GTアソシエイション(GTA)は8月30日、スーパーGT第5戦の開催されている鈴鹿サーキットで今回も定例会見を開催。坂東正明GTA代表が現在取り組んでいる様々な事柄の進捗状況について説明した。
その中で現在ITRと進めている車両規則の統一と交流戦の実施状況については、すでにITRチェアマンのハンス・ヴェルナー・アウフレヒト氏とは2017年11月に富士スピードウェイ、2018年のシーズン開幕前(2月または3月)にヨーロッパで交流戦を開催するということで口頭では合意しており、富士にはDTM側から各メーカー4台ずつ、ヨーロッパにはGT500クラス全車が参加するという方向で進めているとのこと。これについては日本のメーカーの合意も取り付けている。
車両規則もテクニカルワーキンググループでダンフォース値やコーナリングスピード、或いはクランクシャフトやオイルパンのサイズなどといった細かい部分の詰めを行っている段階とのことだ。
詳細については今年の12月にも何かしらの発表ができるという。
Photo: Yoshinori OHNISHI