'38.336
1'38.336 0.641212.589
71中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14 YH1'39.417
1'56.860
*1'38.380
1'38.380 0.685212.494
820関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL SF14 YH1'38.948
1'46.873
*1'38.525
1'38.525 0.830212.182
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14 YH1'38.862
1'58.953
*1'38.589
1'38.589 0.894212.044
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14 YH1'38.951
1'58.031
*1'38.650
1'38.650 0.955211.913
1111伊沢 拓也REAL SF14 YH-
1'51.843
*1'38.711
1'38.711 1.016211.782
124ニック・キャシディFUJI×D'station KONDO SF14 YH1'39.721
1'58.547
*1'38.757
1'38.757 1.062211.683
1365ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14 YH1'40.503
1'50.916
*1'38.768
1'38.768 1.073211.660
1434小暮 卓史DRAGO CORSE SF14 YH*1'38.794
1'53.154
1'38.852
1'38.794 1.099211.604
1515リッチー・スタナウェイTEAM 無限SF14 YH1'40.252
1'51.757
*1'38.861
1'38.861 1.166211.461
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14 YH1'38.963
2'00.253
*1'38.923
1'38.923 1.228211.328
177ロイック・デュバルACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 YH-
-
*1'39.242
1'39.242 1.547210.649
183ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14 YH*1'39.258
1'58.581
1'39.321
1'39.258 1.563210.615
1941

40
ジャズマン・ジャファーDOCOMO DANDELION M41Y/S SF14 YH1'39.422
-
*1'39.261
1'39.261 1.566210.608
207平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 YH*1'39.282
1'57.385
-
1'39.282 1.587210.564
2140ストフェル・バンドールンDOCOMO DANDELION M40S SF14 YH*1'39.904
1'52.615
-
1'39.904 2.209209.253
2241ステファノ・コレッティDOCOMO DANDELION M41Y SF14 YH-
1'54.260
*1'40.075
1'40.075 2.380208.895
2311金石 年弘REAL SF14 YH*1'41.615
-
-
1'41.615 3.920205.729

SUPER FORMULA

SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿3回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/26) Official Testing 3 Weather:Cloudy Course:Dry
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TireTimeBehindGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'37.695--213.984
216山本 尚貴TEAM無限HONDA HR-414EYH1'37.798 0.103 0.103213.759
38小林 可夢偉KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'37.900 0.205 0.102213.536
410塚越 広大REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'38.288 0.593 0.388212.693
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPULTOYOTA RI4AYH1'38.332 0.637 0.044212.598
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.336 0.641 0.004212.589
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'38.380 0.685 0.044212.494
820関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL TOYOTA RI4AYH1'38.525 0.830 0.145212.182
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.589 0.894 0.064212.044
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'38.650 0.955 0.061211.913
1111伊沢 拓也REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'38.711 1.016 0.061211.782
124ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'38.757 1.062 0.046211.683
1365ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'38.768 1.073 0.011211.660
1434小暮 卓史DRAGO CORSEHONDA HR-414EYH1'38.852 1.157 0.084211.480
1515リッチー・スタナウェイTEAM 無限HONDA HR-414EYH1'38.861 1.166 0.009211.461
1618中山 雄一KCMGTOYOTA RI4AYH1'38.923 1.228 0.062211.328
177ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA HR-414EYH1'39.242 1.547 0.319210.649
1840ジャズマン・ジャファーDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'39.261 1.566 0.019210.608
193ジェームス・ロシターKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'39.321 1.626 0.060210.481
2041ステファノ・コレッティDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'40.075 2.380 0.754208.895

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SF:メーカー・ルーキーテスト鈴鹿1日目 インパル勢がそろい踏み。午前はJ.P.オリベイラが、午後はルーキー関口雄飛がトップタイム

 日本レースプロモーション(JRP)は25日、三重県の鈴鹿サーキットで来季採用されるヨコハマタイヤのテストを兼ねた「エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト」を行い、午前の走行ではジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が、ウェット路面となった午後の走行では遅れてきた大型ルーキー関口雄飛(同)がトップタイムを記録した。

 テストに参加したルーキーは、今季全日本F3王者のニック・キャシディ(KONDO RACING)、来季スーパーフォーミュラ(SF)への参戦を模索しているセオドールレーシングからリッチー・スタナウェイ(TEAM無限)、2011年全日本F3王者で先週のマカオGPにも参戦した関口雄飛(LENOVO TEAM IMPUL)、圧倒的な速さで今季GP2の王者に輝いたストフェル・バンドールン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、トムスからマカオGPに出場経験のあるジャズマン・ジャファー(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、今季インディーカーに参戦していたステファノ・コレッティ(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の6名。さらに2009年のSFチャンピオン、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1年間のブランクを経て古巣からテストに参加する予定だ。

 午前中のテストは午前9時から行われたが、マシンのコースアウトが相次ぎ何度も赤旗で中断されれ、予定より10分間延長して11時40分まで行われた。

 こんな中、トップタイムを記録したのは1分37秒831でジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)。このタイムは今年の最終戦で山本尚貴(TEAM無限)が記録したポールタイム1分37秒963を上回るもので、ヨコハマタイヤはすでにこの時点で今季までのブリヂストンタイヤに匹敵する性能に達しているようだ。ただし、コースアウトも多くピーキー性格を持っているのかも知れない。

 午前中のテスト終盤に降り出した冷たい雨により、午後1時30分から行われた2回目の走行はウェットコンディションとなった。このセッションもコースアウトが相次ぎ、終了予定の午後4時直前に関口雄飛(LENOVO TEAM IMPUL SF14)がコースアウトしたため赤旗終了となった。

 トップタイムを記録したのはその関口で1分46秒873。2位に付けたレギュラーのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)を0秒5近く上回わった。

 テストは明日も午後から1回のセッションが行われる。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

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SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿2回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/25) Official Testing 2 Weather:Rainy Course:Wet
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TireTimeBehindGapkm/h
120関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL TOYOTA RI4AYH1'46.873--195.608
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'47.353 0.480 0.480194.733
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPULTOYOTA RI4AYH1'49.990 3.117 2.637190.065
465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'50.916 4.043 0.926188.478
515リッチー・スタナウェイTEAM 無限HONDA HR-414EYH1'51.757 4.884 0.841187.059
611伊沢 拓也REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'51.843 4.970 0.086186.916
710塚越 広大REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'52.155 5.282 0.312186.396
840ストフェル・バンドールンDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'52.615 5.742 0.460185.634
916山本 尚貴TEAM無限HONDA HR-414EYH1'53.126 6.253 0.511184.796
1034小暮 卓史DRAGO CORSEHONDA HR-414EYH1'53.154 6.281 0.028184.750
1141ステファノ・コレッティDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'54.260 7.387 1.106182.962
128小林 可夢偉KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'56.228 9.355 1.968179.864
131中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'56.860 9.987 0.632178.891
147平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'57.38510.512 0.525178.091
1538石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'57.50110.628 0.116177.915
1664中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'58.03111.158 0.530177.116
174ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'58.54711.674 0.516176.345
183ジェームス・ロシターKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'58.58111.708 0.034176.295
1939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'58.95312.080 0.372175.743
2018中山 雄一KCMGTOYOTA RI4AYH2'00.25313.380 1.300173.843

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SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿1回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/25) Official Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TireTimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPULTOYOTA RI4AYH1'37.831--213.687
216山本 尚貴TEAM無限HONDA HR-414EYH1'38.331 0.500 0.500212.600
338石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.574 0.743 0.243212.076
410塚越 広大REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'38.749 0.918 0.175211.700
534小暮 卓史DRAGO CORSEHONDA HR-414EYH1'38.794 0.963 0.045211.604
639国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.862 1.031 0.068211.458
720関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL TOYOTA RI4AYH1'38.948 1.117 0.086211.275
864中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'38.951 1.120 0.003211.268
918中山 雄一KCMGTOYOTA RI4AYH1'38.963 1.132 0.012211.243
102アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'38.969 1.138 0.006211.230
118小林 可夢偉KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'39.005 1.174 0.036211.153
123ジェームス・ロシターKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'39.258 1.427 0.253210.615
137平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'39.282 1.451 0.024210.564
141中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'39.417 1.586 0.135210.278
1541ジャズマン・ジャファーDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'39.422 1.591 0.005210.267
164ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'39.721 1.890 0.299209.637
1740ストフェル・バンドールンDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'39.904 2.073 0.183209.253
1815リッチー・スタナウェイTEAM 無限HONDA HR-414EYH1'40.252 2.421 0.348208.527
1965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'40.503 2.672 0.251208.006
2011金石 年弘REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'41.615 3.784 1.112205.729

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Super Car Race Series

SCR:第9,10戦富士フォトギャラリー

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Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13,14戦もてぎ 里見乃亜、結果には結びつけなかったが、2レースで果たせた激しい追い上げ、最終大会には多くの収穫と課題が。これらを糧に今後の飛躍を期待 (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第7大会がツインリンクもてぎ(栃木県)で、11月14日(土)〜15日(日)に開催された。過去2大会は里見にとって初めて挑むサーキットが舞台だったが、今回の舞台は、昨年までスーパーFJを戦っていた、いわばホームコース。最終決戦として集大成にするには、うってつけの舞台となった。

予選 11月14日(土) 天候/雨 コース状況/ウエット

 今回も練習走行が木曜日から開始され、金曜日ともどもコンディションに恵まれていた。こと木曜日に関してはセッションごとにタイムを縮めていき、最終的にはトップから1秒と遅れぬタイムで、手応えもしっかり掴んでいた。しかし、金曜日の走行では2セッションとも赤旗の連発で思うようなアタックが出来ず、リズムに乗りきれないまま全てのセッションを終える形となった。

