SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス公式予選 ノックアウトを完全制覇した石浦宏明が今季3度目のPP

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は12日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でノックアウト方式の公式予選を行い、Q3で1分26秒633を記録した石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がポールポジションを獲得した。

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 午後になると、ときおり太陽も顔を出すようになり気温も上がり気味となる。午後2時40分、ノックアウト方式のQ1が20分間で始まった。

 各車、ウォームアップを行ったのち残り7分あたりで再びコースイン。2周のウオームアップでアタックを行うのが標準的な戦略だが、一番最後にコースインしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1周のウォームアップでタイムアタック。1分27秒691でトップに立つ。

 その後、各車2周のウオームアップでアタックを行うとトップに出たのは1分27秒284で石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。2位に平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が付け、ロッテラーは3位に落ちた。

 ノックアウトされたのはベルトラン・バゲット、小暮卓史、ナレイン・カーティケヤン、ウィリアム・ブラー、中山雄一の5人となった。

 10分のインターバルで7分間のQ2が始まる。

 ここでもやはりトップに出たのはさらに1分27秒082までタイムを縮めた石浦。2位には1周のウォームアップでタイムを出してきたロッテラーが付け、3位に中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が続く。

 ジェームス・ロシター、インパルの2人、中嶋大祐、伊沢拓也がQ2で消えた。

 10分のインターバルで7分間、8名で争われたQ3では、石浦が1分26秒633とさらにタイムを短縮。ただ一人26秒台に入れ、ノックアウト予選を完全制覇、ポールポジションを確定した。2位には小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がジャンプアップ。3位には中嶋一貴が上がってきた。

 4位にはロッテラー、5位に塚越広大(REAL RACING)、6位に平川、7位に国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、8位に野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いた。

 決勝レースは明日13日、午後3時より54周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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