SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 250km経過時点のトップは#100レイブリックNSX

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スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝が8月30日、午後0時30分にスタート。
レース距離の4分の1に当たる44周を消化した時点では#100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)がトップを走行している。
GT300クラスはこの時点で40周を消化しており、最初のピットストップの後で#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一/佐々木孝太組)がトップに浮上した。

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朝から一旦落ち着いてきた雨は、スーパーGTのスタート進行が始まると再びポツポツと路面を濡らし始めた。
このため参加全車が浅溝か深溝のウェットタイヤを装着してローリングに出て行くことになった。ホールショット奪ったのは#1モチュールGT-Rだったが、3番手スタートの#64エプソンNSXのペースが群を抜いており、1コーナーで2番手スタートの#38ZENT RC Fを捉えて2位に浮上すると、その周のデグナー一つ目で早くも1号車を抜き去ってトップに躍り出る。
スタートドライバーは1号車がロニー・クインタレッリ、38号車は石浦宏明、64号車はベルトラン・バゲットだ。
そのまま一気に後続を突き放しにかかった#64バゲットだったが、6周目の1コーナーでコースオフ、ここで2位#1クインタレッリとの差が一気に縮まる。
するとその後方からは凄まじい勢いで#15ドラゴモデューロNSXが追い上げを開始、スタートドライバーの小暮卓史は他よりも2秒も速いハイペースで6周目に#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、7周目のバックストレートで#38石浦、8周目の逆バンクでは#1クインタレッリを大外から抜き去ると、そのままの勢いでヘアピン立ち上がりで周回遅れにつまった#64バゲットをも抜き去って一気にトップに躍り出た。

そのバゲットはこの辺りからがくんとペースが落ち、10周目の立体交差下で#1クインタレッリの先行を許すと、その後も#36#36ペトロナスRC Fのジェームス・ロシター、#100レイブリックNSXの山本らに次々と抜かれて順位を落としていく。
反対に#100山本は13周目のバックストレートで#36ロシターを捉えて3位に浮上すると、18周終わりのホームストレートで#1クインタレッリを捉えて2位に浮上した。

その後15号車は30周目、100号車は31周目にピットイン。
ここで100号車が15号車の前でコースに復帰する格好になり、44周を消化した時点でもレースをリードし続けている。
2位には33周目のシケインで#15ターベイを捉えた#36ペトロナスRC Fの伊藤大輔がつけている。

GT300クラスはポールシッターの#2ロータスが序盤トップを快走していたが、35周目に最初のピットストップを終えたところで#31プリウスに追いつかれ、36周目のヘアピン先でトップを明け渡してしまった。この時点でのドライバーは2号車が濱口弘、31号車は中山雄一だった。
その後#2濱口は39周目の1コーナーで#61BRZの山内英輝にも抜かれ、3位で走行を続けている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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