 一転、土曜日からはあいにくの雨模様。FIA-F4でウェットコンディションのもてぎを走るのは初めてだったこともあり、予選開始直後は手探りの状態で始まったが、それでも着実にタイムを縮めていく。タイヤに熱も入りこれからアタックに入ろうしたところで赤旗が出され、計測は中断。さらに、その間にますます雨は勢いを増していき路面状況が変化していった。

 感覚をつかみつつあった段階での中断は、少々痛かったのは事実。ほとんどのドライバーが再開後は短縮できなかった中、3周目でタイムを更新し、さらにラストラップには13秒258をたたき出しベストタイムを記した。それぞれのタイムがグリッド決定要素となり、第13戦には25番手、そして第14戦には24番手から決勝レースに挑むこととなった。

決勝 第13戦 11月14日(土) 天候/雨 コース状況/ウエット

 第13戦決勝レースも、引き続きウェットコンディションで競われた。好スタートを決めると、イン側グリッド前方でエンジンストールさせた車両も、アウト側のグリッドから進路を変えることなく、しっかり加速していったことで難なくかわし、さらにコースの随所でのコースアウトもかわし続け、オープニングラップ終了時点で8ポジションアップとなる、17番手につける。ストレート上ではストール車両と激突して止まっていた車両もあったため、間もなくセーフティカーランが行われた。リスタートも決めて、まずは1台をパス。その後も14番手を争う集団の中で、さらなる浮上を狙う。

 そして、5周目、6周目に相次いで1台ずつ抜き去り、さらに先行車両の後退もあって13番手にまで躍り出る。その時点で前を走るマシンとの差は5秒以上もあったが、自己ベストを更新し続けて、徐々に近づいていき、ラスト3周は完全に背後にピタリとつけた状態に。そのまま最終ラップへ突入し、ヘアピンコーナーでオーバーテイクを果たし、12位でフィニッシュすることとなった。

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決勝 第14戦 11月15日(日) 天候/曇り コース状況/ウエット

 第13戦では13台抜きを果たしてはいたが、これに満足することなく次の第14戦につなげるため、レース後にはしっかりミーティングを行い、走行データからドライビングにいくつかの改善点が見つかった。そして修正したイメージを頭に叩き込んだ上で、第14戦決勝レースに挑むこととなった。

 早朝まで降り続いていた雨は、スターティンググリッドに並ぶ頃には止んでいたが、路面は依然として濡れたまま。もちろん、全車がウェットタイヤを装着していた。第13戦につづいて第14戦も抜群のスタートを決め、4コーナーまではオーバーテイクの連続で7台を抜き一気に順位を上げる。しかし、続く5コーナーの立ち上がりで後続車両から押され、スピンを喫してしまう。幸いダメージはなく、すぐに復帰はできたものの、29番手にまで後退。それでも2周目には3台を、3周目にも2台を、さらに4周目にもまた2台を抜いて22番手にまで返り咲く。前との車両の差もごくわずか。このまま順位を上げ続けていくことも期待されたが、5周目の90度コーナーで、先行車両のインを刺そうとした直後のブレーキング時に姿勢を乱して接触。コースアウトして、レースを終えることとなった。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 里見も走りなれたコースだけに自信を持って臨んだ大会だったが、良い感触を掴めたドライでの練習走行から、予選はウェットコンディションになったことでリズムを崩してしまった。第1レースでは十分な追い上げが出来たので、第2レースも期待していたが、7台抜きしたところで後方から押されてスピンしてしまったようだ。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi)COMMENT
 第13戦はスタートが決まって、最初からプッシュすることもでき、混乱もすり抜けて着実に順位を上げていったことで12位になれました。土曜日決勝後の監督からのアドバイスも頭に入れつつ、いいイメージで第14戦に挑みました。スタートは今年一番と言えるぐらい決まって、4コーナーまでに10台ぐらい抜けていたはずなんです。なのに、5コーナーでアウトから来たクルマと軽い接触があって、一回転して失速してしまいました。そこから毎周抜き続けることができたんですが、90度コーナーのブレーキング時に姿勢を乱し、相手を巻き込んでしまったことを申し訳なく思います。やっぱり予選が良くなかったのが、こうなってしまった最大の理由です。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13,14戦もてぎ 坪井翔がFIA-F4初のシリーズチャンピオンを獲得 (DRP)

DREAM RACING PROJECT
FIA-F4第13・14戦DRPレースレポート

  • FIA-F4第13・14戦DRPレースレポート
  • ツインリンクもてぎ(栃木県)
  • 11月14日(土)予選・第13戦決勝レース 雨
  • 11月15日(日)第14戦決勝レース 雨のちくもり
  • 観客動員数:50,000人(2日間)
  • ☆参戦ドライバー
    • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT
    • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 B-max
  • ☆参加美人時計モデル
    • まーちゃんさん、ももこさん、みんちゃんさん

☆11月14日(土)8:00~ 公式予選

 ドライコンディションだった練習走行では連日坪井選手がトップタイム。三笠選手も4番手タイムをマークしていた。抜きづらいと言われるツインリンクもてぎでは予選が重要となるが、練習走行とは一転、前日夜から雨が降り始めウェットコンディションとなった。予選開始序盤は先頭から走り始めた坪井選手がタイミングモニターの最上位で周回していく。一方三笠選手は走り始めからタイムが上がらない。中盤はライバル選手が軒並みタイムアップし、坪井選手の順位がみるみる落ちていくとコースアウト車両が2台発生し赤旗中断。再開後も坪井選手はタイムがのびず9番手、三笠選手は中断中にセットを変更し一気にタイ ムアップするが14番手止まりとなってしまう。

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☆11月14日(土)13:10~ 第13戦決勝レース

 9番手スタートの坪井選手はスタートを決め6位に上がるが、スタート直後にクラッシュが発生しセーフティーカーランとなってしまう。シリーズタイトルを争う牧野選手は、順位を上げてトップに躍り出ていた。セーフティーカーランからの再スタートはチャンスが少なく、5位に上がったものの4位選手を抜きあぐねている間に、トップ3台との差が大きく開いてしまう。そしてチャンスがないまま5位フィニッシュとなり、優勝した牧野選手とのポイント差が8と狭まってしまった。三笠選手もスタートの混乱をうまくかわし10位までポジションを上げていた。しかし、再スタート後の6周目2コーナーでスピンコースアウトし大きく順位を落とした後、90度コーナーでもコースアウトしてしまいリタイアとなった。

☆11月15日(日)10:05~ 第14戦決勝レース

 坪井選手がチャンピオンを取るには、ポールスタートの牧野選手が優勝したとして3位以内に入らなければならない。前日はスタート後すぐにセーフティーカーランとなってしまいチャンスが無くなってしまったが、9番手スタートからは、1・2周で大きく順位を上げなければならない。大きなプレッシャーの中スタートが切られると、ここ4戦連続のロケットスタートで一気に2台交わす。しかし、大外刈りで攻めた1コーナーは若干行き過ぎてしまうものの、うまくリカバリーし5位の選手の背後につける。5コーナー立ち上がりでクロスラインをとり5位浮上。ヘアピンカーブでもアウトサイドから仕掛けて4位に。1周目に5台抜きで場内を沸かせる。そして2周目のV字コーナー立ち上がりで、早くも3位にポジションアップし自力でチャンピオンの権利を得る順位まで挽回した。この間にトップ牧野選手は5秒差、2位根本選手には2.5秒差あった。その後も異次元の走りで追撃の手を休めず、なんと5周目には2位根本選手の背後まで迫る。防戦一方の根本選手だが、接触だけは絶対に避けなければならない坪井選手は、8周目のV字コーナーでやっと攻略し2位浮上。トップ牧野選手とは4秒弱の差、残り4周。誰もがこのままの順位でチャンピオン獲得と思われたが、そこからさらにギヤが入りファステスト連発で追いかける。毎周1秒以上速いペースでトップを追いかけ、最終ラップにはテールトゥーノーズにまで持ち込んで見せた。観客騒然の手に汗握るトップ争いチャンピョン争いは、ヘアピンコーナーで坪井選手がインから仕掛けて一瞬トップに出るも、牧野選手もアウトサイドで粘る。立ち上がりは牧野選手のスペースを空けた坪井選手の加速が若干にぶりダウンヒルストレートで再び牧野選手が前に。坪井選手もブレーキングでアウトサイドから仕掛けるも、スピン車両があり黄旗が振られチャンスを逃す。FIA-F4選手権1年間の闘いは、最後の最後まで激しい争いでチェッカーフラッグとなった。

 最終戦優勝の牧野選手の悔し涙と2位坪井選手の嬉し涙は、見ている者のに感動を与えてくれました。この2選手だけではなく、それぞれの選手にそれぞれのドラマがあり感動を与えられたと思います。三笠選手も前年度F4グランドチャンピオンのタイトルから優勝候補だったにもかかわらず、最後まで悔しい思いをしながらも真摯に取り組んだ姿は、応援してくれている方々に感動を与えられたと思います。来年以降もこのシリーズがレースの甲子園として定着してモータースポーツ文化を築いていくことを切に願います。

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☆坪井選手コメント

 ドライコンディションでの練習日までは自信がありました。気の緩みということはないのですが、ウェットコンディションの予選では全くダメで、牧野選手はフロントロースタートなので一気に追い込まれました。前日も9番手スタートで5位フィニッシュは、ちょっと慎重な部分があったのかなと一晩考えた結果、とにかく攻めていこうと、最終戦はとにかく勝ちを狙いに行きました。3位以内でチャンピオンと言われていましたが9番手スタートでしたし、守りのレースだけはしたくなかったのでセットも大幅に変えてもらい挑みました。やはり去年もそうでしたがレベルの拮抗したワンメイクレースだとなかなか抜けなくて、ス タートがすごく重要だと痛い目にあってきたので、オートポリスでのスタートの改善と結果はすごく自信になっていました。追い込まれた中でもスタートをきっちりと決めて、最高のパフォーマンスを出すことができたのは成長を実感しています。ラストラップは無我夢中でしたが、今シーズン何回か当てられて悔しい思いをしていたので、牧野選手とはクリーンなバトルで締めくくれて良かったです。カートからステップアップしたFCJでは速く走ることしか考えてなくて、1年目は結果が伴わず、2年目は2勝して最大のチャンスだった最終戦を決めることができませんでした。そこから背水の陣で挑んだ去年のFCクラスと今年の FIA-F4では、ドライビングスキルだけではなくいろいろな面で大きく成長できたと思います。来シーズンはこの自信と共に更に準備を怠らず、ステップアップできればと思います。ここまで支えてくれた皆さんに恩返しできるように来年も頑張ります。

