SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行1回目 中嶋一貴が僅差でトップタイム

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は12日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でフリー走行1回目を行い、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分28秒280でトップタイムを記録した。

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 阿蘇の外輪山、外側の中腹に位置するオートポリスは早朝より曇り。午前10時より、1時間15分間でフリー走行が行われた。

 最初にトップに立ったのは1分30秒001で山本尚貴(TEAM無限)。その後、開始15分前に石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がストップしたため赤旗が提示される。

 再開後、30分過ぎにはジェームス・ロシター(KONDO RACING)1分29秒173でトップに立つが、40分過ぎには1分28秒909を出した野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が逆転。

 残り25分でアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分28秒721、残り10分で小暮卓史(DRAGO CORSE)が1分28秒667、残り5分で再スタートを切った石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分28秒446とトップが目まぐるしく代わる。

 ここで最後に1分28秒280をたたき出した中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップに浮上。フリー走行を切り上げた。

 2位にはナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が飛び込み、3位には野尻と、ダンディライアン勢が2-3。4位にはポイントリーダーの石浦、5位にはアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL )が、6位には伊沢拓也(REAL RACING)が付けている。

 トップから14位の平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)までが1秒差でひしめき、この後のノックアウト予選では熾烈な争いが予想される。

 その公式予選は本日12日、午後2時40分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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