GTアソシエイション(GTA)が8月30日に鈴鹿サーキットで行った定例会見では今シーズンから始まったFIA-F4のスカラシップについても言及、現在各メーカーやチームと具体策について調整中であることを明らかにした。
その中でネックになっているのが限定Aライセンスでツーリングカーのドライブができないという点。このため、普通免許の取得年齢に達していなくてもF3にはステップアップできるが、GT300への出走は現行制度では許可されない。
GTAではこの点を緩和してもらえるよう現在陳情を行っており、この結果を待ってスカラシップ制度
の詳細を明らかにするという。
またスカラシップ生の受け入れ先についても、現在所属しているメーカーに囚われることなく、速いドライバーを公平に選抜するといい、各メーカーとも調整しながら全日本F3のCクラスやNクラスでの出走機会を斡旋していくとのこと。
また坂東代表の腹案としてGT500マシンのテストドライブなども考えているとのことだ。