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☆三笠選手コメント

 オートポリスの直後にチームにテストの機会をいただきマシンの確認をしたのですが、すごく調子が良く、練習日もトップ5に入るタイムが出ていたので予選を楽しみにしていました。ドライコンディションから一転してウェットでの予選となりましたが、みんな同じ条件なので特に気にしていませんでしたが、走り始めからグリップ感がなく焦っていました。終盤赤旗中断となったので、できる範囲でセットを変えてもらい再開後はかなり良いフィーリングで一気に2秒もタイムアップしましたが、時間切れとなってしまいました。13戦はスタートからポジションアップして前のマシンを追いかけていたのですが、2コーナーで前の選手がミスしたのでチャンスと思い攻め過ぎてしまいスピンしてしまいました。最終戦も1周目で11位までポジションアップしたのですが、2周目の最終コーナーで当てられてスピンしてしまいました。今シーズンは開幕戦から第三大会の富士までトップ争いにいながら波に乗れず、鈴鹿以降は全くダメでした。この悔しい経験を無駄にしないように、自分に足りないものを考えて改善していきたいと思います。来シーズンはどうなるかわかりませんが、応援してきていただいた方々の期待に応えられるように努力したいと思います。

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☆リザルト

【第13戦】

  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選9位 決勝 5位
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝リタイア

【第14戦】

  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選9位 決勝2位
  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選14位 決勝17位
FIA-F4選手権公式リザルト:http://fiaf4.jp/results
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://drp.xyz-one.jp/

SUPER GT

SGT:2015年シリーズチャンピオンのコメント

ドライバーズチャンピオン

GT500クラス

松田次生(#1MOTUL AUTECH GT-R)
gt-2015-pc-matsuda 本当にまだ信じられない感じです。今年を振り返ると開幕戦をトラブルでリタイヤして「流れが悪いな」と思ったんですけど、第2戦で勝って。でもそこから第6戦まで波に乗れず、ポイントを取るのが精一杯の状況でした。いろいろ課題もあったし、何がダメなのかを見直して臨んだオートポリスでミラクルに勝つことができて、そこで流れが変わりました。一番大きなポイントはオートポリスだったと思います。
昨日も公式練習で雨が少ない時に2位に上がれました。ちょうどマッチングするいいタイヤがあったので。予選は予想外に雨が降ってしまいましたけども、決勝の前に雨が降りましたが、僕たちにとっては恵みの雨でしたね。その分、ロニー選手がそれを生かして本当に凄い走りをしてポジションを上げてくれましたし、ピットも今年最速の作業をしてくれたので、あとは僕がポジションを上げた時に押さえ切りたいと思いました。平川選手との接触もありましたが、12号車が4番手という表示を見た時に、今日は無理に1位を取りに行くよりきっちり2位でチャンピオンを取りに行こうと。
最多勝記録はお預けになっちゃいましたけど、それはまた来年の目標としてやっていきたいと思います。
一番はチーム、鈴木監督とロニー選手とあとミシュランタイヤ、一番苦しい時に支えてくれた家族に感謝して。一人でとれるものじゃないんで、みんなに感謝したいです。
ロニー・クインタレッリ(#1MOTUL AUTECH GT-R)
gt-2015-pc-quintarelli 正直1日前はチャンピオン無理かなと思った。オートポリスのスタート前も同じ気持ちだったけど、諦めない気持ちで決勝を走ろうと。今日はスタート前はスリックタイヤでいけそうな路面だったので選択にすごい悩んでたら、雨が降ってくれて、迷いがなくなってレインタイヤと決まったら自信がつきました。少ない雨の量にタイヤのマッチングが良くて、路面が乾いてくればさらにペースアップができる。僕の第一スティントの課題は硬めのタイヤなので問題はスタートだけでしたが、そこもうまくいった。あとは目の前で12号車がピットに入っていくのが見えたので、そこからはチャンスと思ってフルプッシュで走って、まだガヤガヤしてるところに12号車がつかえている前に出ることができた。その1周の差、ピット作業の速さの差が出たと思います。
ツギオもオートポリスと同じように強い気持ちで後ろを押さえてくれると信じて見ていました。このレースで5年ぐらい僕の人生が短くなったんじゃないかな(笑)
ツギオも今年の夏くらいから努力してすごいシェイプアップしてくれた。今年はすごい感謝してる。アスリートになったね。

GT300クラス

アンドレ・クート(GAINER TANAX GT-R)
gt-2015-pc-couto 最高の気分です。GTに参戦して今年で7年になります。僕はマカオの生まれですが、スーパーGTのことは参戦するずっと前から知っていて、ずっと走りたいと思っていたし、プレイステーション1のソフトが出た時にはすぐに買いに行って遊んでました。
チャンピオンを獲得できたことで、夢が叶いました。一番の目標を果せて本当に嬉しいです。これからもGTを続けていきたいと思います。来年が楽しみです。
(今年の勝因はタイヤのパフォーマンスも影響しているのではないか)もちろんそれもあるが、他のチームがミスをしてレースを落としていたのも大きいと思います。僕一人でチャンピオンを取れたとは思っていません。チヨ、トミタ、3人の結果だと思っています。チーム全員でとったチャンピオンです。

チームチャンピオン

GT500クラス

鈴木豊(NISMO監督)
gt-2015-pc-suzuki シーズンを迎えるにあたり、松田選手の最多勝とロニー選手の4度目のチャンピオンを目標にしていました。ロニーの4度目のチャンピオンは実現しましたが、松田選手の記録はまた来年に持ち越しです。この二つの目標の他に考えていた課題は「強いチームを作る」ことでした。我々はメーカーのワークスチームということもあって新規則が導入された去年はアドバンテージがありましたが、今年は他も追いついてきてアドバンテージがなくなると思っていました。クルマの速さだけではなくて強いチーム作りを目指してきました。今シーズンは歯車の噛み合わないレースが続いていましたがオートポリスで修正できて。昨日の予選でも苦しい状況があったんですけど「このチームならできる」という自信が3割か4割ぐらいはありました。今日はそれを実現できて、最終戦にしてやっと課題が達成できたかなと思います。
ロニーは向上心が強く、その分我々にも「もっともっと」と要求もしてくる。それに応えようと頑張った結果、今年はピットミスが全くありませんでした。ドライバーに負けないぐらいチームクルーもアスリートでした。

GT300クラス

田中哲也(GAINER監督)
gt-2015-pc-tanaka ありがとうございます。去年はドライバーズタイトルが取れませんでしたが、今年は両方取ることができました。チームオーナーをはじめ、タイヤメーカーさん、メカニック、みんなの頑張りで取れたチャンピオンです。速いとき速くないときありましたけど、開幕戦以来10号車、11号車のどちらかが毎戦表彰台を取れました。それができたのはチーム力がかなりあるということを証明できたかなと思います。理想を言えばランキング1位2位取りたかったんですけど、それはできなかったんで、来年はそれを目指して頑張っていきたいと思います。
今年タイトルが取れたのは、GT-Rが安定して早かったこと、ミスがなかったことが大きいです。ついてないな、ってのはありましたが。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ カルダレッリ/平川組 LEXUS RC Fがポール・トゥ・ウィンで今季2勝目! GT300クラスの嵯峨/中山組トヨタ プリウスも圧倒的な速さで2勝目を挙げる (TOYOTA)

 SUPER GTの今季最終戦(第8戦)がツインリンクもてぎで行われ、ウェットスタートから乾いていく難しいコンディション、途中セーフティカー導入という波乱のレースを、アンドレア・カルダレッリ/平川亮組 KeePer TOM'S RC F 37号車がポール・トゥ・ウィンで制し今季2勝目を挙げた。GT300クラスでも、ポールポジションから圧倒的な速さを見せた嵯峨宏紀/中山雄一組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、セーフティカーランでマージンを失い、順位も落とすも、後半猛烈な追い上げを見せ、ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車のアンドレア・カルダレッリ(左)と平川亮(右)

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車のアンドレア・カルダレッリ(左)と平川亮(右)

 11月14日(土)~15日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでSUPER GTの第8戦(最終戦)「MOTEGI GT 250km RACE」が開催された。

 前戦オートポリスからわずか2週間。全8戦で戦われてきた2015年のSUPER GTも最終戦を迎えた。今季のSUPER GTは6チームがタイトル獲得の可能性を残しての最終戦となった。

 LEXUS GAZOO Racingでは、今季未勝利ながら2位2回、3位1回と着実にポイントを重ねて来た立川祐路/石浦宏明組のZENT CERUMO RC F 38号車が首位と13ポイント差の3位、夏の鈴鹿1000kmを制した伊藤大輔/ジェームス・ロシター組PETRONAS TOM'S RC F 36号車が17ポイント差の6位につけ、優勝で20ポイント獲得出来る最終戦での逆転の可能性を残して今大会に臨んだ。

 今大会は全車ウェイトハンデ無しの真っ向勝負。SUPER GTの中では短い250kmで争われた。

◆予選◆

 14日(土)、予選日のもてぎは朝から雨に見舞われ、路面は完全なウェット。気温13度、路面温度15度のコンディションで、午後2時よりノックアウト方式の予選が行われた。

