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SF:第1回公式合同テスト鈴鹿 アンドレ・ロッテラーがトップタイム、ホンダ勢も拮抗

 日本レースプロモーションは9~10日の両日、今シーズン最初の第1回公式合同テストを鈴鹿サーキットで行った。連日午前、午後2セッションずつの予定だったが、9日の午後のみウェットで、残りの3セッションはドライコンディションの走行となった。

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 各ドライバー、セッション毎にタイムを上げ、最終日午後4回目の走行でベストタイムをマークしたが、燃料流量が昨年の100kg/hから95kg/hに絞られたため、コースレコードを上回るタイムは出なかった。

 そんな中、セッション4でトップタイムをマークしたので1分37秒157でアンドレ・ロッテラー(トムス)。このタイムを更新すべく山本尚貴(無限)が最後にアタックをかけたが、赤旗で逆転はならず、1分37秒206で2位。3位にはホンダ陣営に移籍してきたナレイン・カーティケアン(ダンディライアン)が入った。

 昨年スポット参戦の活躍で注目され、今季のシートを手に入れたアンドレア・カルダレッリ(インパル)が4位。5位には塚越広大(リアル)が付け、6位に石浦宏明(セルモ・インギング)と続いた。

 昨年、不振を囲ったホンダエンジン勢が躍進。トヨタエンジン勢と拮抗する結果となり、今年の争いは昨年に増し激しくなりそうだ。

 第1戦は4月18日に予選、19日に決勝レースがここ鈴鹿サーキットで行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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