- GT500クラス #1松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)
- 「レース前から12号車、36号車との戦いになるだろうと予想はしていました。最初のロニーのスティントでは後続がなかなか離れませんでしたが、ミスさえしなければトップは守れるだろうと思っていました。自分のときにもう少しマージンを築いてロニー選手に渡したかったのですが、4~5秒は広げることができたので及第点と思います。とにかくドライバーにもチームにもミスがなかったことが勝因です。今シーズン僕は通算最多勝がかかっているので、最多チャンピオンがかかっているロニーと、それぞれが力になれるようにしたいですね」
- GT500クラス #1ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)
- 「スタート後の満タン状態では後続を抑えるのがやっとでしたが、セーフティカー後、リスタートの頃にはマシンも軽くなってバランスが非常に良くなりました。レース終盤はこの軽い状態で走ることになるので、イケルだろうと思っていました。最後のピットイン後のアウトラップは、コールドタイヤでギリギリまで攻めました。その結果、12号車の前に出ることができました。今シーズンは松田選手とお互いの目標のために力を尽くしたいと思います」
- GT300クラス #10アンドレ・クート(GAINER TANAX GT-R)
- 「新チームでの記念すべき初勝利で本当に幸せな1日、パーフェクトな1日でした。3人のチームワーク、応援、サポートしてくださった皆さんのおかげです。チームからの指示もありましたが、タイヤにトラブルを抱えるマシンが多かったので注意して走りました。最後にコース上に落ちていた他車の破片がフロントに刺さるような形になりましたが、かえってダウンフォースが増えて走りやすくなりました(笑)」
- GT300クラス #10千代勝正(GAINER TANAX GT-R)
- 「GTRのワンツー、ゲイナーチームも2台とも表彰台という結果でとても良かったです。チームの作戦も完璧でしたし、タイヤとのマッチングも最高でした。3号車が速いのはわかっていましたので、その存在はレース前から脅威でした。次回のタイラウンドはグランパン耐久シリーズと重なっていて欠場になりますが、夏場のレースに向けてさらにクルマを仕上げていきたいと思います」
- GT300クラス #10富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R)
- 「高いレベルのチーム、高いレベルのドライバーと参戦することができて感謝しています。初めてとなるGTRとダンロップタイヤの組み合わせでの結果ですので、その分優勝の価値も高いと感じています。今回はドライブする機会はありませんでしたが、自分が乗る機会があれば、2人が仕上げてくれたクルマをさらに良いものにして、表彰台に上りたいと思います」
Photo: Yoshinori OHNISHI