 ウェットという事もあり、予選Q1(15分)のセッション開始から全車コースイン。予選前までは弱くなっていた雨が、セッション開始と共に強さを増していったが、各車タイヤを温めタイムアップ。セッション中盤にはLEXUS RC Fがトップ5を占めた。

 その後、ライバルにタイムを塗り替えられるも、逆転タイトルを狙う石浦の38号車が2番手、伊藤の36号車が3番手、ヘイッキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が4番手、アンドレア・カルダレッリのKeePer TOM'S RC F 37号車は若干のミスがありながらも5番手タイム。関口雄飛のWedsSport ADVAN RC F 19号車が8番手につけ、LEXUS RC Fは5台がQ2へ進出。

 国本雄資がアタックしたENEOS SUSTINA RC F 6号車はタイムが伸びず10番手でQ1敗退となった。  予選Q2(12分)はさらに雨が強さを増す厳しいコンディションに。38号車の立川は2度にわたってコースオフを喫するなど、各車ぎりぎりでのタイムアタックを展開。

 セッション中盤以降、次々にタイムが塗り替えられていく中、37号車の平川が他車を大きく引き離すトップタイムをマーク。終盤にかけ、ライバル勢もタイムアップを図るも、平川のタイムは上回れず、37号車が開幕戦以来今季2度目となるポールポジションを獲得。

 36号車が4番手、38号車は6番手、39号車が7番手、19号車が8番手から明日の決勝に挑むこととなった。

 GT300クラスでは、朝の公式練習走行終盤にコースオフを喫し、車両にダメージを負ったTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が何とか修復を終え、Q1(15分)の残り11分を切ったあたりでコースイン。限られた周回ながら中山雄一が健闘を見せトップタイム争いを展開。2番手をコンマ6秒以上引き離す速さを見せ、暫定トップでQ2進出を果たした。

 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は20番手でQ2進出ならず。

 Q2(12分)はQ1よりも雨脚が強まり、31号車の嵯峨は一旦コースインしたものの、すぐにピットへ戻り、タイヤを交換。このタイヤ交換作戦は効を奏し、強まる雨にスピンやコースオフが多発する中、嵯峨宏紀が快走。他車を2秒近く引き離す圧倒的なタイムをマークし、今季2度目となるポールポジションを獲得した。

◆決勝◆

 15日(日)も雨が残り、朝のフリー走行もウェットコンディション。しかし、決勝レースの行われる午後には雨は止むという予報のため、路面が乾き始めていた決勝前のウォームアップランは、通常8分間のところ、18分間に延長して実施された。

 しかし、決勝レースが始まる直前、午後1時過ぎには再び雨が降り始め、全車ウェットタイヤを装着して走行開始。路面は濡れているものの雨はほぼ止み、雲の切れ間から青空が覗く、難しいコンディション下で、午後1時40分、パレードラップとフォーメーションラップに続き、決勝レース(53周)のスタートが切られた。

 まだ水煙が上がるコンディションの中、ポールポジションの37号車カルダレッリは首位をキープ。後方では、4位の36号車から6位の38号車まで3台によるバトルとなり、これを制した立川の38号車が4位で1周目を終えて戻って来た。4位に浮上した38号車は、さらにその勢いで3位の車両にも迫ると、やがて2位の車両のペースが落ちてきたこともあり、3台での2位を争いを展開した。

 10周目、6位を走行していたロシターの36号車がメインストレート上で突然スローダウン。駆動系のトラブルに見舞われ、そのままピットロード出口に車両を停めることに。逆転タイトルの可能性を残していた36号車だったが、ここでレースを終えることとなってしまった。

 ひとりのドライバーが走らなくてはならない最低周回数18周を過ぎると、ドライバー交代、タイヤ交換のために各車ピットへ。苦戦しポジションを落としていた6号車が19周目、22周目終了時には38号車、その翌周首位の37号車がピットイン。38号車はリアタイヤの交換時に若干のタイムロス。

 ライバル勢も次々にピットイン。一足先にピットインしていた38号車の石浦は、ライバルよりも温まっているタイヤの優位性を活かし、ポジションアップを狙ったが、GT300クラスの車両をかわそうとして、まだ濡れている路面に足をすくわれコースオフ。ポジションを落としてしまった。

 27周目、接触で大破した車両の部品がコース上に散らばったため、セーフティカーが導入。首位の37号車は10秒以上あった後続との差を失うことになってしまった。

 32周目、残り22周でレースは再開。この再スタート直後、前を行く周回遅れをかわそうとして、37号車の平川はライバルの先行を許すことに。2位に後退した平川は、再逆転を狙い、コーナー毎に並びかける猛追。39周目の最終コーナーでインをついて前に出たかに思われたが、アウトにはらみ、その隙を突かれて一気に4位に後退。

 しかし、平川は諦めることなく追い上げを継続。周回遅れで混み合う中、まだ濡れているラインもものともせず、縦横無尽のライン取りですぐに2位へ復帰。その勢いのまま再び首位に追いつくと、再三のプッシュを続け、43周目にはついに首位を奪還。難コンディションでの37号車平川のオーバーテイクショーが、観客を魅了した。

 セーフティカー導入でマージンがリセットされてからの後半戦は、首位と同一周回の上位7台が5秒以内の接近戦のまま推移。最後まで、気の抜けない戦いが続いたが、首位に立った37号車の平川が逃げ切り、開幕戦に続き、今季2勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。LEXUS GAZOO RacingのLEXUS RC Fは、参戦2年目のシーズンを、3勝という結果で終えた。

 逆転タイトルの可能性を残し、最後まで健闘を見せた38号車は追い上げ叶わず5位でフィニッシュ。惜しくも逆転タイトル獲得はならず、立川/石浦組はランキング4位となった。今季2勝目を挙げたカルダレッリ/平川組は5位へとランキングを挙げてシーズンを終えることとなった。

 後半、コバライネンが速さを見せた39号車が6位、6号車は9位。19号車は10位でフィニッシュし、今季全レースでのポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、ポールポジションの31号車が、ウェットの難しいコンディションながら嵯峨のドライブで快走。ライバルを1周あたり2秒上回る圧倒的な速さを見せ、15周目を終えた時点で2位に30秒以上の大差で独走した。

 しかし、25周目にセーフティカーが導入されると、このマージンが帳消しとなっただけでなく、上位グループで唯一ピットインしていなかった31号車は、ピットインでライバルの逆転を許すことに。前半の独走で、5位以下を周回遅れにしていたことと、セーフティカーランの最後の周にピットがオープンとなり、このタイミングでピットインしたことでタイムロスを最小限に抑えることが出来、首位から大きく離されることなく4位で再スタート。

 交代した中山雄一もハイブリッドパワーを活かし、追い上げを開始。5秒以上あった前走車との差をみるみるうちに詰めていき、再スタートから僅か4周で3位、その翌周には2位に浮上。39周目には首位に再浮上して見せた。

 その後は2位を引き離し、再びの独走。終盤やや詰められたものの逃げ切り、開幕戦に続く今季2勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。この結果、嵯峨/中山雄一組はドライバーズランキング3位でシーズンを終えることとなった。  60号車は17位で完走を果たした。

 LEXUS GAZOO Racing、TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。来季も応援の程よろしくお願いいたします。

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車

圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィンの今季2勝目を飾ったTOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀(右)と中山雄一(左)

圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィンの今季2勝目を飾ったTOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀(右)と中山雄一(左)


KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー  アンドレア・カルダレッリ:
 「週末を振り返って、良いレースウィークだった。全力を尽くして戦い、ポール・トゥ・ウィンは最高の気分だ。レース自体は非常に困難だった。スタートはウェットで、タイヤの選択には悩んだ。最終的に選んだハードタイヤが良い選択だった。もちろん、それでも最初は難しかったが、出来る限りプッシュした。なんとかギャップを作れば、晴れてきたので上手く行くと思っていたし、ピットインのタイミングも良かった。そのおかげで後半も上手く行ったと思う。今回勝つことが出来て嬉しい」
KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー  平川亮:
 「僕のスティントでセーフティカーが入ってしまい、彼(カルダレッリ)の作ってくれたギャップを全て失うことになってしまった。ウェットのアウトラップなども速いペースで走ることが出来ていたので、もし、セーフティカーがなければもっと楽な展開になっていたかもしれない。その後は、バトルを楽しみながらレースが出来た。シーズン中盤から終盤、結果が出ず苦しんだが、最後に優勝することがで出来て良かった。来年はミスなく行きたい」
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー  嵯峨宏紀:
 「ポール・トゥ・ウィンという結果は申し分ないが、内容的には紆余曲折あった。スタート前からドラマがあり、僕たちはやや濡れた状況でスリックで走るのを苦手としており、スタート前に雨が降らず、スリックタイヤで走ることになっていたら、ライバルに先行されてしまったと思う。あの雨が恵みの雨になった。レインタイヤのペースは我々が勝っていたのでプッシュした。 セーフティカーのタイミングが我々にとって悪く、我々以外全車ピットインを終え、かつ我々が入ろうと思っていた矢先にセーフティカーとなってしまった。その時点では混乱でどの位置に戻れるのか分かっておらず、最下位になったものと思っていた。最初のスティントの段階で4位以下を周回遅れにしていたようだ。4位でコース復帰してからは、雄一がまた頑張ってくれてスタートと同じ位置に戻って来てくれた。最後にチームとしてもドライバーとしても最良の結果で終わることが出来、嬉しい」
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー  中山雄一:
 「開幕戦に続き最終戦でもポール・トゥ・ウィンが果たせて嬉しい。僕のスティントは、セーフティカーによりピットインのタイミングを逸してしまったので、開き直って行くつもりだった。しかし、コースに戻ってみると、4位にいるぞと言われ、またトップは8秒前にいると無線が入り、そこからは落ち着いて行った。スリックタイヤのパフォーマンスは少し心配していたが、かなり路面も乾いていたので、ファステストのペースで追い上げ、トップに立つことが出来た。最後は危なげなくゴールまでクルマを運ぶことが出来、良いレースだったと思う」
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス優勝 #37KeePer TOM’S RC F

