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SGT:第2戦富士フリー走行 GT500は#1モチュールGT-R、GT300は#31プリウスといずれもポールシッターがトップタイム

スーパーGT第2戦富士の決勝前フリー走行はGT500が#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)、GT300クラスが#31TOYOTA PRIUS apr GT(佐々木孝太/中山雄一/嵯峨宏紀組)といずれもポールシッターがトップタイムを記録、決勝に向けて仕上がりの良さを改めてアピールした。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイは昨日に引き続き好天に恵まれ、朝早くから多数の観客が詰めかける中、午前9時より30分間のフリー走行が開始された。

予選でフロントローを独占した#1モチュール、#12カルソニックのGT-R勢はここでも好調で、開始10分で12号車が1’30.021を記録してトップに躍り出ると、1号車もセッション終盤に1’29.377を叩き出す。
しかし#36ペトロナスRC Fも終盤1’29.972までタイムを縮め、2台に割って入ってきた。
また4番手には#8ARTA NSXが入るなど、フリー走行に関しては3メーカー拮抗している状況だ。
しかし前回優勝の#37KeePer RC Fは15位とここでも振るわず。連続しての上位入賞は難しいかもしれない。

GT300クラスは開始10分で佐々木孝太の駆る#31プリウスが1’38.571でトップに立つと、その後も順調にペースを上げて1’38.065までタイムを縮めてここでも速さを見せつけた。
しかしコンマ2秒差で#3B-MAX NDDP GT-R、コンマ6秒差で#10ゲイナーTANAX GT-RとFIA-GT3勢が迫っており、こちらは接戦になりそうだ。
しかし予選11番手の#88マネパランボルギーニGT3は2コーナー立ち上がりで何度もストップ、再スタートを繰り返しており、決勝への影響が懸念される。
また#9PACIFICマクラーレンwith μ'sがセッション中に右リヤまわりから出火し、マーシャルにピットレーンで消し止められる一幕もあった。

第2戦決勝はこのあと午後2時15分より110周で行われる。
今回も恒例の警察車両によるパレードラインが予定されており、パトカー6台、白バイ6台が西部警察よろしく隊列を組んでGTマシンを先導する予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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