SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行1回目 トップタイムは#19オリベイラ

全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第4戦のフリー走行1回めが8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がトップタイム。
ポイントリーダーの#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)は2番手につけた。

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スーパーフォーミュラの2015シーズンもここからいよいよ後半戦。
ホンダ、トヨタ双方ともに新エンジンをもてぎに持ち込んできた。
なお、今回の燃料流量は第2戦岡山と同じ90kg/hとされ、95kg/hで行われた第1戦鈴鹿、第3戦富士に比べて若干のパワーダウンとなっている。

またただでさえブレーキに負荷のかかりやすいコースレイアウトであることに加え、例年猛暑の中で行われる8月のもてぎ戦だが、公式予選日は曇天の下で開幕、気温も28℃前後で推移するものと予想されており、熱対策という点においては多少楽になっていると思われる。

こうした条件が勢力分布にどのような影響を及ぼすのか。
注目の中、午前8時30分より60分間のフリー走行が行われた。

ここで好調ぶりを見せたのは#19オリベイラだ。
開始から12分で1’34.133を記録してトップに立つと、その3周後には1’33.976までタイムを縮めてこのセッションをトップで終えた。
この時点での2番手には#1中嶋一貴(トムス)が1’34.126でつけていたが、残り時間12分で#2アンドレ・ロッテラー(トムス)が1’34.105を記録、さらにチェッカー提示直後にはポイントリーダーの#38石浦が1’34.070を叩き出して2位に食い込んできた。
ホンダ勢のトップは#40野尻智紀(ダンデライアン)で4位だった。

なお、#18中山雄一(KCMG)はステアリングシャフトの破損によりノータイムに終わっている。

第4戦の公式予選は午後1時15分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum



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