アンドレア・カルダレッリ
gt-rd8-r-pc-caldarelli もちろんいい気分です。ポールトゥウィンはやはり最高です。週末を通じてチーム全員がいい仕事をしたと思います。でもレースはハードでした。スタートはウェットでしたが、タイヤ選択をどうするかに悩みました。ハードタイヤを選びましたが結果的にはいいチョイスだったと思います。最初の2、3周でできるだけギャップを作って、太陽が見えてきたところで我慢していればトップを守れると思っていました。チームが判断したピットインのタイミングはばっちりでしたから、後半もうまくいったと思っていました。
平川亮
gt-rd8-r-pc-hirakawa セーフティーカーが入ったせいでアンドレアが作ってくれたギャップを無くしてしまいましたが、あれがなければもっと簡単な展開だったと思います。リスタートしてからはレースを楽しみました。開幕戦と最終戦を勝てましたが、中盤戦は苦労しました。来年はミスのないレースをしたいです。

GT300クラス優勝 #31TOYOTA PRIUS apr GT

嵯峨宏紀
gt-rd8-r-pc-saga 率直に嬉しいし、これ以上ない結果でした。内容はいろいろありましたけどね。ぼくらのクルマはちょい濡れのスリックが苦手なので、スタート前の雨がなければダンロップ勢やヨコハマ勢に前に行かれてたと思います。あの恵みの雨に救われました。セーフティーカーのタイミングが悪くて、僕ら以外の全車のピットストップが終わってて、ちょうど僕らがピットに入ろうとしたところでセーフティーカーで入れなくなってしまったので、ピットもドライバーもお通夜状態でした。最初は最下位だと思っていましたが、でもよく調べてみたら序盤にぶっちぎったおかげで4位以下を周回遅れにしていることがわかって、そこからは雄一が苦手なストレートで抜いてきてくれたので、チームとしても最高のレースができたかなと思います。
中山雄一
gt-rd8-r-pc-nakayama 開幕戦と最終戦で勝ててうれしいです。セーフティーカーが入ったためにいいタイミングでドライバー交代ができず、今日のレースは一からやり直しだってことで、もう開き直って行こうと思っていたら、監督から「4位にいる。トップとは8秒差だ」という無線が来ました。そこからは落ち着いていこうと思って走りました。路面がもう乾いていたので、トップタイムと同じペースで追い上げることができ、2台のベンツとCR-Zの前に出ることができたので、いいレースだったと思います。あの~、ピットに入ってくるところでピエールさんの叫びが聞こえたのが一番嫌でしたね(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:第8戦もてぎ決勝 #1モチュールGT-Rまさかの大逆転で二連覇達成!レースは#37KeePer RC Fが今季2勝目を達成

2015オートバックス スーパーGT最終戦「もてぎGT250kmレース」の決勝が11月15日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。
ウェット路面から次第に乾いていく難しいコンディションの中、コースの各所で激しいバトルが何度も展開される中、ポールポジションからスタートした#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)が接戦を制して今季2勝目を挙げた。
2位には予選12番手という苦しいスタートを強いられながらも二人のドライバーのアグレッシブなドライビングと迅速なピットワークで順位を上げてきた#1MOTUL AUTECH GT-Rが入り、見事ドライバーズタイトル2連覇を達成した。
GT300クラスもポールシッターの#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が今季2勝目を達成。セーフティーカーの導入されたタイミングとチームのピット作戦が噛み合わずに一時は順位を落としたが、見事な挽回劇を見せてくれた。
(天候:曇り コース:ウェット 観客動員数:予選日17,000人/決勝日33,000人/大会総入場者数50,000人)

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決勝レースは午後1時40分より53周で行われた。
朝から降り続いた雨は止み、各チームスリックタイヤを装着してダミーグリッドへ並んだが、スタート進行の最中に再び雨が降ったため、グリッド上で急遽浅溝タイヤに履き替えてのスタートとなった。

ホールショットを奪ったのは#37KeePer RC F。2番手に#64エプソンNSX、3番手に#100レイブリックNSXとここまではスターティンググリッドどおり。
しかしその後方では#36ペトロナスRC F、#12カルソニックGT-R、#38ZENT RC Fの3台が1周目のバックストレートで3台併走状態のバトルを展開、#38ZENTが4位、#12カルソニックが5位、#36ペトロナスが6位でホームストレートに戻ってきた。12番手スタ-トとなった#1モチュールGT-Rはこの時点で9位に浮上していた。

1号車のスタートを担当したロニー・クインタレッリはその後も積極的に前を走るクルマに挑みかかり、6周目には#24D’station GT-Rを、8周目には#19ウェッズスポーツRC Fを抜き去って7位に浮上。

すると11周目に#36ペトロナスRC Fが制御系のトラブルによりスローダウン、そのままホームストレートにクルマを止めてレースを終えたため、7位以下の順位が一つずつ繰り上がり、#1モチュールは6位に浮上した。ドライバーズタイトルを争う#12カルソニックGT-Rはすぐ目の前だ。

すでにこの頃にはレコードラインが乾き始めており、浅溝タイヤでスタートした各チームは規定周回数の3分の1が過ぎた19周目に#6エネオスRC Fがピットインしたのを皮切りに、次々にドライバー交代とスリックタイヤへの交換を行った。
上位陣では5位の#38ZENTが21周目、トップの#37KeePerと3位の#100レイブリックNSXが23周目にピットイン。
そしてポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rは24周目にピットイン。他の上位陣が40秒前後の作業時間でピットアウトして行ったのに対し、チームインパルのメカニックは36秒という迅速さで安田裕信をコースへ送り出した。
ところが25周目にピットに飛び込んだ#1モチュールGT-Rの作業時間はなんと33秒。このメカニックの頑張りも後押しして、1号車は#100レイブリックNSXの前でピットアウトすることに成功した。100号車の後方には12号車も迫ってきた。

するとここでメインポストからSCのボードが提示された。
2コーナーと3コーナーの間でピットアウトしてきた#46S Road GT-RがGT300クラスの#9PACIFICマクラーレンと接触し、この際に破損したリヤカウルがコース上に散乱したためだった。

これに足元をすくわれたのがスタートから2位を走行していた#64エプソンNSXだ。
ピットタイミングを引き延ばす作戦が仇になり、SC中のピットオープンで漸くドライバー交代を終えた時には隊列の最後尾に後退する羽目に。更には後半を担当した中嶋大祐が3コーナーで飛び出すという散々な内容で結局このレースを1周遅れの13位で終えることになった。
ナカジマレーシングにとっては一年を通じてツキに見放されたシーズンだった。

セーフティーカーは31周めにピットへ。
32周めからリスタートとなったが、ここでトップの#37平川が周回遅れの#24D7station GT-Rを駆る佐々木大樹に行く手を塞がれ、濡れた路面に乗って1コーナーでオーバーラン、この隙に#1松田がトップに立った。
しかし#37平川も諦めずに食い下がり、38周めのV字コーナーで松田が周回遅れに詰まったところですかさずインに飛び込んだ。
これに対して松田も一歩も引くことなく、両者は併走状態でヘアピンへ。ここでは松田が押さえ込み、逆に平川はこの周の最終コーナーでアウトに膨らんだところを#100レイブリックNSXの伊沢、#12カルソニックGT-Rの安田にもかわされて一時4位に後退してしまった。

だが平川は続く39周目の3コーナーで#12安田を、続いて5コーナーでは#100伊沢を躊躇なく抜き返して再び2位に。
そして43周目のV字で再び#1松田のインに飛び込んでトップを奪い返すと、その後も僅差でおいすがる#1松田、#100伊沢、#12安田の4台を従えて53周のレースを走りきり、開幕戦岡山に続く今季2勝目を挙げた。
2位には#1モチュールGT-R。ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rが4位に終わったため、見事逆転でドライバーズタイトルとチームタイトルを獲得した。
3位には#100レイブリックNSXが入り、ドライバーズランキング3位で2015シーズンを終えた。

GT300クラスは、ポールポジションの#31プリウスが序盤から後続を一気に突き放すが、前述のセーフティーカーランの導入時点で彼らもピットストップを終えていなかったため、#64エプソンNSXと同様に順位を落とす羽目に陥った。
しかしこの時点で31号車は4位以下を周回遅れにしていたため、ピット作業を終えてもなお順位はトップと同一周回の4位にとどまり、そのギャップも8秒と再逆転可能な範囲。

これで発奮した#31中山はリスタート後の33周目に今シーズンで参戦を終了する#55ARTA CR-Zを抜き去って3位に浮上すると、34周めには#11ゲイナーSLSも捉えて2位に、そして39周めの5コーナーではトップを快走する#0初音ミクSLSの谷口信輝を大胆にアウトから抜き去ってトップを奪い返すと、その後も全くペースを緩めず50周を走破、37号車と同様開幕戦岡山以来の今季2勝目をものにした。
2位は#0初音ミクSLS、3位には#11ゲイナーSLSが入った。

熱戦の連続だったスーパーGTの2015シーズンはこのレースを以て終了。
2016シーズンは4月9-10日に岡山国際サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
137アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS531:43'10.687
21松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI530.591
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS531.389
412安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS531.630
538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS533.112
639平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS534.375
715小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS5340.490
817塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS531'33.028
96大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS531'39.104
1019脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH521Lap
118松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS521Lap
1224佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH521Lap
1364中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL512Laps
---- 以上規定周回数(70% - 37Laps)完走 ----
-46本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI2528Laps
-36伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1043Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 脇阪寿一(WedsSport ADVAN RC F) 1'41.384 (36/52) 170.49km/h

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/15) Final Race 1 Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
131嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS501:44'47.407
20谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH500.976
311平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL491Lap
455高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS491Lap
565黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH491Lap
610アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL491Lap
7*88織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH491Lap
821リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH491Lap
97ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH491Lap
1077横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH491Lap
1161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL491Lap
1225土屋 武士
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH491Lap
132高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH482Laps
1433坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH482Laps
1551新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH14482Laps
1687青木 孝行
佐藤 公哉
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH482Laps
1760飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH482Laps
1830小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH482Laps
19111植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH482Laps
2047井上 恵一
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH473Laps
215玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH473Laps
2250加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH473Laps
23360吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH455Laps
24*22和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2437Laps
25*48高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3713Laps
---- 以上規定周回数(70% - 35Laps)完走 ----
-*9白坂 卓也
阪口 良平
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2228Laps
-3星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH050Laps
-*20中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH4050Laps
  • Fastest Lap: CarNo.31 中山雄一(TOYOTA PRIUS apr GT) 1'49.434 (37/50) 157.95km/h
  • CarNo.88に対し、競技結果表No.8に基づくドライビングスルーペナルティを執行した。
  • CarNo.20(井出有治)は、S-GT SpR 第27条 1.b. (接触行為) により、ドライビングスルーペナルティを科すも、リタイアのため執行を留保した。
  • CarNo.48は、S-GT SpR 第30条-1.3)ピット作業遵守事項違反(給油中のインパクトレンチ使用)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.22(城内政樹)は、S-GT SpR 付則-3 SC運用手順違反.16 により、ペナルティストップ90秒を科した。
  • CarNo.9(阪口良平)は、S-GT SpR 付則-3 SC運用手順違反.16 により、ペナルティストップ90秒を科すも、リタイアのため執行を留保した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦決勝 死闘を制したのは#11牧野。しかし怒涛の追い上げをみせた#36坪井が2015チャンピオンを獲得!!

勝つしかなかった#11牧野任祐。
勝つことしか考えてなかった#36坪井翔。

FIA-F4選手権第14戦決勝が11月15日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。
昨日に続いてのあいにくのウェットコンディションでの戦いを制したのはポールポジションの#11牧野任祐(Rnスポーツ)。しかし9番グリッドから怒涛の追い上げを見せた#36坪井翔(トムス)が2位に入ったため、2015年度のドライバーズタイトルは坪井が手にすることとなった。

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第14戦決勝は午前10時05分より12周で行われた。
路面はウェットだったが、雨はすでに上がっていたため周回を重ねるごとに路面が乾いていく状況。これがレース展開に大いに影響を及ぼすこととなった。

1コーナーにトップで飛び込んだのは2番手スタートの#14根本悠生(KCMG)。
しかしポールシッターの#11牧野が2コーナーの立ち上がりでアウトから根本を押さえつけ、トップを奪い返す。
根本は続く3コーナーでアウトにはらんだところを#7大津弘樹(HFDP)に突かれるが、すぐに抜き返して2位で牧野を追う。
その後方では9番グリッドからロケットスタートを決めた#36坪井が凄まじい勢いで追い上げを開始していた。
最初の1コーナーこそ勢い余ってオーバーランしてしまった坪井だったが、そこから至る所で前を走るクルマにバトルを挑み、オープニングラップを4位で戻ってきた。
3位の#7大津はすぐ目の前だ。

#36坪井は2周めのV字で#7大津のインに飛び込み、3位に浮上すると、3周目、4周目と立て続けにファアステストラップを更新、一気に#14根本の背後に迫る。
5周を終わって根本との差は0.4秒。トップの#11牧野はそこから更に4秒のリードを築き上げていた。

S字、V字、ヘアピンと、微妙にラインを変えて根本の隙を窺っていた坪井が動いたのは8周目。
だんだんインにつけなくなってきていた根本にS字の一つ目でインから並びかけ、そのまま並走状態に持ち込んでV字コーナー手前で前に出た。
抜かれた根本も続くヘアピンでインに飛び込んで挽回を試みるが、立ち上がりで根本が抜き返し、2位でコントロールラインに戻ってきた。
この時点での#11牧野との差はなんと3.7秒。
根本との熾烈なバトルを展開しながらなおもトップとの差は詰まっていた。

雨が降ると読んでスタートでニュータイヤを選択した#11牧野は、路面コンディションが回復するにつれて次第に苦しい走りを強いられるようになっていたのだ。
背後にはユーズドタイヤでスタートした#36坪井がどんどん迫ってきた。

たとえ牧野が優勝しても、3位以内に入りさえすればシリーズタイトルは坪井のものになる。
しかし坪井は勝つことしか考えていなかったといい、その通りに牧野を追い上げにかかっていた。
その差は9周目を終えて2.8秒。10周目には最終コーナーで牧野が周回遅れ煮詰まってしまい、一気にその差が1.5秒に。ファイナルラップを迎えた時には0.6秒と完全にテール・トゥ・ノーズの状態に。

そして最後のヘアピンで坪井が動いた。
ブレーキを遅らせてインに飛び込む坪井。一歩も引かない牧野。両者は並んだままバックストレートへ。じわじわと寄せてくる牧野に対して坪井はラインを変えてアウトから90度コーナーでブレーキ勝負を挑むが、ここは牧野が制した。
続く最終コーナーにはまさかのスピン車両が。これをかわしつつも最後のストレートで懸命に追いすがる坪井。
しかし最初にフィニッシュラインを超えたのは牧野だった。坪井はわずかコンマ2秒届かず。
しかし悔し涙を流したのは今季6勝目を挙げた牧野。
敗れた坪井は年間ポイントでは牧野の追撃を振り切り、FIA-F4の最初のチャンピオンという栄冠を勝ち取った。

開幕から最終戦まで若者たちの激しいバトルが至る所で繰り広げられたFIA-F4の最初のシーズンはこうして幕を閉じた。
2016年シーズンは4月9-10日に岡山国際サーキットで開幕する。

優勝 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
最低限連続優勝しなければならなかったんですけど。それはできたけど最終的にチャンピオン取れなかったんで。僕は新品タイヤで出て行ったので、雨が降らなければ後半きつくなるかなと思っていたんですが。
シーズン前半はまだみんながクルマに慣れていない状態で、そこでは良かったんですけど、みんなが仕上がってきてからは厳しくなりました。最後の2戦も雨じゃなかったらきつかったと思います。その中で自分がやらなければならないことをやりましたけど、チャンピオン取れなかったんで悔しいです。
2位 #36坪井翔の(トムス)コメント
昨日もそうでしたがスタートして1、2周で前に行けないと厳しいと思っていたので、とにかくタイヤをあっためて、序盤から一気に行きました。オートポリスから今回まで、全部のレースでスタートで2台ぐらい抜いているんで今回もそのおかげかなと思います。
シーズン序盤は牧野選手にリードされてて、結構ポイントも離れてて、正直厳しかったんですけど、途中で6連勝飾ってポイントリーダーになって「あ、これでいける」って自信はあったんですが、オートポリスで決めきれなくて。で、もてぎも「晴れだったらいける」と思っていたら雨になってしまって。予選も9番、9番と追い上げるのも厳しい中でスタートして昨日は5番までしかなれず、今日3位以内じゃないとチャンピオンになれないってことですごくプレッシャーはあったんですけど、それでも「絶対勝つ」って気持ちで今日は臨んで、最後まで諦めないで走りました。最後優勝はできなかったけど、良かったと思います。守りのレースだけは絶対したくないと思ってました。
3位 #14根本悠生(KCMG)のコメント
コンディションにタイヤが合わなくて、自分がそれに合わせきれなくて、負けました。曲がらないってのもそうだし、それも全部タイヤのチョイスミスでした。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦もてぎ決勝結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/15) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
Rn-SPORTS
DL1226'29.708
236坪井 翔FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL120.208
314根本 悠生GUNZE F110 KCMG
KCMG
DL124.569
48上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL125.456
588川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL129.807
64河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
RS FINE
DL1212.954
73阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL1213.726
850山田 真之亮B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1214.361
99石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1226.886
1052番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
埼玉トヨペットGreenBrave
DL1234.400
1137小高 一斗FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1234.997
1210⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1235.234
135平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
RS FINE
DL1235.606
1470天野 翼Leprix Sport F110
leprix sport
DL1236.124
1566橋本 陸Skill Speed
Skill Speed
DL1236.495
1627ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL1239.599
1751三笠 雄一B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1245.024
1863グスタボ・ミャサバVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1250.209
1917永井 宏明ナインレーシング
ARN RACING
DL1251.784
2089清原 亮太SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1253.042
2144山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL121'13.273
2219篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL121'16.681
2321朝日 ターボヴァンガード TAKAGI RACING
RSS
DL121'26.156
247大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL121'33.110
2539加藤 潤平miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL121'51.915
2620小山 美姫miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL121'53.073
2722宮田 莉朋RSS TAKAGI RACING
RSS
DL111Lap
2824中原 英貴Team Braille MARS F110
ユ)マーズレーシングファクトリー
DL111Lap
2981佐々木 祐一ふたご&仙台DayDream
NRS
DL111Lap
3055畑 亨志F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL111Lap
3138田島 剛タジマレーシング
GARAGE CHABATAKE
DL102Laps
3223YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL102Laps
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-75手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL48Laps
-62里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
Le Beausset Motorsports
DL48Laps
-45山崎 洋輔ふたごNRS with Buzz
Buzz International
DL012Laps
-2久保田 克昭Hanashima Racing F110
HANASHIMA RACING
DL012Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 2'10.474 (10/12) 132.48km/h
  • CarNo.62は、FIA-F4 SpR 第15条1.1)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.62は、FIA-F4 SpR 第15条11.1)により、最終競技結果に対し45秒を加算した。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行 トップは#100レイブリックNSX。ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rは3番手につける

2015スーパーGT最終戦「もてぎGT250kmレース」のフリー走行が11月15日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。
この日も予選日に続いてあいにくの雨模様となったが、#100RAIBRIG NSX CONCEPT GT(山本尚貴/伊沢拓也組)が終了間際に1’49.114を記録してトップに。
GT300クラスもポールシッターの#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が最後に1’57.363を記録してトップだった。

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決勝日のツインリンクもてぎは昨日に続いて朝から雨の降り続く完全なウェットコンディション。午前9時からの30分間のフリー走行もウェットタイヤを装着しての走行となった。
開始早々から好調ぶりをみせたのはポールシッターの#37KeePer RC F。開始から15分が経過したところでアンドレア・カルダレッリが1’49.968でトップに立つ。
そこからしばらくは37号車がタイミングモニターの最上位に位置していたが、残り時間が5分を切ってからNSX勢が相次いでペースを上げ、#17ケーヒンNSXが1’50.034で2番手に浮上すると、#100レイブリックNSXが伊沢のドライブで1’49.993m1’49.114とタイムを刻んでトップに浮上。すると#38ZENT RC Fも1’49.676、ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rも1’49.744とタイムを上げ、結局37号車は4位でフリー走行を終えることになった。

GT300クラスは序盤から#31プリウスが終始トップ。
終盤になって#0初音ミクSLSが一時トップに立つが、31号車再びタイムを上げて1’57.363を記録。今週末の全セッションでトップという圧倒的な内容で午後の決勝に臨むことになった。

しかし午後の決勝は現時点の予報では曇りとなっており、全く異なるコンディションでの走行になることが予想され、どのような結果が待っているのかは全く予測のつかない状況だ。
決勝レースは午後1時40分より53周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/15) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
1100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'49.114--158.412
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.676 0.562 0.562157.600
312安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'49.744 0.630 0.068157.503
437アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.968 0.854 0.224157.182
517塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'50.026 0.912 0.058157.099
68松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'50.048 0.934 0.022157.068
764中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'50.192 1.078 0.144156.862
815小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'50.215 1.101 0.023156.830
91松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'50.747 1.633 0.532156.076
106大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'50.925 1.811 0.178155.826
1119脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'51.053 1.939 0.128155.646
1224佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'51.591 2.477 0.538154.896
1346本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'54.568 5.454 2.977150.871

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/15) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
131嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'57.363--147.278
20谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'57.587 0.224 0.224146.997
311平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'57.997 0.634 0.410146.486
433坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'58.820 1.457 0.823145.472
565黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'59.171 1.808 0.351145.043
688織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'59.191 1.828 0.020145.019
72高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.302 1.939 0.111144.884
821リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'59.538 2.175 0.236144.598
97ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'59.561 2.198 0.023144.570
103星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.604 2.241 0.043144.518
1110アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'59.658 2.295 0.054144.453
1287青木 孝行
佐藤 公哉
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'59.955 2.592 0.297144.095
1377横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.005 2.642 0.050144.035
1461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2'00.057 2.694 0.052143.973
1525土屋 武士
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH2'00.311 2.948 0.254143.669
16360吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.360 2.997 0.049143.611
1720中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH42'00.790 3.427 0.430143.099
1848高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.865 3.502 0.075143.011
1955高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS2'01.245 3.882 0.380142.562
209白坂 卓也
阪口 良平
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'01.299 3.936 0.054142.499
2150加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.711 4.348 0.412142.016
2222和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'01.751 4.388 0.040141.970
23111植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.805 4.442 0.054141.907
2451新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH142'01.885 4.522 0.080141.814
2530小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'02.140 4.777 0.255141.518
2660飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2'02.353 4.990 0.213141.271
2747井上 恵一
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'03.190 5.827 0.837140.311
285玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'06.110 8.747 2.920137.063

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

GT500クラス #37KeePer TOM’S RC F

アンドレア・カルダレッリ
gt-rd8-q-pc-caldarelli もちろんいい気分です。今年最初の予選と最後の予選でポールポジションを取れたことを嬉しく思っています。Q1は5位でしたが僕らのタイヤストラテジーを考えれば出来うる限りの結果だったと思います。最後のセクターでコンマ3秒ほどロスしたと思いますが、クルマのフィーリングは良かったので、 Q2には自信があったし、実際その通りになりました。クルマは朝の走行からすごく速かったです。いい1日でした。
平川亮
gt-rd8-q-pc-hirakawa Q2は公式練習やQ1とコンディションが違って雨量が多かったので、一番柔らかいタイヤを選択しました。それでもアウトラップから雨が多くて、計測1周でタイヤを暖めたんですけど、グリップが良くなくて、タイヤが働いてないな、って感じでアタックが心配でしたが、2周めは滑る中で一生懸命走ったらいいタイムが出ました。クルマも良かったですし、Q2に向けてアンドレアがいい選択をしてくれたと思います。

GT300クラス #31TOYOTA PRIUS apr GT

嵯峨宏紀
gt-rd8-q-pc-saga Q1と同じタイヤで出て行ったらアウトラップの1-2コーナーを回った時点でもう「ヤバいな」と思ったので、無線で柔らかいタイヤを用意してもらうようお願いしてピットに入りました。アタック2周目に雨がまた強くなったので、しっかりアタックする前に終わってしまったなという感じです。そういう中でもうまくタイヤを暖めることができてポールを取れたので嬉しいです。今日は朝の走行から全部のセッションでトップが取れてるので、明日も自信があります。
中山雄一
gt-rd8-q-pc-nakayama Q1は天候が安定していて一番いいフィーリングでアタックできました。朝の公式練習も良かったので、Q1を通るのは確実だなと思っていたので、落ち着いてアタックできました。でも朝の走行の最後にコースアウトしてしまって、修復に時間がかかってしまい、Q1に出て行くのが遅れたので、タイヤが暖まるか心配でしたが、それでもQ2に向けていいタイムが出せました。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 #1モチュールGT-RまさかのQ1落ちで連覇に黄信号!!ポールポジションは#37KeePer RC F

2015オートバックス スーパーGT最終戦「もてぎGT250km」の公式予選が11月14日、ツインリンクもてぎで行われ、#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)が開幕戦岡山に続いて今季2度目のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が公式練習に続いてトップタイムを記録、見事ポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
雨脚はさらに強まり、スピンやコースアウトの続出する難しい走行となった。

予選Q1

GT500クラスは開始早々から#64エプソンNSXのベルトラン・バゲットが好タイムを連発、これに#38ZENT RC Fの石浦宏明、#39デンソーRC Fのヘイッキ・コバライネンらが食いさがる展開となり、最終的に1’47.740を叩き出したバゲットがトップとなった。
2位に#38石浦、3位に#36伊藤大輔がつけ、ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rの安田裕信も5番手でQ2進出を果たした。
ところがシリーズ2位の#1モチュールGT-Rは松田次生が最後まで懸命のアタックを繰り返したものの、1’49.757で12番手と厳しい結果に終わってしまった。

GT300クラスは#31プリウスの中山雄一が1’56.223でトップ、今シーズンを持って参戦を終了する#55ARTA CR-Zが2番手とハイブリッドカーが1-2、3番手にチャンピオンの#10ゲイナーGT-Rのアンドレ・クートがつけた。

予選Q2

gt-rd8-q-37

gt-rd8-q-64

gt-rd8-q-100

gt-rd8-q-31

gt-rd8-q-11

gt-rd8-q-0

GT500クラスはさらに強まる雨脚の影響からセッションが進めば進むほどコンディションは悪化するものと思われたため、いつものようにガレージで待機するものはなく、コースオープンと同時に8台が一斉にタイムアタックを開始した。
そうした状況もあってタイムはQ1以上に伸び悩み、1分50秒を切ることすら難しい状況となったが、そんな中、平川がドライブする#37KeePer RC Fが終了4分前に1’49.738を記録。一躍トップに躍り出る。
すると公式練習から好調ぶりを見せている#64エプソンNSXも猛然とアタックを開始、中嶋大祐がセクター1、セクター2と立て続けに区間ベストを叩き出すが、タイムは1’49.863と僅かに及ばず、#37号車が開幕戦岡山以来のポールポジションを獲得することになった。
3番手にはシリーズ6番手の#100レイブリックNSXがつけ、同5位の#36ペトロナスRC Fが4番手、ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rが5番手に続き、優勝争い以上に熾烈なチャンピオン争いがスタートから繰り広げられそうな状況になってきている。

GT300クラスはここまで公式練習、予選Q1とトップできている#31プリウスがトップ。
開始直後にソフトコンパウンドに履き替えた嵯峨の好判断がピタリとあたり、見事ポールポジションを獲得して見せた。
一方、Q1で2位につけた#55ARTA CR-Zは対照的に小林崇志が最終コーナーで何度もスピンアウトを喫し、Q2最下位の13番手で予選を終えることに。
代わって2番手には#11ゲイナーSLSがつけ、#0初音ミクSLSが3番手から明日の決勝に臨むこととなった。

第8戦決勝は明日午後1時40分より53周で行われる。
果たして2015年のGT500チャンピオンに輝くのはどのドライバーなのか、全く予断を許さない状況だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13戦もてぎ決勝 復調#11牧野が待望の5勝目!タイトル争いは最終戦決着に

FIA-F4選手権第13戦の決勝レースが11月14日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。
朝から降り続く雨のため、終始ウェットコンディションでの戦いとなったが、シリーズランキング2位の#11牧野任祐(Rnスポーツ)がスタートでトップに立ち、そのまま逃げ切って今季5勝目を挙げた。
これにより2015年のドライバーズタイトルの決着は明日の第14戦に持ち越しとなった。
ポールシッターの#14根本悠生(KCMG)はシーズン最高位の2位、#3阪口晴南(SUTEKINA RACING TEAM)が3位で初表彰台を獲得した。

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第13戦決勝は午後1時10分より12周で行われた。
路面は公式予選に続いてウェットだったが、雨はやや小康状態に。
これを見てとった予選2番手の#11牧野は山の削れたユーズドのウェットを選択。
その効果もあってか見事なスタートを決めてトップで1コーナーへ入っていった。#14根本は2番手に後退。3番手には#3阪口。以下#7大津弘樹(HFDP)、#88川端伸太朗(サクシード)と続いてポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)が6位に上がってきた。

ところがその後方で#52番場琢(埼玉トヨペットGreen Brave)がエンジンストール、これに#39加藤潤平(サード)が突っ込むクラッシュが発生、2周目にセーフティーカーが導入されることになった。ドライバーは双方とも無事だった。

レースは3周目からリスタート。
#11牧野はトップで1コーナーを制し、#14根本が2番手。

その後方では#3阪口、#7大津、#88川端、#36坪井らが接近戦を展開。
川端が4周めのS字でアウトから大津をにパスして4位に浮上すると、その後も#36坪井、#8上村優太(HFDP)に立て続けに大津に襲いかかり、大津は結局8位でレースを終えることに。
ポイントリーダーの坪井も懸命に#88川端に食らいつくが、あと一歩及ばず、このレースを5位で終えた。
こうしたバトルにお陰もあってか16歳の#3阪口はレース中盤以降3位単独走行となり、第7戦鈴鹿でのデビュー以来8戦目にして初の表彰台を獲得した。

一方トップの牧野はその後も#14根本に付け入る隙を与えずに12周を走りきり、8月の第5戦富士以来8戦ぶりの勝利を挙げた。
これによりシリーズポイントは坪井が190pt、牧野は182ptと8ポイント差に縮まった。
明日の決勝で牧野が勝ち、坪井が4位以下に終われば牧野が逆転でチャンピオンを獲得することになる。
スターティンググリッドから考えてもそれは不可能な話ではなくなってきた。

第14戦決勝は明日の朝10時05分より12周で行われる。

優勝 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
fiaf4-rd13-r-makino スタートがポイントだったと思います。その後のペースは悪くなかったんですが、スタートの時点で雨が少なかったのを考えてユーズドで出て行ったので後半タイヤがきつかったですね。明日はポールからスタートできるので、しっかり自分のやるべきことをやって頑張りたいと思います。
2位 #14根本悠生(KCMG)のコメント
今までの最高位が5位とかそんなものだったので、表彰台に上がれたのは良かったと思います。今年1年見ても大きな結果ですが悔しさはあります。明日の決勝は全く逆のポジションからのスタートですが、スタートをしっかり決めれば勝てると思います。このコースは雨になるとイン側のグリッドが滑るんですよ。練習のときから分かっていたんですが、合わせ切れなくて。ただその後のペースは僕の方が良かったので「いけるかな」と思ったんですが、向こうもアジャストしてきましたし、天候の変化もあり、負けちゃいました。
3位 #3阪口晴南(SUTEKINA RACING)のコメント
スタートが肝心でした。ちょっと悪かったんですけど順位を落とすことなく1コーナーに入れました。でも後ろを警戒するあまり立ち上がりで抜かれてしまいました。でもSC入る前にはぬき返せたので、そこは良かったかなと。SC明けてから川端選手を引き離して前を追いかけていたんですけど、序盤無理したせいもあって後半それが祟って厳しかったです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
137アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'48.5011'49.738
264中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'47.7401'49.863
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'48.6551'49.981
436伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'48.3491'50.023
512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'48.6511'50.256
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'48.0411'50.317
739平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'48.4321'51.653
819脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'48.6911'53.263
917塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'49.416
106大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.533
1124佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'49.616
121松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'49.757
1346本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'49.761
148松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'49.984
1515小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'51.097
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
131嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'56.2232'00.602
211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'57.8532'02.566
30谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'58.1932'02.752
425土屋 武士
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'58.8952'03.205
588織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'57.9742'03.309
633坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'59.2052'03.794
761井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'58.2712'04.302
810アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'57.4692'05.277
977横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH1'58.6562'05.777
1065黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'59.0412'06.341
1121リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'58.7212'06.662
125玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH1'58.5002'08.328
1355高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS1'56.9052'10.089
147ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'59.239
153星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.348
1620中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'59.542
1787青木 孝行
佐藤 公哉
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'59.577
1851新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH141'59.894
19360吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.699
2060飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2'00.954
2122和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'01.037
2250加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.135
2348高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.154
24111植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.235
2547井上 恵一
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'02.247
269白坂 卓也
阪口 良平
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'02.327
272高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH2'02.674
2830小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'02.724
---- 以上基準タイム予選通過 ----

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 雨の走行で#64エプソンNSXが絶好調!トップタイムを記録。GT300は#31プリウスがトップ

2015スーパーGT最終戦「もてぎGT250kmレース」の公式練習が11月14日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#64EPSON NSX CONCEPT GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)、GT300クラスは#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がトップタイムを記録した。

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公式練習は午前8時40分より1時間45分の予定で開始された。
朝からの雨で路面はウェット。ウェット宣言とライトオンの指示が出される中での走行となった。

最終戦を迎えてGT500クラスは6台にチャンピオンの可能性が残っている。
ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rは開始20分で1’49.027を記録してトップに立つが、その後他のチームもタイムアップしてきて、終わってみればこのセッションは9位。
しかしトップとのタイム差は1.2秒であり、コンディション次第で予選上位も狙える状況だ。
ランキング2位の#1モチュールGT-Rも終盤の専有走行でトップタイムを争い、結局1’46.908で2番手につける。
その1号車とトップ争いを展開したのが#64エプソンNSXだった。
ここまでしばしば一発の速さを見せつけながら今一つ結果の残せていない64号車だったが、このセッションでは開始早々から常に上位につけ、最後の専有走行では中嶋大祐のドライブで1’46.631を叩き出し、トップで走行を終えている。
3番手にはランキング3位の#38ZENT RC Fがつけ、こちらも逆転王座に向けて滑り出した好調だ。

一方、すでにタイトルの決着したGT300クラスは中盤から#31aprプリウス、#55ARTA CR-ZとJAF-GTのハイブリッドカー2台が速さを見せつけていたが、最後の最後に平峰一貴の駆る#88マネパランボルギーニGT3が2番手に食い込んできた。
一方前戦オートポリスでアンドレ・クートがドライバーズタイトルを獲得した#10ゲイナーGT-Rはこのセッション19位に終わっている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Knock Out Q2 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
137平川 亮KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.738--157.511
264中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'49.863 0.125 0.125157.332
3100伊沢 拓也RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'49.981 0.243 0.118157.163
436ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'50.023 0.285 0.042157.103
512ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'50.256 0.518 0.233156.771
638立川 祐路ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'50.317 0.579 0.061156.685
739平手 晃平DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'51.653 1.915 1.336154.810
819脇阪 寿一WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'53.263 3.525 1.610152.609

■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Knock Out Q2 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
131嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS2'00.602--143.322
211平中 克幸GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL2'02.566 1.964 1.964141.026
30片岡 龍也グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'02.752 2.150 0.186140.812
425土屋 武士VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH2'03.205 2.603 0.453140.294
588平峰 一貴マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'03.309 2.707 0.104140.176
633山下 健太Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH2'03.794 3.192 0.485139.627
761井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2'04.302 3.700 0.508139.056
810千代 勝正GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL2'05.277 4.675 0.975137.974
977峰尾 恭輔ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'05.777 5.175 0.500137.425
1065黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'06.341 5.739 0.564136.812
1121リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH2'06.662 6.060 0.321136.465
125玉中 哲二マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'08.328 7.726 1.666134.694
1355小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS2'10.089 9.487 1.761132.870

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13戦もてぎ決勝結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
Rn-SPORTS
DL1228'26.221
214根本 悠生GUNZE F110 KCMG
KCMG
DL122.191
33阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL125.663
488川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL127.105
536坪井 翔FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL127.758
650山田 真之亮B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL129.595
78上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1212.965
87大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1215.524
94河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
RS FINE
DL1218.530
1019篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1219.474
119石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1220.192
1262里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
Le Beausset Motorsports
DL1230.836
1344山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1240.328
1422宮田 莉朋RSS TAKAGI RACING
RSS
DL1242.785
1510⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1247.903
1637小高 一斗FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1248.766
1770天野 翼Leprix Sport F110
leprix sport
DL1252.200
1845山崎 洋輔ふたごNRS with Buzz
Buzz International
DL1253.259
1975手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL1258.671
2055畑 亨志F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL121'27.431
2117永井 宏明ナインレーシング
ARN RACING
DL121'31.343
2238田島 剛タジマレーシング
GARAGE CHABATAKE
DL121'44.063
2321朝日 ターボヴァンガード TAKAGI RACING
RSS
DL121'55.234
2481佐々木 祐一ふたご&仙台DayDream
NRS
DL121'57.552
25*27ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL122'33.296
2620小山 美姫miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL111Lap
2724中原 英貴Team Braille MARS F110
ユ)マーズレーシングファクトリー
DL111Lap
2823YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL111Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-2久保田 克昭Hanashima Racing F110
HANASHIMA RACING
DL84Laps
-51三笠 雄一B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL57Laps
-89清原 亮太SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL39Laps
-52番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
埼玉トヨペットGreenBrave
DL012Laps
-63グスタボ・ミャサバVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL012Laps
-5平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
RS FINE
DL012Laps
-66橋本 陸Skill Speed
Skill Speed
DL012Laps
-39加藤 潤平miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL012Laps
  • Fastest Lap: CarNo.8 上村優太(HDFP/SFS-F/コチラレーシング) 2'10.692 (12/12) 132.26km/h
  • CarNo.27は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC中のスピン)により、最終競技結果に対し、ペナルティーストップ20秒相当を含む65秒加算の罰則を科した。

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